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◆心とくちびる

2014年09月18日 07時26分59秒 | 聖書

わが子よ。もし、あなたの心に知恵があれば、
私の心も喜び、
あなたのくちびるが正しいことを語るなら、
私の心はおどる。                      (箴言二三15―16)

「心とくちびる」のことが言われています。人の心とくちびるは、時々、いいえ多くの場合、裏切り合うものではないでしょうか。「遊女は客にほれたと言い、客は来もせでまた来ると言う。」こんな浪花節の文句ではありませんが、心の中に、愛も真実も信頼もないのに、口先では、さも愛と真実があるように語る。――ここに、人の偽りがあります。天の父である神は、このような人とその偽善に対して、最も悲しい思いをされるのです。
しかし、一方では、心の中で神を求め、愛を求め、罪のゆるしを求め、永遠のいのちを求め、真実の生きる目的を求めていながら、口ではどうでもいいようなことを言う人が、世の中にたくさんいるのです。変なところで変なみえを張っている、偽悪者・照れ屋です。
昔路傍で説教していた時、新円切り替え時代の虎の子の十円札を取り出して、欲しい人にあげますと大勢の前で言ったことがあります、ところが、だれも、「下さい」と言って手を出す人はいませんでした。しばらくして、小学校五年生ぐらいの男の子が、人垣を分けて前に出てきました。「おじさん。おくれ」とさし出されたかわいい手に、私はその十円札をにぎらせました。惜しい気はしました。しかし私は、神の前に心と口を一つにして、愛・いのち・ゆるしを神からいただく姿を語りたかったのです。
パウロは言いました。「人は心に信じて義と認められ、口で告白して救われるのです」(ローマ一〇10)。
神の愛を心で深く求めるなら、それを口で告白して、手をさし出しなさい。心で深く神の愛を信じたなら、照れないで、口で告白してごらんなさい。――人生はすっきりしてきます。そのことを神が喜び、力を与えてくださいます。

 


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