座間コミニティー

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

◆人のことばを聞く

2012年05月07日 06時05分48秒 | 聖書

愚か者は自分の道を正しいと思う。
しかし知恵のある者は忠告を聞き入れる。(箴言一二15)

これは、洋の東西を問わず、昔も今もいわれてきた真理ではないでしょうか。他人の忠告を聞き入れることは、地位や立場が高くなるとなかなか大変なことです。痛いことを言われると、怒ったり、だまりこんだり、挫折感に沈んだり、忠告してくれた人を離れてしまったりすることも起こりがちです。私たちは、口ではもちろんそう言わず、心でも認めないものですが、「自分が正しい」と思いこみやすいものです。
私の身近に、とても気がつき、世話をやく、また、それだけの実力のある頭の切れる人がいました。しかしその人は、どうしても「自分が正しい」という態度から抜けられません。ですから、いつもヒステリーを起こし、結局は、人に敬遠されていました。そういう姿からも反省させられます。
聖書は、「義人はいない。ひとりもいない」(ローマ三10)とはっきり言っています。神殿へ行って、「神よ。私はほかの人々のようにゆする者、不正な者、姦淫する者ではなく、ことにこの取税人のようではないことを、感謝します。私は週に二度断食し、自分の受けるものはみな、その十分の一をささげております」(ルカ一八11―12)と祈ったパリサイ人がいました。キリストは、その人のことを悲しまれ、きらわれ、「自分を高くする者は低くされる」と言われました。
神が自分を見てくださるとおりを受け入れている人こそ、人の忠告を受け入れられる人ではないでしょうか。上からすべてのものを公平に見ていてくださり、しかも、この私を愛し、この私の最善を計画していてくださる造り主なる神がいらっしゃいます。神のことばである聖書に照らして神を知ると同時に自分自身を知る時、人の忠告を受け入れつつ、柔軟で賢い平和をつくり出す生き方をすることができると思うのです。

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。