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育鵬社版 藤沢市教委が採択

2011年07月29日 11時16分54秒 | 教科書
神奈川初 委員から強い異議も

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 神奈川県藤沢市教育委員会(小澤一成委員長)は28日、2012年度から市立中学生に使われる、侵略戦争賛美、憲法敵視の育鵬社版の歴史と公民の教科書を採択しました。同社の採択は県内で初めてです。

 態度保留の教育長を除く委員4人中3人が歴史と公民で育鵬社を推薦。公民に育鵬社を推薦した委員は、「一部教科書には権利という言葉が偏重され、義務という言葉が尊重されていないものが散見された」と述べました。

 これに対し委員の一人は「戦争が日本にもたらした功績を強調するあまり、戦争の悲惨さや反省がおざなりにされていると捉えかねられない記述がある」と話し、「子どもたちに戦争はいかなることがあっても許されないと明確に示し続けることが市教委の役割」と育鵬社の歴史教科書に異議を唱えました。

 同委員は「藤沢市の先生が誰一人として希望していない教科書を採択することに、懸念を抱かざるを得ない」と強調しました。

 この日の委員会は、定員80人に約150人が傍聴を希望。市民団体「みんなの教育・ふじさわネット」の人たちは「現場の声とかけ離れた採択で許せない」「新しい運動のスタートにしていこう」と語りました。



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