レイキャビク西街ひとり日誌 (Blog from Iceland)

北の小さな島国アイスランドはレイキャビクの西街からの、男独りブログです。

クルマ 放置プレー

2013-08-15 05:00:00 | 日記
誰でも生活をする以上は、自分が興味を持っていない分野のものにもかかずリ合わねばなりません。

(のっけから余談ですがこの「関わる」という意味での「かかずりあう」という言葉の使用は「かかずらう(係う)」の誤用とオンライン辞書では言っています。「かかずらう」の意味は「~する傾向がある」とのこと。そうなんだ?)

私の場合、それは車です。車は毎日使いますが全く積極的な興味の対象ではありません。かといってボロボロの車で構わない、というほどの無頓着でもありません。一応ちゃんとした車に乗ってる、というフリをしたいわけで。

今年の冬の車検でブレーキパッドが減っているから替えた方がいい、と指摘されました。「勧め」だったので夏までダラダラ先延ばししましたが、やはりブレーキに関わることとなると気にせずはいられません。先日、ついに交換にいってきました。

すると修理屋のお兄さんが「もうディスクも摩耗してるから替えた方がいい」とのたまいます。「どうぞ、どうぞ、替えてください」積極的な知識がないというのはこういう時弱いですね。突っ込まれると言いなりになってしまいます。

占めて66.000クローネなり。予想外の出費で今月アタマの税金の還付金がほぼ消えました。トホッ...(*_*) ボーナスみたいで喜んでたのに。

私の車は紺色のカローラで、経済恐慌の前に買ったので新車で200万という、かなり良い買い物でした。実際にいい車なのです。カローラ程度の車に乗ってると「庶民派」のイメージアップにも役立ちます。

買ったのは2006年で、この夏にカーローンを支払い終えて100%私のものになりました。が、ブレーキパッドの繋がりでフと気がつくと、そういえばバッテリーも替えてないし、クーラントも替えてない。そろそろ替え時か?と心配の種がゾロゾロ。

チェックしなければと思いながらも、勝手がわからずマニュアルを取り出して勉強しなくてはなりません。こういう点、日本ならガススタンドへ入れば頼まなくて勝手に色々チェックしてくれてありがたいですよねえ。こちらの人は相当なことまで自分でやります。酪農農家国家の名残りと思いますが。

そのように基本的「車放置プレー」屋のワタシなのですが、最後に洗車したのはもう何年前のことか...とはっきり覚えていません。火山灰が降った時に仕方なく水洗いだけしたのは記憶にあります。三、四年前ですね。

一年に一度は洗車場で洗ってもらった方がいいわよ、と知人の邦人女性に言われました。なんでも車体の下にこびりつく塩を洗い流してくれるから、とのこと。なるほど、海が近いから確かに。

「車はとても従順。だからこそ運転に気をつけるように」と免許取り立ての頃父親に言われたのを覚えています。確かに従順ですよね。むしろある程度文句を言ってくれる方が、ワタシのような無知な放置主義者にはありがたいかもです。

「オイル交換してくれ」「左後輪のタイヤの圧が減ってるんだけど」「ボディ下の塩を取らないと錆びるぞ」...とか。そういえば「しゃべる自動車」って昔あったな。「ドアを閉めてください」とか。ああそうだ、今でも「バックします」は結構一般的ですよね。これは外に向かってだけど。

もう一捻りして「無知な放置者」用ソフトを開発してもらいたいものです。m(_ _)m


応援します、若い力。Meet Iceland


藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori アット gmail.com

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