選挙があったのは十月の末でしたので、すでに一ヶ月半が過ぎています。ですが、いまだ新政権は発足していません。形も見えていません。その間、前政権が「実務処理内閣」として肩代わりしているわけです。
が、これだけ長い間これで済んでしまっていると、新政権なんか要らないのではないか?とさえ思えてきてしまいます。もしかしたら、やり直し選挙、なんていうことも実際の可能性として出てきたようです。
でも今回は政治ではありません。
今年もあと二週間を残すのみとなり、2016年を総括したり振り返ったりする特集がメディアのあちこちで見られるのは、アイスランドでも日本でも同じことかと思います。
先の木曜日のフリェッタブラージズ紙に、特集というほどではありませんが、今年アイスランドでどんな言葉が最も検索されたかを紹介する記事が出ていましたので、そこから少しご紹介してみたいと思います。
記事では「2016年、これらをアイスランド人は検索した」と題されていますが、観光スポットやレストランもかなり含まれているので、おそらく観光客も含めて「アイスランドで」検索した、というのが本当ではないかと考えます。
資料の出元はご多分に漏れずGooogleです。以前こちらのGoogle関連に勤めていた友人が言っていましたが「誰が何を検索したかまで全部分かる」そうです。コワッ!
記事では検索で「人気のあった言葉」と「検索数がアップした言葉」のふたつの測り方で紹介していますが、「人気のあった言葉」(つまり頻繁さの高い言葉)はIcelandとかRetaurantとか漠然としたジャンル言葉が多いので面白くありません。
「検索数がアップした言葉」の方が「時の言葉」性が高いのでそちらを見てみたいと思います。
まず年間を通して時の言葉率が高かったのはPiratarでこれは「海賊」という名前の政党です。年間を通して高い支持率を保ったのですが、特に選挙前の十月には非常な頻度で検索されています。
四月から六月にかけての断然の時の言葉はGudni Th. Johannessonでこれは新大統領です。選挙戦の間によく検索されたということですね。
十一月にはトランプ一家のメンバーが頻繁に検索されています。トランプ氏本人はもちろんですが、奥さんや娘さんの名前なども時の言葉となっていたようです。
その他にはWintrisとかBruneggというような言葉が一時期、時の言葉となっています。Wintrisはグンロイグル前首相夫妻が持っていたオフショア会社で、パナマ文書関連です。
Bruneggは「茶色の卵」の意味ですが、その名の通り茶色い卵を生産販売していた会社なのですが、鶏の衛生管理がとてもずさんであったことが表明かし問題となりました。

以上の言葉がいつ時の言葉化したかを示すグラフ
さて、以上の言葉は当たり前のものばかりで、面白くありません。今度はジャンル別にどのようなものが時の言葉となったかを見てみましょう。
食べ物ではUgly Pizzaという言葉が挙がっています。ピザ屋さんなのですが、私は知りませんでした。オースラリアとかでも同じ名前のピザ屋があるようですが、世界的チェーン?すみません、いかにワタシが時代についていっていないかです。(^-^;
あとはSausage Party。そういうタイトルの映画もあったようですが、ここではドミノピザのメニューの中のひとつです。これも映画にあやかったのかも。日本のドミノのメニューも覗いてみましたが、特にこのメニューは内容ですね。こっちで勝手に考えたのかな?
エンタメ関係では、まずAlon Can。これも全然知らなーい! 調べたら1999年生まれのヒップポップシンガーで、今アイスランドで売り出している最中のようです。
次にStranger Thingsというアメリカのテレビのシリーズドラマ。これもまったく知りませんでした。子供が神隠しになってしまうというミステリーホラー系のお話しのようです。子供のお母さん役がウィノナ·ライダー。「ニューヨークの秋」でリチャード·ギアの相手役をつとめたかわいい女優さんですが、もう四十代半ばなそうな...
それからPokemon Go。言わずもがな。こちらでも流行ってますよ〜。教会はすべからずバトル場として設定されているようです。
残念ながらPIKO TAROさんは入っていませんでした。
スポーツ関係は圧倒的にEuro 2016とかEM2016。夏のサッカー欧州選手権でのアイスランドの活躍がありましたからね。これも納得です。
というわけで、はっきり言ってなんのビックリもありませんでした。ニュースの話題になったトピックの関連事項が、そのまま時の言葉になっているだけのことです。まあ、当たり前か?
ビックリしたのは、むしろ、あらためてワタシが時代についていていないことを知らされたことでした。
ちなみに、ワタシが今年最もGoogleしたのはどんな関連かなあ?と考えてみると、おそらく和洋を問わず女優さんの名前ではないかと思います。ネットでドラマとか見ていて、ちょっと魅力的な女優さんが出てくると「誰だ?」とかならずGoogleします。
日本の女優さんとか、そうしなければもうわからないですからね。アメリカのテレビでも、気になって調べてみると違う番組出ていた時にすでに検索していた、なんていうことがよくあってこれはこれで面白いものです。やっぱり気に入るタイプというものはあるものですねエ。(*^^*)
応援します、若い力。Meet Iceland
藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com
Home Page: www.toma.is
が、これだけ長い間これで済んでしまっていると、新政権なんか要らないのではないか?とさえ思えてきてしまいます。もしかしたら、やり直し選挙、なんていうことも実際の可能性として出てきたようです。
でも今回は政治ではありません。
今年もあと二週間を残すのみとなり、2016年を総括したり振り返ったりする特集がメディアのあちこちで見られるのは、アイスランドでも日本でも同じことかと思います。
先の木曜日のフリェッタブラージズ紙に、特集というほどではありませんが、今年アイスランドでどんな言葉が最も検索されたかを紹介する記事が出ていましたので、そこから少しご紹介してみたいと思います。
記事では「2016年、これらをアイスランド人は検索した」と題されていますが、観光スポットやレストランもかなり含まれているので、おそらく観光客も含めて「アイスランドで」検索した、というのが本当ではないかと考えます。
資料の出元はご多分に漏れずGooogleです。以前こちらのGoogle関連に勤めていた友人が言っていましたが「誰が何を検索したかまで全部分かる」そうです。コワッ!
記事では検索で「人気のあった言葉」と「検索数がアップした言葉」のふたつの測り方で紹介していますが、「人気のあった言葉」(つまり頻繁さの高い言葉)はIcelandとかRetaurantとか漠然としたジャンル言葉が多いので面白くありません。
「検索数がアップした言葉」の方が「時の言葉」性が高いのでそちらを見てみたいと思います。
まず年間を通して時の言葉率が高かったのはPiratarでこれは「海賊」という名前の政党です。年間を通して高い支持率を保ったのですが、特に選挙前の十月には非常な頻度で検索されています。
四月から六月にかけての断然の時の言葉はGudni Th. Johannessonでこれは新大統領です。選挙戦の間によく検索されたということですね。
十一月にはトランプ一家のメンバーが頻繁に検索されています。トランプ氏本人はもちろんですが、奥さんや娘さんの名前なども時の言葉となっていたようです。
その他にはWintrisとかBruneggというような言葉が一時期、時の言葉となっています。Wintrisはグンロイグル前首相夫妻が持っていたオフショア会社で、パナマ文書関連です。
Bruneggは「茶色の卵」の意味ですが、その名の通り茶色い卵を生産販売していた会社なのですが、鶏の衛生管理がとてもずさんであったことが表明かし問題となりました。

以上の言葉がいつ時の言葉化したかを示すグラフ
さて、以上の言葉は当たり前のものばかりで、面白くありません。今度はジャンル別にどのようなものが時の言葉となったかを見てみましょう。
食べ物ではUgly Pizzaという言葉が挙がっています。ピザ屋さんなのですが、私は知りませんでした。オースラリアとかでも同じ名前のピザ屋があるようですが、世界的チェーン?すみません、いかにワタシが時代についていっていないかです。(^-^;
あとはSausage Party。そういうタイトルの映画もあったようですが、ここではドミノピザのメニューの中のひとつです。これも映画にあやかったのかも。日本のドミノのメニューも覗いてみましたが、特にこのメニューは内容ですね。こっちで勝手に考えたのかな?
エンタメ関係では、まずAlon Can。これも全然知らなーい! 調べたら1999年生まれのヒップポップシンガーで、今アイスランドで売り出している最中のようです。
次にStranger Thingsというアメリカのテレビのシリーズドラマ。これもまったく知りませんでした。子供が神隠しになってしまうというミステリーホラー系のお話しのようです。子供のお母さん役がウィノナ·ライダー。「ニューヨークの秋」でリチャード·ギアの相手役をつとめたかわいい女優さんですが、もう四十代半ばなそうな...
それからPokemon Go。言わずもがな。こちらでも流行ってますよ〜。教会はすべからずバトル場として設定されているようです。
残念ながらPIKO TAROさんは入っていませんでした。
スポーツ関係は圧倒的にEuro 2016とかEM2016。夏のサッカー欧州選手権でのアイスランドの活躍がありましたからね。これも納得です。
というわけで、はっきり言ってなんのビックリもありませんでした。ニュースの話題になったトピックの関連事項が、そのまま時の言葉になっているだけのことです。まあ、当たり前か?
ビックリしたのは、むしろ、あらためてワタシが時代についていていないことを知らされたことでした。
ちなみに、ワタシが今年最もGoogleしたのはどんな関連かなあ?と考えてみると、おそらく和洋を問わず女優さんの名前ではないかと思います。ネットでドラマとか見ていて、ちょっと魅力的な女優さんが出てくると「誰だ?」とかならずGoogleします。
日本の女優さんとか、そうしなければもうわからないですからね。アメリカのテレビでも、気になって調べてみると違う番組出ていた時にすでに検索していた、なんていうことがよくあってこれはこれで面白いものです。やっぱり気に入るタイプというものはあるものですねエ。(*^^*)
応援します、若い力。Meet Iceland
藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com
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