プロレス
今も新日本プロレスは1月4日前後に東京ドームでやってるのかな。
昔はよく行ったもんだねえ。Kyo-chanと。
まあ、子供の頃からプロレスは好きでして・・・と言うか、小学生の頃なんて
今ほど選択肢が豊富じゃないから、男の子はプロレスとか野球とか特撮物のTVとか
夢中になるものはほぼ限られちゃう。国民的アイドルがいたし、誰もが歌を歌えたし。
猪木VSモハメッド・アリなんて日本国民中が全員見るもんだと思ってたよ(笑)。
さすがに力道山はリアルタイムで知らないけど、猪木が独立したあたりから覚えてる感じ
かねえ。国際プロレス軍団なんかとやったりして。
やっぱり外国人(ヒール)対日本人(ベビーフェイス)って図式だよね。
中学生あたりからブッチャーとかシン、シーク、ハンセン、ブロディ、ファンク兄弟・・・etc
とかだっけかな?もっと前からいたか。
女子プロもあってね。マッハ文朱あたりから人気出たよね。ビューティペア、クラッシュ
ギャルズ、極悪同盟、北斗晶とかブル中野、キューティとか風間ルミなんてのもいたね・・・。
全日本女子は前座にミゼットプロレスってのやるんだ。小人のプロレス。
TVでは放送できないけどね。今じゃダメだよね。色々うるさい。
ブロディやハンセンが暴れていた頃も好きだったけど、一番好きになった選手は、
長州力でねえ。1983年頃かなあ。もう大人だったけど(笑)。
イマイチ人気が出ないし、藤波みたいにベビーフェイスでもないし、手足が長く
筋肉質ってわけでもないし、飛んだり跳ねたり出来なそうだし、どうもパっとしなかった
んだけど、ある試合中に、藤波、猪木と組んで、相手はブッチャー組みだったと思うけど、
6メンタッグマッチ中に、藤波とケンカはじめちゃって・・・。そっから急に注目あびて、
まあ、有名な「俺はお前のかませ犬じゃない」って発言が出てくるんだけど、まあ、
かっこよかったね。髪伸ばしてたし(笑)。
名勝負数え歌って言われた試合があって、藤波とね、何回かやるんだけど、藤波の
顔を手で押さえつけてのフォールはすさまじかったな。藤波の”掟破りの逆サソリ”も
どうかと思うけどさ(笑)。あ、古館アナウンサーが言った言葉なんだけどね、
サソリ固めってのが長州の得意技で、それを先に藤波がやっちゃったんだよね。
当時はその選手の代名詞と言える技は他の選手はやっちゃいけないって暗黙の
ルールがあったの。ウエスタン・ラリアットはスタンハンセンしかやっちゃいけないんだ。
それを無視しての、藤波のサソリ固めだったんで、掟破りの逆サソリ、ね。
ま、後になって、長州もリキラリアットとか言ってハンセンのトレードマークをやっちゃう
わけだけど(笑)。
プロレスって”強さ”が絶対のステータスなのは当然なんだけど、試合内容とか人間的
魅力とかも大きいんだよね。”勝ってもつまらない試合”ばかりの選手はやはり人気が
出ないしね。芸能に少し似てるよね。ま、定義が”相手の攻撃を受けながら、尚且つ
自分が勝つ”って言う矛盾した要素があるから難しいんだけどさ。
ヤラセとかなんとか言ってはいけない(笑)。そりゃあれだけ期待させた北尾には、
お金を積んでもバンバンビガロに負けさせるでしょ。
だから誰々が一番強い・・・って話も所詮、定義がプロレスだからねえ。
ケンカじゃないからねえ。ましてやガチの格闘技でもないし。
ナチュラルにと言うか、総合的に(?)見て、長州力もパワーファイトで強かったけど、
それだったら多分、ジャンボ鶴田の方が上だっただろうなあ。前田日明だって、
プロレスじゃなくて、遠慮なく蹴っていいですよって試合だったら(笑)、相当
強いよねえ。プロレスやらせるからいけないんだ(笑)。
高田はそこそこじゃないかねえ。もともとジュニアヘビーだし。凄い上から目線。
いいの、単なる一般市民だから(笑)。
北尾は俺、結構強いと思ったよ。プロレスはヘタだったけど、ナチュラルにあの身体の
大きさ、力の強さで、ベイダーに身体で負けていなかったんだよなあ。
高田に負けちゃったけど(笑)。
あと、武藤だなあ。あの人は勝とうと思えばいつでも勝てるんじゃないかと思うくらい
センスがいいと思ったなあ。勝負に汚いし(笑)。これ結構大事よね。相手の足攻めると
動きが止まるから試合としては面白くないんだけど、確実に勝算は上がる気がする。
猪木もやはり別格だったと思うよ。そりゃ社長だから、後半は勝たせてもらってただろうけど、
異種格闘技戦とか、結構危険な試合や賭けをやってきているから、凄みと言うかオーラと
言うか覚悟みたいなものが全身からにじみ出ていて、そういう雰囲気も大事なんじゃない
かねえ。やっぱり芸能人と似ているよね。
でもブロディやハンセン、ブッチャー、シンなんかの時代と比べると長州世代なんかは少し
小粒っぽいよね。健介や馳も小さいし、闘魂三銃士でさえもそんなに大きくない。
シンやハンセンと身体で互角だったのは世界の荒鷲、坂口征二くらいじゃない?(笑)。
あとは鶴田か。
それにしても俺たち世代がサーベルを渡されたら、とりあえず咥えるよね(笑)。
んで、デンデ・デンデ・デンって3連符で首振るよね(笑)。誰かと肩組んで歩き出すよね。
石橋か(笑)。
ああいう見世物小屋っぽい怪しいのがなんか心惹かれるんだよねえ。
芸能も一緒(笑)。演出しないと。ステージ衣装くらい着て欲しいもんだ。
たくさん凄い試合があったと思うけど、なんか随分忘れちゃったなあ。
テリーの腕にフォークがぶっささった試合とか、ハンセンとアンドレの試合とか、
はたまた前田とアンドレのTV放映が中止になったヤバかった試合とか、タイガー
マスク対ダイナマイトキッドとか猪木が失神した試合とか、全日本対新日本の
ハンセンとベイダーの試合とか・・・・走馬灯のごとく蘇ってくる。いや、まだ死なないよ。
90年代の全日本女子も好きでね。色々行ったけど、オールスター戦の北斗晶対神取忍の
試合が凄かった。フィニッシュが凄かった。例えばこれが、ノーザンライト・ボムとか、トペ
コンヒーロとか足四の字とか、腕ひしぎ逆十時とかだったら、まあ想定内なんだけど、
一発の右ストレートで決まっちゃったのは凄みがあったなあ。
普通決まっちゃいけないフィニッシュだもんね。あんな地味な終わり方はプロレスの
教科書ではNGだからねえ。あれは凄かった。場内が一瞬凍りついたあと、ドっと沸いたね。
ああ、本当にグロッキーなんだあって思った。
今は新日本をたまにTVで見るけど、さすがに興味はない・・・。
好きな選手はいるよ。中邑 真輔とか棚橋とか柴田とかオカダも強いね・・・。
それでも随分前の選手?
なんか、いまだに安っぽい演出をしているのがダメなんだな。アナウンサーを
毎回襲わせて因縁を持たせたり、永田のつまらんパフォーマンスとか(笑)。
ここ最近の海外のプロレスはわからない。派手でドラマ性もあるみたいだけどね。
あんまりドラマ性があってもな。お昼のメロドラマじゃないんだし。
若気の至りの、まさかのイーグルベースのバック(笑)。
痛車ならぬ痛ベース。
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