続「とのむら通信」ブログ版

前島本町議会議員・外村敏一(平成29年4月29日付けで引退)
日々の思いや議会傍聴の感想など引き続きお伝えします。

これほどまでに堕落したか日本政治&政治家

2016年06月09日 | 嘆かわしい現実

 自宅近くにて

連日のように日本の首都東京都知事の破廉恥な行為や醜態が報道され、全国民が辟易しているにも拘わらず
舛添知事誕生の後押しをした政権与党である自公のトップは積極的な発言も行動もしない。嘆かわしい事態である。
こんな恥さらしな事実が次々と出てきた以上いくら参議院選を控えているとはいえここは政治のトップたる者として
都民や国民の思いを代弁する発言と共にしかるべき行動を取って貰いたい。かつては自民党所属の閣僚だったことも
踏まえれば安倍総理には我々が得心するような振る舞いをして欲しい。

世界に冠たる首都東京のトップの悪質極まりない破廉恥な行状が世界に発信され、日本国の恥でもある事態を早く
収束させるためには全ての疑惑を解明し、一刻も早く舛添氏を辞職させることである。そのためには即刻捜査権のある
検察の手で全ての事実を明らかにするべきである。
先日の第三者と称する雇われ弁護士による調査結果発表の模様をTVで見たが正に茶番の猿芝居で終わらせる訳にはいかない。
こんな低次元のくだらない事案で都議会が空転し、又メディアが連日報道すること自体全く非生産的でむなしい。
これこそ都民の血税の無駄使いである。

いくら参院選が目前に迫っていようと本件の収束は早急に誰もが納得する形で幕引きをしなければ正義が保たれない。
選挙に有利か、損か得かでしか行動できない政治家集団による政治を頂く我々日本国民ほど不幸なことはない。

選挙には莫大なカネがかかるというからベストな方法は来る参院選と都知事選を同時に行うことだったが、そのように
誰も動かなかった。今となってはもう時間が無い。参院選のあと直ぐに知事選をやらなければならない。又カネが要る。
この様な自らの不祥事でトップが辞職するような事態がたびたび起きるようであれば、後のトップ選びにはカネのかからない
方法で後任を選出するような手立ても考えなければならない。血税が不祥事の後始末に使われるのは正に「憤懣やるかたなし」

それにしても世界の中で先進国と言われる日本の政治家や政治がこれほどまでに堕落してしまった象徴の様な今回の舛添事件と
その成り行きを自分や自分の党にとってどう対処するのが最も得策かを考えながら様子見を決め込む姿を見ていると馬鹿らしくて
税金を納めるのも、選挙に行くのも嫌になってしまう。このような悪循環が今の政治の堕落を生んだのだとすれば今回の参院選は
何が何でも投票に行って自分の眼力で候補者を選ばなければならない。
今回から18歳、19歳の若者も投票出来るのだから是非その権利を有効に使って貰いたいと願うばかりである。有権者が馬鹿で
あればあるほど政治家にとっては有難いことを肝に銘じよう。



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