続「とのむら通信」ブログ版

前島本町議会議員・外村敏一(平成29年4月29日付けで引退)
日々の思いや議会傍聴の感想など引き続きお伝えします。

2017年 年頭に思う。

2017年01月01日 | ご挨拶

 2017年元旦の島本町の風景をアップ。(クリックすれば拡大)

好天に恵まれた元旦でした。変わる景色と変わらぬ風景とがあります。写真は左から ①東大寺公園から若山台方面を望む 
②若山神社から島本町、淀川方面を望む、③関電グランド跡から見た町。ここには11階建てのマンションが建つ予定です。
完成後の役場から見る景色は激変することでしょう。今月から着工される予定です。

さて新年明けましておめでとうございます。全国的に穏やかな天候で気持ち良い元日でした。皆様には昨年も私のつたない愚痴にも似た
ブログを偶にご覧いただきありあとうございました。本年も時々、もう少し頻繁に更新するべく努力致しますのでよろしくお願いします。

激動の2016年が過ぎ、又新らしい年が明けました。昨年は本当にいろいろな出来事が多かった年でした。特に長期に亘る熊本大地震、
まさかの英国のEU離脱、トランプ氏の勝利とまさかが続き政財界、金融市場などが右往左往させられました。暮れには糸魚川が大火災
に見舞われるなどあまり良くないことが多かった大変な1年でした。

中でも舛添前東京都知事の前代未聞の破廉恥行為によってもたらされた小池新知事の誕生とその後の彼女の行動や発信などめざましい
活躍は沈滞した日本政界に一つの希望を見出す思いです。今までの腐りきった古い政治体制や概念を変えてくれる希望が持てます。
そういう意味では今年の都議会議員選挙は実に注目され楽しみです。従来の都政を牛耳ってきた既存の与党勢力なるものと真に都民目線で
都政に向き合おうとする小池さんとの戦いになれば自ずと勝利者は決まってくる。ここで小池さんが一定の勢力を確保すれば国政にも全国の
地方政界にも大きな地殻変動が起こることは間違いない。従来の自民党を頂点とする古い政治勢力や政治体制がいかに今迄国民目線の政治と
遠いところにあったかが問われる正に政治改革元年になることを期待してやまない。

国民の今の生活がどういう状況にあるか、今何が求められているかを国政を預かる与党や政治家(国会議員)はもっと自分の肌で感じ取る
努力と感性を養うべきである。選挙に勝つことが最優先でそのためならやるべき政策課題までも捨ててしまう、そして自分の地位を守り
続けることが最終目的の議員など要らない。きっぱりノーを突きつけよう。

今の安倍政権のやり方では国民はもっと幸せになれない。世界の極東に位置する小国日本が世界のリーダーとして振舞おうとすること自体に
無理がある。今のやり方は国民を犠牲にして世界にカネをばら撒き、福祉を削ってでも防衛予算は増やし続けるなど全く国民ファーストに
なっていない。むかし風に言うと外面のよい旦那が外で大盤振る舞いのいいかっこして、家では奥さんが泣きながら質屋通いをしている家庭の
構図にしか見えない。今の日本は世界中で断トツの借金王であるにも拘わらず財政健全化とは程遠い規律亡き政策を続け、挙句の果てには国民
のなけなしの預貯金に対してはゼロ金利どころかマイナス金利という負担を課し続けるやり方には納得がいかないしこんな政策が続く筈ない。

真に国民の為に働くリーダーであってほしい。トランプ氏がアメリカファーストと言っているようにこれからは世界中のリーダーが内向き
の政策に転換しそうである。日本もそうすればよいとは思わないが、少なくとも借金大国でありながらしかも国連の常任理事国にもなれない
国が何故国連負担金やあらゆる世界の機関に国力以上の拠出金を出し続けるのか全く理解できない。国益と程遠い外交政策は間違っている。
今やるべきはもっと内政に目を向けた政策を優先すべきである。子どもの貧困、若者の貧困問題、非正規雇用者の所得増強、年金問題など
国民がもっと幸せになるための成すべき課題は山積している。それらの問題を解決するのが先で対外援助や世界へのバラマキは財政健全化
に目途がつくまでは大幅に縮小控えるべきである。

またしても年頭から愚痴っぽい挨拶となってしまいましたが、女性的でしなやかな発想の持ち主の小池百合子さんこそ私が待ち望んだ
憂国の士であろうと期待しつつ国、地方ともに真に国民のための政治が根付くことを念じています。
ことしも衆院選があるのではないかと言われ、又他にも全国でも選挙がありますが有権者の1票こそが政治を変える原動力になることを
お忘れなく確かな自分の目で選んでください。

最後に本年もみなさまのご健勝とご多幸をお祈りいたします。

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