今まで生きてきて、マンガを読んで泣いたのは、たった2度である。
その一つがこのマンガ「ヒット・エンド・ラン」だ。
今朝、久しぶりに読み返したが、改めて感動した。
青春野球マンガの傑作だと俺は思う。胸にキューーンとくる。
どんな言葉でも表現できない。それくらい好きな作品だ。
もちろん野球マンガなら、他にも面白いものはけっこうあるが、
「どれが一番感動したか?」と問われたら「ヒット・エンド・ランです」と答えるしかない。
このマンガの魅力を一言で言うと「ひたむきさ」である。
もはや、今の時代には存在しないひたむきな主人公と可憐なヒロインが登場するが、
彼らは、いつまでも俺の心の中で輝いているだろう。
千冊近いマンガの蔵書があるが、とりわけ大切な「心の宝物」である。