監督:ジョン・タートルトーブ
出演:ニコラス・ケイジ、ジョン・ボイト、ハーヴェイ・カイテル、エド・ハリス、ダイアン・クルーガー
『ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記』、映画館で観ました。
歴史上最も謎に満ちたリンカーン暗殺事件。その暗殺者ジョン・ウィルクス・ブースの
日記から失われた18ページ…恐るべき陰謀が記されたその一部が発見された。だが、
そこにはゲイツの祖先が、暗殺者の属する秘密結社ゴールデン・サークル騎士団の
一員として名を連ねていた。何者かによって故意に汚されたゲイツ家の名誉を守る
ために、リンカーン暗殺者の日記をめぐり、ビルとその仲間たちが再び動き出す‥‥。
すでにシリーズの1作目を知る方ならご存知の通り、そこに現在の我々が学ぶべき
教訓が隠されているわけでも…、又、より良い社会にしていくためのメッセージが
織り込まれているわけでもない。早い話が、深く考えることなんて、なーんもない(笑)。
現在における宝探しに謎解き要素を取り入れた、ライトでコミカルなアドベンチャー。
いかにもジェリー・ブラッカイマーの製作らしく、とことん開き直って(?)娯楽に
徹した手腕は、今作でもやはり健在。カーチェイスではあれよあれよとメルセベスが
スクラップ、黄金都市へと続く地下の洞窟では仕掛けがいっぱい、ついには大量の
地下水が溢れ出し、今回も“ハリウッドエンターテイメント”としての醍醐味を存分に
味あわせてもらった。この際、相次ぐご都合主義には目をつぶり、自ら進んで“おバカな
流れ”に乗っかって楽しめば良い。一方、個性豊かなキャストの方に目を転じれば、
ニコラス・ケイジのハイテンションぶり(?)に今回もオイラは置いてけぼり(笑)。
ヒロイン役のダイアン・クルーガーは相変らずの美しさで、オレはこれまた映画の
内容そっちのけで見惚れてちゃう(笑)。気が付きゃ、リンカーンの暗殺がどうこう、
先祖の名誉がどうこう、僅かな記憶の断片があるだけで、肝心のストーリー自体は
ほとんど覚えてないってのが偽らざる実状だ(汗)。結局、今作で一番印象に残った
場面はと言えば、双子椅子の秘密を探らんとホワイトハウスの大統領執務室に
忍び込み、イヤリングを落としたとか言って元カレに迫る“クルーガーのお色気作戦”
だったりする(笑)。何とまぁ、“邪(よこし)まな観方”をして、それでも(ニコラス同様?)
最後はノリノリになってこの映画を楽しんでしまったオレ…(笑)。恐らくダイアン・
クルーガーが出る限り、次回作も観てやろうと心に誓いつつ、個人的な好みこそあれ、
ボクは1作目よりも今作の方が格段に楽しめたけどね。
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