監督:ブラッド・バード
出演:トム・クルーズ、ジェレミー・レナー、ポーラ・パットン、サイモン・ペッグ、ジョシュ・ホロウェイ
『ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル』、観ました。
IMFのイーサン率いるチームにクレムリン爆破事件関与の容疑がかけられる。政府は
嫌疑に関わることを拒否し、大統領がゴーストプロトコルを発令。チームは、IMFから
その存在を抹消され、政府の後ろ盾がない中、遂行不可能と思われるミッションを
こなすことに……。
決して怪しい者では御座いません(笑)。
だからといって、どこぞの映画会社の者でも御座いませんが、
どうか本作だけは映画館の大スクリーンで観るのをオススメする。
とてもTVサイズのDVDじゃあ収まりきれない、高さに、広さに、奥行きに至るまで。
こんな極東のちっちゃな島国じゃあ、
100年掛かっても追いつけない“日米間に横たわる圧倒的な国力の差”、
いや、そもそも民族の違い以前に“発想のスケール感(?)”ってヤツが違いすぎる。
ストーリーは、映画の帰りに立ち寄ったサーティワンのアイスクリームが
溶けないうちに忘れてしまいそうなアッサリ感があるが、これでもかこれでもかと
繰り出される“サービス精神”にお腹一杯。お願い、もう食べられません(汗)。
どこで揃えたのか、あのドラえもんさえ驚愕しそうなヒミツ道具いろいろ…。
一方、超高層ホテルの外壁を、磁石の手袋ひとつでよじ登り、
電光石火、帰りはまっ逆さまに駆け下りる。
オイラが知る限り、こんな芸当できるヤツぁー、
後にも先にもこのイーサン・ハントと、アニメのルパン三世くらいだゼ(笑)。
そう、まさに目の前に繰り広げられるのは《アニメの世界》‥‥、
ははーん、今作監督のブラッド・バードは“アニメ界出身”だと聞いているし、
“豪腕プロデューサー”トム・クルーズの狙いはココにあったんだな。
失礼を承知で言わせてもらうと、良くぞここまで恥ずかしげもなく
大のオトナが大金はたいて、娯楽に徹し、馬鹿を演じきれるものだと感心する。
加えて、数々の雑音にも耳貸さず、“自分大好き”を貫き通したトム・クルーズの
懐の大きさ(?)にも感服いたす(笑)。
まぁ、《トムの、トムによる、トムのための映画》であるからして、
それをご理解した上でご覧になるのであれば、
チケット代分の価値は必ずあると思うよ。
楽天市場ランキング・売れ筋DVD邦画トップ30
楽天市場ランキング・売れ筋DVD洋画トップ30
楽天市場ランキング・売れ筋DVDアジア映画トップ30
楽天市場ランキング・売れ筋DVDアニメトップ30
Amazon.co.jp 外国映画トップ100
Amazon.co.jp 日本映画トップ100
Amazon.co.jp アニメトップ100