肯定的映画評論室・新館

一刀両断!コラムで映画を三枚おろし。

2004年を振り返って 洋画・邦画ベスト3

2005-01-02 11:17:21 | ★独断と偏見的シネマ・セレクション3
2004年 洋画・邦画ベスト3

かつては年間250本に迫る勢いで映画を観ていたオイラだが、
昨年は祖父の死、妻の入院と出産、そして育児と大変忙しくて
めっきり映画の本数が減ってしまった。で、締めて120本。
さらに、ここから“新作映画のみ”に限ってみれば
恐らく80作品にも満たないかも‥‥。この程度の本数で
“年間を総括する”などおこがましい話ではございますが(笑)、
この手の企画は他の映画サイトでもやってることでしょうし、
今回はそれに便乗させてもらいます(笑)。
※なお、ここでの「新作映画」とは、昨年劇場公開された作品に含めて、
“昨年レンタルリリースされた作品”も含まれています。
場合によっては「それは一昨年の映画だゾ」とお叱りを受けるかも
しれませぬが、その辺はどうかご了承くださいませ。

《邦画》
1、『美しい夏キリシマ』
2、『ヴァイブレータ』
3、『キューティー・ハニー』
次点『ジョゼと虎と魚たち』
美しい夏 キリシマ

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キューティーハニー

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【総括】04年は日本映画にとって豊作の年。
特に1は「“反戦映画”とはこう在るべき」と、これから先の道すじを
照らした大傑作だ。それから、3位の『キューティー~』と
次点の『ジョゼと~』は順位を逆にしても良いんだけど、
3のほとんど初めて観る“日本映画のワル乗り感”にシビれました(笑)。


《洋画》
1、『シティ・オブ・ゴッド』
2、『ミスティック・リバー』
3、『トーク・トゥ・ハー』
次点『ドッグヴィル』
シティ・オブ・ゴッド DTSスペシャルエディション (初回限定2枚組)

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ミスティック・リバー

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【総括】今年の外国映画の特徴として、“イラク戦争における
アメリカの立場”を物語に組み入れたものが多かったように思います。
2はその最高作であり、次点『ドッグヴィル』もまたしかり、
また選には外れたが『トロイ』などもその一つ。
映画は“時代を映す鏡”でなくちゃいけない。だから、これからも
そうであって欲しい。