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挑戦者にちょっとまじめなお話

2013-07-02 | アイデアブレスト視点

 


先般公開された中小企業白書2013年度版に掲載されている「中小企業の新事業展開に関する調査」によれば、過去10年間のあいだに新事業展開を実施または検討した企業のうち49.6%が「うまく行かなかった新事業がある」と答え、その理由として「期待したほどの成長性・市場がないと判明した」50.6%、「販路開拓が困難だった」42.1%「人材の育成・確保が困難だった」25.1%と続いています。
 
さらに同調査で、「新事業展開に際して、事前に取り組んだこと」について、成果を上げた企業の44.8%が「自社の強みの分析・他社研究」に取り組んでいたのに対して、成果を上げられなかった企業では23.6%という結果になっています。
 
実際数多くの企業相談をしている立場からすると、この結果は当たっていると思います。これまで下請けだったものづくり企業が、新事業という新たな挑戦をする強い意志があったとしても、そもそも取り組みに慣れていない、何をどう進めれば良いかわからないうちに十分な事前準備もせぬまま製品を作ってしまうケースが後を絶ちません。
これまで、品質、コスト、納期に重点を置いてきたものづくり企業は、何を誰にどのように売るかをそう簡単に見つけ出せるほど市場は甘くないのです。
 
だからと言って新事業への挑戦をあきらめるべきではありません。前述の調査で、新事業展開を実施した企業の3年後の見通しでは、事業転換した企業の42.6%、多角化した企業の32.4%が経常利益が増加すると答えています。他方、新事業展開を実施・検討していない企業では18.3%にすぎません。
 
つまり、現状の売上がまだ伸びている企業でない限り、新しい事業展開をしていかねばじり貧になることは目に見えています。50%の確率かも知れませんが、しっかりとした進め方、取り組み方をすれば確率は上げられるのではないでしょうか?
 
慣れていない新しい取組みをサポートしてくれる公的な相談機関もありますし、政府系の補助金や支援を有効活用することもあります。より柔軟で立ち上げまでのスピードを上げたい場合は、我々のような数少ない事業開発専門のコンサルタントを利用する手もあります。
 
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