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ようやくブレイクするカーシェアリング

2006-08-25 | アイデアブレスト視点

私の専門分野の一つである自動車業界。
そろそろ次の新しい波がやってくる予感です。

全国のカーシェアリング紹介サイト
http://www.ecomo.or.jp/topix/jouhounet_zenkoku%20no%20cs%20jirei%20ichiran.htm

まず、自動車そのものを考えた時に、もともとは移動手段として、鉄道や航空機とは違った方法として生まれてきたクルマだが、時代を経て進化し、今では移動空間としてその快適性や利便性を争うようになってきています。
また違う視点から見ると、個人のステータスを表現する一つの物体としての価値も存在しています。
乗っているクルマで、あの人は金持ちだとかレジャー派だとかを判断することもありますね。

また最近の話題として、おおよその予測どおりの”レクサスブランド”の失敗事例があります。
軽自動車の販売台数が順調に伸びてきております。
急激なガソリンの高騰で燃料代への意識が強くなっています。
燃費だけでなく、環境行動が強く求められ、ほとんどの大手企業では環境活動を行っており、中小企業へと進んできています。

これらの背景(その他にもたくさんありますが)から、そろそろブレイクしそうなのがカーシェアリング。確かORIXや行政機関が横浜や神戸でスタートしたのはもう10年くらい前になるでしょうか?先見性はあったのですが、少し早すぎて失敗しています。
カーシェアリングは、個人レベルではまだまだ自分のクルマを持ちたいという所有欲があるので、ごく一部のターゲット層しか普及しないと思いますが、都市部の業務用の自動車ではこらから導入事例が増えるでしょう!企業では、最低限必要なタイプのクルマが必要な時だけ使えればそれでいいからです。高い駐車場を借りて維持管理をするよりも、保険や税金なども含めて、常にメンテナンスされたクルマを使用する方がコストも下がります。



来年辺りに水面下で大きな動きが出て、3~5年先には”カーシェアリング”というモノが一般でも何であるかが理解されているのではないかと思います。
その次の波は、業務用で多く利用されている自動車リースへの影響(当面都市部ですが)が出てくるでしょう。逸早くその動きをキャッチしているリース会社は、カーシェアリングを脅威ではなく強みとして事業を展開できるでしょうが、いつも二番煎じで対応遅れの会社は、苦労すると思います。

自動車業界の次世代ビジネス構築なら Topdas



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