テレ朝、視聴者参加で「TV2.0」実現へ-インデックスと提携
TVと言えば、画面の前で見ているだけ。これからは見るだけでなく双方向の対話型が増えてきそうです。これまでも視聴者が電話でクイズや投票に参加出来る番組はありましたが、デジタル放送時代を迎えてもう一歩踏み込んだ番組作りが出来る環境になってくる訳です。
ですから、従来の番組制作にどっぷり浸かっているプロデューサーは大きな意識改革をしていかないと取り残されてしまいます。将来の番組は、SNSやWiki的に視聴者が作っていくことになるのかも知れません。
テレビ朝日(港区六本木6)は10月10日、モバイルコンテンツ事業などを手掛けるインデックス(世田谷区)との業務提携により、視聴者がテレビ番組に参加できるコミュニケーションサービスのプレサービスの開始を発表した。
2006年4月に全社横断的な取り組みとして「新規メディア事業展開検討プロジェクトチーム」を立ち上げた同社は、プロジェクトの一環として今回の業務提携を実施、インデックスが保有するウェブやモバイルのノウハウを活用した番組連動のCGM(Consumer Generated Media)サービスを提供し、視聴者と一体化する新しいテレビ「TV2.0」の実現を目指す。
12日より開始するプレサービスでは、テストマーケティングとして番組のコアファンの醸成やロイヤルティー向上を目的に、同局の人気番組と連動したオンラインメディアを展開。投票や意見募集などを通した視聴者の番組参加や、視聴者同士の交流により番組の再視聴を促す。
プレサービス展開予定の番組は「報道ステーション」「ドラえもん」「クイズプレゼンバラエティーQさま!!」のほか、新番組の「だめんず・うぉ~か~」「月バラ!」など。2007年4月には対象番組を拡大して正式サービスの開始を予定する。
これまで、ゆっくりボーっと眺めているだけだった一方通行のTVから、今度は思わず反応させられて参加してしまうという、これまた忙しい生活がやってくるのでしょうか?(笑)
参考:http://www.jiten.com/dicmi/docs/k15/18376.htm
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