北欧を代表する陶芸家リサ・ラーソンのネコが、デジタルカメラになりました。
この製品(15,750円)には、わかりやすいビジネスのヒントが隠されています。
瞳はそのままシャッターになり、尾っぽについているボタンを押すだけの簡単操作で、写真も、動画も撮影出来る。
ネコの足の裏にはマグネットがついているので、色々な所に貼り付けて撮影することができます。
また、別売りのモニターグラウンド(2011年2月発売予定・価格未定)に乗せれば、パソコンに繋がずに、その場で撮影画像や動画をモニターで見ることが出来るそうです。
ここに隠されているビジネスのヒントは、何を買うか、何を売るかの”何”が重要ですよということです。
写真を撮りたいなら、同じ価格でも他にもっと高機能のデジカメがあります。
この製品の場合は、陶芸家リサ・ラーソンのファンかネコ好きか、これを持っていることで人を驚かせたり、自慢できるシーンの為に、多くの人は対価を払うのでしょう。
そうすると、ターゲットが見えてきて、アプローチの方法も見えてきますね。
デジカメもどんどん機能を盛り込んでも、競争激しく、価格は安い、収益は出ないというコモディティ化商品です。
でも、一工夫することで新しいターゲットに新しい付加価値を提供することで、差別化され、収益性も向上する可能性が見えてきます。
売れないという、お悩み脱出のヒントは、ちょっと視点を変えた工夫とアイデアにあるのです。
星の数ほど多視点思考 Topdas
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