プレジデント12月号付録のCD。井原隆一(元りそな銀行)さんが言志四録の一部を解説していました。ええ話なので、その中の一つをご紹介。
暗夜を憂うることなかれ、只一燈を頼め
提灯を掲げて暗い夜道を歩む。夜道の暗さ(自分の置かれている厳しい状況)を嘆き悲しむな。只ひたすらに提灯の一燈(僅かな可能性)を信じて迷わず進め。
一燈とは、自分の心。頼れるのは自分のはっきりした志や信念というようなこと。
救済幻想に頼るよりも現実的な命綱である提灯の明かりを頼りにし、可能性が少ないからこそ一心不乱に心を注ぐ事が大切である。これが、「只一燈を頼め」ということ。
心を弱くして万に一つも無い妄想に騙され右往左往することなく、きっぱりと迷いを捨て、必ずやり抜くという心で前に進めということです。
今の不景気、国の支援、銀行の支援、○○の支援、神頼みなど、ついつい自分以外を頼りにしてしまう傾向にありませんか?
まず、自分を信じて、プライドや雑念を捨て、開き直ってみれば、知恵や勇気が湧いてくるということではないでしょうか?
時には意識的に立ち止まり考えることも大切 Topdas
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