祭り気分を思い浮かべるだけで何かワクワクしませんか?
大阪の祭りのスタートは、天王寺夕陽丘の「愛染まつり」からスタートです。毎年6月30日~7月2日までなので明日はまだ間に合いますよ。「あいぜんさん」と呼んで下さい。
「愛染まつり」は、寺院「愛染堂・勝鬘院(あいぜんどう しょうまんいん)」(天王寺区夕陽丘町)で開催。天神祭・住吉祭と並ぶ大阪三大夏祭りの一つ。「愛染まつりで始まり、天神祭でピークを迎え、住吉祭で終わる」といわれます。
このあいぜんさんに近い上本町で生まれた私は、幼少の頃はこの祭りが来るのをとても楽しみにしていました。今でもその当時の出店の風景が鮮明に浮かんできます。
当時の楽しみは動物系でした。金魚すくいはもちろんですが、フナ釣り、ドジョウ釣り、ヒヨコ釣りに何度もお小遣いを投入していました(笑)釣れると持ち帰れますので、祭りのあとしばらくは狭い家の中が賑やかになっていたのを覚えています。
それ以外にも、輪投げなどゲーム性にとんだ出店が多かったのでじっくり楽しめたと思います。最近の祭りは食べ物系が多いので、ある程度食べてしまうと後はブラブラするしかありませんね。
花火も今と違ってドンパチもっと危ない系だったので、それはそれなりに楽しさ倍増でした。
動物を飼って育て、いずれ死ぬことも知り、火を使ってヤケドの怖さも知り、何かうまく説明できないことが今の祭りでは無くなっているように思います。
いいとか悪いではなく、ワクワクする地域の楽しみは合理性やビジネスだけでなく、子供にこの時だけ許されるコトを大人がコーディネートしてあげてもいいように思います。
その時だけのサプライズ Topdas