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おとなしい学生は採りません:富士通

2011-01-31 | 新商品や事業ネタ探し

「一芸採用枠」いいと思います。

 

 

志望動機は不問。おとなしい学生は採りません。富士通は2012年春入社の新卒者採用で、スポーツや社会貢献、勉強、起業などで実績をあげた学生を約30人採用する。幅広い人材を確保するために一芸に秀でた学生を特別枠で迎え入れる。

富士通は「一芸採用」を昨年始め、応募した約380人のうち12人が内定した。シンクロナイズド・スイミング日本代表キャプテンや、大学を休学してJリーグクラブの観客動員増に貢献した学生、学生囲碁2冠、複数のビジネスコンテストで入賞した外国人らが今春入社する。これまでの選考方式では富士通を志望しなかった学生層を獲得できたため、採用数を3倍に拡大。2月から募集する。

面接では、あえて志望動機を問わず、学生時代に打ち込んだことや、物事に挑戦する気概を聞き出す。豊田建・人材採用センター長は「会社のビジネスが変化しているので、周囲を巻き込んで物事を動かせるチャレンジ精神の持ち主が欲しい」。

こうした採用はソフトバンクも昨年始めた。「組織になじめなくてもいいから、挑戦する若者が欲しい」。「自分がナンバーワンだと思うこと」をアピールしてもらう。すでに事前登録を締め切った12年春の新卒者採用では800人が応募。採用数は未定。


従来の無難な採用基準」だけでなく、新しい基準を持つことで、これまでにない人材が入ってくる。そして会社は活性化すると思います。できれば、採用基準枠をもっと増やしていくべきだと思います。

社内で活躍している人達の入社前後を分析し、いくつかの大きなグループに分かれた分野毎に、採用割合を決めて募集するという方法は、社会の変化に対応する企業力になるでしょう。型破り人材は、わずかでも必要なのです!

私の大好きな野茂のトルネード投法。普通の指導者だったら、「なんちゅう投げ方しとんねん」と修正にかかったでしょうが、実績を挙げたことで誰も文句は言わない。リスクと背中合わせの紙一重とはいえ、挑戦できる社風には、型破り達が何か一発やってやろうと思うものです。

 

常識枠より少し先に突破口が見える Topdas