今週の日経ビジネスの特集「世界が誇る無名企業」の中にある記事で、チェスブロウ准教授は、「経済のグローバル化によって競争が激しくなる中でヒット商品を生み出すには、研究開発の自前主義や技術の囲い込みから脱却すべき」だと言う。
社外のアイデアや技術を自らのビジネスに活用すると同時に、自社の技術を他社に活用してもらって、効率的なイノベーションを実現すべきだとも言っている。
アランラフリーP&G会長は、2000年に「50%のイノベーションは外部から」と宣言。新製品開発の半分は外部企業の力を活用するという明確な目標を掲げた。
その結果、「ファブリーズ」の縦置き容器、高級化粧品「SK-Ⅱ」のフェースマスク素材、洗顔料「オレイ」の容器印刷など日本の中小企業の技術が活用されている。
同社では、「製品開発に着手する前に、誰もが「自社でやるべきなのか?」と考えるようになったという。
新商品やサービス、新事業を始めたい、始めようとしている皆様。
まだ、自前主義で丸儲けを夢見るか?外部活用でマーケットに新製品を送り込む数とスピードを追求するか?考えて進みましょう!
「新しいことを創り出す」外部パートナー Topdas