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ネットとリアルの融合はそう簡単じゃない!?

2007-12-11 | アイデアブレスト視点

楽天株式会社とビットワレット株式会社は、“ネットとリアルの融合”による共同マーケティングの分野で、包括的に業務提携することで基本合意したことを発表した。

 

 

 

 


 今回の提携では、楽天がインターネット事業を通じて得た資産と、ビットワレットがリアル店舗を中心に展開している電子マネー事業で得た資産をそれぞれ持ち寄り、ネットとリアルの融合を図りることで、ユーザのさらなる増強に向けたマーケティング活動を共同で展開していく。


 その第一弾として、2008年夏を目処に、ビットワレットの推進する電子マネー「Edy」を利用した際に、楽天の運営するポイントプログラム「楽天スーパーポイント」を付与するサービスを開始。


 具体的には、ユーザが、楽天が開発する専用の携帯アプリケーションソフト「楽天アプリ(仮称)」を「おサイフケータイ」にダウンロードし、この携帯端末を使って「Edy」で買い物をすると、「楽天スーパーポイント」が貯まっていくというサービス。


 この新サービスにより、楽天はこれまでネット中心であった楽天会員の「楽天スーパーポイント」の獲得機会をリアル消費の領域まで拡大することが可能となり、楽天会員が日常生活で獲得したポイントを楽天経済圏へ還流することを目指し、一方、ビットワレットは、幅広いユーザ層から高い支持を得ている「楽天スーパーポイント」との連携により、楽天会員の積極的な「Edy」利用を見込んでいる。

 

”ネットとリアルの融合”という思惑のようですが、今回の提携は2社が繋がっただけで、リアル消費者と新たな線を結べるかというと疑問です。
リアル消費者が、そもそも「Edy」や「ポイント」を活用しているのか?
使っていない層を狙うなら、これだけじゃ動かないでしょう!
イケそうでイケない提携になるかもです?