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クリスマスに100万個のロボットが飛ぶ?

2007-11-21 | アイデアブレスト視点

100万個の飛ぶロボットを売ると鼻息が荒い会社があります。
結果発表を楽しみしております。

 

 

 

 

 

クリスマスシーズンに向けて玩具業界は最大商戦期を迎えつつあるが、最近人気の室内で飛ばして遊べる玩具に期待の新商品が登場する。「たまごっち」で知られる玩具企画・開発のウィズが6月の東京おもちゃショーでプロトタイプを発表した「空中戦機AIRBOTS(エアボッツ)」がそれだ。23日の発売を前に、ブログや動画サイトで話題となっており、すでに海外からも引き合いがきているという。同社では半年で100万個の大ヒットを狙っている。

 

 ロボット本体は発泡スチロール製で、わずか3グラム。腕や足(各2種類)の付け替えで、飛行、離着陸、戦闘用と使い分けられる。ホバリング(空中静止)させて戦わせ、敵の腕や足を落とすやり方で勝負できる。

 

 「構造はいたってシンプル」と同社企画開発本部の三浦光博さん。レバー1つのコントローラーを使い、ケーブルでつながった2つのプロペラが付いたロボットを自在に操ることができる。プロペラには、実際のヘリコプターにも使われる交差式反転ローターを使用。「左右で同じ回転数や浮力を維持する」という。

 

 

 目の保護用ゴーグル付きで、メーカー希望小売価格は2992円。ラジコンなどの低価格化が進む中、ウィズも期待の新商品を低価格で抑えた。

 

 

 室内で飛ばして遊べる玩具は最近の流行だ。タカラトミーの離着陸可能なラジコン飛行機「エアロソアラ」が好例だが、マーケティング本部の大野信之本部長は、「流行を追うのではなく、純粋に『ロボットを飛ばしたい』というスタッフの思いを結集した」と話す。

 反応をみるためにおもちゃショーに出品したが、「子供たちが独自にルールを作って遊ぶ姿を見て、これなら行ける」と大野本部長は確信した。

 最近の玩具業界では「親子2代で遊べる」ことがヒットの必須条件だが、父親世代だけでなく、さらに上の世代にも「昔やったたこ揚げ感覚」「虫にひもを付けて遊んだのと似ている」と受けがよかったという。

 「年間100万超も売れる玩具は、歴史上もそう多くない。超大ヒットの数字だが、それでも行けると思う」と大野本部長は超強気。最初の勝負となるクリスマス商戦にかける。