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ロボットの未来探る ITあわじ会議

2007-11-03 | アイデアブレスト視点

次世代ロボットの専門家が集まる「IT(情報技術)あわじ会議」が一日、淡路市の淡路夢舞台国際会議場で開かれ、約二百人が参加した。兵庫県などが六年前から開催。県内に産業ロボットの開発企業が多いため、今回は最先端技術の動向をつかむことを目的とした。

 

 

 

 

 米・カーネギーメロン大学の金出武雄教授は、障害物をよけて目的地にたどり着く二足ロボットの歩行技術を紹介。糸賀興右・財団法人新産業創造研究機構専務理事らが、ロボット技術が兵庫の産業に及ぼす影響について討議した。

 糸賀氏は少子高齢化を背景に、介護福祉や農作業ロボットの可能性を指摘。原丈人・アライアンスフォーラム財団代表理事は、ロボット開発を基幹産業として育てる必要性を訴えた。

 また高丸正・高丸工業(尼崎市)社長は、日本が世界一のロボット製造国なのに稼働台数は頭打ちとなっている現状を説明。大須賀公一・神戸大学大学院工学研究科教授は災害救助ロボットについて「文部科学省より、(防災対策を扱う)国土交通省などが開発に積極的にかかわるべきだ」と提言した。(西尾和高)

 

 

 

 

以前より、何度も申し上げておりますが、ロボット業界はどうして人間のまねごとが出来るロボットばかり研究開発して、人間には出来ないロボットならではのチカラを発揮するような開発を進めないのでしょう???

 

人間に代わってモノを作るロボットや、受付や案内係のようなおもちゃの領域のロボットは、ひと世代前の話。ここまで技術が進んで来ているのだから、火災現場の中に進入して生存者救出や消火を行うロボットとか、海難事故で夜になったからと捜索を打ち切らなくても、温度センサーなどを搭載したロボットに早期発見や救出をさせる方法など、考えればいくらでもチャンスはあるじゃないですか?

 

お金や頭の使い方をもう一度よく考えて、出直しませんか?ロボット業界!

 

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