1月18日(金) 晴れ
やっと情報端末が、ノートパソコンの出荷台数を上回ったという。
ずいぶん遅かった。
時代はなかなか進歩しないものだ。
トンサンは1999年からパソコンはあと5~6年で無くなると言ってきた。
パソコンは今年なくなる
もう13年もたっているのに、まだ無くなっていない。時代の進歩は遅いものだ。
アップルコンピューターのスティーブ・ジョブズがパソコンを世に広めた。
しかしジョブズはパソコンを世に広めたかったのではない。
パソコンを扱うには勉強が必要、メンテナンスしないと使い続けることもできない。
ジョブズがやりたかったのは「誰もがすぐ使える便利な機械」を世に広めることだった。
誰でも使える第一歩として、パソコンの操作をコマンドで指示するのではなく、マウスのクリックでできるようにした。
マウスを発明したのはジョブズではないが、活用したのがジョブズだ。
ジョブズは発明はしないが、活用が上手だった。
ジョブズのプロデュースのもとでパソコンは進化していくが、まだジョブズの望むものではなかった。
そしてやがて情報端末iPadを世に送り出す。
パソコンのように教室へ通って勉強する必要もなく、誰でもすぐ使える。
そして他のメーカーも同じような機器を作り出し、時代はパソコンが消える方向に進みだした。
トンサンは思う。
ジョブズは、やりたかったことへ時代が動いていくことを感じて、幸せに死んでいったのではないだろうか。
そしていま、アップルコンピューター社の名前からはコンピューターが無くなってアップル社になっている。