今年もこの季節がやってきました。潮干狩りです。
この日は絶好の潮干狩りデー。もうすでに潮の加減から,この日がベストになるのは分かっていたので,満を持しての狩りです。
東幡豆とかの有料の潮干狩り場もすでにオープンしていて,かなりいい物がとれているという情報を聞いていましたので,今回も期待に胸が膨らみます。でも,もちろん510が行くのはそういった有料の潮干狩り場ではなく,秘密のマイポイントです。
砂をかくと,ざくざく貝が出てきます。でも,多くはシオフキと言ってバカ貝の一種。食べられますが,ターゲットではないので持ち帰りません。アサリとの選別はすぐにできます。だいたいコロニーを作っているので,アサリが一つ出るとそこからかたまって出てきますね。
ちょっとわかりにくいですが,こちらが本家バカ貝です。大きくて,ハマグリに似ているので,間違えやすいですが,殻の厚みが全然違います。バカ貝はの殻は薄いので,熊手で砂をかいていると,刺さって割れちゃうことが多いです。大きくて立派ですが,こちらも持って帰りません。
こちらはカガミガイ。大きくて立派。殻も厚いのですが,まずいので,食べて後悔することが多いと思います。もちろん持って帰りません。
こちらは寿司屋の高級食材の赤貝です。すごく固く殻が閉ざされていて,とても開きそうにありません。調理に自信がなかったので,持って帰りませんでした。
今回のねらいはもちろんアサリですが,もう一つ,マテ貝捕りです。長細い二枚貝,こいつを一度食ってみたいと思い,狙ってみました。
干上がった砂地をざくっと一かき。すると,なにやら穴が!!そこに塩を投入します。
こりゃたまらんしょっぱいと思ったのか,にょっきっとマテ貝が飛び出してきます。来た来たぁっ!!
さっとつまんで,マテ貝と格闘です。
ヤバイと思ったマテ貝は,必死になって地中に潜り込もうとします。なんのっ!逃がすモンですか!!
頭の中では,「剱の舞」が流れています。
マテ貝の引きを楽しんだあと,みょろんと出てきたマテ貝。もちろん小さい物はリリースです。
マテ貝7本にアサリ??個。1時間ぐらいでこれの倍近くは捕りましたが,小さい物はリリースしました。捕りすぎても食べきれないので。
やっぱ,あさりの味噌汁が一番。あまり砂もかんでなく,キレイに仕上がりました。身もぱんぱんに詰まっていて,これはうまいですよ。これだから潮干狩りはやめまれません。
初マテ貝です。
マテ貝は,バター醤油で炒めてみました。砂は全くかんでいないので,安心して食べられます。味の方はと言うと,柔らかくて,貝独特の臭みみたいな物もなく,普通に食べられますね。でも,逆に言うと貝の「うまみ」みたいな物もありません。煮た方がいいのかもしれません。まあ,一度ご賞味あれ。