こっからは気持ち切り替えていきましょう。
さっそく6日には岡学があります。
24日は体育大会(スポーツフェスタ)です。
30日は新人戦(水泳は2日)
と,学習,行事,部活それぞれで大きなイベントがあります。
自分自身でがんばりぬくところ,友達と協力してがんばるところ,それぞれあると思います。一生懸命は人間力を育てます。
さあ,はじまりはじまりぃ~。
P.S.引き渡し訓練ありますので,お迎えの連絡(11時20分予定)をお忘れなく。
小泉さんが参拝するかせんかでこの8月は結構話題になりました。あの靖国神社へ行ってきました。初めて行くので,どんなところかどきどきしていましたが,まあ,神社自体は普通の神社と変わりがないような気がします。日曜日と言うこともあり,結構人がいましたね。老若男女問わず・・・。
神社の敷地内に建てられた遊就館という建物に,いろんな物が展示してあると言うことで,1400円の入館券を購入してしっかりと見てきました。
遊就館自体はすごくきれいな建物です。ちょっとした博物館よりもきれいにまとまっています。まず入館して目に飛び込んでくるのがこの日の丸付きの戦闘機。もうかなり軍事色が濃いって感じがします。
戦闘機の後ろにはこの移動式砲台。戦闘機や砲台の向きなど,すべて,入り口に向けられています。普通,見せるための展示というのは,車なんかでもそうですが,斜めに向けられるんです。その方が全体がよく見えるので。なんかこの展示の仕方,すごく攻撃的なイメージがするのは錯覚でしょうか。
この先は,展示室がいくつかに分かれています。展示室については撮影禁止なので,ここでは紹介することが出来ませんが,「神武天皇が日本を造った」とされるところから第二次大戦の終戦までの歴史が時代順に紹介されています。展示物や,その紹介文なんかを読んでいると,これはかなりキテるなって感じです。途中,日露戦争のビデオなんかが流れていますが,これまた色濃く靖国神社の考え方が表されているなって感じです。
特攻隊で命を落としていった人たちの遺書や,家族に宛てた手紙なども展示してありました。これ読むとさすがに結構グッとくるものがあります。涙流しながら見ている女の人もいました。
「今の人たちも戦争に行かんと分からん。戦争に行けばいいんじゃ。」なんていってるおばちゃんがいました。おいおい,ちょっと違うんじゃないの?って思いましたが,ここにはいろんな考え方を持っている人たちがいるので・・・。ねぇ。
こうした貴重な史料はここでしか見られないかもしれません。そういった意味では,非常に意味深いところですが,ここで紹介されている歴史が日本のすべてだって思ってしまうとちょっとヤバイかなって思います。何が事実で,何が正義なのか,しっかりとした判断力を持つ必要があると思います。
なぜか境内の中で行われている骨董品市。神社の敷地内で行われていると言うことは,神社が一役買っているんでしょうね。こういったところであがるもうけはいったいどこに・・・。
隣にある日本武道館です。24時間テレビがやっていると言うことで,募金のための大行列が出来ていました。
今日,熊谷先生のお母さんのお通夜に行ってきまして,帰ってきたらうちの郵便受けにズゴッっと何かつっこまれていましたので,何かと思ってみてみると,以前,コカコーラのキャンペーンでやっていたワールドカップのタオルが届いたのです。
しかも,準優勝国フランスのやつでちょっとうれしい。いまさらってかんじもしますが,もらって悪い気はしないですね。
3試合の勝ち負け引き分けを予想して応募するやつで,何口も応募したのですが,一口しかあたりませんでした。まあ,これについては北中の2年生諸君にコインをちょっとお借りして口数を増やしたこともありますので感謝です。
今日は,穂高の生き物についてピックアップしてみました。植物中心ですが,動物もいますので最後まで見てくださいな。
これはよく分かりませんが,なんかの花で,中腹部でよく見かけました。きれいなピンク色です。
ここから3枚は雪渓で見かけたものです。題して,「雪渓の夏」
朝日に照らされていい感じです。
これはシダの新芽ですね。
赤く色づいてるのは何の芽でしょうね。
ここからは山頂付近の高山植物です。
イワギキョウの大群落です。なかなかここまでのはないです。
イワツメクサです。これは大好きな高山植物の一つです。ホント,岩の隙間に群生しているところがすごいです。
お花畑に出くわしました。薄紫のがヨツバシオガマ。白いのがシラネニンジン。黄色いのがコガネギク。中央やや右上の紫っぽいのがイワベンケイ。こういうの見ると疲れていてもホッとしますね。
ミヤマダイコンソウです。かわいらしく咲いています。
高山植物の王様ですね。クルマユリ。オレンジの花が夏らしさを出しています。
さて,ここからは動物編です。ナント,ホント,奥穂高の山頂でオコジョを見つけました。
どこにいるかわかります?ちょうど真ん中へんなんですが・・・。
アップです。
この辺は連続写真でがんがん撮りまくりました。何しろすばしっこいので,とらえるのが大変。冬になると換毛して真っ白になります。これは夏カラーですね。
実はこのオコジョ,人間が捨てたコンビニ袋をあさっていました。ゴミ捨てると野生動物の食性が変わってしまうんですね。人間の餌を食べると,それを求めて高度の高い位置にすんでいた動物たちが人間の住む低い位置に住み始める。そうすると,それを狙う動物の食性が変わったり,新しい伝染病が広まったり,降りてきた動物たちによって滅ぼされてしまう動物や昆虫が出てくるんです。貴重な動物たちは,その場所にいるから貴重で見つけたときに感動があるんです。
袋はとれない位置にあったので拾ってこれませんでしたが,登山のマナーとして,絶対にゴミをだしてはいかんです。
結局通ったルートはこんな感じになりました。もう遭難はこりごりです。登山に大切なのはやっぱり慎重さです。来年,初心に返って登りたいと思います。
あー,生きてて良かった。
穂高岳山荘!!ようやく布団で寝ることができました。とは言っても,けっこう布団が暑かったのと,いびきがうるさくてなかなか寝付けませんでした。まあいつものことです。
2段になっている部屋のつくりです。荷物はじゃまになるので廊下に出しときます。ちょっと細めの布団に一人一枚分のスペースをもらうことができました。
この人がこの山荘のご主人です。おそらく貯水槽の水の量を点検しているのでしょう。水は,涸沢岳の雪解け水を引いているようです。温暖化のせいでしょうか,水のなくなるペースが早いそうです。
前穂のバックにきらめくのが諏訪盆地のようです。諏訪湖の花火大会が観れたようです。山の上からの夜景もいいですよ。
朝日を待つ間のこの時間ってじれったいですね。空が明るんできました。だいたい太陽の昇るポイントが分かりますね。
おーーーーーっと,太陽が顔を見せ始めました。素晴らしい夜明けです。
太陽が半分ぐらい顔を出しました。太陽の昇るスピードは早いもんです。雲海がきれいだ。
完全に顔を出した太陽です。逆光のせいで露出がイマイチです。
朝日に照らされる510アップです。この時はどうにもコーヒーが飲めなくって,お湯です。でも最高の気分です。
これまたナイスショット。短い時間ですが,ずっと見ていても飽きないですね。太陽って。
朝飯食った後に涸沢岳(3110m)に登りました。こちらの方はわりとすいすいとあがれちゃいました。でも下りが・・・。膝にけっこう来ますね。
奥穂山頂を指さします。右手に見えるのはジャンダルムです。前日はあそこに登ったんだよなあ。
槍ヶ岳山頂もきれいに見えました。最高の天気ッス
帰り道。雪渓は左足で滑って,右足のかかとでブレーキをかけながらバランスよく下りて・・・来ました。こういうときはスケートの技術が役に立ちますね。
重太郎新橋です。なんてことない橋ですが,あるのとないのとではえらい違いになります。ここまで下りて来ると一安心ですな。
今回はもう間違えません。雪渓のある方へと歩みを進めていきました。今年は残雪が多いようです。降りてきた人は,ズボンをビシャビシャにしながら「滑りながら降りてきた」と話していました。雪はカチカチに凍っていて,なかなか雪渓を進むことが出来ませんが,左側の崖ぎりぎりのラインを進み,雪渓をエスケープすることにしました。
途中,笠ヶ岳がむちゃくちゃきれいに見えました。あれで約2900mありますからね。あの山が高いと思っているうちは山荘はまだまだです。それにしても美しい。
雪渓を通り過ぎるとかなり急な傾斜を登ることになります。こちらも岩ばかりの道ですが,昨日の岩とは訳が違って,割と安定しています。ところどころにペンキで印がつけてあるので,確認しながら歩いていけます。
そして,目指す穂高岳山荘が見えてきました。それにしても・・・,すごい急な登り道。前日の疲れもあり,10歩歩いたら止まってしまいます。休憩しながらえっちらおっちら歩いていきます。
やっと山荘に到着。山荘は稜線上に立っています。向こう側には有名な涸沢カールが広がっています。何万年でしょうか。氷河が山肌を削ってこういう地形を作りました。10月初旬,ナナカマドなどがむちゃくちゃきれいな赤に色づき,すばらしい紅葉の景色を見せてくれます。一度この涸沢カールの紅葉を見に来たいのですが・・・。
これが穂高岳山荘。向こう側には涸沢岳(3110mで日本第8位)が見えています。
山荘で昼飯(カレーライス)を食って,一休みしてから山頂トライです。いきなりはしご場などの難所が待ちかまえています。見えているピークはまだ山頂ではありません。
はしご場は,足場が安定しているのである意味安全です。ただ,下を見るとやはりちょっと怖いですね。
奥穂山頂から西穂へと続く道中にあるジャンダルムです。遠くから見てもその険しさが伝わってきます。かなり危険なコースみたいです。
コースを振り返ると槍ヶ岳がむちゃくちゃきれいに見えます。いやあ,それにしてもいい天気だなあ。510の北アルプスデビューの山です。もう一度登りたくなってきます。
奥穂山頂(3190m)制覇!!さっそく山頂コーヒーを作って飲みました。日本で3番目に高いところで飲むコーヒーは,格別ですな。槍ヶ岳(山頂が隠れてしまいましたが)をバックに乾杯!!
山頂にはちっちゃな祠がまつってあります。3人とも,道中の安全を心の底から祈願しました。このとき,一人遭難者が出たようで,岐阜と長野のレスキューの人がこのあたりをうろうろしてました。助かったみたいで何よりです。
前穂がそそり立っています。本来ならこのあと縦走する予定だったのですが,予定が半日ずれ込んだので,今回は断念。次回チャレンジです。こちらもかなり恐ろしいコースとのこと。若いうちに登らにゃ!
奥穂山頂から左手には上高地が見えます。観光客でえらくにぎわってるんだろうなあ。そういったところを涼しい山頂で見下ろすのは気持ちいいもんです。
右手に見える赤茶けた山が焼岳です。活火山なので,噴煙を上げています。こっちも低い山ですが登ってみたいですな。