go-ichi-maru blog

気ままなつぶやきです。

おれたちの岳 ~聖岳登山 3~

2011-08-28 22:51:33 | 登山記録

しばらく稜線を歩いて小聖岳を振り返ります。

 

よく登った。

 

さらに登ります。

 

 

ガスの合間に山頂が少し顔をのぞかせました。

 

3000mって,あんなに高かったっけ・・・と思いました。

 

シャッターを切らずにはいられません。

 

 

稜線が美しい。

 

ミネウスユキソウ。渋い高山植物です。

 

さらに登る。

 

がれきをジグザグに歩いて行く。

 

ハイマツ帯も終わり,高山植物のオンパレード!

 

タカネヒゴタイ。

 

タカネツメクサ

 

ミヤマウイキョウ

 

シコタンハコベ

 

チシマギキョウ

 

チシマギキョウのバックに山

不思議な石。

 

真ん中がくりぬかれ,そこに小さな石がはまっている。

 

まるで目のようだ。

 

そうこうしているうちに・・・

 

山頂!

 

しかし,ガスの中にて周りは見えず・・・富士山,期待してたのにな・・・

 

でも,雨が降らなかっただけ,去年よりもいいコンディションだったなあ。

 

 

3013mの頂に立つ。

 

そう,これがおれたちの岳。

 

よく頑張った。

 

しかしながらこの日,山頂アタックの時にマグカップを忘れたので,お湯湧かした鍋にコーヒーパックを入れてコーヒーをすする。それでもうまいのさ。

 

そして山頂は激さぶ!

 

奥聖岳へのアタックを断念して下山

 

ガスが出てきて視界が悪くなる。

 

山の天気は変わりやすい。

 

膝と足首の痛みに耐えながら下山。

 

このトンネルを抜けると今夏の登山も終了です。

 

 

 

車で移動中,吊り橋を発見。

 

おっとふざけててはいけませんね。

 

とにかく,無事に帰って来れました。

 

来年の岳はどこにしようかねえ・・・。

 

 


おれたちの岳 ~聖岳登山 2~

2011-08-27 22:06:50 | 登山記録

ようやく樹林帯を抜け,見晴らしのいい登山道へ出てきました。

 

 

ここはかろうじて携帯の通話エリア(docomoのみ)

 

しばらく行くと,フェンス越しに高山植物の群落を発見。

 

どうやら,高山植物が鹿の食害にあっているようで,それを保護しているみたいです。

 

 

フェンスの外でも力強く生きているタカネナデシコ

 

花弁の筋が非常に美しく見えたハクサンフウロ

 

なかなかみられない貴重なタカネマツムシソウ

 

エゾシオガマは結構低いところでも見られました。

 

食うと死にます。トリカブト。

 

 

 

 

 

 

マルバダケブキの大群落。

 

そしてちょっとした高原散歩。

 

こういうところを歩くのは気持ちいい。

 

聖平小屋でスパゲッティを食います。うめえええええええ!!

 

小屋の前ではテント組。

 

おれたちは寝袋組。

 

気温13度,涼しい・・・。

 

 

夜が明けました。いつ見ても朝日はいい。

 

ただただ見つめるだけ。

 

お世話になりました。聖平小屋。

 

さあ,出発!

 

枯れて白木になったまま足っている木々がおしゃれです。

 

 

センジュガンピは久しぶりに見ました。

 

 

そして,目指す岳(ガク)が見えてきました1

 

稜線には山頂を目指す人々の連なる姿。

 

岩肌が朝日に照らされてかっこいい。

 

そして小聖岳に到着。

 

 

 

 


おれたちの岳 ~聖岳登山 1~

2011-08-26 21:37:51 | 登山記録

3時30分にいつものK中学校に集合。

メンバーは,おれ,なをきんぐ,ゆうきんぐ,そして今年新加入のサダの4人。

飯田まで高速を飛ばし,その後一般道へ。

 

これがまたかなり細く,路面もヤバイ道。時々落石の形跡などがあり,助手席に座っていてもひやひやですわ。

 

ガードレールが落ちちゃってますわ。

 

 

 

やっと駐車場到着!

 

ゆうきんぐ運転お疲れ!!

 

天気もよさげ!

 

準備して登山道へ。

 

しばらく行くと,千と千尋の神隠しのように,トンネル登場。

 

ここを抜けると神々の世界が待っています。

 

マイナスイオンいっぱいの滝。こういうところはやっぱりひんやりしますね。

 

途中で野ザル発見。小猿などを率いていました。

 

便が島からの登山道ではこのゴンドラに乗るチャンスがあります。

 

ロープをたぐり寄せてちょこっとずつ進みます。

 

ただ,下に架かっている橋を渡った方が早くて楽。

 

いよいよ山道に入っていきます。

 

樹林帯は木の根っこが非常に歩きにくい。

 

ようやく1400mのポイントへ。

 

上を見上げると,競い合うように伸びる木々。

 

苔の緑が非常に美しい。

 

苔むした倒木たちが広がっている苔平。

 

これだけ苔が広がっている登山道はなかなかないですな。

 

 

その中で,光を浴びることができず,枯れて朽ちていった強敵(とも)たち。

 

そして,自ら朽ちることで分解され,次に生えてくる新しい植物の栄養分となる

 

それをMother Treeという。

 

倒れたての木。

君もいつか母となるのさ。

 

幹は倒れようが,ここにオレが生きたという証は残っている。そう,この根っこのように。

 

その命の営みの舞台を我々は歩んでいくのだ。

 

 

 

 

 

 

 


初秋の北アルプス

2010-09-30 21:40:28 | 登山記録
どうしても秋の山に登りたくて,26日に行ってきました。

泊を伴う山行は無理なので,日帰りで焼岳(2455m)です。


今回は,新中ノ湯ルートから山頂を経由して上高地へ下りるパターン。

朝4:30 岡崎出発 沢渡駐車場に7時半頃到着。

有料駐車場なので,金を取りたい気持ちはわかるんだけど「トイレ貸してくれませんか?」と聞いたら「ダメ」と無愛想に断られた。

「金払わない客なんか眼中にない」って感じが前面に出ていて気分悪くなりました。沢渡の連中はみんなこうなんですかねえ・・・

くねくね道を上って登山道入り口に到着。

すでに結構車が止まっていて,路駐。焼岳登山ツアーの観光バスまで路駐。夏山よりも込んでるかも・・・


8:00 クライム・オン


歩き始めて15分ぐらいたったでしょうか。車がひっくり返っています。

ここまで車をどうやって運んだのか・・・!?


乾いた木が秋の空に突き刺さっています。

天気は快晴!!


蜘蛛の巣に朝露が張り付き,これまたきれいなワンショット


途中,倒木が襲いかかってきましたが,何とかかわす。


ようやく焼岳山頂付近が顔を見せ始めました。


やっぱ,空が見えると気持ちいいですね。

すっかり秋の空。

日差しはきついですが,日陰はかなりすがすがしいです。


ウラジロナナカマドも色づきはじめ。


こういうグラデーションがいいですね。

10月に入ればかなり紅葉がいい感じかも。


とにかく空はむちゃくちゃきれい!


さあ,活火山の焼岳山頂付近が見えてきました。火山ガスが吹き出しています。


途中,イワハゼの大群落に出くわす。ちょうど果実がびっしりついてます。


オヤマリンドウもいい感じです。
まだ高山植物あるんですねえ。


乗鞍岳までの見渡しがいい。


草紅葉が秋山らしさを醸し出しています。


山頂手前,焼岳南峰と北峰の分かれ道にあたる鞍部からは噴火口にできた池(正賀池)がありました。


ここからは笠ヶ岳もきれいに見えます。


火山ガスのにおいも充満してきました。


硫黄で岩もレモン色に染まっています。太陽の光が反射してまぶしいぐらい。


火山ガスがシューーーーーと音を立てて絶えず吹き出しています。


少しあがったところからは向こう側の景色が見えてきました。

上高地を見下ろします。


焼岳北峰(2399m)に到着!!

ここからの見晴らしは最高!


ちょっとした小ピークで一休み。


おっと,隣,立てそうじゃん


イエーーーーイ!!
(後ろは崖っぷちで,下見るのが怖いぐらい)


こちらは立ち入り禁止の南峰(2455m)
でも,踏み跡が稜線上についていました。


落ち着いたところでお湯を沸かして・・・


北アルプスの山々をバックに山頂コーヒー

槍ヶ岳から西穂,奥穂,吊尾根はさんで前穂。

北アルプスの主峰たちが「かかってこいや」といわんばかりに並んでます。


夏に登った岳沢から前穂までがきれいに見渡せます。

岳沢小屋も発見!

あまりの天気と景色の良さに,30分ほどくつろいで下山


まず目指すのは焼岳小屋(緑色の屋根)


下り始めてしばらく立って振り返ると焼岳の荒々しい姿が!

登りとはまた違った山容を見せてくれます。


休憩


そして焼岳小屋へ。

水買いましたが,500mlで450円。足下みてます。


ここでミートスパ作って昼食。


途中はしご場の難所もクリア。


結構長いはしご場です。


最後はシラカバの森を抜けて上高地へ。

初の秋山登山は,天気にも恵まれて山頂からの景色は最高でした。

今年は,夏山(前穂)で天気にたたられたので,その分取り返した感じです。

夏山と秋山で年に2回企画するのが常道になりそうです。

よく がんばった 4

2010-08-31 20:09:08 | 登山記録
雨が降っていましたが,ここまで来たからには!の気持ちでクライムオン


足下に水が入らないようにブーツカバーもセット。これで完全防水になるはず。

さっそく岳沢を渡って登山道へ行こうとすると


激しい水の流れ。

本来歩いて渡れる枯れた沢なのに,大雨の影響で山頂からすごい流れの川になってしまった。

これではちーと渡れない。

この沢を渡らないと,山頂アタックはおろか,下山も無理。残された道は,天狗沢を登って奥穂へ向かうかなりの難コースになる。

ここで一日足止め,延泊か・・・

岳沢小屋にて待機。

その間,山小屋においてあった「岳」を読むことに・・・

北アルプスで山岳救助のボランティアをやっている三歩を主人公にした登山漫画。

2話に1話ぐらいの割合で遭難,あるいは滑落で人が死にます。

また死に方が結構グロく描かれていて,これから山へ登ろうとする人のテンションを下げる漫画。

ただ,それ以上に「山っていいなあ」と思わせてくれる漫画でもある。

結構夢中になって読んでいると

「橋を架けましたので,今のうちに渡ってください」

とのこと。

慌てて準備をして,

「下山やむなし」

勇気ある撤退をしよう。

「岳」で山の恐ろしさに対する負のオーラいっぱいになっていたことから,「岳沢も前穂」ととらえて下山を決断したのでした。


とりあえず水量が落ち着き,この材木の橋を渡る。

・・・とここでなをきんぐが

「雨降ってないし,山頂目指すって言うライフカードはないッスか」と提案。

「どうする!?」

天気予報でも,午後からは曇りとのこと。回復傾向か。

「じゃ,いくか」

と軽く決断。

とりあえず2時間登ってみて,無理そうだったら引き返そう,ということで

クライムオン


登山道ですが,小川になっています。このあたりはテントサイトになっていて,昨晩どうやって過ごしたんだろうと心配になります。


岳沢からの重太郎新道はかなりの急勾配。みるみるうちに岳沢から高度感を増していきます。


まだ森林限界を超えてないのに,かなりの難所があります。


足を滑らせたら終わりです。


鎖場がやっかいで,鎖が滑りまくり。グローブ持ってなかったので,素手パワーに掛けるしかありません。

相変わらず装備の面では山をなめています。


こんな高度感のある長いはしご場も,滑るので要注意。


3時間で紀美子平へ到着。いつのまにか「2時間で決断」は山頂へ向かい,天気は大雨。

このあたりから,ウインドブレーカーを伝って雨水が靴の中へ入ってきました。内側から水が入ってきたんでは,せっかくのアルパインクルーザーのアウトドライ機能も台無し。しかし,よくここまで外からの水分をよくシャットダウンしてくれました。

バックパックをおいて山頂アタックをしようと思ったのですが,バックパックが背中の防寒になっているという判断から,背負ったまま山頂アタック。コースタイム30分ですが,バックパックを背負っているので1時間弱かかりました。

紀美子平からの山頂アタックコースはかなり危険なところがあり,杉浦氏が無事に足を運んでくれるか,様子を見ながら歩みを進めていく。

そんなこんなで・・・


なんとか前穂(3090m)制覇!

周りの視界ゼロ

でも,これで「穂高」とつく山頂はすべて制覇することができました。その達成感はうれしかったですね。

今まで登頂した穂高を振り返ってみましょう。


1999年。北穂高(3106m)
初めての穂高登頂でした。


2003年 西穂高(2809m)
なをきんぐが滑落しそうになりました。萩野氏がアクアシューズで登頂を成功させた山です。



2006年 奥穂高(3190m)
遭難し,死を乗り越えて登頂しました。初登頂で初遭難だったゆうきんぐに申し訳なかった。


やはり穂高は山の王様だ。振り返ると熱いものがこみ上げてくる。

しかし,我に返ると激しい雨が体を打ち付けている。

さあ,ここから怒濤の下りだ。



下山を前に,ここで食料をすべて補給。食料といっても行動食しかないのでスズメの涙程度。

定例会となっている山頂コーヒーなんてこの現状ではもってのほか。

そしてとっとと下山。


つかれながらも,時折すーっと姿を現す周りの景色にしばし感動。

途中で写メを送ろうと携帯を取り出すと,なんと,携帯のカメラ機能が壊れている。

今年はことごとくカメラがヤバイ目に遭う。

カメラばかりではない。

もう膝がボロボロ。

しかし,CW-Xがかなり効いて膝をサポートしてくれているのか,痛みはない。

踏ん張りはほとんどきかないが,勢いだけで足を運ぶ。

杉浦氏はかなり膝がヤバイ状況のようだ。でも,よく頑張っている。

本来ならば休憩を取りながらゆっくり降りるべきところを,出発時間が遅れたためにろくに休憩せずに下山し続けている。

杉浦氏に申し訳ないの一念。

上高地にたどり着いた頃にはもう薄暗い状態。

みんなヘロヘロ。

タクシーで平湯温泉に戻り,温泉に入って帰路へ。

今回の登山もこれで終了です。ホント,危機的な状況の中,山頂アタックを成功させることができたなと感心する。

自分も含めて杉浦氏,ゆうきんぐ,なをきんぐ・・・「よく がんばった」



後述
太ももの筋肉痛は4日間とれませんでした。
壊れた一眼レフカメラ,そして携帯はどうなったか・・・!?

よく がんばった 3

2010-08-30 22:52:38 | 登山記録
雲行きもあやしくなり・・・

夜も近づいてきました。


今回は岳沢小屋の近くでレンタルテントを借りての一泊。

雨も降ってきましたので,晩飯はテントの中で。


毎回人気のある麻婆春雨とトップバリューのご飯。


山で食べる食い物はホント,激うま。下界の3.5倍はうまいです。

そして・・・


再びポップコーン


お鍋の中からぼわっと(「踊るポンポコリン」より)


テント内は,このわずかな灯りのみ

食った後は・・・

お休み・・・

・・・

ZZZ

・・・

できん!!!!!

どうもいびきがあると寝られんのですわ。

今回,最も心配されていたのは杉浦氏。

スキー学習の時のあの恐ろしさは忘れられません。

また,赤岳登山の時にもやはり,かなりの轟音でした。

ただ,今回,彼はかなり気を遣い,横向きになって寝るという作戦をとってくれたことと,テントの隅にいったので,彼の対応は,今回100点満点でした。やればできる!

ところが,隣で寝たなをきんぐのいびきが激しい。いびきどころか,彼の動きが激しい。

彼が動くたびに,床に敷いてあるざら板から振動が伝わってくる。

寝相も悪く,時々足も当たってくる。

いびき対策で,ipod持っていたんだけど,この振動だけはどうにも手の打ちようがなかった。

外は激しい雨がテントを打ち付ける音。時々突風が吹いてテントがあおられそうになる風圧を感じるときもあるのに,ヤツは爆睡。

悔しさ,うらやましさ,寝れない焦り・・・いろんな感情が入り交じる中・・・

・・・

気がつくと周りが明るくなっていた。


そして外は雨。

ちょっと待てよ。

外の黄色いカバーがめくれたままだ。

入り口付近を見てみると,なんと浸水。

近くにおいてあったバックパックも半分水浸し。

そして近くにおいてあったカメラもなんか濡れている

大丈夫か!?と思って電源を入れてみる

・・・

のがいけなかった。

・・・

電源はいらず。

しまった!ショートだ。

よく見ると,ファインダー内にも液晶内にも水滴が!?

痛恨のトラブル。

そのうちみんな起き出す。

なをきんぐはどうやら寝袋ごと浸水していたらしい。

「なんか冷たいと思っていた」なんて言っている。

「冷たさ感じたら異常だから起きろよ!」
(山の水はマジ冷たい)

なんてツッコミを入れながらも,こいつは足下浸水しててもあの爆睡ができたんだと思うとある意味感心する。

たたきつける雨,時折テントを襲う突風,そして足下の浸水・・・

度重なる逆境にもめげず,いびきをかきながら爆睡できる無神経さ・・・,そう,そういえば彼にはそういう無神経さというか,よく言えばひたむきなところがある。

たとえば,登っている山がどんな山かには関心がなく,ただ「登っている」という疲労感が満足だとかほざいていたり・・・

萩野氏と3人で西穂高に登ったとき,山小屋から「景色きれいだなあ」って3人で一緒に出てきたはずなのに,いつの間にかいなくなってて50m向こうの方で盛んに写真撮ってたり・・・

ま,いろいろなをきんぐ伝説もあるわけです。

気を取り直して朝飯。


今回はお汁粉を作ろうと思ってあんこと白玉団子を用意したんだけど,白玉作るときに水の分量間違えて団子にならず。


団子っぽい白玉粉の塊を汁粉に投入。

でも,山で食べるものは何でも激うま。


なんだかうまくいかない朝に,憂鬱になってきました。

よく がんばった 2

2010-08-29 22:36:08 | 登山記録
まずは岳沢小屋までの道のりを歩んでいきます。


途中,切り倒した木を雪渓を使って下へ落としているところへ出ました。

この木の川の下は雪でした。


なかなか歩きにくいところをクリア


どこから吹いてくるのか,冷たい風の通り道がありました。

ホント,ここは涼しい!!


途中,枯れた沢で休憩。

枯れた沢で休むときには要注意です。このまま沢を登ろうものなら,奥穂高の遭難と同じ目に遭ってしまいます。



おっと,岳沢小屋が見えてきました。


目指すはあっちの方かとおもったら,あれは明神岳です。


トリカブトや


ノアザミを見ながら


岳沢小屋へ到着。


この7月にオープンしたばっかりの新しい建物です。ここに穂高の拠点ができるのはありがたい。


気温は16度ほど。涼しいですな。


早速昼飯を調達。パンパンにふくらんでます。


早速準備をして


激うま


そしておもむろに


ポップコーーーーーーン
カレーパウダーを振りかけてこれまた激うま。


遠くに焼岳(右)乗鞍(中央)が見えます。

よく がんばった 1

2010-08-28 22:18:18 | 登山記録
遅くなりましたが,今年の夏山レポを

台風4号の影響でいろいろありましたが,結局向かったのは前穂高岳(3090m)

午前5時集合で,相変わらず前日は睡眠不足でヤバイ状態。

平湯温泉からタクシーで1500円 今は阿房トンネルが無料実験区間なので,ありがたや

510 なをきんぐ ゆうきんぐ 杉浦氏の4人で上高地に到着。



天気は曇り。


今年はこのワコールが出したCW-Xのスタビライクスロングをはいて膝への対応をしてみました。

登山道中ですれ違う人,結構はいてましたね。


上高地の有名観光スポット 河童橋はすでに結構な人出。



曇ってましたが景色は見えてました。

梓川沿いに散策路を歩いて行きます。


おっと,サル発見


茂みの中にも小猿が。


散策する人たちのアイドルになってました。


なれてるのか,近づいてもあまり逃げません。


桟橋みたいなところに出ました。


透明度はかなり高いです。


カモも気持ちよさげ


そして岳沢の登山道を上っていきます。


これで入場者数をカウントしています。

遭難多いですからね。

さあ,いよいよクライム・オン!

いよいよ行きます

2010-08-12 12:10:22 | 登山記録
毎年のライフワークとなっている登山

今年は2泊3日とれそうだったので,12日出発で南アルプスの荒川三山と赤石岳を縦走するという3000mの雲上散歩をしようと思ったわけですが・・・
(そういえば,去年は2泊3日とれたら野口五郎岳登ろうと計画していたよなあ)

なんと,これまた去年と同じように台風4号接近。

これにともない,日程を一日ずらそうとしたのですが,今度はメンバーの都合が合わない。

そこで,一日減らして一泊二日の日程で前穂高岳(3090m)への登頂に計画を変更することにしました。

「穂高」と名のつく山頂は,北,西,奥,とクリアしてきたのですが,前穂高だけ残っていました。

前穂高岳へ一番近いところにある岳沢ヒュッテなんですが・・・

平成18年に小屋が倒壊し,小屋のご主人さんも事故で亡くなり,前穂高へのアクセスは,北から奥穂高を経由するルートか,南から一気に奥穂高まで登り切って穂高岳山荘まで行くルートしかありませんでした。

前者のルートは,実はかつて計画したことがあったのですが,一日目にして遭難し,計画変更に伴い前穂高まではたどり着けなかったんです。

今年,待ちに待った岳沢小屋がオープンし,さっそくそこを拠点にして前穂高への登頂を決意したわけです。

明日早朝,出発します。