秋日和

あの暑かった夏が、今では幻想だったのではと思えるくらいに、しっかり秋になりました。
先日、雲一つ無い晴天！いわゆる秋晴れ！
御柱街道にあるファームポンドもべた凪で鏡のようでしたので、写真を撮りに。

たまには、愛車とツーショット！


木の上で、気分はTom Sawyer！

なんとも緑と湖面が綺麗なのです。

こうして段々と秋が深まり、信州の長い冬がやってきます。

セロリンのバス亭

原村の公式Characterには、セロリン、ピカタン、ヤッピーがいる。
全国に公募して１７００件集まり、その中から僕が選んで、
三つのCharacterが同じモノに見えるようにDesign監修した。
そして、原村ファンクラブのマスコットでもある。
原村ファンクラブは誰でも入会できるので、このBlogの読者の方は是非入会して欲しい。
http://we-love-haramura.jp/subpage/fc.html

妻と僕のお店も載っています。
http://we-love-haramura.jp/modules/popnupblog/index.php?param=21

原村はセロリの名産地なので、特にセロリンは原村の親善大使的な役目も多い。
ゆるキャラコンテストでは上位に入った。

そんな、セロリンのバス亭が村内のあちこちで目につく。
原村環境線セロリン号が村内を走るのだ！
バス亭も、トトロが乗ってきそうな感じでいいでしょ！
このバス亭の写真は、我が別荘地の入り口にある。
http://www.vill.hara.nagano.jp/www/info/detail1.jsp?id=2387


なんだか、自分が手がけたCharacterがこうして場になじんで行っていることがうれしい。

モネのような空

今日、八ヶ岳は晴天でした。
東京から来た知り合いと、茅野の山寺にあるフレンチ、「エモンデ・マッセ」で食事をした。
ここは高台の景色が良いレストラン。
料理も美味しい。0266-72-7523

駐車場へ出たら、さらなる素敵な景色が待ってた。
まるで、モネの「日傘の女性」の絵のような青空と草原。

モネの幻想を観たのは僕だけだろうか？

CLOUD

八ヶ岳、特に原村の中央高原エリアは３６０度開けていて見晴らしが良い。
八ヶ岳から下りてくると、目の前には南アルプス連峰が圧倒的な存在感を見せる。

そして振り返ると八ヶ岳がその美しい峰が見える。



左には富士山、右には中央アルプス連峰、日本アルプス連峰、諏訪湖、霧ヶ峰、蓼科山が見える。

そして、曇りの日もこの写真の様なドラマチックな雲が景色を更に演出してくれる。
曇り、雨、雪の日も様々な表情を見せる山々。
どれだけ観ていても飽きません。

そら～、あきまへんなあ～。

って、日帰りしちゃいました～。

先のBlogでアップしたように、本日早朝に、高速バスで東京へ打ち合わせに。
ついたらギラギラ太陽であつ～い。
思いの外打ち合わせが早く終わったので、東京の自宅に帰ったら室内気温38度！
本当は一泊して23日の朝に帰る予定でしたが、
ここで寝るには、またエアコンかけながら寝ないと行けないんで、
だったら、もう帰っちゃおうと思い、20時40分の最終バスを予約。
で、日帰りしました。
帰って来たら、八ヶ岳は雨上がりで、なんとも心地よい涼しさ！
帰る途中の信号で月夜の写真をチャレンジしてみました。


真っ暗な交差点では、信号が妙に目立ちます。


我が家へ帰る道、原村はこうした一直線の道が多いです。
木陰に鹿が佇んでいました。
若い牝鹿で、何とも神々しい美しさ！
森の芸術品です。
鹿とかが普通に側にいる生活って、やっぱり体に良いし、人生にも良いと思います。

東京に来てみれば～～～～。

八ヶ岳の我が家のあたりは、、夜は気温１０度、日中は１５度～２０度、湿度は相当低い感じなので
長袖がいる位なのに、今日東京に来てみれば、暑～～～～～～～～～～い。
今東京の家のロフトの室内温度は３８度～～～～～。
こりゃあ、熱中症になるなあ。

こんな気候が毎年続いたら、マジで東京には住めなくなりますね。

東京脱出をそろそろ真剣に考えている方に、朗報です！
僕の地元ルートならではの格安で環境も最高の物件があります。
軽自動車の値段前後で買えますよ。
たぶん、こんな底値はもう無いと思います。
まともに買った自分があきれるほどです。
もう一区画買いたいくらいです。
欲しいと本当に思う方はご一報ください。

しかし、暑い～～～。西日がきつい～～～。

あ～～、早く八ヶ岳に非難しなければ（笑

ご要望に応えて！愛車のドカティの紹介です！

僕が20歳代の頃から憧れていたバイクがこの写真のバイクです。
DUCATI 239 DESMOといいます。イタリアのバイクです。1972年製
こんな小さな車体で190キロ出る高性能のバイクです。今はそんなに出ませんが。

29歳で会社を辞めてデザイナーとして独立した自分へのお祝いとして買いました。
といっても、Vintageバイクなのでお店に売っていないので、
イギリスで買い付けて来てもらいました。
それを、生沢哲のチーフメカニックだった荒木さんという方にFull RESTOREしてもらいました。
その時、頼んだのが、「現代に通用する乗り味」でした。
フロントブレーキマスターはＴＺＲ、リアサスはカヤバ、左のウィンカースイッチ関係はＴＹのものを使用。
ブレーキホースもメッシュにしてDOT4のオイルを。リアのドラムブレーキシューもスペシャルなモノを。
HeadlightはCIBIEの凹型レンズにハロゲン球です。
写真はRESTOREして20年以上経った状態で一度も磨いていません。
八ヶ岳はこうしたバイクや車を保管するにも最高の気候なのですよ。

とまあ、こんな大人のオモチャも所有してガレージに置いておけるのが
八ヶ岳ライフの楽しみでもありますね。

お友達のペンションで朝食！ワンズワース

お友達のペンションのワンズワースは、とても心地よい。
先日、テラスで朝食をご馳走になった。

普段お客様に出すのと同じ内容で、朝から焼きたてのパンがひとかたまり出てくる。
これが、身が詰まってしっとりしていて何とも美味しい！
こんなところで朝食を食べたら、きっと都会に帰りたくなくなるのではとさえ思える。
なので、このペンションはリピーターが多い。
それもジャガー、ベンツ、ＢＭＷといった外車に乗っている方が多いのだ。
この心地よさだったら分かる気がする。
サンルームやリビングもイギリスのアンティーク家具で揃えられていて
イギリスの田舎のＢ＆Ｂに来たような感じだ。
夜もお邪魔して写真を撮らせて貰った。
お客さんは、ここでお酒を飲んで寝る前の一時を楽しまれるそうだ。


寝室はミニマムだが、小さな小窓からの朝の光が、
秘密の隠れ家に来たような感じを受けるだろう！


我が家のログハウスは最高に居心地の良い空間だけど
このペンションにあえて泊まっているのも、楽しいかなと思えた。

愛車のドカとの週末

八ヶ岳に移住を決めた、私だけの私的理由の一つに、
八ヶ岳のワインディングロードをいつでも気軽に走りたい！
というのがありました。
二十歳で、バイクツーリングで初めて八ヶ岳に来てから虜になりました。
29歳でログハウスを建てるまでは、相当通いましたねえ。
宿泊はキャンプがメインで、時々ペンション。
東京から行くときはウキウキなので渋滞もなんのその！
でも、帰りは夜の渋滞はただきついだけで、翌日は会社に出社～～。
「ああ、八ヶ岳に家があれば、そこにガレージを作って、
お気に入りのバイクと車を置いて、いつでもワインディングロードを走れるなあ！」
と、いつも妄想したモノです。

と言うわけで、今は念願かなって（というか強引に実行しただけですが）
朝ご飯食べた後、「ちょっくらひとっ走り～」が可能になりました。
で、今朝はオイル交換をしました。慣らしにひとっ走り～。
ガレージはまだ未完成です。断熱材を入れて内板を張らなければなりません。
奥のスペースにガラス張りのサロンも作らなきゃ。DIYの日々です。




写真の北海道の様な景色は、
鉢巻道路からチェルトの森に抜ける道です。
ここは以前は砂利道で、オフロード向けの所だったのですが、
舗装が進み、あと数十メートルで砂利は無くなります。
約6キロの快適なコースです。
観光地への通過コースではないので、通るのは地元の車がちらほら。

一時間ほど走って、満足げに家路につくのでした。

バイクのオブジェ

ライフワークとして、「張り子のオブジェ」というアートワークを続けている。
かれこれ27年になる。
ヤングジャンプの表紙、倍倶人の表紙、各種企業のパンフレット表紙、新聞広告、キャンペーンポスターなど
色々な媒体に使われた。
面白いモノでは、台東区にある今戸神社の本堂にデーンと鎮座する巨大な招き猫のつがいも作りました。
品川駅のアトレ4階のトランスファーというレストランの奥の部屋にも乗り物のオブジェが3台ケースに入って飾ってあります。

で、この写真のオブジェは数年前に銀座伊東屋Galleryで個展を開催したときに作ったバイクのオブジェです。
このオブジェは、とても有名な会社社長に買って頂きました。

写真を整理していたら、このオブジェの写真が出てきました。
なんか、ホノボノしていていいなあと自分で思ってしまいました。
手元には無いので、また作って見ようかなと思っています。
シリーズで、いろんなブランドのバイクを作ったら面白いかも！

こんなバイクのオブジェも作りました。


このバイクのオブジェは倍倶人の表紙用に作りました。

みどり湖

みどり湖…。
山間部の田舎に行くと必ずある地名。
このみどり湖は、八ヶ岳山麓小泉界隈にある。
そんなに大きくない池だけど、何となく心地よいオーラを出していると感じる。
この池はファームポンドといって、農業用水の溜池。
原村界隈のファームポンドは関係者以外立ち入り禁止になっているが、
ここは、憩いの場として解放してあるし、釣りも出来る。
山梨側は開放的ですね！
池の縁は湿地帯の植生が豊富で、長野側の池とはちょっと違います。
こちら側の方が気候が暖かいからだと思います。
なので、景色がやさしく感じるのでしょう。


普段、自分の住んでいるところ以外に足を伸ばして散策すると
新鮮な景色に出会えて、「ああ、今日も一日良い日だなあ」と思えてきます。

秋の到来

本当に暑く長かった夏も、いつの間にか秋の気配になっていました。
ひまわりが枯れてコスモスが咲き、
稲穂が黄金色になり頭を垂れ、
蝉の声が止み、トンボが飛び交い、
入道雲が勢力を弱め、筋雲が空を覆い始め、
ススキの穂が膨らみ、
日没が1時間以上早まり、
朝夕の気温がグッと下がり、
長袖が必要になりました。
酷暑で大変だった今年の夏も、終わってみると恋しくなります。

夕焼けも、柔らかな感じになってきました。

こうなると、冬支度が忙しくなってきます。
これから、手がかじかむ前までにやらなくてはいけないことが沢山。
ああ、早くサンルームの扉と床を仕上げなければ～～。

諏訪大社～大国主命

今日、ユーザー車検に初めて出した。
去年までは、ディーラーにお任せの車検だったので20万以上かかっていたが、
自分で立ち会う車検だと8万円で済んだ。それも2時間くらいの所要時間。

その間、代車を貸してくれたので、諏訪大社へお参りに！
まず、足湯で体をリラックスさせる。
そして上社の本殿にお参り！
その後、大国主命の社にお参り！
前回のような気の洗礼は無かった。
お昼にお参りしたから、きっとお昼寝の時間だったかも。
その代わり、天から光を頂いた。心地よかったな。
こうした場所に行くと、とても安らぐ。

こんな場所が近くにあるのだから、時々神様に逢いに行こうっと！

昼下がり、八ヶ岳が綺麗だった。

昼下がり、我が家へ向かう。
家がある八ヶ岳山麓。
空気が澄み渡り、秋の夕暮れの光が八ヶ岳の山々を照らし出す。
圧倒的な空気感！
うん、なんて気持ちいいんだろう！
この場所に、これを見てくれた全ての人を連れてきたい！
なぜなら、写真ではこの心地よさを表現できないから！
さあ、みなさん、週末は八ヶ岳に行きましょう！
原村ペンションも空いているので、のんびり過ごせますよ！

Tさん

我が家のすぐ側にTさんのログハウスがある。
Tさんは10歳年上の方だったけど、僕の事を気に入ってくれて
別荘に来ると、いつも夕飯に呼んでくれた。
当時は我が家も別荘として使っていたので、お言葉に甘えてよくお邪魔した。
料理は決まって鉄板焼きだった。それもバターで焼くこってり系。
別荘時代は、お互い毎週のように通っていたので本当に良く飲み、食べ、話した。
両方の家族で団らんを楽しんでいたなあ。

僕らが移住してからも、Tさんは毎週のように通っていた。
ある日、ちょっとしたことで疎遠になった。
1年近くお互いに気まずい感じだった。

いつもの週末の終わり、Tさんが訪ねてきた。
「また、前のように楽しくやろうよ」と言って手を差し伸べてきた。
僕らは握手を交わし、仲直りした。お互いの家族もうれしがった。
その年の夏休み、僕は色々忙しくてTさんのお招きに行けなかった。
夏休みが終わり、Tさんが帰るときに言った。
「今回は予定が合わなくて飲めなかったけど、次に来たときには飲もうね」
僕も、「ええ、是非お願いしますね！」
Tさんは、また握手を求めてきた。
握手を交わしたときに、元気が無くて寂しそうな感じを受けた。

夏休みが終わってから、Tさんは来なくなった。
忙しいのかな、お正月には来るだろう。
でもお正月にも来なかった。

そして春になった。
管理人さんから、Tさんが去年の暮れに癌で亡くなったと聞いた。
夏休みの時から体調が悪くなっていたのだそうだ。
Tさんは、あの夏の一時が最後の八ヶ岳と感じていたのだろう。
だから、Tさんは僕ととても飲みたがっていたのだ。

夏の終わりになると、Tさんとの最後の握手を思い出す。
犬の散歩で、Tさんのログハウスの前をいつも通る。
ベランダから「寄って行きなよ～」というTさんの明るい声が聞こえるような気がする。
でも、主を失い、家族も殆ど訪れなくなったその家は、少しずつ色あせていく。

Tさん、天国でもバターの焼き肉食べているんだろうなあ。