前回テストした状態からジャイロチップだけを超小型のENC-03Rに交換しました。あいにく何度もジャイロテストを繰り返したためか、メインモータがパワーダウンしてフルチャージした電池でも浮かなくなり交換しました。
ジャイロの電源(3V)はR4J NANO FM受信機の基板中央にあるコンデンサ(22μF)のプラス側から引き出しています。
今までテストしてきた大きなジャイロチップENC03Mとの差はまったく感じられません。ジャイロ用マイコンとジャイロチップ間の配線は外部ノイズの影響を受けにくくするためツイストしてます。テスト中もコンピュータ・プロポでコントロールできるよさを実感しています。
ジャイロプログラムを米粒マイコン(PIC10F222OT)に書き込んだ場合は基板に載せるせる必要がありますが、DIPタイプを使えば配線を直接足にはんだ付けできるので基板が必要ありません。
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ジャイロは要望があれば電子工作を楽しみたい人にプログラム済みPICの供給ぐらいを考えていましたが、「男ジャイロ」なるものが今回の用途に使えるなら、それも必要なさそうです。
私の発言の仕方が悪くて誤解されたかと思いますが、「男ジャイロ」がヘリに使えるかどうかは試していないのでわかりません。
メールでもいただければ幸いです。
準備ができるまでもう少し待ってください。
リファレンス電圧と静止時電圧の関係は意外とあてにならないんですよ。
私も最初は色々試してみたのですが、起動時のニュートラル電圧をサンプリングするのが良い結果が出ています。
静止時電圧出力はチップによりバラつきがあります。
起動後5秒後にジャイロの電圧チェックをしていたのは、RC-1サーボがイニシャル処理を行うので電圧変動がありそうな時間を経過させる目的でした。
また、起動時にニュートラル電圧を検出することを組み込む場合には、バッテリを接続してから安定した場所に置けるように余裕を持たせていたためで、使用目的が限定されていれば通常1秒も待てば問題ないと思います。
とはいっても、コンピュータプロポの場合は多少電圧が変動しても設定でカバーできますが。
確かにジャイロの静止時出力電圧はカタログ値の1.35Vとずれていました。
1.37Vや1.38Vもありました。
起動時のニュートラル電圧をサンプリングするのがよいでしょうね。
いままで電池をつないでからあわててヘリを静止させる動作をわずらわしく思っていたので、コンピュータプロポを使うなら問題ないと割り切ってプログラムしました。
Vref最小値:1.20V、最大値:1.50V
静止時出力:Vref±0.60V
私の手元には静止時出力1.4V以上のものもありましたが、予想以上にばらついていました。
ちょっと大きいずれですが、それぞれの固体に合わせてプロポの設定を一度行えば問題なさそうな気がします。