Indoor airplane world
 



 一般的にFM受信機をインドア・プレーンに搭載する場合、モータの回転を制御するためのスピード・コントローラが必要になります。

 7.5mmx9mmの極小サイズ基板で分解能の高い超軽量なスピード・コントローラが完成しました。オートカットつきが0.13g、オートカットなしが0.11gです!



オートカットつきのスピード・コントローラESC262C(0.13g)


オートカットなしのスピード・コントローラESC262(0.11g)


 リチウム・ポリマ<電池1セル用で、オートカットつきのスピード・コントローラESC262Cとオートカットなしのスピード・コントローラESC262の2種類を用意しました。用途によって使い分けてください。

 FM受信機(R4J NANO)等と組み合わせてアウトドアやインドアでフライトを楽しむ場合はオートカット付きのスピード・コントローラESC262Cを使います。

 インドア専用の場合はオートカットなしのスピード・コントローラESC262を使い、別にバッテリモニタをつけても良いでしょう。

 小型ヘリコプタのメインモータやテールモータのスピード・コントロールに使う場合はオートカットなしを使います。

 オートカットのないスピード・コントローラはバッテリモニタIC TCM809Tを追加してジャンパ加工すればオートカットつきに変更できます。また、オートカット付きのスピード・コントローラはジャンパをカットすればオートカットなしに変更できます。

 R4J NANO FM受信機のスロットル・チャンネルにスピード・コントローラをつなぐ場合は電池を過放電から保護するためオートカット付きのESC262Cを使ってください。

 電池はスピード・コントローラのBATTERY端子に接続しても、FM受信機の空いているJSTコネクタの+/-端子に接続してもかまいません。とても小さなコントローラ基板のため、基板には極性表示がありません。くれぐれも極性を間違えないようにしてください。

 市販のFutaba送信機を使う場合はスロットル・チャンネルをリバースに設定してください。RTX4、JR、Sanwaの送信機はノーマルのまま使います。

 連続最大電流が1Aあるので、ショップで取り扱っているコアレス・モータのすべてが使えます。

 スピード・コントローラへの入力が途絶えると約1秒後にモータがOFFになります。

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コメント
 
 
 
バッテリモニタ (kobara)
2008-08-23 22:01:53
バッテリモニタは、TCM809の左のパターンにLEDと抵抗を取り付けても良いんですね、(もともとそれ用のパターンみたいだし....)
 
 
 
バッテリモニタ (toko)
2008-08-23 22:28:17
kobaraさん、そのとおりですね。
もともとがそのように作った基板ですからね。
試作のスピードコントローラではTCM809を使わずにPIC204の内部リファレンス電圧でオートカットするようにしていました。
これは少しでも軽量化したいという思いからです。
しかし、そのために新たなパーツを在庫しなければならないのはつらいので今回はやめました。
 
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