Indoor airplane world
 



 仕事で使っている軽トラックの買い替えを視野に、三菱のEV軽トラックMINICAB MiEVトラックが発売されてすぐに、近くのディーラーへ出かけて情報を聞いてきました。

 EV軽トラックは補助金なしで約200万円、ガソリン軽トラックは約80万円と、大きな価格差があります。

 今日になって、EV軽トラックの試乗車が用意できたので乗ってみてほしいと営業マンがやってきました。



 見た目はガソリン車の軽トラックと変わりません。荷台が4cm高くなっています。



 よく見ればマフラーがないので電気自動車だとわかるのですが、外観から電気自動車と判断できるのはこのシールぐらいでしょうか。



 荷台の下にコンパクトにまとめられたドライブユニットがあります。走りはリーフ同様トルクがあって力強い加速です。



 充電ポートはガゾリン車の小物入れを利用して設置されています。今回の試乗車は200V充電ポートと急速充電ポートがついていますが、急速充電ポートはオプションです。

 駆動用バッテリは運転席の床下から荷台下の半分ぐらいまでに収まっているようです。電源電圧270V(リーフ360V)、電池容量10.5kWh(リーフ24kWh)。200V充電で満充電まで最大4.5時間。



 駆動用バッテリのほかに12Vバッテリがあります。これはガソリン車と全く同じもの。



 とてもシンプルなディスプレイ。右上には走行可能距離が表示されています。



 オプションを装着しないとこんな感じ。運転席の座席にはシートヒータがついています。



 シフトはR、N、D、Eco、Bモード。キーを差し込んでブレーキを踏みながらONまで回すと走行できる状態になります。それと25km/h以下で走行するときの走行音をON/OFFできるスイッチがついています。



 三菱MINICAB MiEVの充電ケーブルと日産リーフの充電ケーブルを並べてみました。



 どちらも全く同じもののように見えます。カタログをみたら100V充電ケーブルも200V 充電ケーブルもディーラーオプションになっていました。

 軽トラックは仕事用ということもあり、試乗してみてもときめきを感じません。エンジンがモータに代わったので静かかというと、軽トラックの場合は後輪の板バネも硬く、室内の遮音性能も低く、乗り心地も悪く、走行中の雑音もかなりあります。

 現状では、ガソリン軽トラックとEV軽トラックとの大きな価格差を埋め合わせるだけのメリットを見出すことができませんでした。

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