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3Dプリンタ組立キットBS01+(ABS/PLA)の組み立て
3Dプリンタ
/
2015-01-20
1月12日に注文したbonsai labのBS01+(ABS/PLA)組立キット(オフホワイト)が昨日届きました。
キットが届く少し前に、予め申し込んであった購入者だけが参加できる、
「日本製超小型3DプリンタBS01グループ」
への参加が承認されました。
コミュニティでは、組み立て上の問題点やトラブルなどに、経験者がアドバイスをしてくれたり、改良情報などが豊富に掲載されされています。組立マニュアルもコミュニティで閲覧できます。
早速マニュアルをみながら何とかここまで組み上げました。間違いや失敗がかなりありました。機械部分の調整では、ガントリーの組立て調整がとても難しいです。タイミングベルトのテンションで、X軸とY軸の動きが軽いのか重いよくわかりません。
組み立て中で一番の失敗は、テーブルヒータをアルミテーブルに貼り付けた時に、ヒータとアルミテーブルの間に入っているごみを取ろうとヒータをめくり上げたら、ヒータパターンの一部が切れてしまいました。ヒータは布製のガムテープのような感じです。
マニュアルによるとこのヒータには8Aの電流が流れるようです。最悪の場合はヒータを交換する必要があるかもしれませんが、とりあえずこのまま組み立てました。
パターンヒータは4個のヒータが並列接続されていますが、パターンをみる限り中央付近がメインのようなので大きな問題はないかと・・・。
フィーダーモータにギヤがセット出来なかったため、調べたらネジ穴が途中までしか切れていないことが分かり、タップで切り直しました。。
狭い筐体内での部品の取り付けや配線作業はかなり大変でした、次にソフトウェアの設定がありますが、集中力が途切れてきたので今日はここまで。
コメント (
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3Dプリンタで...
3Dプリンタ組...
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コメント
光造形方式
(
Kine
)
2015-01-20 23:07:20
tokoさんの、「BS01+ 」についての記事が、とても楽しみです。
私は、「DMM」の光造形による「アクリル樹脂高精細」の3Dプリンタ出力サービスを利用してみました。
この光造形で、おもしろいのは、サポート材がロウ状の材料で、造形後にオーブンで溶かして取り除いてしまうそうです。
受取る造形物は、サポート材が取り除かれているので、自分で取り除く作業が不要です。
今回、作成したのは、ヘリコプター用の部品で、モジュール0.2の、歯数9のギヤ(2個)、歯数90のギヤ、モジュール0.3の、歯数7のギヤ(2個)、歯数70のギヤ、ラックギヤ、メインローターの軸受け、本体のフレームなど、合計16個の部品です。
沢山の部品を、ひとつのファイルに配置し発注しましたが、 2,608円(税込価格、送料無料)でした。
受取った部品を顕微鏡で拡大し出来具合を観察してみました。
前回利用した「デジモデ」で作成した、モジュール0.2の歯数9のギヤの出来は65点といった印象でしたが、
今回の「DMM」 のギヤの出来は、「デジモデ」と同じように悪い形の歯があったり、段差やバリがあり、同じく65点といった印象です。
モジュール0.3の、歯数7のギヤ、歯数70のギヤについては、2ch 赤外線ヘリのハニービーのギヤに相当するものです。
「DMM」 のギヤの出来は、70点の印象です。モジュール0.3と大きいギヤなので、もっと良い出来を期待しましたが、少し期待はずれでした。
作成した本体のフレームは、MK06-4.5 のモーター、モジュール0.2の、歯数9のギヤ、歯数90のギヤ、メインローターの軸受けなどを取り付ける構造です。
ギヤの出来は65点と、あまり良くないのですが、実際に組み立てて、メインローターを高速で回してみましたが、振動や大きな音もなく問題はないようです。
材質がアクリルなので、耐久性や衝撃時のワレなどに問題があるかもしれませんが、とりあえず使えそうです。
次は、光造形に関連しての情報です。
ネットで光造形方式の家庭用3Dプリンタを調べてみると、興味のあるプリンタがありました。
海外ですが、アメリカのキックスターター(KICKSTARTER)の、「i Box nano」 と 「LittleRP」です。
「i Box nano」については、
解像度は、XY軸 328ミクロン、Z軸 0.39~100ミクロン
手のひらサイズの重量1.1kgの小さな3Dプリンタなので、最大造形サイズは、40mm×20mm×90mm になります。
3月ごろの正式販売では、アメリカAmazonと同社のウェブサイトで販売をするそうで、価格は299ドルの予定です。
液体樹脂の硬化に、UV LEDを使用していているので、1日8時間の使用で約17年に相当する長寿命の光源のようです。
「デジモデ」で使用している業務用3Dプリンタの解像度は、XY軸 100ミクロン、Z軸25 or 50ミクロン です。
XY軸 の解像度が、「i Box nano」の方が悪いので、モジュール0.2や0.3のギヤを造形するのは難しいと思われます。
「LittleRP」については、
光源としてAcer社の市販のプロジェクターと組み合わせて造形します。
ちなみに、開発途中で名称が、「LittleDLPer」から「LittleRP」に変更されています。
プロジェクターなしのキットが499ドル。Acer社の「x1240」 プロジェクター付きキットが999ドル。
Acer社の「P1500」 プロジェクター付きキットが1249ドルのようです。
XY軸 の解像度は、Acer社のプロジェクター「x1240」 と組むと、60ミクロン、Acer社の「P1500」 と組むと、40ミクロンです。
この解像度であれば、モジュール0.2や0.3のギヤが造形可能かもしれません。
ネットで調べると、他のメーカーの、光造形方式の家庭用3Dプリンタが次々と見つかります。
更に、性能と価格を競ってもらいたいと思います。
家庭用3Dプリンタの利用
(
toko
)
2015-01-21 00:59:47
Kineさん、色々と情報をありがとうございます。比較的安価に作れる時代なので、必要なパーツをプリントサービスで作ってもらうのもよい方法ですね。
私たちの仲間は、3Dプリンタを工作道具のひとつとして使いこなしていて、長所を積極的に利用して、思いついたらすぐ作り、問題があればすぐに作り直すと言っています。3Dプリンタがあることで、楽しみながら工作のできる生活を楽しんでいるのが素晴らしいです。そうなるともうプリントサービスに出して、出来上がってくるまで待てないようです。
案外難しそうですね。
(
としちゃん
)
2015-01-21 10:10:20
tokoさんレベルでも手こずるとは、組み立て記事興味深く読まさせて頂いています。ボックスタイプは保温と剛性に有利な分、組み立てやメンテが大変そうですね、たぶん後に経験することになると思いますが、造形物の取り出しで、ベッドに造形物が強く張り付きすぎた時など、剥がす力をうまく印刷物に伝えるときに、ボックス構造故、手をうまく入れにくく大変になることも起こるかもしれません。ほんとはメカを組み立てきったあとで、外からボックスをスッポリが理想だと思うのですが、筐体が大きくなりますし剛性をどこに持たすかも課題になります。話変わりますが、私も昔はプリントサービス一辺倒でしたが、手元にプリンタを置いて運用してみて世界が変わりました。今でも望む材料によってはサービスに出しますが、手元のプリンタと材料でできる範囲での工夫が大変面白く、なんだかんだで大抵のことはできてしまうことに気が付きました、またご指摘通り試作改良のサイクルが半端無く早くなるので、飽きないうちにプロジェクトを完成できるというメリットがあります(笑)というか飽きる暇なく改良と検証に勤しむことができる点が家庭用3Dプリンタの美味しいところだなと感じています。
造形物の取出しが問題
(
toko
)
2015-01-22 00:13:08
としちゃん、なるほど・・・。そういえばコミュニティで銅板を使ったり、ステンレス板を使うといった記事がありました。きっと造形物を板ごと箱の外に取り出すためなのかもしれません。
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私は、「DMM」の光造形による「アクリル樹脂高精細」の3Dプリンタ出力サービスを利用してみました。
この光造形で、おもしろいのは、サポート材がロウ状の材料で、造形後にオーブンで溶かして取り除いてしまうそうです。
受取る造形物は、サポート材が取り除かれているので、自分で取り除く作業が不要です。
今回、作成したのは、ヘリコプター用の部品で、モジュール0.2の、歯数9のギヤ(2個)、歯数90のギヤ、モジュール0.3の、歯数7のギヤ(2個)、歯数70のギヤ、ラックギヤ、メインローターの軸受け、本体のフレームなど、合計16個の部品です。
沢山の部品を、ひとつのファイルに配置し発注しましたが、 2,608円(税込価格、送料無料)でした。
受取った部品を顕微鏡で拡大し出来具合を観察してみました。
前回利用した「デジモデ」で作成した、モジュール0.2の歯数9のギヤの出来は65点といった印象でしたが、
今回の「DMM」 のギヤの出来は、「デジモデ」と同じように悪い形の歯があったり、段差やバリがあり、同じく65点といった印象です。
モジュール0.3の、歯数7のギヤ、歯数70のギヤについては、2ch 赤外線ヘリのハニービーのギヤに相当するものです。
「DMM」 のギヤの出来は、70点の印象です。モジュール0.3と大きいギヤなので、もっと良い出来を期待しましたが、少し期待はずれでした。
作成した本体のフレームは、MK06-4.5 のモーター、モジュール0.2の、歯数9のギヤ、歯数90のギヤ、メインローターの軸受けなどを取り付ける構造です。
ギヤの出来は65点と、あまり良くないのですが、実際に組み立てて、メインローターを高速で回してみましたが、振動や大きな音もなく問題はないようです。
材質がアクリルなので、耐久性や衝撃時のワレなどに問題があるかもしれませんが、とりあえず使えそうです。
次は、光造形に関連しての情報です。
ネットで光造形方式の家庭用3Dプリンタを調べてみると、興味のあるプリンタがありました。
海外ですが、アメリカのキックスターター(KICKSTARTER)の、「i Box nano」 と 「LittleRP」です。
「i Box nano」については、
解像度は、XY軸 328ミクロン、Z軸 0.39~100ミクロン
手のひらサイズの重量1.1kgの小さな3Dプリンタなので、最大造形サイズは、40mm×20mm×90mm になります。
3月ごろの正式販売では、アメリカAmazonと同社のウェブサイトで販売をするそうで、価格は299ドルの予定です。
液体樹脂の硬化に、UV LEDを使用していているので、1日8時間の使用で約17年に相当する長寿命の光源のようです。
「デジモデ」で使用している業務用3Dプリンタの解像度は、XY軸 100ミクロン、Z軸25 or 50ミクロン です。
XY軸 の解像度が、「i Box nano」の方が悪いので、モジュール0.2や0.3のギヤを造形するのは難しいと思われます。
「LittleRP」については、
光源としてAcer社の市販のプロジェクターと組み合わせて造形します。
ちなみに、開発途中で名称が、「LittleDLPer」から「LittleRP」に変更されています。
プロジェクターなしのキットが499ドル。Acer社の「x1240」 プロジェクター付きキットが999ドル。
Acer社の「P1500」 プロジェクター付きキットが1249ドルのようです。
XY軸 の解像度は、Acer社のプロジェクター「x1240」 と組むと、60ミクロン、Acer社の「P1500」 と組むと、40ミクロンです。
この解像度であれば、モジュール0.2や0.3のギヤが造形可能かもしれません。
ネットで調べると、他のメーカーの、光造形方式の家庭用3Dプリンタが次々と見つかります。
更に、性能と価格を競ってもらいたいと思います。
私たちの仲間は、3Dプリンタを工作道具のひとつとして使いこなしていて、長所を積極的に利用して、思いついたらすぐ作り、問題があればすぐに作り直すと言っています。3Dプリンタがあることで、楽しみながら工作のできる生活を楽しんでいるのが素晴らしいです。そうなるともうプリントサービスに出して、出来上がってくるまで待てないようです。