Indoor airplane world
 



 ギターを再開してから一年経ちました。途中から腱鞘炎になってしまったため、再開当初の練習量にくらべて今は練習時間がかなり減りました。それでも1日平均1時間ぐらいは練習しているでしょうか。でもなかなか思うように上達しません。

 この一年、音楽を愛する仲間たちとともにギターを楽しみ、今まで知らなかった素晴らしい音楽にも出会えてとても充実した日々を過ごしています。

 いまハーモニアスでアルベニスの「グラナダ」、「サウンドオブサイレンス」、それと新たに「風の丘」(魔女の宅急便より)を並行して練習していますが、これらの曲は2010年10月24日に行われる公民館祭りのステージで演奏する予定です。

 中でも「グラナダ」は自分にとってとても難しく、3曲並行して練習するのは少々辛いところです。この状態だと公民館祭りまでに仕上がるか不安です。以前から曲数を減らしてある程度自信を持てる状態でステージに上がった方がよいのではないかと思っていたこともあって、先日遠藤先生を交えてハーモニアスのメンバーと相談しました。

 そしてその中から大切なことを学びました。ステージで演奏すること自体より、その目標に向けた過程を楽しむことこそが大切だと・・・。これで少し気持ちが楽になりました。これからはマイペースで今まで以上に楽しくギターの練習ができそうです。

 そうそう、右手に装着していた鷲爪矯正器も装着からほぼ半年経過した2010年7月初旬、旅行に出かけるため矯正器を外しました。そしてその後も外したまま様子を見ています。爪は生え際からすべて新しくなっています。

 今後矯正された状態で爪が生えてくるのか、あるいは元通りの爪に戻ってしまうのか、これからしばらく様子を見たいと思います。



 さて、このところサークルでの練習に毎回iPadを持ち込んでフットスイッチで譜めくりを実践してきましたが、ここでiPadを使った譜めくりについてまとめてみました。



 A4サイズの楽譜をそのままPDF変換してiPadで表示させると楽譜が小さくなってしまいます。そこで楽譜の周囲の余白をできるだけ少なくなるように加工してからPDFに変換し、iPadで表示させたのが上の画像です。これなら楽譜を見ながらでもなんとかギターが弾けます。



 でも、iPadで楽譜を見ながらギターを弾くなら、A4サイズの楽譜を上下に2分割してPDF変換したものを横向きに表示させたほうが、オリジナルの楽譜より表示が大きくなるので、練習した曲や練習中の曲はすべてこの方法でiPadに楽譜を保存しています。



 滑りにくい材質でできたiPadの純正ケースに収めて横向きに譜面台に載せていますが、安定していて滑り落ちるような心配もありません。

 画像では照明の写りこみがありますが、演奏者の向きに合わせて譜面台の角度を調整することで照明の写りこみは回避できます。

 自作した譜めくり装置はとても便利に使っています。はじめのうちはギターを弾きながらフットスイッチを操作すると弾く手のほうがおろそかになりましたが、使いこむにつれて問題なく譜めくりできるようになりました。

 今のところフットスイッチひとつなので前のページに戻る場合は画面をタップなければなりません。そこで繰り返しのある楽譜は、繰り返しのない楽譜に直しています。

 譜面台に広げられる楽譜(A4で3ページ程度)なら、紙の楽譜のほうが見通しが良くて便利です。ページ数の多い楽譜でもパート譜にして3ページ程度に収まるなら同様です。でもページ数の多い楽譜で、1曲通して弾く場合はiPadで譜めくりするほうが便利です。

 iPadで楽譜を表示させるときは「設定」→「一般」→「自動ロック」→「しない」に設定しておかないと、練習中に自動ロックが働いて画面が真っ暗になってしまいます。

 iPadなら大量の楽譜を保存できたり簡単に閲覧できるのでそれだけでもとても便利です。

 今まではどのような楽譜でもiPadを使ってギターの練習をしてきましたが、今ギターサークルで練習している3曲とも楽譜が3ページ以内に収まるので、紙の楽譜で練習しています。今後は適宜iPadと紙の楽譜を使い分けていくつもりです。


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