希求
誰も居ないけれど
其処には、確かに
横長の大きい黒板が在って
教壇は、昔のまま
一段高い場所になっている
此処は、教室なのだ
僕が居るのは、架空の
或いは、仮想の学び舎の中・・
還ったのだ
学びの場に戻ったのだ
何しろこの歳に為って
知らないことが、呆れるほどに有る
何度も、何度も
気恥ずかしい場面に遭遇してきた
此の儘、無知を晒したまま
人生を終えるのは
些かに、口惜しい
そんな自己嫌悪が想定した空間・・
設定の不可思議は別にして
さあ!!学ぼう
noteを拡げ、penを握ろう
望めば、機会は与えられる
希求すれば、邂逅の瞬間は訪れる
例えそれが、束の間でも
例えそれが、夢現の出来事でも