生死の間
生きる!!と言う動詞に集約すれば
その前半は、その半分は
与えられる、若しくは、恵まれる旅で
その後半、その半分は
失う、若しくは、損われてゆく旅になる
ピークは、頂上は、
きっと個々人に依って差異があり
人の数だけの曲線だが
そうして、そのカーブの幾らかは
個人が意図的に、或いは
作為的に変動出来るものだが
何れにしても
上昇があり、下降があるのは
人のinochiの定番であり
定石であり、定理であり
誰にも変更不可の軌跡でもある
然れば
些かのその悟りに到達すればいい
その必然の自然の成り行きを
細やかに学んでゆけばいい
過不足のない生死のカーブを
泰然と辿ってゆけばいい
老いの日々とは
若しくは、老いてゆくとは
算数と国語をお浚いする毎日へ
還ってゆく旅なのだ