ANATAe~公言~
anataの書いた葉書や手紙は
其処に息衝く言葉の数数は
堆積し熟成し醗酵し
軈てプラチナのエキスになって
必要なとき
必要なだけ
僕の需要を満たしてくれる
何時だってその鉱石は
光沢を失くさず
物語を忘れず
存在の意義に自ずから屹立と起ち
僕の道行を照らす
永遠の陽光になる
一介のヒトとして此処に居て
その胸に持つ
しあわせの太陽よ
僕のStoryは
その確固たる恒星を
胸深く抱くがゆえに
大いなる
幸福の道程だったと公言できる
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