同時代を
同じ時代を生きる現実だけで
同じ時間を共有していると感じるだけで
同じ夢を見ているかも知れぬと夢想するだけで
同じ空を眺めているかも知れぬと想像するだけで
同時代の空気を呼吸していると実感するだけで
小さな幸せに浸れる
そんな風に
海馬に宿す細やかな記憶を残しているだけで・・
・
例えば
僕のミスターの存在のように
ふるさとの山河の佇まいのように
僕のあらゆる情感を育てたあのヒトの面影のように
僕を惹き付ける刹那のひと滴のように
僕の曼陀羅を完成に導くプロセスに存在する
ブログ「降ってくるもの達」のように
僕が乗り移った幾百篇のpoemのように・・
*08/19 05:52