「15分都市」については、数年前から何度もブログに書いてきた。
これが新自由主義社会の未来であることはダボス会議の創始者(クラウス・シュアブ)が繰り返し宣伝していることから明らかだ。
国連とダボス会議が導入した「15分都市構想」2023年02月17日
http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6014954.html
以下は、15分都市構想をビジネスサイドから見た感想が描かれている。
http://takahata521.livedoor.blog/archives/22141116.html
https://www.youtube.com/watch?v=VF7O2Ddtuf8&ab_channel=%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%95%E3%81%AE%E6%B0%97%E3%81%A5%E3%81%8D
上のYouTubeコンテンツでは、私の住む中津川市は、まさしく滅亡が約束された過疎都市であり、路線バスも廃止された、わが蛭川地区は、もう廃墟集落の運命が定まっているかのようだ。そのうち心霊スポットにもなりかねない。
だが、内容を聞いていて、しきりに出てくる「ミサワホーム」の言葉を聞いた瞬間、これが竹中平蔵のビジョンであることが鮮明に理解できた。
ミサワホームは、創業者である三澤千代治氏が2005年に、トヨタの奥田硯と竹中平蔵の非道な陰謀によって無理矢理、産業再生機構に押し込まれ、竹中の実兄である竹中宣雄が完全に乗っ取ったのである。
以下に経緯が詳しい。
https://blog.goo.ne.jp/hyouhei03/e/3c30a9b758fd9b6cf6b4b16041f3b1b1
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/298226
過疎地方を交通・商業・医療・生活インフラの廃止から廃絶死滅に追い込み、新たに、ダボス会議の提唱する15分都市構想=スーパー都市を建設し、大半の人々を、15分都市の牢獄に閉じ込めて管理するというのがダボス会議常任委員である竹中平蔵のビジョンだったのだ。
竹中平蔵は、小泉政権時代、首都移転構想なるものをぶちあげていた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A6%96%E9%83%BD%E6%A9%9F%E8%83%BD%E7%A7%BB%E8%BB%A2
実は、このとき、竹中はJR東海、葛西敬之と組んで、中央リニア新幹線構想に手を染め始めていた。そして、首都移転候補地として、リニア駅近郊に設定する計画を秘密裏に進め、後に、実兄が経営する乗っ取ったミサワホームに、大規模な土地買収を行わせていた。
岐阜県では、瑞浪市日吉地区、三重県では鈴鹿亀山地区などで、後に、ここの近くにリニア新駅が建設されることになった。
リニア新駅とスーパーシティは密接に関係していて、やがてリニアは阪神に延伸されるのだが、最終駅は、竹中が二束三文で買い占めた淡路島だと噂されている。
淡路島に大規模な15分都市=スーパーシティが建設される計画なのだ。
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/reform/wg6/20210423/pdf/shiryou2-3-5.pdf
最初に紹介した15分都市コンテンツが、しきりにミサワホームの名前を出している理由は、竹中平蔵がミサワホームを使って、過疎地方をタダ同然で買い占め、そこにスーパーシティという監獄を建設し、市民の一挙一頭足を支配管理するというビジョンの意味を説明しているように思える。
ここで15分都市構想の意味をおさらいすると、ダボス会議の命題は、二酸化炭素による温暖化阻止を名目に、市民による化石燃料使用=車や暖房 を抑制すること。ただし、市民生活の数千倍も二酸化炭素を放出する工業・産業に対する規制は示されていない。
スーパーシティの市民は、15分以内にすべての生活ニーズが満たされるシステムであり、それ以上遠い外出は禁止される。ただし、金を払えば許可される。
化石燃料使用が厳禁され、すべてのエネルギーは電気に一元化され、その電気は「二酸化炭素を出さない」と称する原子力発電によって作られる。使用済み核燃料に超長期の莫大なエネルギーが必要な事実は隠されている。
つまり、原発と産業を最優先させるため、市民の自由を剥奪し、奴隷のような監視社会で管理するシステムであることが明らかだ。
一般市民は移動の自由さえ剥奪されるのだが、特権階級である上級市民はこの限りではない。
市民のすべての創意工夫生活は否定され、上から定められた命令、管理だけで生きて行くよう強制される。
医療システムは、日本型の公共健保システムは廃止され、アメリカ型の民間損保業者による市場原理最優先の民間健保が導入される。
つまり、盲腸手術が300万円という無茶苦茶な超高額医療に代わり、貧しい庶民は、医療を利用することさえできなくなる。
ありとあらゆる経済システムに「市場原理」が導入され、弱肉強食の極端な序列社会が成立するというわけだ。
それは上級市民の年収は100億円、最下級市民の年収は100万円という正真正銘の奴隷制社会である。
上の説明に、多くの人が「まさか!」と思い信用しないだろうが、自民党員たち、菅義偉や竹中平蔵は、そんな新自由主義の社会を実現させると宣言しているのだ。
その本質は、「徹底的な市場原理による弱肉強食序列社会」である。
実際に、竹中平蔵の登場以来、日本社会は、どんどん新自由主義化され、かつての「思いやり職人社会」の姿が日本から消えつつある。
かつて、日本の人々は、金儲けよりも、自分が仕事することで相手が笑顔を見せることに人生の意義を感じていた。
それは「三方よし」の思想が、日本社会の根底にあったからだ。
http://sanpoyoshi.net/
だが、竹中平蔵が日本社会に持ち込んだのは、競争と「今だけ金だけ自分だけ良ければいい」という刹那的快楽と優越感の究極としての「新自由主義」だった。
それは、政府による資本主義金儲けへの規制を廃止して、金持ちへの税金も抑制し、社会を市場原理だけに委ね、「金儲けの自由」を人間社会最大の価値とする思想である。
CIAが戦後、反共防波堤として日本社会を自民党に支配させるように工作し、自民党一党独裁が長く続いたのだが、自民党員の心根は、「金儲けと権力支配の自由」だった。人権など視野に入っていない。
それは、戦後団塊世代が人員過多で競争の渦に投げ込まれ、序列を強く意識し、自分が成り上がることを人生の価値に置いたことから来ている。
自民党員は、差別と序列、権力が大好きで、人権には関心のない者が多い。
だから、竹中平蔵が新自由主義思想をひっさげてアメリカ(ハーバード大学ロックフェラー経済研究所)から帰国すると、たちまち、彼を持ち上げて、竹中のバックにいるユダヤ系金融資本の御利益にしがみつこうとした。
日本社会を新自由主義の泥沼に叩き込もうとしてきたのだ。
小泉純一郎は、竹中を重用し、「日本を金融(投機)国家に変える」と宣言した。
以来、日本型の社会主義に近い経済体制は、竹中によってむちゃくちゃに破壊され、実に4割以上の労働者が法的保護から追い出され、派遣のようなルンペン労働者生活に堕とされた。
伝統的な日本社会は、竹中平蔵によって地獄に堕とされていると私は見ている。
そして、15分都市構想を推進するダボス会議、すなわちユダヤ金融資本は、我々の想像を絶する人口削減の陰謀を持っている。
これも信じる人は少なく、私が繰り返し人口削減計画を暴露しても、読者による支持は非常に少ない。
みんな平和な世の中に洗脳されてしまって、世界が凄まじい陰謀で動いている現実に気づかないのだ。
ダボス会議の創始者クラウス・シュアブは、キッシンジャーの弟子であり同盟者である。
キッシンジャーは50年以上前に、世界人口を5億人で調整すると発言しているのだ。これは全世界を支配するユダヤ人の総意といってもいい。
だから、このビジョンは、ビルゲイツによって100%受け継がれている。そして、ビルゲイツは、ワクチンによって人口削減を実現すると言い続けている。
ビルゲイツと人口削減 2018年06月26日
http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5828313.html
ビルゲイツのやっていること 2020年09月22日
http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5827494.html
世界人口の劇的削減、決め手は戦争と飢餓 2022年07月18日
http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5948059.html
私は15分都市=スーパーシティというものは、戦前ユダヤ人がホローコストに遭ったゲットーの再現のような気がしている。
それは、人々をまとめておいて、疫病やワクチンなどで大量に殺戮するための仕掛けに思えてしかたがないのだ。
だがら、本当の自由、人間の創意工夫、個人的な力を自由にのびのびと発揮させるには、竹中平蔵が滅ぼそうとしている、過疎の地方で共同体的に生活するところからしか生まれないと考えている。
もうすぐ、とてつもない猛暑が人間社会を襲う。すでに始まっているのだが、人間は乾湿計の湿球温度31度を超えると暑さで死に始める。35度でみんな死んで行く。
今のままでは、海抜800m前後の高原に共同体を作って生活する以外に熱死を防げないと何度も書いてきた。
しかし、竹中らダボス会議は、もっと低地にスーパーシティを作ろうとしている。夏の酷暑を凌ぐやり方は、原発電気で集中冷却するらしい。
だが、もしも巨大太陽風や戦争、巨大震災などでインフラ供給システムが崩壊したならどうなる?
日本は湿度が高いので湿球温度が高く、実は、世界でもっとも暑いとされるイランやシリコンバレーが湿度ゼロであるため、湿球温度はほとんど同じなのである。
https://www.wbgt.env.go.jp/doc_observation.php#:~:text=%E2%97%8F%E6%B9%BF%E7%90%83%E6%B8%A9%E5%BA%A6%EF%BC%88NWB,%E5%BA%A6%E5%90%88%E3%81%84%E3%82%92%E8%A1%A8%E3%81%99%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82
つまり、スーパーシティでインフラ電気が切断したなら、みんな死んでしまう。
助かるのは、竹中が見捨てた過疎地方の高原に住む者たちだけなのだ。
私は、スーパーシティに人を住まわせるということは、ユダヤ人ゲットーに収容して毒ガスで殺戮するのと同じ意味を持っているような気がするのだ。