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国が見捨てる過疎地方、おまえはすでに死んでいる……てか?

2023年10月21日 | インポート

 「15分都市」については、数年前から何度もブログに書いてきた。
 これが新自由主義社会の未来であることはダボス会議の創始者(クラウス・シュアブ)が繰り返し宣伝していることから明らかだ。

 国連とダボス会議が導入した「15分都市構想」2023年02月17日
 http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6014954.html

 以下は、15分都市構想をビジネスサイドから見た感想が描かれている。

 http://takahata521.livedoor.blog/archives/22141116.html

 https://www.youtube.com/watch?v=VF7O2Ddtuf8&ab_channel=%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%95%E3%81%AE%E6%B0%97%E3%81%A5%E3%81%8D

 上のYouTubeコンテンツでは、私の住む中津川市は、まさしく滅亡が約束された過疎都市であり、路線バスも廃止された、わが蛭川地区は、もう廃墟集落の運命が定まっているかのようだ。そのうち心霊スポットにもなりかねない。

 だが、内容を聞いていて、しきりに出てくる「ミサワホーム」の言葉を聞いた瞬間、これが竹中平蔵のビジョンであることが鮮明に理解できた。
 ミサワホームは、創業者である三澤千代治氏が2005年に、トヨタの奥田硯と竹中平蔵の非道な陰謀によって無理矢理、産業再生機構に押し込まれ、竹中の実兄である竹中宣雄が完全に乗っ取ったのである。
 以下に経緯が詳しい。
https://blog.goo.ne.jp/hyouhei03/e/3c30a9b758fd9b6cf6b4b16041f3b1b1

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/298226

 過疎地方を交通・商業・医療・生活インフラの廃止から廃絶死滅に追い込み、新たに、ダボス会議の提唱する15分都市構想=スーパー都市を建設し、大半の人々を、15分都市の牢獄に閉じ込めて管理するというのがダボス会議常任委員である竹中平蔵のビジョンだったのだ。

 竹中平蔵は、小泉政権時代、首都移転構想なるものをぶちあげていた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A6%96%E9%83%BD%E6%A9%9F%E8%83%BD%E7%A7%BB%E8%BB%A2

 実は、このとき、竹中はJR東海、葛西敬之と組んで、中央リニア新幹線構想に手を染め始めていた。そして、首都移転候補地として、リニア駅近郊に設定する計画を秘密裏に進め、後に、実兄が経営する乗っ取ったミサワホームに、大規模な土地買収を行わせていた。
 岐阜県では、瑞浪市日吉地区、三重県では鈴鹿亀山地区などで、後に、ここの近くにリニア新駅が建設されることになった。

 リニア新駅とスーパーシティは密接に関係していて、やがてリニアは阪神に延伸されるのだが、最終駅は、竹中が二束三文で買い占めた淡路島だと噂されている。
 淡路島に大規模な15分都市=スーパーシティが建設される計画なのだ。
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/reform/wg6/20210423/pdf/shiryou2-3-5.pdf

 最初に紹介した15分都市コンテンツが、しきりにミサワホームの名前を出している理由は、竹中平蔵がミサワホームを使って、過疎地方をタダ同然で買い占め、そこにスーパーシティという監獄を建設し、市民の一挙一頭足を支配管理するというビジョンの意味を説明しているように思える。

 ここで15分都市構想の意味をおさらいすると、ダボス会議の命題は、二酸化炭素による温暖化阻止を名目に、市民による化石燃料使用=車や暖房 を抑制すること。ただし、市民生活の数千倍も二酸化炭素を放出する工業・産業に対する規制は示されていない。
 スーパーシティの市民は、15分以内にすべての生活ニーズが満たされるシステムであり、それ以上遠い外出は禁止される。ただし、金を払えば許可される。

 化石燃料使用が厳禁され、すべてのエネルギーは電気に一元化され、その電気は「二酸化炭素を出さない」と称する原子力発電によって作られる。使用済み核燃料に超長期の莫大なエネルギーが必要な事実は隠されている。

 つまり、原発と産業を最優先させるため、市民の自由を剥奪し、奴隷のような監視社会で管理するシステムであることが明らかだ。
 一般市民は移動の自由さえ剥奪されるのだが、特権階級である上級市民はこの限りではない。
 市民のすべての創意工夫生活は否定され、上から定められた命令、管理だけで生きて行くよう強制される。

 医療システムは、日本型の公共健保システムは廃止され、アメリカ型の民間損保業者による市場原理最優先の民間健保が導入される。
 つまり、盲腸手術が300万円という無茶苦茶な超高額医療に代わり、貧しい庶民は、医療を利用することさえできなくなる。

 ありとあらゆる経済システムに「市場原理」が導入され、弱肉強食の極端な序列社会が成立するというわけだ。
 それは上級市民の年収は100億円、最下級市民の年収は100万円という正真正銘の奴隷制社会である。

 上の説明に、多くの人が「まさか!」と思い信用しないだろうが、自民党員たち、菅義偉や竹中平蔵は、そんな新自由主義の社会を実現させると宣言しているのだ。
 その本質は、「徹底的な市場原理による弱肉強食序列社会」である。
 実際に、竹中平蔵の登場以来、日本社会は、どんどん新自由主義化され、かつての「思いやり職人社会」の姿が日本から消えつつある。

 かつて、日本の人々は、金儲けよりも、自分が仕事することで相手が笑顔を見せることに人生の意義を感じていた。
 それは「三方よし」の思想が、日本社会の根底にあったからだ。
  http://sanpoyoshi.net/

  だが、竹中平蔵が日本社会に持ち込んだのは、競争と「今だけ金だけ自分だけ良ければいい」という刹那的快楽と優越感の究極としての「新自由主義」だった。
 それは、政府による資本主義金儲けへの規制を廃止して、金持ちへの税金も抑制し、社会を市場原理だけに委ね、「金儲けの自由」を人間社会最大の価値とする思想である。

 CIAが戦後、反共防波堤として日本社会を自民党に支配させるように工作し、自民党一党独裁が長く続いたのだが、自民党員の心根は、「金儲けと権力支配の自由」だった。人権など視野に入っていない。
 それは、戦後団塊世代が人員過多で競争の渦に投げ込まれ、序列を強く意識し、自分が成り上がることを人生の価値に置いたことから来ている。
 自民党員は、差別と序列、権力が大好きで、人権には関心のない者が多い。

 だから、竹中平蔵が新自由主義思想をひっさげてアメリカ(ハーバード大学ロックフェラー経済研究所)から帰国すると、たちまち、彼を持ち上げて、竹中のバックにいるユダヤ系金融資本の御利益にしがみつこうとした。
 日本社会を新自由主義の泥沼に叩き込もうとしてきたのだ。

 小泉純一郎は、竹中を重用し、「日本を金融(投機)国家に変える」と宣言した。
 以来、日本型の社会主義に近い経済体制は、竹中によってむちゃくちゃに破壊され、実に4割以上の労働者が法的保護から追い出され、派遣のようなルンペン労働者生活に堕とされた。
 伝統的な日本社会は、竹中平蔵によって地獄に堕とされていると私は見ている。

 そして、15分都市構想を推進するダボス会議、すなわちユダヤ金融資本は、我々の想像を絶する人口削減の陰謀を持っている。
 これも信じる人は少なく、私が繰り返し人口削減計画を暴露しても、読者による支持は非常に少ない。
 みんな平和な世の中に洗脳されてしまって、世界が凄まじい陰謀で動いている現実に気づかないのだ。

 ダボス会議の創始者クラウス・シュアブは、キッシンジャーの弟子であり同盟者である。
 キッシンジャーは50年以上前に、世界人口を5億人で調整すると発言しているのだ。これは全世界を支配するユダヤ人の総意といってもいい。
 だから、このビジョンは、ビルゲイツによって100%受け継がれている。そして、ビルゲイツは、ワクチンによって人口削減を実現すると言い続けている。

  ビルゲイツと人口削減 2018年06月26日
 http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5828313.html

  ビルゲイツのやっていること 2020年09月22日
 http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5827494.html

 世界人口の劇的削減、決め手は戦争と飢餓 2022年07月18日
 http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5948059.html

 私は15分都市=スーパーシティというものは、戦前ユダヤ人がホローコストに遭ったゲットーの再現のような気がしている。
 それは、人々をまとめておいて、疫病やワクチンなどで大量に殺戮するための仕掛けに思えてしかたがないのだ。

 だがら、本当の自由、人間の創意工夫、個人的な力を自由にのびのびと発揮させるには、竹中平蔵が滅ぼそうとしている、過疎の地方で共同体的に生活するところからしか生まれないと考えている。

 もうすぐ、とてつもない猛暑が人間社会を襲う。すでに始まっているのだが、人間は乾湿計の湿球温度31度を超えると暑さで死に始める。35度でみんな死んで行く。
 今のままでは、海抜800m前後の高原に共同体を作って生活する以外に熱死を防げないと何度も書いてきた。
 しかし、竹中らダボス会議は、もっと低地にスーパーシティを作ろうとしている。夏の酷暑を凌ぐやり方は、原発電気で集中冷却するらしい。
 だが、もしも巨大太陽風や戦争、巨大震災などでインフラ供給システムが崩壊したならどうなる?

 日本は湿度が高いので湿球温度が高く、実は、世界でもっとも暑いとされるイランやシリコンバレーが湿度ゼロであるため、湿球温度はほとんど同じなのである。
 https://www.wbgt.env.go.jp/doc_observation.php#:~:text=%E2%97%8F%E6%B9%BF%E7%90%83%E6%B8%A9%E5%BA%A6%EF%BC%88NWB,%E5%BA%A6%E5%90%88%E3%81%84%E3%82%92%E8%A1%A8%E3%81%99%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82

 つまり、スーパーシティでインフラ電気が切断したなら、みんな死んでしまう。
 助かるのは、竹中が見捨てた過疎地方の高原に住む者たちだけなのだ。
 私は、スーパーシティに人を住まわせるということは、ユダヤ人ゲットーに収容して毒ガスで殺戮するのと同じ意味を持っているような気がするのだ。
 

困窮世帯を援助する意思の存在しない岸田文雄の「子育て支援」

2023年10月20日 | インポート

 2021年、菅義偉首相が、「国民は国に頼らず、まず自助を優先させよ」という内容の発言を行った。これは菅義偉と一心同体ともいわれる竹中平蔵による新自由主義の思想を宣言するものだった。
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/80517

 この発言に次いで、竹中平蔵は、「日本国民は90歳まで働(け!)くようになる」と述べた。
 https://lite-ra.com/2019/10/post-5043.html

 竹中平蔵は「脱税王」として有名で、莫大な資産を脱税目的でケイマン諸島のタックスヘイブンに預けているとの噂が強い人物だが、彼が自民党政権の主役として登場した小泉政権では、それまで年収180万円以下は無税だったものを、年収162万円以下の基礎控除を55万円とし一律10%の課税を定めた。
 つまり、事実上無税枠を180万→100万円に引き下げる大増税を行った。
 http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5827943.html

 以来、安倍政権では、事実上、人頭税に等しい消費税5%→8%→10%に引き上げた。
 安倍晋三も菅義偉も、その経済思想は、竹中平蔵の新自由主義であり、それは、そっくり岸田文雄に引き継がれ、岸田は、「増税メガネ」と異名を取るほどの大増税路線を突っ走っている。
 だから、岸田の増税思想も、中身は竹中平蔵と考えてもよい。岸田は竹中のパシリなのだ。

 しかも、表だって増税だとわかりにくいような姑息な工作を行っている。事実上3000億円の貧困者に対する大増税となったインボイス制度も、増税という言葉を使わない事実上の人頭税的大増税で、退職者への退職金控除廃止も、「控除という名のお上からのお情けシステム」をやめるという形での大増税である。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/260987

 今回、岸田政権と厚労省・財務省の、底辺の生活者だけを狙い撃ちにした非人道的で悪質な金集めをする方針の下、生活保護世帯への子育て支援金を、そっくり回収して、びた一文、保護世帯に手渡さないという方針を示したことで、岸田政権と財務当局の極悪ぶりが浮き彫りにされて激しく批判されることになった。
 撤回したとはいえ、厚労省担当者の非人道性、鬼畜の所業が人々の目に晒された。

 「018サポート」を受けたら生活保護費をカットって…岸田政権の「こどもまんなか」は本気なのか? 東京新聞 2023年10月20日
  https://www.tokyo-np.co.jp/article/284763

 <取材ファイル>
 東京都が18歳以下の子ども1人に月5000円を支給し、子育てを支援する「018(ゼロイチハチ)サポート」。所得制限を設けず全ての子どもに支給されるにもかかわらず、当初、国の方針で生活保護(生保)世帯の子どもは事実上支援の外に置かれた。
 申請受け付け開始から1カ月以上が過ぎ、支援対象に切り替わったものの、生保利用者は不安の日々を強いられた。(中村真暁)

 ◆生活はギリギリ、制服はもらい物
 「もうこんなことはないようにしてほしい」
 新宿区で生保を利用するひとり親の女性(44)は方針変更を知り、ほっとしつつため息をついた。中学生の娘とアパート暮らし。夫による娘への虐待や家庭内暴力(DV)から逃れ、12年前に地元へ戻った。当時は心的外傷後ストレス障害(PTSD)があり働けず、生保利用を始めた。

 糖尿病の治療を続けながらコンビニで週5日働き、保護費は家賃を含め月4万円ほど。生活はギリギリで、娘の中学入学時には区から10万円の祝い金などが支給されたが足りず、制服はもらい物がほとんどだ。
 物価高もあり、スーパーで割引商品を物色し、バイト先でキャベツの外側の葉といった廃棄分をもらう。美容室へもほぼ行かず、娘の髪は自分で切っている。

 ◆「娘は残念そうだった。傷ついたと思う」
 018は「子ども一人一人の成長を支える」(都の担当者)と、全ての子どもを対象とうたう。女性は「好きな参考書を買ってあげられる」と期待していた。
 ところがケースワーカーに相談すると、給付金は世帯の収入と認定され、その分の保護費が減らされて実質的に生保世帯は1円も受け取れないと分かった。
 「娘は残念そうでした。他の人はもらえるのにと、傷ついたと思う。生保家庭の実態が理解されていないのかな」と振り返る。

 ◆「収入に算入しないで」都は伝えていたが
 生保世帯の収入とみなすかどうかは基本的に厚生労働省、つまり国が判断する。なぜ018は収入認定する方針だったのか。国や他の自治体による給付金には、収入認定しなかった実例があるにもかかわらずだ。

 生活保護の収入認定 生活保護は資産や能力などを活用しても生活に困窮する人に、必要な保護を行う制度。国が定める最低生活費に「収入」が満たない場合、差額を保護費として支給する。
 収入認定とは、最低生活費から差し引く収入を認定すること。児童手当も認定されるが、生活保護には子育て世帯向けの加算がある。入学や出産の祝い金、物価高騰を見舞う観点の給付金などは収入認定から除外する。東京都内の2021年度の生活保護世帯は23万世帯。うち18歳未満は1万8394人。

 都によると、認定除外を求める意向を、事業をつくる段階で厚労省に伝えていた。だが、厚労省は018を「生活費の支援」とみて収入と扱う方針を示した。都はこれを受け、利用者向けのウェブサイトやチラシにも、この旨を記載した。

 だが、いざ9月から申請受け付けが始まると、困窮者支援団体や都議会から疑問の声が大きくなり、都は9月半ばには厚労省に文書で要請。最後は10月11日、小池百合子都知事が武見敬三厚労相と面談し、一転方針変更が決まった。

 厚労省保護課の担当者は今回、給付金を収入認定しなくてよい要件となる「物価高騰対策」「子の自立にあてる性格」を都から改めて示され、「総合的に判断した」と説明する。
 しかし、018はもともとそうした目的が含まれていた。厚労省は生保の運用にとらわれすぎて、子どもを支援する理念を置き去りにしていたのではないか。

 ◆「貧困の連鎖を断ち切る必要があるのに、国は差別的だった」
 全国公的扶助研究会長で花園大の吉永純教授は「生保の子どもたちこそ貧困の連鎖を断ち切る必要があるのに、国の対応は差別的だった」と批判する。困窮する子育て家庭を支援する認定NPO法人「キッズドア」の渡辺由美子理事長も「どんな子も健やかに育つ社会に変えないと、少子化は進むばかりだ」と訴える。

 政府は今春、「こどもまんなか」の理念を掲げ、こども家庭庁を発足させたばかり。仏作って魂入れず、になってはいないか。018を巡る方針転換は、それを疑わせるに十分な出来事だった。

【関連記事】月額5000円「018サポート」受けても生活保護費は満額支給に 国は「収入に認定する」考えだった
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/283370

【関連記事】生活保護の減額処分を取り消し さいたま地裁 国敗訴8件目 政治判断で早期決着を
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/240945

【関連記事】「詐欺かと思った」…月5000円給付「018サポート」にくすぶる不満 開始1カ月で申請は3分の1
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/282376
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当初、東京都による月5000円の給付金について、「収入」とみなし、生活保護世帯の支給金から減額する方針を定めたのは、厚労省大臣、武見敬三である。
 武見敬三は悪名高い日本医師会のドン、武見太郎の息子だが、この男は事実上、統一教会の幹部ではないかと思われるほど、統一教会との関係性が深い。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A6%E8%A6%8B%E6%95%AC%E4%B8%89

 また、福島での小児甲状腺ガン激発を受けて発足した健康管理に関与した福島医大教授にも就任し、「小児甲状腺ガン多発はフクイチ事故とは無関係、検査精度が上がっただけの、見つける必要のないガンだった」と決めつけた。
 さらに、世界でもっとも遅れている「緊急避妊薬」の処方を厳格化し、「医師の処方がなければ提供されない」という制度を維持している最高責任者である。

 つまり、性暴力被害を受けた女性について、医師の診断がなければ避妊薬を処方しないと定めているのだが、これは実は「妊娠中絶を拒絶する」統一教会の基本方針なのだ。
 性暴力被害を知られたくない女性の意思は完全に無視されたままだ。
 だから、生活保護世帯に支援金を渡さない方針も、統一教会の方針である可能性が高かった。
 これに対して、激しい批判が殺到し、武見敬三は結局、妥協せざるをえなかった。

「増税メガネ」岸田文雄の思想は、高額所得者を優遇し、底辺の国民への優遇策を廃止し、「取れるところから金を搾り取る」という新自由主義の思想である。
 菅義偉が発言した、「国民は政府に頼らず自助しろ」という政策をそのまま踏襲している。
 増税という言葉をできるだけ使わず、見えにくい形で大増税するのが岸田政権のやり方である。それがインボイスであり、退職金控除廃止であり、子育てという名の社会保険料増額である。

 岸田文雄は、「少子化対策」と称して新たに社会保険料を増額して年額6000円の増税をもくろんでいるのだが、その内容は、本当に少子化対策として実効性のあるものは皆無だ。安倍晋三を引き継いだ、中身空っぽの「やってる感」政策しか見えないのだ。
 https://www.sbbit.jp/article/fj/115680

 そもそも、少子化の本当の理由は、若者たちに子育てする経済的余裕がないからだとはっきりしている。
 http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6040069.html

 私の若い頃、今から半世紀前には、現在と同じ金額であっても、その価値は数倍以上あった。底辺の生活者だった私でさえ、ライトエースという車を新車で購入し、全国を走り回って日本百名山を踏破する余裕があった。
 現在は、スズキアルトに乗るのが精一杯だが。

 今の若者たちは、同じ給与額であっても価値が低下していて、公共交通の確保された都内の青年たちは、負荷を嫌って車を私有する者は少ないという。
 だが田舎では車がなければ生きてゆけない。そんな切羽詰まった生活必要経費にさえ大増税が押し寄せ、車を私有することが非常に苦しくなっている。

 だが、こんな愚劣な自民党政権を支持する人々がいるのだ。
 その主役は、団塊世代の高齢者たちだ。彼らは生活基盤である年金さえ支払ってもらえれば、後は野となれ山となれで、なるべく新しい面倒くさいものを避けられればいいというわけだ。
 だが、さすがに問題の本質を見抜く能力のある若者ほど、岸田政権の国民の若者軽視=人権無視政策の愚かさに気づき始めた。
 
岸田内閣「若者の支持率」ついに10%! 安倍、菅内閣と真逆…大醜聞ないのにダダ下がりのナゼ 10/19
 https://news.yahoo.co.jp/articles/bc76264712af97d474f6f1950e71562a895557e1

 未来の主役である30歳以下の岸田政権支持率が、実に10%を割ろうとしているのだ。
 若者たちほど、岸田文雄の無能ぶりが鮮明に見えている。
 ほとんどの政権支持率が30%を割った今、次の選挙で自民党大敗の結果が明らかになっている。
 だが、岸田は、自分が無能であることを理解できないほど本当に無能な人物なので、今、自分が置かれている状況が理解できず、これまでの小手先「やってる感」政策を変えるつもりはないようだ。

 それはマイナ保険証への姿勢にはっきりと見えている。
  https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/330813

 無能コンビ、河野太郎と岸田文雄は、若者たちから完全に見放され、自分の愚かささえ理解できなまま底なしの泥沼に沈んでゆくのだろう。
 これほどの底なし馬鹿政権だと、次に登場する政権が、どんなにアホでも立派に見えてしまうことの方が心配になる。

 それにしても、これから登場する新政権は、とてつもない恐ろしい現実に対応させられることになるだろう。
 話は変わるのだが、私はガザの病院爆破が、ハマス戦闘員の失敗によって起きたとする説明について、強烈な違和感を抱いた。
証拠として提出された無線盗聴を聞いたのだが、あまりにも鮮明すぎて、こんなにわかりやすい説明がありうるのだろか? と思った。

 超緊迫した戦場の現場で、こんなにノイズのない、わかりやすい説明が可能だろか? と思うと、この録音を行ったのも、病院にミサイルを撃ち込んだのも、ハマスの戦闘員だとはいうが、それはハマスに入り込んだモサドの工作員なのだろうと思うしかなかった。
 イスラエル=モサドなら、この程度の偽旗工作は朝飯前だろう。

 ハマスによる最初の越境攻撃も、イスラエル側の防衛の手が抜かれていたことが、あまりにも絵に描いたような偽旗工作で、病院爆破と同じで、よくも、これほどわかりやすい偽旗作戦を行うものだと関心してしまう。

 これを見ていて、私は911テロで、WTCビルが崩壊したとき、周囲の6つのビルまで一斉に自家崩壊したビデオを見て、これが計画的爆破でなければ何なのだと思った。
 私も、少しだけ建築に携わった経験があり、計画的な基礎爆破以外で、外部攻撃によって、これほど見事な連鎖崩壊が起きるはずがないことは直感的に理解できた。
 おまけに崩壊は自由落下スピードであり、理論的にありえないことだった。

 モサドは世界最大最強の陰謀スパイ組織だが、その偽旗ぶりが、かなりわかりやすいのだ。
 それが偽旗であることさえ理解できない大多数のメディアにも驚かされるのだが、少しでも物理学の基本法則を理解していれば、偶然起こったことと、意図的に起こされたことの区別ができるはずだ。それすら理解できない報道とは何なのかと驚愕させられた。

 今回のハマス侵攻も同じだ。あの世界最強のパーフェクトなスパイ軍隊が、ハマスの大規模侵入を何一つ抵抗もないまま許したなどは、911WTCの崩壊と同じなのだ。
 これを理解できない人の知能を疑うしかない。

 私の感じていることは、第三次世界大戦が起きる前には、こういう事件が起きるだろうという必然性だ。
 もう世界は取り返しのつかない局面に向かって突っ走っていて、誰一人止めることはできない。
 我々は核戦争後を見据えて、新しい社会のビジョンを構築するしかないのだ。
 そのとき、私は確実にこの世にいないのだが……。

熊被害の問題

2023年10月19日 | インポート
 熊による人身被害が激増している。
 
クマの被害人数 全国で109人 過去最悪ペース 9月は過去最多 2023年10月11日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231011/k10014222461000.html

 上のNHKニュースでは、今年4~9月で、累計109名が襲われ、北海道と岩手で二名が死亡している。
 ところが、それから、わずか8日間の間に富山と長野で死亡事件が起きて、累計死者4名となった。

 10月18日富山県
 https://news.yahoo.co.jp/articles/8806bbcb9d2abd22a77cbed748245cc5e04a5752

10月14日長野県
  https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000319912.html

環境省のデータでは、2013~2022年の9年間で、累計977名が熊に襲われ、20名の死者が出ている。
https://www.agrinews.co.jp/opinion/index/156088

 実は、我が家の裏山に桃や栗の果樹園があるため、16年くらい前から裏山に熊が出現するようになり、あるときは、独特の獣臭が高床の床下に臭っていて、家にまで侵入したことが分かった。
 そこで、私は熊や鹿、カモシカが畑を荒らすことを防ぐ目的で、周囲に金網を施設した。

 私は、若い頃から登山が趣味で、ヒグマやツキノワグマとの遭遇回数も非常に多い。
  http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5828612.html
 まあ、熊との遭遇は慣れている方だと思う。

 私の住む中津川市は栗や柿の名産地で、農家の老齢化によって、収穫や手入れを放置された果樹園が多数あり、そこに熊が入り込んでくるため、全国的にも熊の出没や頭数が多い地域である。
 中津川市の山という山、森という森には、ほとんど熊がいると思った方がいい。
 車を運転中に、高山大橋東の近くの住宅地で園児が園バスを待っているとき、数十メートル離れた場所で1mくらいの熊を目撃した。
 親に伝えるべきか迷ったが、結局、パニックになることを恐れて伝えなかった。まず子連れでないかぎり、襲うことはないだろと判断したからだ。

 私は、肺線維症の悪化を防ぐための呼吸トレーニングで、近所の保古山、高峰山、二ツ森、笠置山といった山を毎日1~2時間歩き回っているのだが、どこも熊出没注意の看板があって、数年に一度は熊を目撃している。
 熊との不測の遭遇を防ぐため、必ず大きな音の出るハンドベルをザックにつけて、チリンチリンと鳴らしながら歩いている。

 熊の多い山域は人が怖がって近づかないので、のびのびと山歩きを堪能できるのだ。
 熊の存在を感じるのは年に一度程度だが、カモシカは数日に一度程度、遭遇している。鹿やイノシシも数多い。
 カモシカと会うと「かもちゃーん」と優しく呼びかけてキョトンとしたカモシカに数メートルまで近づくことにしている。5mまで近づくと、ゆっくりと去って行く。最近は私を覚えてくれたカモシカも増えている。

 カモシカはほとんど山羊なので怖さはないが、熊は笹藪に姿を隠しながら音で存在を伝えてくる。今回、富山で老女を襲い殺したのも子連れ母熊だが、とにかく遠くから自分の存在をアピールして、ニアミスを避けなければ危険で仕方がない。
 あの鉄人、山野井靖君に重傷を負わせるくらい母熊は怖い存在だ。

 私が中津川市に移住した20年前には、これほどの野生動物の密度は存在しなかった。
 ところが、リーマンショックの起きた2008年を境に、劇的に野生動物が出没するようになった。
 それまで、ほとんど目にすることのなかった猪・熊・ハクビシン・アライグマなどの獣害が驚くほど深刻になった。
 イノシシが、それまで食べなかった収穫前の稲を食い荒らすようになった。

 それまで、農家が野生動物に困らされたことなど少なかったが、2008年頃から、ほぼすべての農地が、ワイヤーメッシュ柵など獣害対策をしなければ、まったく農産が不可能になった。
 なぜ、2008年だったのか?
 この年、特別な問題といえば、温暖化現象が顕著になったことだ。

 野生動物が急激に増えた理由は、餌になるブナ科のドングリの多寡が問題にされているが、私の見解では、厳冬期の寒さが緩んで、幼獣が死なずに越冬するようになったせいが大きい思う。
 イノシシの子は、マイナス7度くらいまでしか耐えられない。マイナス10度だと凍死してしまうのだ。親は凍死した子供を食べてしまう。
 犬山から放たれたアライグマは北米原産で、耐寒性が強いので寒い地方で激増している。

 もうひとつは、農家や猟師の老齢化問題だ。
 農家が老齢化し、後を継ぐ若者が育っておらず、みんな大都会に生活するようになった。だから、若者の絶対数が減ったことで、山と農地の境界の手入れが行き届かず、野生動物が姿を隠せる藪の縄張りが拡大してしまった。

 また猟師が高齢化し、後継者が育っていない。最大の理由は、警察による過剰な銃器取り締まりだ。法的な束縛が苛酷な上に税金まで取られ、銃器も高価になり、獣害駆逐猟師にとって猟をするメリットよりも管理、取り締まりのデメリットの方が大きくなってしまったのだ。
 みんなが困っているから有害獣駆逐をしたいのに、警察は、猟師を犯罪者扱いするのだ。「アホらしくてやってられない」が猟師の本音なのである。

  監督官庁、警察は、大至急、趣味猟師と駆除猟師を完全に分別し、有害獣駆除猟師に対する規制を緩和し、優遇する措置を執る必要がある。
 警察という組織は、民衆を権力によって威圧し、圧迫感を与えることで自らの権力、存在価値に自己満足するという性質を持っている。
 警察内部の理不尽な序列への不満を、弱い立場の民衆を高圧的に脅すことで転嫁しているフシがある。

 だから、現代において速度制限30キロという、およそ車列の安全に逆行する原付速度規制も、取り締まり側にとってカモネギの存在なので維持するわけだ。
 安全に原付バイクを運転しようとすれば必ず交通違反が成立するという世にも馬鹿げた仕組みだ。
 猟師に対する銃刀法規制も同じで、猟師が有害獣を駆除しようとする一挙一頭足にいちゃもんをつけて法的規制を振りかざす。
 今はザックに登山ナイフが入っているだけで銃刀法違反で検挙されるのである。
 こんな愚行をしていては、熊による人身被害は増える一方だ。

 私は、2007年段階で、このまま放置すれば、日本は有害獣天国になり、人々は安心して外を歩けなくなるとブログに書いた。(無断削除された)
 実際に、都市の住宅街の自家住宅の庭で熊に殺害された昨日のニュースは、富山市の人々を心底震え上がらせていて、もう、家を出て買い物に行くことさえ命がけであって、まるでガザに住んでいるようなものだ。
 こうなることは、2008年段階で予想がついていたのである。

 なお、今年と同じように、異常な熊出没被害があった年がある。2004年で、この年は、全国で熊被害が相次いだ。この年、100件を大きく超える熊被害が起きた。
 https://www.trafficj.org/kuma/kuma_mondai.htm#:~:text=2004%E5%B9%B4%E3%81%AE%EF%BC%96%E6%9C%88,%E3%81%8C%E6%AE%BA%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82

 そして、年の瀬の暮れ、12月26日にスマトラでM9.1の超巨大震災が発生し、全世界で50万人以上の人が津波などで死亡した。
 私は、今年が2004年に酷似していることを、早くから地震前兆などの類似性で気づいていた。
 熊による被害も、当時とほとんど同じ規模だ。
 
 熊は極めて敏感な感受性を持っていて、地殻の微妙な変動に本能が反応し、人間に対する警戒心のレベルが変化しているように思う。
 つまり、山での微妙な異変に気づき、恐怖にかられて人里に降りてくるのではないだろうか?

 とするなら、これから年末にかかて、スマトラ大震災に匹敵する超巨大災害が発生する可能性がある。
 インドのアビンギャ・アナンドは10月末が危ないと以前から繰り返していた。彼の予言は外れたことが少ない。
 https://belogorie.jp/news-anandyogenjisin-20231028-30/

 熊被害に関して、私の体験から、少しまとめておきたい。
 まず、熊が怖いのは、基本的に、互いに気づかない突然の遭遇である。
 人間も怖いが熊ももっと怖いのだ。パニックになって、相手を排除しようとする。
 だから、熊の出る場所では、原則、大きな音の出るものを身につける。
 私は、ハンドベルの柄にドリルで穴を開けてナイロン紐でザックにつけて、歩きながら音が出るようにしている。
 最大音量なら山中で100mくらいの遠達性があると思う。

 基本的に、人を襲うケースは、①不意の遭遇 ②子連れ母熊 ③餌場で鉢合わせした場合 の三種類で、不意の遭遇ではパニックによって、子連れ母熊の場合は、小熊を守ろうとして相手を排除する ③餌場遭遇の場合、柿や栗やブルーベリー畑で、自分の餌テリトリーを守ろうとして排除する。
 最近では、秋田県仙北市、八幡平などで、根曲がり笹のテリトリーを守るために山菜採りの人を襲い、食べてしまうケースが出てきた。これは上の三つ以外の分類になる。
 かつて、人食い月輪熊など日本にはいなかったからだ。

 襲われるとき、役立つものは、まずはストックやピッケル、鉈などだ。なかには空手家が目潰しで撃退したケースもあった。
 私は熊の出る山域では、ダブルストックを持参するようにしている。もしも襲われたなら突いて撃退するつもりだ。
 襲撃は不意打ちなので、手に持っているストックだけが有効なのだ。
 以前は、出そうな場所で爆竹を鳴らすこともあったが、最近は爆竹が入手困難になっている。ホムセンでも売られなくなってしまった。

 熊の爪攻撃では、手鉤で襲われたに近い深い傷ができるので、ザックには手当セットが入っている。最近は、清浄水で傷を洗ってから、サランラップを貼り付けて包帯で留めるのが正しいやり方とされる。
 ラッピング療法では、3日以上、そのままにして、消毒剤などは使用しない。

 子連れに30m以内の距離で遭遇した場合、確実に襲われることを覚悟した方がいい。
 執拗に襲うときは、ほとんど子連れ母熊である。
 https://www.youtube.com/watch?v=fxJ-zAgJzt4&ab_channel=Bearattacksclimber-%E7%99%BB%E5%B1%B1%E8%80%85%E3%81%A8%E7%86%8A

 このときは全身全霊で大声を出し、上にいるなら熊の頭を足蹴にするのがよい。イノシシでも同じだ。
 爪のフックパンチを見舞われたなら、まずタダではすまないと覚悟し、死を覚悟した究極の対峙を行う。ストックを持っていれば、繰り返し鼻を突く。
 
 餌場のテリトリー排除でも、深刻な攻撃を受ける可能性がある。果樹園の近く、また秋の栗の木の近くでは、事前に警戒して音を出すようにする。
 不意の遭遇が起きないように、絶えず音を出すことが一番有効だと思う。
 しかし、富山のケースのように、自宅の庭で殺されたのでは、もう対策のうちようがないと思う。

 熊が近くにいるときは、独特の獣臭が漂うことがある。違和感のある臭いが漂っていたなら、熊やイノシシを警戒した方がいい。
 あとは、身を隠す笹藪にいることが多く、見晴らしのよい場所にいることは少ない。
 笹藪で、こすれるような音がしているときは、熊が隠れていることを疑った方がいい。
 こんなときも、いろいろな音や話し声を出し続けるようにする。

 熊はストックが道路に当たる甲高い音とか、高い金属音に敏感に反応する。聞き慣れない音には強い警戒心を持つが、聞き慣れているときは、すぐ近くをダンプが通過しても平気でいる。
 なお、市販の鈴は効果が薄い。余韻を持った金属音の出るハンドベルがよい。

 私の経験では、キャンプ場の近くや人間のゴミ捨て場の近くにいることが多い。
 地元では保古山や笠置山のキャンプ場近くで、頻繁に熊の糞を目撃している。
 熊の糞は、ベリーなどが未消化で含まれている真っ黒なグチャ便が目印になる。元々肉食獣なので、腸が短く消化力が弱いせいだ。歩きながら出すので少量ずつ落ちていることがある。すぐに鳥が食べて消えてしまうので、見つけたら近くにいる可能性がある。
 イノシシなどは消化力が強いので、完全な固形便になっている。

 雪が降れば、明瞭な足跡が確認できる。
 また熊の寝場所の近くでは、木の幹を傷つけることが多い。また熊棚といって、上の方に枝が千切られて重なっていることがある。
 また熊の通路では、人間の侵入を防ぐかのように、大きな枝がへし折られて横たわっていることがあり、私はこれを「熊落とし」と名付けている。

 熊の問題は、熊を排除するための仕組みを行政が軽視し、一番大切な過疎地での居住者を減らす一方である以上、深刻化することはあっても解決することはない。
 過疎の地方に若者が住むことが一番大切な対策なのだ。
 そして、警察が権力をカサに着て、取り締まりの嫌がらせを通じて自分の権力に酔うような馬鹿げた序列コンプレックスのスタイルをやめて、住民が獣害を解決する意思に寄り添って協力する姿勢が必要である。

 法律を振りかざすことをやめて、住民が安全に生活するために必要なことを行う姿勢がなければならない。それには、警察が住民から信頼されることだ。
 維新後の薩摩下級藩士が会津に配置されて「オイコラ警官」になったのは有名な話だが、上から目線のオイコラ警官の姿勢では、熊害問題も含めてあらゆる犯罪解決が逃げて行くだけだ。
 今のままでは、熊害が幾何級数的に増えて、たくさんの死者が出るのは確実である。
 

シオニズム雑記

2023年10月18日 | インポート
 前回書いたシオニズムについて、たくさんの異論があることが分かっている。
 ユダヤ人とシオニズムは別。ユダヤ教「超正統派」はシオニズムを否定し、パレスチナと連帯している。
 スファラディはモンゴロイドではない、コーカソイドだ。などの意見がある。

 ユダヤ教はシオニズムではないとする意見は、これを主張している超正統派ユダヤ教徒は、その一部が1800年代からイスラエルに帰還したユダヤ教徒で、正当にパレスチナの土地を購入し入植したもので、PLOも彼らを許容し、パレスチナ先住民と良好な関係が築かれていた。

 これに対し、第二次世界大戦後、欧州のホローコストを生き残ったユダヤ人にシオニズムの機運が盛り上がり、パレスチナへの暴力的な侵入からイスラエル建国、入植活動が始まった。
 1948年のイスラエル建国とともに、先住民の70万人が暴力的に自分たちの土地を追われ、それは現在に至るまで、イスラエル側の一方的な浸食が続いている。
 現在までに、パレスチナ人は自分たちの土地の95%以上をユダヤ人に奪われた。

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 イスラエルにやってきたユダヤ人の言い分は、「パレスチナは2000年前まで自分たちの土地であり、旧約聖書創世記に、アブラハムが神との約束で、シオンの地に帰還する義務があるからだ」という主張だった。
 これをシオニズムと呼んでいる。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%AA%E3%83%8B%E3%82%BA%E3%83%A0

 アブラハムと神(エホバ=ヤハウェ)の約束とは、「約束の地=契約の地」という一説である。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%84%E6%9D%9F%E3%81%AE%E5%9C%B0

 創世記15:18-21、創世記28:13。
 約束の地は、「エジプトの川」からユーフラテス川までの領域とされ(創世記15:18-21、出エジプト記23:31)、出エジプトの後、約束された者の子孫に与えられるとされた(申命記1:8)。
 これはサウジアラビアにも匹敵する広大な土地であり、「シオニズム」というとき、エルサレムの小さなシオンの丘を指すのではなく、グレーターイスラエルと呼ばれる、この広大な土地を指す。

 神との約束だから、先住民であるパレスチナ人の権利など何の関係もないとするのがイスラエル、ユダヤ教徒の原理的主張である。
 ところが、実際には、先住民パレスチナ人こそ、黒い瞳と黒髪を持った本当のユダヤ人であり、古代イスラエル人だったモンゴロイド=スファラディの直接の子孫だったのだ。

 それでは、パレスチナ先住民を射殺しながら銃口の威力を背景にイスラエルに押し寄せて建国した自称ユダヤ人たちは何者なのか?
 彼らは、本当のユダヤ人ではなく、偽の自称ユダヤ人だったのだ。
 黒海東岸にあったハザール国にいたコーカソイドの子孫であり、現在はグルジア(ジョージア)であり、民族的にも同じである。
 彼らは、AD700~900年の間に、突然、ユダヤ教徒への転向を行ってユダヤ人を称するようになった。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%83%AB#:~:text=%E3%83%8F%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%83%AB%EF%BC%88%E7%AA%81%E5%8E%A5%E6%96%87%E5%AD%97%EF%BC%9A%20%E3%80%81%E8%8B%B1,%E4%BA%A4%E6%98%93%E6%B4%BB%E5%8B%95%E3%82%92%E9%80%9A%E3%81%98%E3%81%A6%E7%B9%81%E6%A0%84%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82

 パレスチナ人がホンモノのユダヤ人(スファラディ)とするなら、現在のイスラエル人は、ハザール国由来の自称ユダヤ人(アシュケナジム)であり、「偽ユダヤ人」なのだ。

 「反シオニスト」とされるイスラエルの超正統派ユダヤ教徒が、シオニズムに反対している理由は、「ユダヤ教徒はシオニストだけではない」との論拠とは少し違う。
 実は超正統派の教義のなかに、
 「ユダヤ人は、メシアの降臨まで国家を持つことは禁じられる」
 という記述があり、これによって性急なシオン占領に反対しているのだ。逆にいえば、メシアが降臨すればシオニズムが許容されることになってしまう。
 
 シオニズムへの内なる批判 藤原和彦 (元読売新聞カイロ支局長)
 https://www.jnpc.or.jp/archive/conferences/15070/report

 超正統派でも、人種的にはコーカソイドであり、たぶんパレスチナ人は含まれていない。
 彼らは、もの凄く厳格な教義で、超禁欲的なライフスタイルといわれるが、実はときどき、爆発的に解放されることがある。
 今回、ハマスの侵攻で、音楽祭が襲撃され、反ネタニヤフ派の若者たちが700名も殺害されたのだが、このなかに超正統派の若者が含まれていた可能性がある。
 ネタニヤフに敵対する者たちは、皆殺しにされるのだ。

 ユダヤ人はコーカソイド白人種と信じている人が大半だが、ホンモノのユダヤ人は実はモンゴロイドである。
 そもそも、古代イスラエル人は、ノアの子、セムの子孫であり、アブラハムもモーゼもキリストもセム族である。セム族はモンゴロイドだった。
 黒髪と黒瞳のスファラディの民族的形質をもっとも遺している人々は、パレスチナ人と、スペインのバスク人といわれる。
 この古代ユダヤ人モンゴロイド説に対して、異議を唱える人も多い。

 黒い髪と黒い瞳だからモンゴロイドではなく、彼らは今のイスラエル、ミズラヒムと同じ中東系コーカソイドだと主張する人がいる。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%BA%E3%83%A9%E3%83%92%E3%83%A0

 だが、遺伝子解析では、古代イスラエル人と近いのは日本人であるとされる。
 【2019-10-31 同祖と言われる日本とイスラエルの遺伝子の謎を追う......... 】
https://noomi22.hatenablog.com/entry/2019/10/31/210233

 これは私の勝手な仮説だが、縄文時代、今から7300年前に、鬼海カルデラ噴火という史上最大の噴火があって、九州縄文文化は壊滅し、辛うじて青森に三内丸山遺跡、そしてアイヌや南西諸島先住民が縄文文化を遺している。
 現在、鬼海噴火で壊滅した縄文遺跡を発掘しても、なぜか遺骨がまったく存在しない。骨が溶けない石灰岩質の場所でもだ。

 これによって、古代縄文人は、噴火を察知し、世界に散ったという仮説が成立する。 彼らは当時、全世界に渡航できる航海術を持っていて、現代人を桁違いに超える航海文化を持っていた。
  https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0

 そして、九州縄文人は南北アメリカ大陸の先住民となった可能性がある。
 文明の成立は「暫時=少しづつ」はありえない。必ず巨大戦争や巨大天災、巨大噴火という急激なイベントが必要なのだ。文明は一気に移転するものである。
 ちょうど呉越戦争による呉住民のボートピープルが弥生人文化を成立させたのと同じ意味だ。

 この鬼海イベントで、縄文人が南北アメリカの先住民になったとすれば、インド洋方面にも転進したはずで、このとき中東に上陸した縄文文化があっても不思議ではない。 私は、中東先住民の一部に縄文人がいたとすればYAP遺伝子の謎を解明する可能性があると考えている。
http://oasis.natume-writing.info/mystery-yap/

私は、今回のハマス越境侵攻が、モサドによる陰謀「偽旗作戦」であると最初から断じている。ハマスの幹部は、おそらくモサドスパイで占められているはずだ。
 あのモサドが、ハマスにイスラエルへの大規模侵攻を許すなどは、第三次世界大戦勃発よりも、ありえないことなのだ。たとえ核戦争が起きてもありえない。

 なんのために偽旗作戦を行ったのか?
 それはガザを殲滅して、先住民パレスチナ人を根絶やしにし、生き残った者をエジプトに追い出すためであると考える。
 そして、それは昨日から凄まじい大虐殺が始まっている。
 ガザ住民を恐怖で追い詰め、エジプトに追い出し、二度と還ってこられないよう、ガザを死の土地に変えるのだ。

 【速報】ガザ地区の病院に空爆…500人以上が死亡 イスラエル軍“ロケット弾はガザ地区から発射”
 https://www.youtube.com/watch?v=DLZU16wzwTU&ab_channel=%E6%97%A5%E3%83%86%E3%83%ACNEWS

 イスラエルのウソは、すぐに見破られる。これでヒズボラが全面攻勢をかけることになるはずだが、モサドは、ヒズボラにも多数のスパイを潜入させていて、その行動を監視し管理しているともいわれる。

 だが、イスラム勢力全体では、濡れ衣を着せられているイランをはじめ、イスラエルに対する敵対心が沸騰するだろう。
 サウジアラビアだけは別だ。サウジ王族は、実はユダヤ人であるという説がある。
 https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-43638273

 https://note.com/margraita/n/nae3acbde62fe

 ビンラディンもユダヤ人だったという説もある。
 サウジ王室は、イスラエルとツーカーの関係であることが昔から知られている。だから、グレーターイスラエルの一部でありながら、サウジだけはテロ事件の被害が起きていない。

 しかし、イラン(ペルシア)は違う。モサドは多数のスパイを送り込んでいるといわれるが、イスラエルを許容しない人々の怒りが、今回、爆発する可能性がある。
 これが第三次世界大戦に直結する可能性は小さくない。
 全イスラム勢力による、ジハード(聖戦)が、いよいよ始まるかもしれない。

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 余談

 今月末10月30日~ 何か特別な災厄が起きるとアビンギャ・アナンドが警告している。
https://monamona2525.com/archives/49472

 私は大地震ではなく、もしかしたら巨大太陽風かもしれないと予想している。
 もしX100クラスフレアが起きたなら、地上の電子・電力関係インフラが破壊される。
 具体的には、非常に深刻な停電と水道などインフラ崩壊が起きる可能性がある。

 長期間の停電に備える必要があるかもしれない。大震災が起きても同じ結果になる。 何をすべきかというと、携帯ライトだけでなく、ちょっとした発電・蓄電設備とか水の備えをしておくべきかもしれない。
 数日前に停電が起きて、もの凄く困ったので、書いておくことにした。

ユダヤ人のアイデンティティはシオニズム

2023年10月17日 | インポート
 私が、世界を本当に動かしているのは「旧約聖書」であると教えられたのは、今から半世紀前、岡村昭彦によってだった。
 岡村は、マルクスの言った「下部構造が上部構造を規定する」つまり、経済的問題が政治的問題を生み出すのではなく、宗教的理念(上部構造)が下部構造である世界を定めていると指摘した。
 以来、私はその意味を考え続け、間違いなく宗教が世界情勢を定めていると確信するに至った。
 http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5828267.html

 今回のハマス越境侵攻に対して、バイデン米大統領は「自分はシオニストであり、イスラエルを全面支持する」と表明した。
 https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/7959007b81d9f505e4b9aa487872ce3c1a127caa

 イスラエルとパレスチナの問題は、建国の理由も含めて、すべてシオニズムの問題であると、私は機会あるごとに書いてきた。
 シオニズムとは何か?
 それは旧約聖書創世記に描かれた「約束の地」にユダヤ人が帰還すべきことを定めたユダヤ教の基幹綱領のようなものだ。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%84%E6%9D%9F%E3%81%AE%E5%9C%B0

 シオニズムとは?
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%AA%E3%83%8B%E3%82%BA%E3%83%A0

 ユダヤ人は、13歳までに旧約聖書トーラー五書をラビの前で暗誦してみせることで、成人となったと承認される「バルミツバ」という義務儀礼がある。
 この義務は、 膨大なトーラーの記憶を求められ、まず成人には不可能だ。子供だからできるのだ。
 そして、バルミツバを受けたユダヤ人は、すべて心の底にトーラー五書を沈殿させ、ユダヤ教徒としての洗脳を受けるのである。

 つまり、幼いうちからシオニズムを心の底に叩き込まれる。ユダヤ人である以上、いつかは必ずシオンの地に帰還しなければならないと洗脳されるのだ。
 シオニズムは、ユダヤ教だけではなく、キリスト教の多くの宗派も綱領的に採用している。プロテスタントも、バイデンのようにカトリックであっても、モルモン教やエホバも、旧約聖書を新約聖書よりも重視してきた。
 実は、シオニズムを信奉するキリスト教は、本質的な意味でユダヤ教だといってもいい。イエスはシオニズムについて、ほとんど触れなかったからだ。
http://kwww3.koshigaya.bunkyo.ac.jp/wiki/index.php/%E3%82%B7%E3%82%AA%E3%83%8B%E3%82%BA%E3%83%A0%E9%81%8B%E5%8B%95

 福音派をはじめとするキリスト教の多くがシオニズムであるため、イエスがシオニズムを否定したという記述は、あらゆる書物から意図的に削除されてしまい、今、イエスのシオニズムに対する見解を確認することはできないが、新約聖書にもシオニズムに触れた箇所はほとんどない。

 だが、シオニズムは、ユダヤ教だけでなく、プロテスタントも含めて世界中のキリスト教、ユダヤ教徒を突き動かす宗教的アイデンティティになってきた。
 ナチスによるホローコストも、イスラエル建国も、中東戦争も、ガザの牢獄問題も、911テロも、イスラム国テロも、ベイルート巨大爆発も、すべてシオニズムによる計画的な巨大犯罪であると私は指摘してきた。

 シオニズムは旧約聖書とタルムードを信奉するユダヤ教徒の根幹にある宗教的目標あるいは義務である。
 タルムードは、ユダヤ人の強烈な選民意識を体現する教書である。シオニズムはタルムードと組み合わさることで、ユダヤ人が世界の王として、グレーターイスラエルから君臨することが神から約束されているとのアイデンティティを成立させてきたのだ。
 http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5828398.html

 ほとんどの人は、中東問題が宗教の問題である本質を理解していない。その背後には利権が関係していると信じている人が大部分だ。
 だが違う。ユダヤ教徒は、自分たちの血のつながった兄弟、仲間、600万人をシオニズムのために命を奪うことさえ平然と行うことができる。
 自分たちは世界を支配する優秀な民族(神の選民)であって、どんな卑劣な陰謀でも、大量殺人でも神が許すと信じている。

 宗教的目的=義務のためには、どんな残虐なことでも、大量殺人でもやってのけるのがシオニストたちであり、そのシオニストたちの最終的な目的は「グレーターイスラエル」の建国である。
 それは「神との契約」であり、「約束された土地」である。
 世界中のユダヤ人は、グレーターイスラエルに帰還することが、神との契約なのだ。

 シオニズムのシオンとは、エルサレムの小さな丘を指す意味ではない。グレーターイスラエル全体が「シオン」である。
 京都の太秦で行われる祇園祭は、まさにシオニズムの祭りであり、シオンへの帰還を願う儀式である。
 「八坂神社」というのは「ヤーサカ=神よ」というヘブライ語であって、日本全国にあるヤサカは、すべてヤハウェを祭神としている。
 ちなみに私の住む中津川市も、古代ユダヤ人の街であって、至る所に八坂神社がある。

 諏訪神社には、「イサク祭」があり、日本の神道のあらゆる儀式が、シオニズムとつながっている。
 そうだ、日本人(天皇家や源平藤橘の子孫など)は2700年前にアッシリアによってイスラエルを追われた「失われた十支族」ユダヤ人の末裔なのである。

 イスラエル政府は、もう30年も前に、2700年前に行方不明になった「失われた十支族」の探索と帰還を実現する特務機関、「アミシャーブ」を設立した。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9F%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%96

 世界に散った「失われた十支族」をシオンの地に帰還させることがアミシャーブの目的だった。
 そして、調査員ラビたちは、日本の天皇家が「失われた十支族」であると認定した。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E3%83%A6%E5%90%8C%E7%A5%96%E8%AB%96

 http://hirukawamura.livedoor.blog/article/493726789.html

 ということは、ユダヤ人たちは、天皇家をシオンに帰還させることを宗教的使命にしていることを意味する。
 誰もが「まさか、そんなことができるはずがない」、と思うだろう。
 だが、欧州で金貸しとして豊かな生活を興じていたユダヤ人たちを、600万人ホローコスト、殺戮の恐怖でイスラエルに無理矢理帰還させたシオニストたちが考える計画は、我々の想像を遙かに超える恐ろしいものだ。

 仮に、日本国が超巨大震災や核爆発、原発事故などで住めなくなったなら、天皇は外国に逃げるしかない。
 このことの意味を我々は考えなければいけない。あの911テロを実現したモサドのアミシャーブ機関なのだ。
 
ほとんどの人は、「ユダヤ人」といえば背の高い痩せたコーカソイド白人をイメージするだろうが、実は、本当のユダヤ人、アブラハムもモーゼも、キリストも、ノアの子セムの子孫=セム族であり、それは黒い瞳と黒髪を持った「スファラディ」というモンゴロイドだった。

 なぜ、白人に変わったのかというと、奈良時代AD700~900年の間に、黒海東岸にあったハザール国というコーカソイド国家が、突然、国ぐるみでユダヤ教に宗旨替えしたのだ。
 このとき、ハザールにきたユダヤ人たちはロスチャイルドの先祖といわれるパリサイ人だったといわれる。彼らは金転がしで儲ける文化をハザール人に伝え、以来、ハザール人は全欧州に移動して金貸し業を営むことになる。
 この人々のことを「アシュケナジムユダヤ人」と呼んでいる。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%83%AB#:~:text=%E3%83%8F%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%83%AB%EF%BC%88%E7%AA%81%E5%8E%A5%E6%96%87%E5%AD%97%EF%BC%9A%20%E3%80%81%E8%8B%B1,%E4%BA%A4%E6%98%93%E6%B4%BB%E5%8B%95%E3%82%92%E9%80%9A%E3%81%98%E3%81%A6%E7%B9%81%E6%A0%84%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82

 アシュケナジムユダヤ人こそ、欧州ユダヤ人の根源であり、ポーランドでホローコストを受けたのも彼らの子孫であり、ロシアでソ連を建国したのも彼らであり、プーチンもウクライナのゼレンスキーら首脳部もアシュケナージユダヤ人である。
 だが、彼らはホンモノのユダヤ人ではない。8世紀以降、にわかにユダヤ人を名乗り始めたニセモノユダヤ人だった。

 このニセモノコンプレックスが、ユダヤ教正統派や長老派の強硬で閉鎖的なユダヤ教とを作り出したと私は考えている。
 自分たちこそ、旧約聖書の神の約束を実現する者であるとの自負が成立したと考える。
 だから、ホンモノユダヤ人がやらない閉鎖的で極端なな宗教儀礼、(バルミツバやアミシャーブのような)をたくさん成立させた。
 シオニズムに対する憧れと、自分たちこそ正統ユダヤ教徒であるという承認要求から、超過激な秘密工作を重ねるようになったと思う。

 シオニズムを実現し、イスラエル全土を自分たちが掌握するためには、先住民であるパレスチナ住民を武力で追い出さねばならない。
 そしてガザを殲滅し、先住民を大虐殺し、生き残った者も全員、エジプトに追い払うのが、今回のハマス侵攻偽旗作戦である。
 ハマスの最高幹部は、ほとんどモサドの工作員のはずだ。本当のパレスチナ人幹部は、17人全員、2009年にモサドスパイ容疑で射殺してしまっているのだ。今生き残っているのはホンモノのモサドスパイだけだ。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B9#%E8%A8%AD%E7%AB%8B

 そして下部組織のパレスチナ人を生け贄に捧げ、音楽祭に集まった反ネタニヤフの若者たちも標的として犠牲に捧げ、パレスチナ人を全員皆殺しにするのが今回のハマス侵攻計画であるのは確実である。
 それは今日から行われる。

【ガザ境界発】イスラエル軍はガザを更地にする準備を整えた 2023年10月17日
 https://tanakaryusaku.jp/2023/10/00029720

 田中龍作は、今度ばかりは殺されるかもしれない。否応なしに真実を知り、世界に報道しようとするからだ。