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ユダヤ人のアイデンティティはシオニズム

2023年10月17日 | インポート
 私が、世界を本当に動かしているのは「旧約聖書」であると教えられたのは、今から半世紀前、岡村昭彦によってだった。
 岡村は、マルクスの言った「下部構造が上部構造を規定する」つまり、経済的問題が政治的問題を生み出すのではなく、宗教的理念(上部構造)が下部構造である世界を定めていると指摘した。
 以来、私はその意味を考え続け、間違いなく宗教が世界情勢を定めていると確信するに至った。
 http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5828267.html

 今回のハマス越境侵攻に対して、バイデン米大統領は「自分はシオニストであり、イスラエルを全面支持する」と表明した。
 https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/7959007b81d9f505e4b9aa487872ce3c1a127caa

 イスラエルとパレスチナの問題は、建国の理由も含めて、すべてシオニズムの問題であると、私は機会あるごとに書いてきた。
 シオニズムとは何か?
 それは旧約聖書創世記に描かれた「約束の地」にユダヤ人が帰還すべきことを定めたユダヤ教の基幹綱領のようなものだ。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%84%E6%9D%9F%E3%81%AE%E5%9C%B0

 シオニズムとは?
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%AA%E3%83%8B%E3%82%BA%E3%83%A0

 ユダヤ人は、13歳までに旧約聖書トーラー五書をラビの前で暗誦してみせることで、成人となったと承認される「バルミツバ」という義務儀礼がある。
 この義務は、 膨大なトーラーの記憶を求められ、まず成人には不可能だ。子供だからできるのだ。
 そして、バルミツバを受けたユダヤ人は、すべて心の底にトーラー五書を沈殿させ、ユダヤ教徒としての洗脳を受けるのである。

 つまり、幼いうちからシオニズムを心の底に叩き込まれる。ユダヤ人である以上、いつかは必ずシオンの地に帰還しなければならないと洗脳されるのだ。
 シオニズムは、ユダヤ教だけではなく、キリスト教の多くの宗派も綱領的に採用している。プロテスタントも、バイデンのようにカトリックであっても、モルモン教やエホバも、旧約聖書を新約聖書よりも重視してきた。
 実は、シオニズムを信奉するキリスト教は、本質的な意味でユダヤ教だといってもいい。イエスはシオニズムについて、ほとんど触れなかったからだ。
http://kwww3.koshigaya.bunkyo.ac.jp/wiki/index.php/%E3%82%B7%E3%82%AA%E3%83%8B%E3%82%BA%E3%83%A0%E9%81%8B%E5%8B%95

 福音派をはじめとするキリスト教の多くがシオニズムであるため、イエスがシオニズムを否定したという記述は、あらゆる書物から意図的に削除されてしまい、今、イエスのシオニズムに対する見解を確認することはできないが、新約聖書にもシオニズムに触れた箇所はほとんどない。

 だが、シオニズムは、ユダヤ教だけでなく、プロテスタントも含めて世界中のキリスト教、ユダヤ教徒を突き動かす宗教的アイデンティティになってきた。
 ナチスによるホローコストも、イスラエル建国も、中東戦争も、ガザの牢獄問題も、911テロも、イスラム国テロも、ベイルート巨大爆発も、すべてシオニズムによる計画的な巨大犯罪であると私は指摘してきた。

 シオニズムは旧約聖書とタルムードを信奉するユダヤ教徒の根幹にある宗教的目標あるいは義務である。
 タルムードは、ユダヤ人の強烈な選民意識を体現する教書である。シオニズムはタルムードと組み合わさることで、ユダヤ人が世界の王として、グレーターイスラエルから君臨することが神から約束されているとのアイデンティティを成立させてきたのだ。
 http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5828398.html

 ほとんどの人は、中東問題が宗教の問題である本質を理解していない。その背後には利権が関係していると信じている人が大部分だ。
 だが違う。ユダヤ教徒は、自分たちの血のつながった兄弟、仲間、600万人をシオニズムのために命を奪うことさえ平然と行うことができる。
 自分たちは世界を支配する優秀な民族(神の選民)であって、どんな卑劣な陰謀でも、大量殺人でも神が許すと信じている。

 宗教的目的=義務のためには、どんな残虐なことでも、大量殺人でもやってのけるのがシオニストたちであり、そのシオニストたちの最終的な目的は「グレーターイスラエル」の建国である。
 それは「神との契約」であり、「約束された土地」である。
 世界中のユダヤ人は、グレーターイスラエルに帰還することが、神との契約なのだ。

 シオニズムのシオンとは、エルサレムの小さな丘を指す意味ではない。グレーターイスラエル全体が「シオン」である。
 京都の太秦で行われる祇園祭は、まさにシオニズムの祭りであり、シオンへの帰還を願う儀式である。
 「八坂神社」というのは「ヤーサカ=神よ」というヘブライ語であって、日本全国にあるヤサカは、すべてヤハウェを祭神としている。
 ちなみに私の住む中津川市も、古代ユダヤ人の街であって、至る所に八坂神社がある。

 諏訪神社には、「イサク祭」があり、日本の神道のあらゆる儀式が、シオニズムとつながっている。
 そうだ、日本人(天皇家や源平藤橘の子孫など)は2700年前にアッシリアによってイスラエルを追われた「失われた十支族」ユダヤ人の末裔なのである。

 イスラエル政府は、もう30年も前に、2700年前に行方不明になった「失われた十支族」の探索と帰還を実現する特務機関、「アミシャーブ」を設立した。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9F%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%96

 世界に散った「失われた十支族」をシオンの地に帰還させることがアミシャーブの目的だった。
 そして、調査員ラビたちは、日本の天皇家が「失われた十支族」であると認定した。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E3%83%A6%E5%90%8C%E7%A5%96%E8%AB%96

 http://hirukawamura.livedoor.blog/article/493726789.html

 ということは、ユダヤ人たちは、天皇家をシオンに帰還させることを宗教的使命にしていることを意味する。
 誰もが「まさか、そんなことができるはずがない」、と思うだろう。
 だが、欧州で金貸しとして豊かな生活を興じていたユダヤ人たちを、600万人ホローコスト、殺戮の恐怖でイスラエルに無理矢理帰還させたシオニストたちが考える計画は、我々の想像を遙かに超える恐ろしいものだ。

 仮に、日本国が超巨大震災や核爆発、原発事故などで住めなくなったなら、天皇は外国に逃げるしかない。
 このことの意味を我々は考えなければいけない。あの911テロを実現したモサドのアミシャーブ機関なのだ。
 
ほとんどの人は、「ユダヤ人」といえば背の高い痩せたコーカソイド白人をイメージするだろうが、実は、本当のユダヤ人、アブラハムもモーゼも、キリストも、ノアの子セムの子孫=セム族であり、それは黒い瞳と黒髪を持った「スファラディ」というモンゴロイドだった。

 なぜ、白人に変わったのかというと、奈良時代AD700~900年の間に、黒海東岸にあったハザール国というコーカソイド国家が、突然、国ぐるみでユダヤ教に宗旨替えしたのだ。
 このとき、ハザールにきたユダヤ人たちはロスチャイルドの先祖といわれるパリサイ人だったといわれる。彼らは金転がしで儲ける文化をハザール人に伝え、以来、ハザール人は全欧州に移動して金貸し業を営むことになる。
 この人々のことを「アシュケナジムユダヤ人」と呼んでいる。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%83%AB#:~:text=%E3%83%8F%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%83%AB%EF%BC%88%E7%AA%81%E5%8E%A5%E6%96%87%E5%AD%97%EF%BC%9A%20%E3%80%81%E8%8B%B1,%E4%BA%A4%E6%98%93%E6%B4%BB%E5%8B%95%E3%82%92%E9%80%9A%E3%81%98%E3%81%A6%E7%B9%81%E6%A0%84%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82

 アシュケナジムユダヤ人こそ、欧州ユダヤ人の根源であり、ポーランドでホローコストを受けたのも彼らの子孫であり、ロシアでソ連を建国したのも彼らであり、プーチンもウクライナのゼレンスキーら首脳部もアシュケナージユダヤ人である。
 だが、彼らはホンモノのユダヤ人ではない。8世紀以降、にわかにユダヤ人を名乗り始めたニセモノユダヤ人だった。

 このニセモノコンプレックスが、ユダヤ教正統派や長老派の強硬で閉鎖的なユダヤ教とを作り出したと私は考えている。
 自分たちこそ、旧約聖書の神の約束を実現する者であるとの自負が成立したと考える。
 だから、ホンモノユダヤ人がやらない閉鎖的で極端なな宗教儀礼、(バルミツバやアミシャーブのような)をたくさん成立させた。
 シオニズムに対する憧れと、自分たちこそ正統ユダヤ教徒であるという承認要求から、超過激な秘密工作を重ねるようになったと思う。

 シオニズムを実現し、イスラエル全土を自分たちが掌握するためには、先住民であるパレスチナ住民を武力で追い出さねばならない。
 そしてガザを殲滅し、先住民を大虐殺し、生き残った者も全員、エジプトに追い払うのが、今回のハマス侵攻偽旗作戦である。
 ハマスの最高幹部は、ほとんどモサドの工作員のはずだ。本当のパレスチナ人幹部は、17人全員、2009年にモサドスパイ容疑で射殺してしまっているのだ。今生き残っているのはホンモノのモサドスパイだけだ。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B9#%E8%A8%AD%E7%AB%8B

 そして下部組織のパレスチナ人を生け贄に捧げ、音楽祭に集まった反ネタニヤフの若者たちも標的として犠牲に捧げ、パレスチナ人を全員皆殺しにするのが今回のハマス侵攻計画であるのは確実である。
 それは今日から行われる。

【ガザ境界発】イスラエル軍はガザを更地にする準備を整えた 2023年10月17日
 https://tanakaryusaku.jp/2023/10/00029720

 田中龍作は、今度ばかりは殺されるかもしれない。否応なしに真実を知り、世界に報道しようとするからだ。