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 ワクワク感こそ、人生のエネルギーであること

2019年06月30日 | 未分類
 ハリウッドにダリル・アンカという特殊効果の名手がいて、スタートレックやパイレーツ・オブ・カリビアンなど有名映画を手がけて、その名を知られていた。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%AA%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%AB

 1980年代後半の、ある日、ダリルは、UFOを目撃してから、彼らとテレパシーで交信できるようになり、チャネリングするようになったと主張した。
 宇宙人は、自分を「バシャール」と名乗った。(メッセンジャーの意味)

 それから、アメリカで、ダリルがチャネリングするバシャールの言葉が、たくさんの動画で知られるようになった。
 https://www.youtube.com/watch?v=sfiqMP2y0Gg

 それらのチャネリング動画が、2016年秋、YouTube上から突然、削除されてしまい、これについては、YouTube管理部門が政治的な意図で無断で行ったとか、有償の営利事業に移行したとかの噂が飛び交い、
「やはりバシャールは金儲けだったのか?」という批判と嘲笑に晒される事態となった。

 しかし、現在、YouTube上に、バシャールの有料コンテンツは発見できないことから、どうもYouTubeを保有するグーグルによる政治的思惑による悪意の可能性が強いように思える。ちなみにグーグルは、すでに完全にCIAの支配下にあるといわれている。
 https://www.gentosha.jp/article/8386/

 つまり、CIAを動かしている世界の支配階級にとって、現実を飛び越えた超常的なスピリチュアル思想は、彼らの唯物論的価値観、あるいはタルムード的価値観を根底から破壊する敵であり、世界が霊的秩序を持っているなどという考えは、社会から追放すべきだと考えているとしか思えない。

 しかし、それまでの動画を保存していた人から、文章化されたメッセージがたくさんYouTube上に掲載されるようになっている。
 私は、初めてバシャールを視聴したとき、彼の言っていることは釈迦とまるで同じだと思い、「これはホンモノだ」と確信した。

 バシャールの主張で、心に残ったものは、「因果応報」と「ワクワク」、そしてパラレルワールドである。
 因果応報というのは、「あなたの人生は、あなたの与えたものを受け取るプロセス」という、仏教的に言えばカルマの論理で、バシャール思想の核心の一つになっている。
  https://spacecat.exblog.jp/3016641/

https://ameblo.jp/20110311hikari/entry-11536359653.html

 バシャールの個人的な紹介については、以下のリンクがまとまっている。
  https://angel-number.fun/bashar/

 「人生ワクワク」とは
 ダリル・アンカの著書『BASHAR 3 宇宙存在バシャールが語る新しい現実』 によると、バシャールはワクワクする気持ちに従い生きることが人生の目的、人生において最も重要なことと発言しています。

 バシャールによると、ワクワクするといった気持ちは人生の中で最も正直な自分を表現することのできる波動であるとし、その波動は同じような波動を自然と引き寄せることができると述べています。

 つまり、ワクワクする気持ちを大切にすることで自然とワクワクするような出来事が訪れるということ。

以上引用
*****************************************************************************

 私の還暦を大きく超えてしまった人生経験を振り返ってみて、「人生の究極的存在理由がワクワクである」という指摘は、無数の情報のなかで、これほど的を得たものもないと感嘆し、以来、私は、すっかりバシャールの虜になってしまった。

 すなわち、「人はワクワクのために生きている。ワクワクが失われれば、生きている意味さえも失う」という意味であり、これは人間としての存在理由の本質であり、例え足鎖に繋がれた奴隷に貶められても、いつか支配者を撃ち倒すとか、休息や食事や仲間との対話のなかで、ワクワクを感じられれば人生に絶望せずにすむということだ。

 例えば不倫とか強盗とか、既成の秩序を破壊する行為でも、ワクワク感が得られれば、その人にとっては正義だが、後に迎える結末は別問題ということになる。
 人が人らしく人生を謳歌するためにはワクワク感が欠かせない。
 繁華街で思い切って派手な格好をしてみたり、女装してみたり、ストリートピアノを弾いて通行人を感動させてみたりも、ワクワク感によって行うもので、これによって、定められた社会秩序の足枷から解放されて、自由な喜びを楽しむことができるのだ。

 私は、若い頃、単独沢登りに夢中になっていて、毎週のように鈴鹿やアルプスの沢に登っていたが、見知らぬ沢に立ち入って、危険な瀧を直登したり、熊など野生動物に遭遇することも含めて、ワクワク感はこたえられない刺激的なものだった。
 私からワクワクを取り去ったなら、とても生きてゆける気がしない。
 今でも、毎朝、熊の徘徊する山を散歩してるのだが、カモシカや小動物との遭遇のたびに、充実したワクワク感があって、病気のパレードのようになってしまった肉体を抱えてても、明日のワクワクへの期待を胸に生き続けている。

 「ワクワクのない人生なんて……」
 次に何が私をワクワクさせてくれるだろうか? という期待だけで生きているようなもので、ワクワクのない人生なんて絶望しか残っていないと思う。
 まあ、なかには少女を強姦することにワクワクしたり、ひったくりや強盗にワクワクする良からぬ人物もいるのだが、権力を持って支配風を吹かす強欲糞ジジイが、若者たちのワクワク感を型にいれて押し潰してばかりいることを思えば、人間の悪事もワクワクの弾圧に対する反作用なのだと思わざるをえない。

 バシャールの言葉で、私が、もう一つ感動したのは、「全ての結果は自分が引き寄せた結果である」いうものだ。
 バシャールはこの世の偶然や奇跡、アクシデントといったものは一切ないとし、自身におきた良いことも悪いことも、すべて自分が引き寄せた結果であると述べている。

これは、私自身が、ずいぶん若い頃から直観していたことで、「この世界は茶番にすぎなくて、本当は自分のカルマがもたらした仮想現実にすぎない」と考え続けてきたのだが、それを初めて共有してくれたことで、バシャールに対する信頼感は頂点に達した。

 パラレルワールドについても、釈迦が、自分の意思の数だけのワールドが存在すると指摘していて(今、引用先が分からない)、心(カルマ)の波動に応じて、人は自分の住む世界を絶え間なく移動してゆくと言っていたはずだが、バシャールも、まったく同じことを述べている。
 我々は無数のパラレルワールドを、カルマに応じて、移動してゆくということだ。

 私の記憶では、2年ほど前に高島忠夫が死去していたが、なぜか昨日のニュースで、彼の死が報道されていた。
 「あれ!」と思ったが、こうした古い記憶と異なる現実展開は、ほとんどの人が経験しているはずだ。理由は、過去の記憶のなかのワールドと、今生きているワールドが、少し異なるからである。
 人は、カルマに応じて、どんどんパラレルワールドを移動してゆくのである。
 http://karapaia.com/archives/52180169.html

 バシャールによると、時間といった概念は人間が自ら作り出したもので、過去や未来などのあらゆる時間は私たちが生きている「今」に同時に存在していると述べている。
 この意味も、過去も未来も、非可逆的な存在ではなく可変であって、それを定めるのがカルマであるとするなら、過去の悪事も、現在の善行によって事実そのものが消えてしまうということになる。

 つまり、あらゆるリアリティ=存在が仮想現実の世界にあり、史上最悪の殺人犯である勝田清孝や宅間守だって、カルマを克服するなら、悪事の存在そのものが消えてしまうことになる。
 宮崎勤が幼女殺しをしないで、普通の幸福な人生を送っている世界もあるということだ。

 まあ、こうした「仮想現実理論」というべき思想によって、「すべての存在に救いがある」という飛躍的な結論が成立するわけで、過去を悔い改めることにより、悪事の事実さえ消すことができるというわけだ。
 このことに私は昔から気づいていたから、死刑制度のような報復制裁の正当化想念は、それを要求する人の心そのものを破壊することになり、死刑にされる側よりも、むしろ死刑を求める側の心を、取り返しのつかないほど傷つけてゆくと思われたため、反対してきたのである。

 もう少し詳しく言うと、釈迦もバシャールも、「人に与えたものが還ってくる」という「因果応報」の原理を、あらゆる形で示している。
 「他人に対して願ったことが、自分の運命に戻ってくる」のである。

 例えば、人殺しのような悪事を行った人に死刑判決が下り、それを「ざまーみろ」と喜んで支持する人の心は、「他人に死刑の運命を願った」ということなのだが、他人に求めた運命は、実は自分に戻ってくるというのが因果応報の本当の意味である。
 人の幸せを願えば自分が幸せになる。人に不幸を求めれば自分が不幸になるのである。なぜなら、対象世界は、自分の心が作り出している「共有された幻影」にすぎないのだから。

 死刑を支持すれば、自分も死刑に処せられるという意味ではない。自分が求めた報復制裁思想が、そのままカルマとして自分を制裁する運命がやってくるという意味である。
 だから、他人に残酷な運命が与えられることに反対しなさい、それが自分を守ることになるというわけだ。
 逆にいえば、いつでも他人の幸せだけを願っている人には幸福しかやってこない。

 こんなことを書いても、理解できる人は数千名に一人くらいしかいないことを私は十分に分かっていて、死刑賛成派の人たちは、上のような思想に蛇蝎のように拒否感を示すであろうことを十分に承知している。
 何せ、このブログで、死刑反対を書こうものなら、たちまちアクセス数が激減するのである。二度と読んでもらえないと思うほどだ。

 私の言いたいことは、すべての人が、過去生のなかで、ちょっと想像もできないほど無数の悪事を抱えていて、それを善行で消しながら、一歩一歩、「絶対精神」に向かって上昇してゆくという魂の法則である。

 この人生で殺人・強盗などの悪事をやったことのない人でも、過去生のなかでは、たくさんの悪辣な罪を犯してきていて、そのカルマを、一つ一つの転生のなかで善行によって解消してゆくのが、人生であるという意味である。
 それを端的に示したのがアングリマーラである。
 http://www.otani.ac.jp/yomu_page/kotoba/nab3mq0000000ky3.html

 まったく、バシャールの言葉を聞いていると、どこまでも釈迦の言葉に重なっていることに私は驚かされ、ダリルのチャネリングが、決して虚構ではないと思った。
 以下、バシャールの、これからの予言を見てみよう。

 今年、2019年は今まで以上に二分化された世界になるとバシャールは予言している。
 https://ameblo.jp/whoaretime/entry-12384385867.html

 二分化とは、つまり、ポジティブな世界とネガティブな世界に分化して、やがて互いに交わらず、それぞれの道を突き進むという意味である。
 それが地球上に起きる起点は2012年で、実際に二分化するのが2016年、もう取り返しのつかないほど二分化が進み、互いに交わらなくなるのが、2019年、今年である。
 バシャールは、波動の低いネガティブなワールドは、2050年までに完全に地球上から消えてしまうと予言している。

 なるほど、今年に入ってから、これまで雲の上にいた高級官僚とか、大企業経営者とかが、ひどい事故を起こして社会的糾弾を受けることが続いている。
 津市の事故では4名が死に、ベンツで一般道を150Kで走行していた大企業社長は逮捕されて、危険運転致死罪で懲役20年になりそうだ。
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46254330Y9A610C1CN8000/

 なんだか、ウソや虚構の通用しない現実が見えてきている。安倍政権にあっても、これまで表沙汰にならなかった権力犯罪が次々に暴かれている。
 何か、世の中に特別なことが起きているのは間違いないところで、数千名が直接、放射能で死んでいる福島第一原発事故だって、東電の株価維持のため、隠蔽されてきた放射能被害が、いよいよ、我々の目に見えるところで暴かれようとしている。

 ネガティブな権力の虚飾世界に生きていた人たちが、次々に現実の、真実の世界に引き戻されている。
 彼らは、一般国民からかけ離れた自分たちだけの世界に引きこもって、自分たちの正体を世間に見せないライフスタイルに移行しているようだ。
 原発推進という人類の未来を閉ざすような超ネガティブな考えを、いよいよ表だって表明できなくなっていて、彼らだけの権力アイデンティティの中だけで、とんでもない世界に向かおうとしているように思える。

 バシャールは2020年、政治システムにおいて歴史的、革新的なことが起きるとする。別の言い方をすると、日本政府、自民党政権が、完全に為政能力を失って消えてしまい、日本は来年、無政府状態に突入し、新しい民衆秩序が登場してくることを示唆しているように思える。

 バシャールは2014年に以降10年以内に日本に災害による分岐点が訪れると予言している。つまり、2024年までに、東日本震災を超える凄まじい災厄が訪れるという可能性を示している。
 その後は、権力や科学の力ではなく、自然との調和を求めるライフスタイルの人々しか生き残れないということかもしれない。
 これは、誰あろう、東海アマが、遠い山中の「ポツンと一軒家」に利他思想の若者たちが共同体を結成して低エネルギーで生き延びると予言してきたことと同じである。

 バシャールの言葉
 「みなさんは今夢を見ているだけです。なぜなら、肉体の次元は夢なのですから。」これは、言葉通りに受け取ってください。目を覚まして、自分の見たい夢を生きてください。

 ものを変えていく鍵は自分の中にあることを知ってください。すると、3日以内に現実の中に変化が現れてくるでしょう。

 あなたが一番やりたくて大好きなこと、想像できる中で、一番ワクワクすることをやる。これが「遊ぶ」ということです。
 思い出してほしいのは、子どもが遊ぶように、みなさんにも遊ぶ自由があるということです。



報復制裁感情に支配される裁判員裁判制度

2019年06月27日 | 未分類
 
 2009年5月に裁判員制度が発足してから、ちょうど10年が経過した。私は、こんな制度が持ち込まれれば、シロウトによる裁判が理性ではなく感情に流されて、報復制裁システムになってしまうと危機感を抱いて、反対意見をたくさん表明してきた。

 国家は理性をもって運営されなければならない。ところが自民党が持ち込んだ裁判員制度は理性を否定し、司法を憎悪や制裁などの下劣感情に委ねる劣化した思想であった。

 2009年3月22日 ● 裁判員制度は何を目的にして作られたのか?
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/?no=259

  2009年5月23日 ● 裁判員制度が始まった
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/?m2=form&no=217

警察国家への道 その6 裁判員制度のもたらす愚民化、報復制裁主義の愚劣
  http://blog.livedoor.jp/hirukawamura/archives/2692090.html

 これらの意見をブログで表明した努力の甲斐あってか?? 私は、裁判員制度に一度も召集を受けたことがない。
 裁判員制度は、収入や社会的地位による選別を行わないはずなのに、なぜ私には召集がかからないのか?

 裁判所は、おそらく招集にあたって、間違いなく思想審査を行っているはずだ。
 私のように死刑制度反対を表明し続けている者に、裁判員招集がかかることは絶対にない。私が裁判員になれば、死刑判決に反対するのは確実というのも事実だが……。
 しかし、裁判員の選任が密室で、特定の政治権力の影響を受けながら行われていいはずがない。これは「国民の義務」という意味では徴兵制に匹敵するのである。徴兵制が個人の思惑で秘密裏に選別されるようなものだ。
 
なぜ死刑制度に反対しなければならないのか?
  http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-595.html

  洗脳  その2  死刑制度
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-359.html

 法務省は、死刑制度反対意見を激しく憎悪しているように見える。死刑は、民衆が国家権力を怖れるようにするための仕掛けであって、「悪いことをすれば、首に縄をかけられ、吊され、全身を痙攣させながら殺される」という残酷さを前面に出した恐怖によって、人々を支配しようとする古典的な「恐怖支配」の発想であり、人々を愛情ではなく恐怖で権力に従わせる下劣国家主義の象徴である。

 そもそも死刑制度は100%完全に憲法違反である。
 https://ameblo.jp/homura2/entry-12209599760.html

 憲法を勝手にねじ曲げて、残酷を絵に描いたような刑罰を続けているのが死刑制度だ。
 自民党は、国家による残酷な殺害の恐怖の前に小さくなって怯え続けるような、暗黒に閉じられたお化け屋敷のような暗いライフスタイルを国民に与えることが大好きなのだろう。

 知的障害者による思い込みの証言だけが採用されて有罪にされていた冤罪事件=大崎事件の最高裁再審上告が棄却され、先に、袴田事件の再審上告も棄却され、その先には西山事件の再審まで棄却されようとしている。
 これらの論理は、「国家権力の行動はいつでも正しい」という前近代的妄想を民衆に強要することであり、「権力がどんなに間違いを行っても、それは正されない」という強権主義を国民に強要しようとする、100年以上前の傲慢を絵に描いたような屁理屈であるといえよう。

 こんな判例は、少なくとも近代司法のものではなく、まるで赤狩り時代のアメリカや戦前の軍事法廷に戻ったようだ。
 現在の安倍晋三政権は、人権感覚が、完全に戦前の軍部独裁時代のそれであり、報道統制や批判者に対する恫喝、強権主義など、民主主義の価値観を憎悪する姿勢ばかりが目立つ。安倍自民党は、ナチズムのようなファッシズムが大好きなのだ。

 我々は違う。人を恐怖で支配するような暗黒社会は、まっぴらごめんだ。みんなが家族であり、友人であり、他人の幸せだけを願って生きる利他思想の、ちょうど1970年代までの都会から遠く離れた田舎の漁村や山村の共同体に近い生活にこそ、日本人の本当に理想的なライフスタイルがあると考える。
 そこには、人を恐怖や制裁によって一つの価値観に押し込めておこうなどと考える者はいなかった。たとえ、間違ったことをしたり、不義理を働いても制裁報復など考える者はいなかった。
 人々は、誰に対しても幸せを望みこそすれ、不幸を望む者などいない社会だったのだ。

 ただ国家だけは違った。国家に権威を与え、それを畏怖させて、死刑で殺すぞという恫喝のなかで人々を従わせようとしてきた。
 その根拠として、国家は、民衆には手の届かない力を持っているという幻想が用いられた。だから為政者は、民衆の手の届かない強力な軍事力や科学技術、核開発が死ぬほど好きだったのだ。

 我々の人間関係でも、学歴だとか組織だとか権威風を吹かして他人を威圧しようとする者がいる。反原発勢力のなかでさえ間違いなくいる。例えば、某テレビ局出身者とか、某大学教授とか……だが、そんな連中の共通点は、みんな権力による威圧が大好きなことで、いつでも規制ばかり持ち出すのだ。そして、その究極に死刑制度が存在するのである。
 私(東海アマ)を攻撃している反原発派の論客を見てごらん。みんな権威が大好きな連中ばかりだ。屁のような学歴に頼り、利他主義が大嫌いで、利己主義に生きている連中だ。
 こんな連中の言う「反原発」なんてニセモノだと思った方がいい。そのうち分かる。

 私が、自分のブログばかりを引用しなければならないのは、それだけ、世間に裁判員制度や死刑制度と真正面から対決する思想が少ないからだ。
 また反体制派のなかにも、権威主義・権力主義を持ち出す輩が多いので、「人間関係はどうしたらいいのか?」という社会生活上の立場から議論できるサイトが非常に少ないからなのだ。

 私は、司法制度改革について、現在の社会状況で、立憲民主党や共産党程度のお粗末な思想で、裁判員や死刑を語れるとは全然思わない。
 311で原発を廃止すると決意した者のなかでさえ、もう、その本当の意味を見失って、エートスに賛成したり、学術上の被曝は許容されるとか言ってる人たちがいるが、彼らは人生の根底的な意味を理解していないのである。
 そんなことを言っていれば、やがて死刑制度は必要だと言い出すに決まっている。

 我々は、国家権力にすがって生きるのか? それとも、人間にすがって生きるのか? という根源的な人生観の問いかけをしなければならない。
 この世の本質が、権力ではなく、技術でもなく、「人の愛」だということを見抜けるならば、これからの社会にとって、求めるべき最大の核心が「人権」であると分かるはずだ。
 まさに「人権を守る」という視点から、人間性を貶める死刑制度を否定し、裁判員制度が感情に流されて劣化してゆくことを明らかにし、原子力発電が未来を完全破壊する仕組みを知って糾弾し、廃止させなければならないのである。

 「人が人を大切にする」 この視点だけが未来を守るということを理解できなければ、この社会の進む道には地獄だけが存在するのだ。

 「人が人を大切にしない」社会は、どこから来るのかという問題については、何度も回答を示してきた。

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-34.html

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-778.html

 繰り返すが、幼い頃からの「競争主義の洗脳・薫陶」こそが、人を大切にしない社会の根底にある。
 今の日本国民の9割が死刑制度を肯定しているという。「悪いやつは殺せ」と叫ぶ。これは旧約聖書の論理であると、私は何度も書いてきた。
 日本における民衆の倫理観の根底には、鎌倉仏教の前に神道があるのだ。日本の神道は、秦氏(弓月氏)の先祖が、遠くイスラエルから持ち込んだもので、それは旧約聖書のコピーである。

 旧約聖書を否定するために、天はキリストを人間界に送り込んだのだが、新約聖書は、日本に入る前に旧約に乗っ取られてしまっていたと私は考える。
 キリストの思想を本当に理解できる人は「人を許す」ということの意味を理解している人である。
 キリストの死刑に対する考え方は、以下のリンク先に象徴的に描かれている。
 https://blog.goo.ne.jp/goo1639/e/3ab59a9ba2ae69678d2b9252c86edaf8

 自分の人生の過ちを本当に知る者は、他人を攻撃することなどできないという意味なのだが、他人の過ちを攻撃する前に、その意味を深く考えよ……人の間違いを許すことで、自分が許される…という旧約聖書の世界観にはなかった、新しい世界観をキリストが示した。

 我々は、「自分を深く見つめ直せ、他人の過ちを軽率に攻撃するな」という思想を「汝、罪なき者は、この女を石撃て」のなかで知ることができた。
 裁判員制度に本当に必要な思想は、まさにこのことであり、この視点がなければ、旧約に描かれたレビ記と同じように、報復・制裁だけの社会になってしまう。
 裁判員は、事件の資料を見て、怒りの感情ばかりが沸騰し、厳罰を与えることしか考えられなくなってしまうのだ。その背景にあるものは見たくとも見せてもらえない。

 【裁判員制度10年(2)】「痛烈なメッセージ」求刑上回る判決も 量刑相場に市民感覚、判決に幅  西日本新聞
 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6328198

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以下引用

 saibannin1.jpg


 「無期懲役に処する」

宮崎地裁の裁判員裁判は16年2月、求刑(懲役25年)を超える判決を導いた。

 被告の男は、女性を殺害、遺体を切断したとして殺人や死体損壊の罪に問われていた。「猟奇的で非人間的」と断じた判決は、有期刑の上限(同30年)も上回った。

 担当検察官だった若杉朗仁弁護士(福岡県弁護士会)は法廷で目を閉じたまま判決を聞いた。「これが市民感覚か」

 法律の「プロ」として事件に向き合ってきた自負があった。市民が被告を裁く側に立ち、事実認定や量刑を判断する裁判員制度には否定的だった。

 しかし、地裁判決に固定観念を打ち壊される。判決は求刑について「事件の特殊性や全体としての悪質さを適切に評価していない。市民感覚に照らして不当に軽い」と批判。若杉弁護士は法曹三者(裁判官と検察官、弁護士)の量刑相場に対する「裁判員からの痛烈なメッセージ」と感じた。

性犯罪や幼児虐待事件では求刑を上回る判決が増加
 裁判員制度の開始前、裁判官は類似事件の判決や求刑など詳細なデータを基にした、裁判所内部の検索システムを参考に量刑を決めていた。これにより、判決のばらつきは少なかった。

 裁判員裁判でもシステムを参考にするが、市民感覚が反映されて量刑に幅が出るようになった。性犯罪や幼児虐待事件では求刑を上回る判決が増加。一方、介護疲れによる殺人事件などでは執行猶予に保護観察を付ける判決も増えた。

 ただ、市民が考え抜いた一審判決が高裁で覆されるケースも増えている。宮崎の女性殺害・死体損壊事件の控訴審判決は、一審判決を「量刑判断を誤った」として破棄し懲役25年に減刑。最高裁で確定した。

 控訴審の結論は被告に有利に傾くとは限らない。知人女性への殺人罪などに問われた男について、福岡高裁は昨年9月、傷害致死罪を適用し懲役10年(求刑無期懲役)とした裁判員裁判判決を破棄。殺人罪を認定して懲役22年とした。

 裁判員判決に対する高裁の破棄率は10年は4・6%、18年は11・8%だった。

 「納得できない。市民の声を反映させるという制度の意義を感じなかった」。福岡県豊前市で女児=当時(10)=が殺害された事件の裁判員裁判。福岡地裁で16年に裁判員を担った女性(31)は判決後、裁判長にこう訴えた。

 自身にも幼い娘がいた。審理を重ねるたびに胸が締め付けられ、同じような被害者を出したくないという思いが募った。

 評議の場で、裁判官は類似事件の量刑傾向を提示。「求刑超えの判決は高裁で覆ることが多い」とも話したという。その後、全員が目を閉じた。裁判官が読み上げる量刑に、それぞれが手を挙げた。死刑求刑に対し、結論は無期懲役だった(最高裁で確定)。

 「過去の傾向に基づいた判断を、と迫られているようだった」。女性は市民感覚が生かされたとは、今も思えない。

殺人罪の起訴率は4割減
 検察統計によると、裁判員制度が始まった09年以降、殺人罪(未遂を含む)の起訴率は4割減った。裁判員は直接証拠を重視する傾向にあり、検察側が殺意を認める供述がない事件の起訴に慎重になっていることが一因とみられる。手堅く起訴すれば、上がるはずの有罪率もわずかに下がった。刑事司法に詳しい弁護士は「疑わしきは被告人の利益にという刑事裁判の原則が、市民参加で一定程度実現されてきた」と指摘する。 

 統計では、殺人罪(同)の起訴率(検察官が起訴か不起訴かを決めた人のうち起訴した人の割合)は制度開始前の06年は56・8%。制度が始まった09年は48・4%、17年は28・2%に減った。これには、殺人容疑で送検され、傷害致死罪で起訴するなど罪名が起訴時に軽くなる「罪名落ち」は含まれない。

 成城大の指宿信教授(刑事訴訟法)は「裁判員は直接証明できる証拠を重視し、推論に対しては慎重な傾向にある。制度開始以降、起訴猶予になるケースが増えている」と分析する。

 千葉県で16年に男女3人が包丁で襲われた通り魔事件で、千葉地検は殺人未遂容疑で逮捕された女を「殺意を認める証拠がない」として傷害罪で起訴した。

 事件を担当した日弁連刑事弁護センター副委員長の菅野亮弁護士は「裁判員前なら殺人未遂罪で起訴された事件だった」と話す。裁判員事件を約50件担当し、うち2割は、不起訴処分や罪名落ちだったという。

 裁判員制度が始まり、検察側は慎重になっているのか。法務省刑事局長は15年の衆院法務委員会で「(起訴率の)低下傾向は裁判員制度前から始まり、制度と連動しているとは言いがたい」と述べた。

 99・9%と言われる有罪率は、裁判員裁判でわずかに下がった。最高裁の司法統計では、09~17年の一審の平均有罪率は99・8%で、裁判員裁判に限れば99・2%だった。16年(98・8%)と17年(97・8%)は99%を割った。

 菅野弁護士は「裁判員は裁くことに慣れておらず、真剣に証拠と向き合い、市民目線で判断していることの表れだ」と評価する。

 九州大法科大学院の田淵浩二教授(刑事訴訟法)は「証拠を絞り込み、公判での証言や被告人の供述に重きを置く『公判中心主義』が進んだ。長時間の取り調べなど強引な証拠固めが減り、冤罪(えんざい)を生まない司法制度改革が進んできたと言える」と話した。 

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引用以上

 最後の、田淵教授による「冤罪を生まない司法制度改革が進んできたと言える」という判断は、まるで間違っている。
 裁判員裁判に提出される資料、証拠は、すべて検察側から一方的に提供されるもので、裁判員が、自分の目と足で真実を追究しようとすることは拒否されている。証拠に疑問があっても、それを自分で調査し直す権限さえ与えられていないのだ。

 それに裁判員は、司法関係者には与えられていない守秘義務が強要され、事件について知り得た情報を公開すると処罰されるようになっている。
 これでは、公正な裁判は極めて疑わしい、限られた証拠、限られた時間を一方的に与えられ、最初から有罪無罪が暗に示されていて、逸脱しない仕組みが成立しているのである。

 現在の裁判員裁判制度は、いわば「公正な裁判をしてます」という権力側のアリバイ証明、宣伝に使われるだけのものだ。
 司法制度と国家運営に対する基本的な概念さえない、ドシロウトの裁判員を連れてきて、検察の描いた筋書き通りの一方的な証拠だけを与えられ、犯罪に対する嫌悪感の感情だけで判決を定める仕組みなのだ。
 こんなものの、どこが民主主義だ。これは、国家権力が残酷な刑罰で国民を支配するシステムに、国民を加担させるだけの代物である。

 私は、国家による理性的司法が成立すれば理想だとは思わない。本当に必要な未来は、国家権力が崩壊してから、かつて数千年もの間、田舎社会で行われてきた、人間に対する愛情に基づいた社会だろうと考えている。
 司法は死滅するべきだと考える。必要な未来は、司法のいらない、愛情と利他主義だけで支えられた社会だと考える。


  



 フクイチがヤバいぞ!

2019年06月26日 | 未分類
 [注意喚起] 福島第一5、6号機で異常事態発生か? 立ちのぼる白煙 午前2時にヘリ編隊(?)飛来 

http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/676.html
投稿者 魑魅魍魎男 日時 2019 年 6 月 26 日 12:23


(cmk2wl)
【緊急】【最重要】 2019年6月25日14:42分 6号機から白煙が吹き上がりました。
22:49 - 2019年6月24日

hukuiti201906.jpg



福島第一5、6号機で異常事態が起きている可能性があります。

https://twitter.com/cmk2wl/status/1143507243293220864
(cmk2wl)
5号機、6号機で何かが起きていることは確実。
8年前に抱えた不具合や故障から、
今になってズルズルとメルトダウンすることはありうる。
受け入れ先の都合というけれど、核燃料がそのままというのには理由がある。
6:12 - 2019年6月25日

大沼安史さんのブログ。
26日午前2時に数機のヘリ編隊(?)が沖合い上空に飛来しています。

「【フクイチ・ユーチューブ】(2019/6)25日 午前 02:14-31 TBS/JNNカメラ」
(机の上の空 大沼安史の個人新聞 2019/6/25)
http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2019/06/post-6a0ae7.html

風向き、北へ 3号機からも噴き上げ 集中排気筒からも


「【フクイチ・ユーチューブ】(2019/6)26日 2:13-42 ヘリ?編隊飛来」
(同上 2019/6/26)
http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2019/06/post-5db108.html

北(左から)黄色に輝く飛行物体が沖合上空に飛来 最大7機 ヘリのよう 
線量測定/監視では フクイチはかなり危険な状態か / 
先頭から5機目は白い物体を吊り下げ / 
北から7機も飛来 探照灯でも偵察 自衛隊? 米軍? G20前に確認?


青森県で放出源不明のキセノン135が大気から検出されています。
福島第一から放出された可能性があります。

「放出源不明の放射性物質…青森で検出 人体に影響なし 2019年6月24日 読売新聞」
(内部被ばくを考える市民研究会 2019/6/25)
http://www.radiationexposuresociety.com/archives/10905


線量計の数値に注意して下さい。

東日本在住の方は、なるべく外出しないほうがいいかも知れません。

(関連情報)

「放射性蒸気発生器と化した福島第一原発」 (拙稿 2015/9/7)
http://www.asyura2.com/15/genpatu43/msg/775.html

「福島第一ライブカメラは真っ白 大量の蒸気発生 溶融燃料が地下水に接触し大規模再臨界か」
(拙稿 2018/7/17)
http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/133.html

「福島第一原発から大量の蒸気放出の決定的証拠がまたまた出てきた 
マッツさんのツイートに注目」 (拙稿 2019/4/15)
http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/378.html  

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 引用以上

 私は中津川市で、年中無休で連続、生活環境ガンマ線測定を行っている。過去には北朝鮮の核実験セシウムも捉えることができた。昨日と、本日のデータを検証してみたが、異常な放射能は検出できなかった。
 フクイチから当地まで、直線距離で400キロ以上あるため、気象的に放射能が移動するには数日かかるとみている。したがって明日以降に異変が出る可能性がある。

 6月24日に発生した、千葉南東沖震源の影響が心配だが、公称は震度1程度になっている。しかし、原発立地地域の震度は1ランク下げて報道するとの取り決めがあるといわれるので、本当の震度は不明である。
 http://www.jma.go.jp/jp/quake/3/20190624001611395-24091154.html

 白煙で、もっとも可能性の強いのが再臨界で、冷却中核燃料が地震によって接近し、中性子密度が上がると臨界を起こす疑いがある。
 5・6号機の場合、震災の影響による水素爆発を起こしておらず比較的安定していると思われていたが、何らかの事情で、使用済み核燃料集合体が接近したりして冷却不十分になると核燃料被覆管のジルカロイ合金が水素を放出して爆発する可能性があり、今回は、それが疑わしい。
 いずれにせよ、東電はウソしかつかない会社なので真実は絶対に公表しない。真実は、周辺における放射能測定から放出核種を確認しないと何が起きたのかはわからない。
 引き続き、監視と測定を続けたい。

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 最高裁が大崎事件再審請求棄却

 安倍政権は、警察・検察・最高裁司法の人事を独占し、事実上三権分立を崩壊させて、自民党政権独裁を完成させてる。

 安倍政権の司法人事は、

安倍内閣が最高裁人事に介入か 山口厚最高裁判事
 https://blogos.com/article/207598/

 最高裁の15人全てを「安倍内閣が任命」へ 
 http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/389.html

 「安倍色」に染まった最高裁判所
 https://facta.co.jp/article/201712041.html

 「慣行」無視の最高裁人事(西川伸一)
 http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2017/02/27/%E3%80%8C%E6%85%A3%E8%A1%8C%E3%80%8D%E7%84%A1%E8%A6%96%E3%81%AE%E6%9C%80%E9%AB%98%E8%A3%81%E4%BA%BA%E4%BA%8B%EF%BC%88%E8%A5%BF%E5%B7%9D%E4%BC%B8%E4%B8%80%EF%BC%89/

 安倍政権が事実上、人事権を掌握した司法では、次々に人権を後退させ、国家権力や大企業に有利な判決が続くようになった。

 渡部通信 : 地に落ちた最高裁/「君が代不起立」再雇用で逆転敗訴判決
 http://www.labornetjp.org/news/2018/0720watabe

 現状追認どころか、立憲主義を後退させる、
最高裁“違憲状態判決”
 http://www.magazine9.jp/article/rikken/9489/

 そして、本日、冤罪が明らかな事件の再審を、検察のメンツを優先させて却下する犯罪的判決があった。

 「大崎事件」最高裁が再審認めない決定 再審開始 取り消しは初か
 https://www.fnn.jp/posts/00419843CX/201906261550_CX_CX

 大崎事件とは何か?
  http://enzai.9ch.cx/index.php?%E2%97%86%E5%A4%A7%E5%B4%8E%E4%BA%8B%E4%BB%B6

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%B4%8E%E4%BA%8B%E4%BB%B6

 大崎事件は、誰がどうみても、事故死を無理矢理、犯罪として捏造した冤罪事件で、最高裁に持ち込まれたのは、犯罪を捏造した検察のメンツを崩さないという一点だけの理由であり、これほど冤罪が明らかな司法の犯罪が最高裁によって棄却されたのは、戦後司法史でも初めてのことである。

 安倍政権下で任命された最高裁は、人権よりも検察のメンツを最優先する判決しか出さない。
 私が、すでに指摘しているように、伊藤詩織さんを強姦して官邸権力によって免罪されている山口敬之の事件は、伊藤さんによる賠償提訴も、山口によるスラップ逆提訴も、最高裁に向かうのは確実であり、山口を無罪にするための段取りとして、強姦事件の無罪判決が重ねられたり、人権否定判決を続けたりが行われていると思われる。

 強姦事件の連続無罪判決は、詩織さん事件の犯人、山口敬之を最高裁で勝たせるために官邸が仕組んでいる疑いが強い
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-743.html

 安倍晋三は、「人権」という概念に対して激しく憎悪を抱いていて、あらゆる人権訴訟は「サヨク」の反政権闘争だと思い込んでいるフシがある。
 だから、安倍政権が登場して、人権が守られるような判決は、ほとんど失われている。人権優先裁判官は次々に司法界を追放され、権力独裁を正当化するような判決ばかりが続くようになった。

 今回の、大崎事件の再審棄却も、そうした「反人権路線」のなかで必然的に起きている事態であり、そうなると、次は「西山事件再審」の棄却がありうるかもしれない。
 これも、大崎事件と同じ、知的障害者の弱点から無理矢理、有罪にされた冤罪事件であることに大きな共通点があるからだ。

 滋賀・呼吸器事件の再審決定 西山さんに大阪高裁
 https://www.chunichi.co.jp/article/feature/kokyuki/CK2017122002100036.html

  https://www.nichibenren.or.jp/activity/document/statement/year/2019/190320.html

 http://www.shigaben.or.jp/chairman_statement/20190327.html

 結局、大崎事件再審棄却は、唯一の理由が、「検察のメンツ」を守りたい一点であり、西山事件再審でも、まったく同じ論理で棄却される可能性があることを警戒する必要がある。
 



 備蓄

2019年06月25日 | 未分類
 阪神大震災や東日本大震災、中越震災、熊本震災など、近年、長年築き上げてきて信頼していた生活手段が一瞬にして崩壊させられ、路傍に放り出されて途方に暮れる事態が激増している。

 ある瞬間に、予想もしていなかった破局が起きて、生活インフラの大半を失ってしまった人は、過去30年で、数百万人に上るはずで、古くからの絆のある地域社会なら相互扶助の精神によって救済されることも多いだろうが、阪神大震災のように、人間関係が孤立した大都会で起きると、利己主義による阿鼻叫喚の、いたたまれない局面も少なくないようだ。

 本当の絆のある社会なら、地域で運命共同体のような人間関係が成立していて、喜びも悲しみも一緒に共有するという人生観が確立しているわけで、大震災も、人生の試練として積極的に「困難を克服する」という喜びを共有することができる。
 こんなときに育まれた友情と連帯感は、生涯のかけがえのない宝物になるだろう。

 しかし、阪神大震災で見られたような、避難所での強姦や独善的迷惑行為、それに商店がみんなの困窮を逆手にとって、法外な値段で商品を売りつけたりの経験は、そうした悪事に走った人たちの信用を二度と取り返しのつかないほど壊してしまうし、これで「故郷アイデンティティ」も破壊され、「こんな土地に住みたくない」と決別の脱出を図ることになってしまう。

 巨大震災が多発しはじめて、阪神大震災以来、すでに25年にもなる。この間に、新潟・東北・熊本・長野・北海道・岡山などで続いたたくさんの災厄のなかで、我々は、多くのことを学ばされてきた。
 もう日本列島は、日本中どこでも、いつでも、恐ろしい震災や、気象災害に見舞われる可能性があるのであって、それが起きたとき、基本的に自力更生で切り抜けられる最低限の装備を備蓄することは、日本人の義務となっていると考えてもよいのではないか?

 すでに、巨大な災厄の経験のなかから、我々が普段から備蓄しておかねばならない最低限度のものは、各方面から明らかにされている。
 https://www.kao.co.jp/lifei/feature/03/

 ただ、私がこのブログを書こうと思ったのは、自治体や国家の劣化が著しい今、かつてのような公的な援助が期待できなくなっている現実を知るべきという理由である。

 安倍政権を例にとれば、外国の独裁政権に、日本国民の資産80兆円を超える巨額の「援助」を垂れ流し、アメリカから巨額の軍事オモチャを税金から購入し、日本国家を窮乏させた。
 他方で、年金をはじめ、あらゆる社会保障を削り取り、金持ちを優遇し、貧乏人を地獄の底に叩き落としている。
 だから、来たるべき巨大災厄への備えなど優先順位の低い後回しの計画にすぎなくて、もはや国家や自治体による救援を期待することはできなくなっているということだ。

 過去の大震災におけるインフラ復旧の日時を見てみよう。
bitiku1.jpg



 安倍政権のアメリカ盲従の軍事最優先姿勢をみるかぎり、大震災への救援準備は、削減されこそすれ、ほとんど進展していないので、今後、インフラ復旧の速度は、ますます遅くなるにちがいないということだ。
 つまり、行政を当てにしていては、生活が崩壊してしまうので、自力更生で切り抜ける準備を積極的に実現しなければならない。

 震災など自然災害への準備の内容は以下のようだ。
 https://www.kao.co.jp/lifei/feature/03/

 bitiku2.jpg


 この内容は、私のような自然環境の恵まれた地域と、大都会では大きく異なる。
 私の家では、水道や井戸が崩壊しても、すぐ裏山に清冽な表流水がいくらでも得られるので水に困ることはない。また、食料品店が車で20分もかかるし、近所に飲食店もないので、食品の備蓄は、普段から平均より多いと思う。
 また、食事は自炊しないと食べられないので、庭に野菜を育てたり、食べられるものを多く確保しているし、炊飯設備もたくさん揃えている。

 しかし、それが仇となって、食料備蓄過多による失敗も多い。
 スパゲッティなど、必ず箱買いするのだが、今、私の食べているのは10年前に購入したもので、規定の二倍も茹でないと固くなって食べられないし、美味しさも失われている。
 米も、8年前のものを食べているが、さすがに不味い。玄米は思ったほど味は変わっていないのだが、圧力鍋を使わなければ食べられたものではない。

 たくさんの失敗を重ねた私が推奨するのは、食料備蓄は玄米の真空パックが良好ということだ。これは10年近く保存しても、結構食べられるが、圧力鍋は用意したい。
 あとは缶詰で、かなり大量に備蓄してあり、5年以上経っていても、味はまったく変わらないどころか、かえって古いものほど美味しく感じる。

 大都会では、最初に困るのが飲料水なので、一人20リットルポリタンク一個くらいは用意したいものだ。
 おかずは、漬物が最高だが、これは缶詰ほどの保存性がないので、数ヶ月を目処に食べながら更新する必要があり、更新を忘れると悲惨な事態となる。

 阪神大震災の経験で、一番困ったのが、女性たちのトイレである。庭や空地があれば、50センチ四方くらいの穴を掘って、板を渡して使うのが良く、周囲には、可能ならば登山用ツエルトのようなナイロン布を張って目隠しすればよい。
 もしもEM培養液があれば最高、悪臭をきれいに消して土に還してくれる。最近の女性は「お尻シャワシャワ」がないと納得しないだろう。これは水鉄砲のようなオモチャを転用することも可能である。

 衣類、おむつ、生理用品なども備蓄の必要な分野で、想像力の働かない仕切り男に苦しめられた経験が多く語られている。
 https://matome.naver.jp/odai/2146088802533852001

 https://togetter.com/li/964106

 こうした非常事態では、性差についての思い込みが悲劇を生むので、私は性別施設を作るしかないと考えている。
 非常における避難施設は、共同体の性格を強く帯びているので、個人の私的欲求は制限される。

 みんなが行き場がなくて、やむをえず開いている土地に非常時避難所を作ったときに、地主が、私有権を主張して、避難を拒絶したような場合、非常時に私権が制限される「緊急避難」が働いているので、私有権は排除されることを覚えておいた方がいいが、自民党は、これを悪用して「緊急事態条項」を設けて、あらゆる私権を奪う政治的思惑の法案を上程した。
 これなどは、根源的に意味が違うので、普段から、どんなときに私権制限がやむをえないのかを研究する必要があるだろう。
 https://mainichi.jp/articles/20180306/k00/00m/010/149000c

 判例では、生きるために必要な「緊急避難」を広く認めている。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B7%8A%E6%80%A5%E9%81%BF%E9%9B%A3

 この場合、広い範囲で建物が倒壊して、やむをえず、裏山の立木を切って、避難小屋を作った場合、持ち主の了承なしでも、緊急避難が成立する場合もある。
 緊急事態を脱したときは、持ち主への賠償も必要だが、このときは最低費用で構わない。例えば、間伐材程度の針葉樹の立木なら、一本あたり500~1000円程度である。
 もちろん、ザクロなどの高価な庭木を切ってしまうと、相当なもめ事になるだろうが。

 一番必要な準備は、普段からキャンプのような経験を重ねてアウトドアライフを理解しておくことだろう。
 十分な経験があれば、避難所で困る、虫対策や水虫などの皮膚病などへの知恵もついて、的確に対応することができる。
 https://fujifilm.jp/personal/antibacterial/hydroag/kojo/pjt08_mizumushi.html

 例えば、ムカデやマムシを寄せ付けないために必要なことは、石灰硫黄合剤の薄め液を周囲に散布しておいたり、蚊やブヨなどを寄せ付けないためには、ハッカ油水溶液のスプレーを用意したり、蟻やゴキブリ、ダニ対策としては、ホウ酸溶液スプレーを用意したりする知恵は、経験を重ねないとわからない部分が多い。
 ホウ酸スプレーは、床・マット・絨毯・畳などの虫や病原体防除に非常に有効だが、健全でない皮膚の人は、ホウ酸を吸収してしまうリスクがある。

 カップラーメンが、水だけで食べられるのも、普段からの研究がないと活用できない。
  https://macaro-ni.jp/36393

 https://matome.naver.jp/odai/2153189659880407501

 このような非常時への対応は経験則が決定的にものをいう。
 具体的には、キャンプ体験である。ぜひ、普段からアウトドアライフを数多く経験していただきたい。

 玄米は、一人5~10Kgは欲しい。可能なら真空パックのものを。10年経ても食べられることは私が体験している。おかずは、缶詰と漬物を。
 虫除けに使うホウ酸粉末やハッカ油も可能なら備蓄しておきたい。
 厳冬期なら、やはり羽毛シュラフがありがたい。ザックに必需品を詰めておく準備も不可欠だ。テントもあれば、隙間風に困らないので心強い。
 
 海岸線の住宅は、備蓄なんかより、津波対策の方が重要なことを東日本震災が思い知らせてくれた。
 南海トラフ巨大地震は、太平洋側のほとんどの地域に津波のリスクがあることを教えてくれている。
 この場合は、どうやって高い場所に逃げるか、普段からのシュミレーションと予行演習が決め手になるだろう。大地震から津波襲来まで30分くらいしか余裕がないのだから。

 着の身着のまま逃げた後は、公的救援を待つしかないのだが……。我々は不幸だ。 
https://littleyohane.hatenadiary.org/entry/20091026/1256511218



 消されてしまった重大記事

2019年06月24日 | 未分類
 「47ニュース」というのは、共同通信が中核になって、配信先の全国47都道府県の52の新聞社やテレビ局などメディアの情報を共有できるサイトである。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/47NEWS

 このニュースサイトは大容量記憶装置を設置しているので、ニュースは累積され、容量制限によって消されることはない。
 しかし、なぜか、47ニュース(共同通信配信記事)のうち、不可解に消されてしまったものがある。


 ウクライナ犠牲150万か/チェルノブイリ原発事故
2005/04/24 21:49
 http://www.shikoku-np.co.jp/national/international/article.aspx?id=20050424000273

 【モスクワ24日共同】23日のタス通信によると、1986年に旧ソ連ウクライナ共和国で起きたチェルノブイリ原発事故の被害者でつくるウクライナの「チェルノブイリ身体障害者同盟」は、事故に関連する同国内の死者が150万人以上に上ったとの調査結果をまとめた。事故発生から19周年となる今月26日を前に公表した。

 調査によると、事故で被ばくした人はウクライナ国内で約350万人で、うち120万人が子供だという。

 ロシア政府によると、同事故による隣国ロシアでの被ばく者は145万人に上っている。

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 このニュースは、「原発事故の放射能によって健康被害など出るはずがない」と強硬に信じ込んでいる原発推進派、例えば、「プルトニウムの毒性は塩程度」と語った奈良林直北大教授のような狂信的妄想に生きてきた権威主義者たちの息の根を止めるほどのインパクトがある。
 https://ameblo.jp/kannami-boy/entry-11510980792.html
 「こんなのウソだ!」と地団駄踏んで泣き叫んでいる、原発安全厨グループの顔が目に浮かぶようだ。
 私の曖昧な記憶をたどれば、この記事は2013年頃までは閲覧可能であったが、2014年には、他の重大記事とともに一斉に削除されたようだ。

 以下は、上の記事と同時期に消された、日本ニュース史上でも屈指の重大ニュース。配信は共同通信になっているが、2014年以降47ニュースだけでなく、あらゆる配信先から消えてしまった。
(これは私のブログで何十回も転載しているので、お見苦しく感じる方には申し訳ない)
 
ookuma.jpg

(47ニュース 共同通信 2011/03/31 14:02 )

 福島第1原発事故で、政府が避難指示を出している原発から約20キロの圏内に、東日本大震災で亡くなった人の遺体が数百~千体あると推定されることが31日、警察当局への取材で分かった。27日には、原発から約5キロの福島県大熊町で見つかった遺体から高い放射線量を測定しており、警察関係者は「死亡後に放射性物質を浴びて被ばくした遺体もある」と遺体は最終的に遺族か各市町村に引き渡すことになるが、火葬すると放射性物質を含んだ煙が拡散する恐れがあり、土葬の場合も土中や周辺に広がる状況が懸念される。

 警察当局は現場での除染や検視も検討しているが、関係者は「時間が経過して遺体が傷んでいるケースは、洗うことでさらに損傷が激しくなり問題だ」と指摘している。

 身元確認のため、遺体から爪だけを採取してDNA鑑定する方法もあるが、爪も除染する必要があり、かなりの手間と時間がかかるという。

警察当局は警察官が二次被ばくせずに遺体を収容する方法などの検討を始めた。当初は20キロ圏外に遺体を移して検視することも念頭に置いていたが、見直しを迫られそうだ。

 警察当局によると、高線量の放射線を浴びた遺体を収容する際、作業>する部隊の隊員が二次被ばくする可能性がある。収容先となる遺体安置所などでも検視する警察官や医師、訪問する遺族らに被ばくの恐れが生じる。
 27日に、大熊町で見つかった遺体は、除染が必要な基準の一つである10万cpm(cpmは放射線量の単位)まで計ることができる測量計の針が、振り切れる状態だったという。このため福島県警の部隊は遺体の収容を断念している。

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上のニュースは、47ニュースに三年ほど掲示されたが、2014年頃、めでたく削除となった。我々が、「これこそ福島第一原発周辺で、放射能による直接の大量死が起きた証拠だ」と騒いでいたことに、東電や自民党から削除しろとの圧力がかかったに違いない。

 このニュースには、極めて重大な内容がたくさん含まれている。
 2011年3月27日と、日付を特定した日に、大熊町で発見された遺体に測定器を当てると、10万CPMが振り切れたと書かれている。あまりの凄まじい線量に、福島県警が遺体収容を断念したのである。
https://blog.goo.ne.jp/flyhigh_2012/e/e72686c3cc256d5b4e353d9c10140cfe
 
 ookumatyou2.jpg


 当時、福島県警が利用していた測定器は、情報を総合すると、電離箱式かGM式のサーベイであるらしい。当時の大熊町では、平米5700万ベクレルという地球上最悪の放射能汚染が確認されており、こんな猛烈な汚染地域では、小型線量計やシンチサーベイは役に立たない。
 http://onodekita.sblo.jp/article/46986461.html

 GMや電離箱は、大形のものなら10ミリシーベルト毎時を測定できるので、大熊町で福島県警が持参したのは、このタイプだっただろう。測定は、遺体から10センチ離した表面と思われる。(遺体に測定窓を押しつけるとマイカが汚染されて使用不能になる)

 10万CPM=毎分10万カウントの線量は、たぶんセシウムのガンマ線に、ストロンチウムのベータ線が加算されたものと思うが、通常GMの変換定数は330程度なので、18ミリシーベルト毎時ということなる。

 毎時18ミリシーベルトという線量率では、近傍の人間は、数十分の捜索でミリシーベルト級の被曝を受けるので、安全に行動することはできない。
 放射線防護法では、業務被曝従事者の年間最大被曝量が50ミリシーベルトで、5年でも100ミリを超えてはならないと規定されているので、わずか数時間で、年間被曝許容線量を超えてしまうため、遺体収容を断念したのも当然のことだ。
 もし、取り扱うなら、完全防護システムに、鉛の遺体収容箱を用意して数十秒で始末しないと無理だ。

 こんな遺体が、大熊町界隈に1000以上転がっていると共同通信が伝えたのである。
 ところが、共同の記者は、これを、わざわざ「死後被曝」と情報操作を加えて公表したので、共同通信は明らかに原子力産業に忖度していると我々は思い知らされた。
 大熊町で、震災津波による直接死者が出たのは海岸線の一部の集落に限られる。汚染遺体が発見されたのは、東平の木工場前で、震災直後の写真にも、家屋の倒壊や津波被害は記録されていない。したがって、この遺体は明確に放射能の確定影響によって7シーベルトを超える被曝を受けて死亡したのである。

 平米5700万ベクレルというのは、キログラムあたりの土壌で88万ベクレル程度になり、これくらいだとミリシーベルト級の空間線量が確実なので、人間は立ち入ることができないため、放射能事故から一ヶ月近く経て、やっと千体の遺体散乱が記事になったわけだ。

 この汚染が、どれくらい致死的だったかというのは、東電重役が、涙を流しながら、「我々は致死線量を超える放射能を放出してしまった」と世界に自白したことから明らかである。
 http://onodekita.sblo.jp/article/50525066.html

 これは、私がブログで、東日本震災における震災直接死と関連死の割合を県別に比較すれば、福島における震災関連死が、宮城・岩手の10倍以上出ている本当の理由を何度も書いている。

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-365.html

 福島では、放射能によって数千名の人が、数日・数十日程度で死亡しているのである。これは、低線量被曝による確率的影響ではない。高線量被曝による確定的影響である。
 よほどの馬鹿でもない限り、データをみれば誰にでも予想がつく事実である。
 そして、それを証明するのが、上の大熊町の共同通信記事なのである。

 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/54774

 ところが、この記事は、共同通信が一度だけ配信したが、類似する記事は、一切存在しなかった。まるで共同がデマ記事を掲載したかのような形になり、47ニュースからも3年後に削除されたわけだが、他のメディアが、一切伝えなかった理由は、東電の凄まじい殺人犯罪を隠蔽するためであり、全メディアが一斉に沈黙したのである。

 共同・時事通信は、電通の事実上の子会社であり、社長は電通から天下ってくる。
https://ameblo.jp/firebird-1090/entry-12424865576.html

 https://blog.goo.ne.jp/kimito39/e/2c9eed3f5f8bf0a7e8f816f90090ca56

 電通の創始者、上海阿片王と称された里見甫こそ、電通初代主幹であるとともに、共同通信の創始者でもあった。
  http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=158118

 この事情を理解すれば、どうして上に引用した二つの記事が消えたのかも容易に理解できよう。電通は、いわば日本の初代NSA(情報機関)であり、朝鮮・満州の植民地経営のための洗脳工作機関として岸信介らによって設立されたが、戦後も、自民党極右グループの情報機関であり続け、原子力産業のための洗脳宣伝機関でもあった。
その電通が、日本の全メディアを広告を通じて支配し、東電や自民党に都合の悪い情報は一切流さなかった。

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 テレビ各局の“平成事件振り返り”から「福島原発事故」が消えた! 広告漬けと政権忖度で原発事故をなかったことに

 https://lite-ra.com/2019/04/post-4690.html

 「平成」の終わりまであと数時間。この1、2カ月テレビ各局はこぞって「平成振り返り」特番を放送してきた。しかし、そのなかで、気になったことがある。どの番組を見ても、あの福島原発事故のことがほとんど出てこないのだ。

 たとえば、4月6日に放送された『池上彰のニュース そうだったのか! 3時間スペシャル』(テレビ朝日)。その内容は「平成30年大ニュース」と題し、平成の時代に起こった事件や出来事を「昭和」と比較し分析するというもので、ゆとり教育や消費税導入、テロの激増、そして「日本を大きく変えた自然災害」として西日本豪雨、雲仙・普賢岳などともに東日本大震災にも触れられていた。ところが、その震災についても「SNSが普及」「LINEに既読機能が」といった災害対策がメインで、多くの国民に甚大かつ深刻な被害を与えた福島原発事故についてはクローズアップしなかった。

フジテレビが3月31日に放送した『報道スクープ映像 昭和・平成の衝撃事件!大追跡SP』も同様で、昭和のロス疑惑まで取り上げているのに、原発事故にフォーカスすることはなかった。

 NHKでも同じ現象が起きている。『NHKスペシャル』ではこの間、「平成史スクープドキュメント」と銘打った回顧シリーズを放送していたが、「大リーガーNOMO」「山一証券破綻」「小選挙区制導入」「安室奈美恵」などがテーマで、原発事故は結局、テーマにならなかった。

 情報番組やワイドショーも、この間、レギュラー枠の中で平成ふりかえり企画を放送したが、やはり原発事故をクローズアップした番組は皆無。

 とくに、唖然としたのがきょう、平成最後の日の『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ系)だ。「年表で振り返る30年間」として平成の事件を振り返り、小泉政権の誕生、高橋尚子のシドニー金メダル、ライブドア事件などはたっぷり映像で放送したのだが、2011年になると、「災害の多かった平成、なかでも東日本大震災、いまだに復興道半ば」という短いコメントとともに、津波で押し流された町の写真パネルが一瞬、映されただけで、すぐに「それから2012年、東京オリンピック開催決定、スカイツリー開業、えーそんな前になんの?」と、宮根がおちゃらけトークで別の話題に移してしまった。

 そのあと、天皇・皇后の東日本大震災被災地慰問の映像が流れて、再び震災の話題になるのだが、ここでも不可解なことが起きる。「被災による避難者数」というフリップが映され、林アナが「およそ4万8000人の方が避難している、そのうちおよそ4万人は福島県の方」と解説したのだが、そのあと、原発のゲの字も口にせず、その「4万人の福島県の避難者」の原因についてネグってしまったのだ。

「この間、原発事故のことをきちんと取り上げていたのは『報ステ』やTBS、それも報道局が作った番組くらいじゃないですか。他の民放も、NHKも明らかに原発事故を避けていた」(民放関係者)

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 引用以上

 メディアは、原発事故による被害を一切報道しない。あたかも福島には、原発事故で何一つ被害が出なかったようだ。
 福島の世界最悪の放射能汚染についても一切触れておらず、そこで生産された農産物は安全であり、放射能の影響は「風評被害にすぎない」と言い張った。
 そして、福島の危険で売れない農産物を2014年から、大相撲優勝者に大量に授与した。

 その結果何が起きたのか?  才能にあふれた素晴らしい力士だった、稀勢の里の運命は? 照ノ富士の運命は?

 そして、西某という福島出身のシェフがブラジルワールドカップの日本代表選手に福島産食材を食べさせた結果、いったい何が起きたのか?

 福島産食材を受け入れた自治体の死亡率は、恐ろしい結果を見せている。

  http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-723.html

 これで福島産食品が安全だって? いったい、どの口が言うのだ?
 安倍政権は、放射能汚染地の子供たちへの被曝強要量を年間20ミリシーベルトに拡張した。
 これはICRPによれば、1.3億の国民が20ミリ被曝すると、年間16万人の被曝死者が出る明らかなジェノサイドである。
 自民党は、年間数ミリシーベルトの被曝が避けられない汚染地に、数百万人の人々を子供と一緒に生活させているのだ。
 これは後生、殺人犯罪として裁かれねばならない。
 私は生きているうちに、安倍晋三を大量殺人犯罪者として人民裁判に送り込む決意だ。