今朝、Google Chromeを開けてみたなら、何やら、滅多矢鱈にセキュリティが苛酷化していた。センスのかけらもない、不快な色彩が勝手に加わっていた。
この色彩センスを見ただけで、クローム管理者の人間性の軽薄さが見て取れた。
何回もIDとパスワードの入力を求められ、自分の求める情報にたどり着く道程が、実に面倒で長くなっていた。
パソコンを使っているのに、スマホがなければセキュリティを超えることさえできない。
こんな厳重で重い、不便なセキュリティなど誰が望んでいるのだろう?
クロームだけではない。こんな不愉快なセキュリティ多重化を始めたのは、もちろんマイクロソフト・ウインドウズで、アップルも同じだが、金融取引の道具として使うわけではない我々にとって、迷惑この上ないのだ。
IDやパスワードを忘れて、パソコンが使えずに、どれほど慌てたことか……。
だが、このセキュリティは、不可解にも利用者の居場所や携帯番号など、運営に無関係の個人情報を要求してくるし、なぜ、こんな詳細な個人情報が必要なのか考えると、どうも金融セキュリティではなく、GAFAMの商売上の利益と、国家権力による個人管理を目的にしているとしか思えないのだ。とりわけ位置情報がそうだ。
そして、利用者の個人情報をデータベース化して、その思想的傾向や嗜好、行動範囲を登録し管理しているとしか思えない。
だから知らないうちに、何かを買おうとすると、過去の欲しいもの情報が勝手に参考情報として示されてしまう。
とりわけ、個人的プライバシーとして隠しておきたい性的嗜好や、隠しておきたい病歴とか、思想的傾向とかが、通販の参考情報に示されたりすると恐怖を覚えるほどだ。
やつらは、いったい私の情報を、どれだけ集めたのだ!
今は、みんな慣れてしまって、「そんなものだ」と馴致されてしまっている人が多いが、たかが通信情報アイテムが、これほど個人情報を要求し、管理し、しかも国家権力と連携しているとするなら、これは、とてつもなく恐ろしいことで、まるでオーウェルの1984やプリズナー6を彷彿とさせるのだ。
今にも、余計な発言をする者に、あの白い巨大風船が口を塞ぎにやってきそうな恐怖がある。
https://www.youtube.com/watch?v=Dcq2Ape4DTw&list=PLFR78Uf6Xh3hdTxbd2rFlUSOJt1TaKzMw&ab_channel=GregE
グーグル、マイクロソフト、アップル、フェイスブック、アマゾンのことをGAFAMと一括して呼んでいる理由は、彼らの経営者すべてが、ユダヤ人新興経営者だからだ、
https://japan.cnet.com/article/35143822/
世界資産の9割以上を、ユダヤ人金融資本、実業家たちが独占しているのである。
また、アメリカという国家を、彼らユダヤ人が完全に支配していることは、FRB問題や今回のハマス侵攻でも、バイデンの発言から世界中が鮮明に知ることとなった。
GAFAMは、完全に連携し、個人情報を融通し合っているように見える。なにせ、GAFAMの親玉と見なせるビルゲイツは、中国共産党を絶賛し、習近平のもっとも親しい友人であり、ゲイツは、習の独裁的社会管理体制を絶賛しているのだ。
だから、まるで中国共産党が行っている情報統制システムを、ネット社会と世界に拡大したいのだという意思が見て取れる。
https://ameblo.jp/tokaiama20/entry-12808135335.html
彼らは、機能しない国連に代わる国際組織といわれるダボス会議の中核メンバーである。GAFAMにアルゴア、バフェット、ソロスらが加わっている。日本からは唯一、ロックフェラー経済研究所出身の竹中平蔵が常任運営委員になっている。
創始者のシュアブや背後にいるキッシンジャーを含めて、ユダヤ人会議といってもいいほどだし、私はダボス会議=ダボス陰謀団こそ「イルミナティ」と認識している。
これはユダヤ人によるユダヤ人のための、巨大陰謀機関であると私は判断している。
ダボス会議=陰謀団の、現在の基本方針は、アルゴアらが示した
①「世界の温暖化の原因は、化石燃料多用による二酸化炭素増加にあり、化石燃料を使わない原発電気に換えれば温暖化問題は解決する」
② 化石燃料自動車をすべて原発電気EVカーに換える。エネルギーを原発電気に一元化する。
③ 原発電気だけで運営されるスーパーシティを世界中に建設し、二酸化炭素抑制のため住民の徒歩15分以上の遠出を禁止する。
④スーパーシティでは、住民の一挙一頭足が監視され、二酸化炭素を増加させる、いかなる社会的活動も禁止する。
⑤ 世界経済を新自由主義化し、国家による経済への干渉を禁止し、市場原理だけに社会秩序を委ねる。
⑥ 個人的蓄財(金儲け)以外の価値観を認めず、弱肉強食の経済序列社会にする。
⑦ 世界人口を5億人を基準に統制する(1974年キッシンジャーレポート)
という内容で、⑤⑥については、私の見解であるが、フリードマンの示した理想社会を言葉にすれば、「市場原理の弱肉強食、序列社会」以外の表現が見つからない。
ダボス会議は、現在の80億人という人口が多すぎる。これを疫病やワクチンによって統制し、大幅に人口削減すると、ダボス会議の現在の支配者であるビルゲイツが繰り返してきた。
http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5932355.html
ダボス会議が、世界人口を10億人以下にコントロールすると決めているのは、ほぼ確実と思われ、疫病パンデミック、ワクチン禍問題、世界戦争も、彼らイルミナティの計画に含まれていることが明らかだ。
これから数年の間に、我々、人類はイルミナティの計画によって、ワクチン禍や核戦争で大量殺戮に遭うと私は予想している。
もちろん、イルミナティに賛同するユダヤ人だけは除外される。タルムードに、「ユダヤ人だけが神に選ばれた人間」と書かれていて、その他の人類は「ユダヤ人に奉仕するためのゴイム=家畜」であると明記されているのだ。
だから、アメリカを支配するユダヤ人たちは、第三次世界大戦をやり過ごす、凄まじく巨大なシェルターを、デンバー空港の地下や、北極種子倉庫などに建設してきた。
そもそもビルゲイツが作った、世界中の種子を集めた北極種子倉庫など、第三次世界大戦で人類の大半が死んでしまうことを前提にしなければ、ありえない代物なのだ。
今、我々が遭遇している、もの凄い値上げラッシュ、エンゲル係数の上昇、生活苦も、実は、背後にはユダヤ人がいることが分かっている。
生活物資や建材が際限なく高騰してゆく、本当の理由は、ユダヤ金融資本が投機によって、世界中のカネを貯め込んでしまっているからだ。
ユダヤ金融資本の新自由主義=市場原理による投機買い占めがなければ、これほど食糧不足、生活物資の高騰などありえない。
私は、「増税メガネ」こと岸田文雄の「経済連呼演説」を聞いていて、彼の思想の根底に、竹中平蔵の持ち込んだ新自由主義=新古典経済学があることが鮮明に理解できた。
https://www.youtube.com/watch?v=dG7JcLmwK8o&ab_channel=ANNnewsCH
この演説のなかで、驚くべきことに、岸田は「供給を増やします」と80年前にニューデール大恐慌をもたらした元凶である、古典経済学の「セイの法則」の核心理論を持ち出したのだ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87
「ケインズは、経済の本質は需要であり、不況を克服するには需要を社会投資などで生み出すしかない」と指摘したのだが、古典経済学=古い資本家たちは、「労働者に金を渡すなどとんでもない」と拒絶し、逆に、「資本家に金を渡して供給を増やせば経済が自動的に回復する」という「セイの法則」を持ち出して、もの凄い大不況に陥っていった。
以来、反ケインズ主義は影を潜めていたのだが、1980年前後から、フリードマンら新自由主義者が「新古典経済学」によってセイの法則を復活させ「資本家が力をつけて供給を増やせば経済が回復する」という自分勝手な妄想を主張するようになった。
岸田が今回、国会演説で連呼したのは、このことだ。
日本に新自由主義を持ち込んだのは中曽根康弘だが、実際に政策として実行し、日本を新自由主義社会に変えた張本人は竹中平蔵だ。
竹中はハーバード大学ロックフェラー研究所出身であり、ユダヤ金融資本に完全に薫陶洗脳されきった人物で、帰国後、自民党の経済理論を新自由主義に一元化した張本人である。
岸田の発言は、まさに竹中平蔵のものであり、麻生太郎、森喜朗、安倍晋三、菅義偉に続いて、「新自由主義宰相」として、古典経済学により資本家に金を与えて供給を増やすことで経済を復活させると、完全にピントが外れた、「日本経済を地獄に堕とす」と発言したに等しい宣言を行った。
日本経済の低迷の本質は、革新的経済学者が共有しているように、消費税の導入にある。だから、経済復活の手段は、消費税廃止一択なのだ。
だが、岸田は100年近く前にニューデール大恐慌に際して、「資本家に金を渡せば解決する」と主張した古典経済学者たちと、まったく同じ理論であることを自ら暴露した。
岸田は、安倍晋三と同様に竹中平蔵の子飼いだったのだ。だから、この男のいる限り、日本経済は奈落の底へと転落が約束されているようなものだ。
そして、岸田は、GAFAMらユダヤ金融資本の僕であった。ほとんどダボス会議=陰謀団の言いなりになって政策を進めようとしている。
だから15分都市構想も実現に向かうだろう。
リニア中央新幹線は、従来新幹線の4倍の電気を食う。だから100万キロワット級発電所を増設しなければならなくなる。
もちろん、ダボス会議に迎合して、「化石燃料を使わない」と称する原子力発電所を増設することだろう。
ダボス会議=イルミナティの正体は、人類を滅ぼす者たちである。
人類の9割を削減して、ユダヤ人のための社会を作ろうとしているのだ。岸田文雄は、その走狗であり、「人類を滅ぼす者」の一味であると、私ははっきりと認識している。
60歳を過ぎてから、毎年、変化を感じられない毎日だったが、今年は違った。
今回は、11月に、私の身の上に起きた深刻な事件について書いておくことにした。
現在、私は自民党青年部(統一教会系)の腐敗生ゴミどもから、個人情報について嫌がらせを受けているので、これまで書くのを制限してきたのだが、反撃体制が一段落ついたので、記録がてら書いておく。
なお、「ちあき」「love2mac」「ジョニスト」という同じIP基地局を共有している統一教会系(出版社の)工作員が、この事件について警察署以外知り得ない情報をツイッターに書き込んでいるので、私の個人情報が、警察と統一教会工作員で共有されている事実を思い知らされた。警察上層部は、中村格以下、統一教会系工作員で占められていると考えるべきだ。彼らは、個人情報を自在に共有している。
私が中津川市の当地に引っ越して18年ほど経過したのだが、最初から二軒下に住むAからの頻繁な嫌がらせに苦しめられ続けた。(当時のAは60歳前後?)
なにせ、この男は、私が引っ越してきた最初に「おまえは誰の許可を得て、ここに住むんだ」と怒鳴りつけてきた。
これほど傲慢な上から目線の人物は、過去に一度も経験したことがなかった。
(私が引っ越してきたことで)、この土地の山菜やツツジが採れなくなって困っているとも言った。……そんなことは知ったこっちゃない、欲しければ自分で土地を購入すれば、すむことだ。
自分たちは別荘ブームのとき、坪10万円近い高額の代金を支払って購入したのに、私が坪1万円に満たない額で、この広い土地を入手したことを、ひどくやっかんでいるようだった。(現在は坪5000円以下)
それから、私はニワトリをたくさん飼育して自然卵を販売する計画だったのだが、これは無理があった。Aに強烈な不快感を抱いていたので、近所迷惑を考えていなかった。
木工もやっていて騒音を出すこともあったので、Aは怒っていたようだ。
家を建てたり、浄化槽を作ったりすると、そのたびにAが役所に通報した。ニワトリを飼育すれば鳥インフルエンザだといって通報し、市役所から10名近くが来たこともある。
焼却炉で、落葉を燃していると、大型の消防車がやってきた。畑で草を燃していれば、必ず消防に通報するのだ。動物が山林で騒いだだけで、深夜に私のところに、私のせいと思い込んで電話で何十回も怒鳴り込んできた。
およそ、考えうる限りの嫌がらせを受け続けてきた。
だが、やがてA夫婦が、普通の生活常識から大きく逸脱した、「特別な存在」であることを知らされた。
かなり以前なので日時も忘れたが、Aは深夜未明に、よく外を出歩いているのを、窓から見た。それも、黒服の上下で、私が気づいて外に出ると、素早く藪のなかに隠れてしまう。いったい何を目的に深夜出歩くのか?
深夜2時に夫婦で私の敷地に入り込み、ワラビなどの山菜を根こそぎ刈り取っていったことがある。近所で「車上荒らし」が起きているとも聞いた。
他人の敷地に深夜、勝手に入り込んで、山菜を強奪してゆく夫婦というのは、ちょっと常識では信じられなかった。ワラビなど、いつでもくれてやるのだが、そういうことを平気でやれる生活習慣を持った人たちなのだと知らされた。遵法意識がカケラもないのだ。
おそらく窃盗前科があるはずと、大きな図書館で1960年代から過去60年にわたってAの記事を探したが、天白区で交通事故で人を死なせたという記事以外に、前科にかかわる情報を得ることができなかった。
Aの強烈な報復性格から考えて、バイクに走行を邪魔されて怒ってぶつけたのでないかと疑った。
個人情報保護法のせいもあり、官報での処罰歴は、もう閲覧できなくなった。そして、過去の犯罪歴の記録記事から逃れるためには、「改名」という方法もある。例えば、結婚して妻の氏姓に変えれば、ニュースの記事は、もう検索不可能になる。
数年前から、私の住居に頻繁に誰かが侵入し、測定工具やさまざまな部品を盗んでいった。とりわけ10万円くらいするオールモードの無線機が盗まれていた。
また、覚えているだけで、数年間で7回くらい、車のタイヤにネジが打ち込まれてパンクさせられた。それも、すべて前輪だった。
タイヤというのは、パンクの場合前輪対後輪のパンク比は、1:9くらいで前輪は、ほとんどパンクしないのだ。明らかに深夜、ドライバーでネジを打ち込まれていた。
入口に置いてあったタイヤは藪の中に放り込まれてしまい、行方不明になったりした
そのため、数カ所に監視カメラを設置したが、侵入が確認できても、監視カメラのデータが書き換えられ、肝心な動画が消えていた。写っているはずのSDカードまで抜き取られて盗まれていた。
私の家は、山の中の袋小路で、泥棒が入ってこられるような場所ではない。犯人は100%Aしか考えられなかった。
パンクさせられたときは、Aが家の前を何十回も往復して、ニンマリ顔で私が困った顔を確認しようとしていた。
2021年11月5日 早朝、私の住居で、7台あるうちの設置したばかりの隠しカメラの盗難があり、捜査と被害届を依頼するため中津川警察署に連絡した。ただちに、車二台で警察官数名が来たが、盗難場所と理由を具体的に説明しても、なぜか被害届を受理しないばかりか、あたかも私が被害妄想を起こしているような発言をしただけで去っていった。
この前に、恵那署に被害届を出していた別の無線機が、車に戻され、何者かに家に侵入されて貴重品箱に現金2万円とバロー商品券が入っているという事件があった。
私が知らぬ間に室内にまでAが侵入し、「カネを返してやったから文句言うな、自分はいつでもおまえのところに忍び込める」と恫喝しているのだと思った。
警官にその事情を説明しても、室内侵入を、まるで信用しなかった。私の被害妄想だと決めつけただけだった。
さらに、Aに盗まれた灯油ランタンが、ベランダに置いてあった。(指紋を女性警官が採取してくれたが、出なかった)
驚かされたのは、Aが監視カメラのデータを書き換えるため、超小型の隠しカメラを絶対に分からないように設置していたのに、カメラごと盗まれたことだ。警察は、私がどこかにしまい忘れただけと決めつけた。
このカメラは見ただけでは小さくて発見できないが、赤外線眼鏡があれば、赤外発光しているので容易に判別できる。Aは、おそらく赤外線眼鏡をもって隣家の敷地から侵入したのだ。
こんなことは、よほどの場数を踏んだプロの泥棒だけができることだ。私は、Aを甘く見ていたことを痛切に思い知らされた。ここまでやれるのは、もの凄い経験を重ねたプロの窃盗職だけだ。とんでもない本格的なプロ泥棒だったのだと思った。
車のリモコンキー解錠道具も持っているかもしれない。鍵をかけたはずの車内から何度も盗まれたからだ。以下のリンクに、5000円で入手可能とされている。
https://radiolife.com/security/key/10048/
プロ泥棒を引退し、ここで余生を送るつもりだったのだろうが、私への恫喝のなかで若い頃の杵柄が蘇って、長年蓄積した実力の片鱗を見せてしまったのだろう。
一連の事件は、泥棒というより嫌がらせ目的であると感じたが、私の人生で初めて出会った強烈な異常人格者だった。彼を見ていて、泥棒がなぜ、泥棒に走るのか理由が閃いた。
要するに、普通の生活や人間関係で、まともに相手にされないほど性格がねじ曲がっていて、誰からも敬遠され、泥棒で憂さを晴らすしかなかったのだろう。
センサーライトを設置したときは、未明の4時頃、光ったのを見て、全力で逃げ帰ったのを窓から見ていたが、そのスピードは、とても80歳近い人物のものではなかった。身のこなしが実に軽やかだ。
「普通の80歳近い老人」と思ったら、とんでもない。身体能力が高いのだ。また、監視カメラのデータをパソコンを使って改竄するなど、知的能力も高い。
だから、もちろん、このブログも見ているに違いない。
中津川署の警察官は、私の被害の訴えをほとんど信用せず、私の屋敷内がごみ屋敷のようになっているから、私が信用できない人物であり、被害妄想を起こしていると決めつけて帰っていった。
だが、私の家が汚くなっている理由は、間質性肺炎を発症していたからである。私は、現在、呼吸トレーニングによってかなり回復しているが、一時期は高さ2mの階段の上り下りも苦しいほどで、普通の作業ができなかった。片付けようとすると息切れを起こして、続かなかったせいだ。
警察が私の訴えを、ほとんど信用しなかったことで、私は非常に焦り、強く苛立った。絶望的な気分にさえなった。
そこで、翌日から、自分で、Aが近所の山林内に私から盗んだ工具類を隠したのではないかと疑って、藪の中を鉈で切り開きながら捜索した。
11月7日も、午後から捜索して、山を下りてきたところに、たまたまAの妻が散歩で通りがかった。私は煮えくり返っていて、強い怒りがこみあげて、鉈を手に持っていることも忘れて「私から盗んだものを返せ!」と怒鳴り続けた。
妻は、十数年前、夫婦二人で、未明の3時ころ、私の土地に忍び込んで、山菜を刈り取っていった姿を確認していたので、おそらく旦那とグルだろうと見ていた。
Aの妻は、私に刃物で脅されていると警察に通報し、30分ほどして、中津川警察が大部隊で到着し、私の身柄を確保した。
しかし、私の主張に一切耳を貸さず、私が被害妄想であるかのように決めつけた。
「80歳近い老人に、そんなことができるはずがない」と決めつけるだけの一点張りだった。加害者を調べることさえしていない。
逮捕を覚悟して、取り調べ公文書に事情を記録させることを願ったが、なぜか、私は「逮捕」ではなく「保護」された。
そして、そのまま中津川警察署に連行された。7日の17時過ぎのことである。
中津川署でも、取り調べらしい取り調べはなぜか行われず、そのまま放置された。警察官の事情聴取ではなく、保健所の係員が聴取しにきた。
私は、昼前から飲まず食わずだったが、翌日の9時まで、食事はおろか、水も与えられなかった。
7日夜10時半ころになって、警察官が突然、「あんたの言っていることはおかしいから、今から病院で診察してもらう」と私に宣告した。そのときは、それ以外の説明は一切なかった。行き先は郡上だという。
それから車に乗せられて、郡上美並の慈恵会中央病院というところに連れていかれた。
翌8日の午前1時半ころから、若い医師によって「診察」が始まった。このとき、私は病院の様子から、初めてここが精神病院であることに気づいた。30分ほど、私は包み隠さず、一連の事情を説明した。
そして、「診察」が終わったとき、医師は、「あんたはおかしいから今夜一晩泊まっていけ」といった。
だが、私は一切異常はない。私は正常であると主張したが、後に私の知らないうちに勝手に、兵庫県の実姉に電話し、「私を三か月間、精神病院に措置入院させることを承諾せよ」とい迫っていたことを、解放後に聞いた。そのときは、警官も、医者も、私に強制入院のことは一言も話さなかった。
だが、姉は、「自分の弟は嘘をつくような人間ではない」と、きっぱりと入院を断った。 そこで、私は、そのまま中津川警察署に戻された。帰着したのは午前4時近かった。
そのまま留置場(保護房?)に入れられたが、食事も水も与えられなかったので、のどが渇いて眠れなかった。その日の9時近くまで、そのまま放置され、やっと水だけを与えられた。食事は自腹で出せといわれたが断った。
8日午後2時過ぎになって、突然、「房変えだ」といわれて別の部屋に連れていかれたら、そこに姉がいた。
解放してもらえるかと思ったら、姉が私の身柄を責任をもって引き取り、私の家には帰れないと告げられた。姉は、警官から、向こう三か月家に帰させるなと言われたらしい。
姉と一緒に、中央線美乃坂本駅まで連れられて電車に乗るところまで警察官が監視した。私は農作業姿だったので、非常に恥ずかしい思いをしたし、現金やパソコンなど大切な私物は、すべて自宅に置いてあったが、取りに返ることは許されなかった。
鉈を持っていたことは、私にも落度があると反省しているが、それは私が被害妄想と決めつけられ、私の主張を否定されたことで、ハラワタが煮えくり返り、正常な判断力を失っていたせいだ。
それから、確保されたとき、私は催涙スプレーを所持していて、それが軽犯罪法違反になるとのことだったが、それは、Aが私の家の中に入り込み、大切な書類入れまで開けたことで、強い警戒心を抱き、突然に侵入に対して備えをするためだった。
深夜、まったく事情も説明しないまま、遠く離れた精神病院に連れていかれた。私に対して、警官は、「病院に連れてゆく」と説明はしたが、それが精神病院であり、姉に「三か月の強制入院を承諾せよ」と迫っていたことは、まったく説明もせず、知らなかった。
私は、8か所に監視カメラ、4か所にセンサーアラーム、2か所に、センサーライトなど防御的設備を設置しているが、なぜ、そこまでしなければならなかったのか、中津川警察にはまったく想像力が働いていない。私が被害妄想だけで、そこまでやったと思い込んでいるようだ。
警察は私の主張を一切信用せず、私が精神異常者と決めつけるだけで、私だけを一方的に、別の場所に移住せよとさえ言う。だが、ここは私の家だ。 私に直接、窃盗など危害を加えてきた本当の加害者はAである。
以上、私は中津川警察に対して煮えくりかえった怒りの感情しかなく、ただちに警察法79条に基づいて岐阜県公安委員会に速達書留で申立書を送った。それは11月11日だが、本日まで50日間、返答がない。
公安委員会に問い合わせたところ、回答は来年だという。
だが、警察法79条には、以下の項目がある。
(1) 苦情対応の標準的な期間
警察職員の職務執行は、個人の生命、身体及び財産の保護と公共の安全と秩序の維持全般にわたるものである。したがって、これに対する苦情は様々であり、その対応に要する時間も区々であることから、行政手続法(平成5年法律第88号)第6条のような標準処理期間を定める旨の規定を置かなかったものである。ただし、法第79条第2項に「誠実に処理し」とあるとおり、社会通念上相当と認められる期間内に苦情の対応及び対応結果の通知を行うことは当然であり、苦情の対応に長い時間を要している場合であって、申出者からその対応の状況について問い合わせがあったときは、対応の経過を連絡するなどの配慮が必要である。
50日間の放置が、「誠実」なのか? 問い合わせたが「対応経過」の説明もなかった。そこで、私は弁護士を選任し、中津川警察署に対して不当捜査の賠償請求をしようと決意した。
このまま、煮えくりかえるような感情のまま、わずか数十メートルしか離れていないAと、どう対応すればよいのか?
現在は、いくつか得られているAの敷地侵入動画を証拠として、どのように決着をつけるか考慮中だ。
Aは、例え認知症が入っていても、信じられないほど狡猾な人物だ。平気で人を騙せる巧妙なウソをつける。
Aは、その後、再び、私の車から返したはずの無線機を盗んだ。玄関前にあった発電機の部品も盗んだ。つまり、何一つ反省せず、性懲りもなく嫌がらせを繰り返している。 ここまでやるからには、おそらく認知症も加わっているのだろうが、やられた私はたまったものではない。
まさか、この年になって、このような試練が襲いかかってくるとは夢にも思わなかった。とりあえずは、私への悪質な嫌がらせを続けるlove2macとともに弁護士に高い金を払って法的に決着をつけることを目指している。
これを書いている本当の理由は、実は短気な自分の暴走を抑制するためなのだ。
今回は、11月に、私の身の上に起きた深刻な事件について書いておくことにした。
現在、私は自民党青年部(統一教会系)の腐敗生ゴミどもから、個人情報について嫌がらせを受けているので、これまで書くのを制限してきたのだが、反撃体制が一段落ついたので、記録がてら書いておく。
なお、「ちあき」「love2mac」「ジョニスト」という同じIP基地局を共有している統一教会系(出版社の)工作員が、この事件について警察署以外知り得ない情報をツイッターに書き込んでいるので、私の個人情報が、警察と統一教会工作員で共有されている事実を思い知らされた。警察上層部は、中村格以下、統一教会系工作員で占められていると考えるべきだ。彼らは、個人情報を自在に共有している。
私が中津川市の当地に引っ越して18年ほど経過したのだが、最初から二軒下に住むAからの頻繁な嫌がらせに苦しめられ続けた。(当時のAは60歳前後?)
なにせ、この男は、私が引っ越してきた最初に「おまえは誰の許可を得て、ここに住むんだ」と怒鳴りつけてきた。
これほど傲慢な上から目線の人物は、過去に一度も経験したことがなかった。
(私が引っ越してきたことで)、この土地の山菜やツツジが採れなくなって困っているとも言った。……そんなことは知ったこっちゃない、欲しければ自分で土地を購入すれば、すむことだ。
自分たちは別荘ブームのとき、坪10万円近い高額の代金を支払って購入したのに、私が坪1万円に満たない額で、この広い土地を入手したことを、ひどくやっかんでいるようだった。(現在は坪5000円以下)
それから、私はニワトリをたくさん飼育して自然卵を販売する計画だったのだが、これは無理があった。Aに強烈な不快感を抱いていたので、近所迷惑を考えていなかった。
木工もやっていて騒音を出すこともあったので、Aは怒っていたようだ。
家を建てたり、浄化槽を作ったりすると、そのたびにAが役所に通報した。ニワトリを飼育すれば鳥インフルエンザだといって通報し、市役所から10名近くが来たこともある。
焼却炉で、落葉を燃していると、大型の消防車がやってきた。畑で草を燃していれば、必ず消防に通報するのだ。動物が山林で騒いだだけで、深夜に私のところに、私のせいと思い込んで電話で何十回も怒鳴り込んできた。
およそ、考えうる限りの嫌がらせを受け続けてきた。
だが、やがてA夫婦が、普通の生活常識から大きく逸脱した、「特別な存在」であることを知らされた。
かなり以前なので日時も忘れたが、Aは深夜未明に、よく外を出歩いているのを、窓から見た。それも、黒服の上下で、私が気づいて外に出ると、素早く藪のなかに隠れてしまう。いったい何を目的に深夜出歩くのか?
深夜2時に夫婦で私の敷地に入り込み、ワラビなどの山菜を根こそぎ刈り取っていったことがある。近所で「車上荒らし」が起きているとも聞いた。
他人の敷地に深夜、勝手に入り込んで、山菜を強奪してゆく夫婦というのは、ちょっと常識では信じられなかった。ワラビなど、いつでもくれてやるのだが、そういうことを平気でやれる生活習慣を持った人たちなのだと知らされた。遵法意識がカケラもないのだ。
おそらく窃盗前科があるはずと、大きな図書館で1960年代から過去60年にわたってAの記事を探したが、天白区で交通事故で人を死なせたという記事以外に、前科にかかわる情報を得ることができなかった。
Aの強烈な報復性格から考えて、バイクに走行を邪魔されて怒ってぶつけたのでないかと疑った。
個人情報保護法のせいもあり、官報での処罰歴は、もう閲覧できなくなった。そして、過去の犯罪歴の記録記事から逃れるためには、「改名」という方法もある。例えば、結婚して妻の氏姓に変えれば、ニュースの記事は、もう検索不可能になる。
数年前から、私の住居に頻繁に誰かが侵入し、測定工具やさまざまな部品を盗んでいった。とりわけ10万円くらいするオールモードの無線機が盗まれていた。
また、覚えているだけで、数年間で7回くらい、車のタイヤにネジが打ち込まれてパンクさせられた。それも、すべて前輪だった。
タイヤというのは、パンクの場合前輪対後輪のパンク比は、1:9くらいで前輪は、ほとんどパンクしないのだ。明らかに深夜、ドライバーでネジを打ち込まれていた。
入口に置いてあったタイヤは藪の中に放り込まれてしまい、行方不明になったりした
そのため、数カ所に監視カメラを設置したが、侵入が確認できても、監視カメラのデータが書き換えられ、肝心な動画が消えていた。写っているはずのSDカードまで抜き取られて盗まれていた。
私の家は、山の中の袋小路で、泥棒が入ってこられるような場所ではない。犯人は100%Aしか考えられなかった。
パンクさせられたときは、Aが家の前を何十回も往復して、ニンマリ顔で私が困った顔を確認しようとしていた。
2021年11月5日 早朝、私の住居で、7台あるうちの設置したばかりの隠しカメラの盗難があり、捜査と被害届を依頼するため中津川警察署に連絡した。ただちに、車二台で警察官数名が来たが、盗難場所と理由を具体的に説明しても、なぜか被害届を受理しないばかりか、あたかも私が被害妄想を起こしているような発言をしただけで去っていった。
この前に、恵那署に被害届を出していた別の無線機が、車に戻され、何者かに家に侵入されて貴重品箱に現金2万円とバロー商品券が入っているという事件があった。
私が知らぬ間に室内にまでAが侵入し、「カネを返してやったから文句言うな、自分はいつでもおまえのところに忍び込める」と恫喝しているのだと思った。
警官にその事情を説明しても、室内侵入を、まるで信用しなかった。私の被害妄想だと決めつけただけだった。
さらに、Aに盗まれた灯油ランタンが、ベランダに置いてあった。(指紋を女性警官が採取してくれたが、出なかった)
驚かされたのは、Aが監視カメラのデータを書き換えるため、超小型の隠しカメラを絶対に分からないように設置していたのに、カメラごと盗まれたことだ。警察は、私がどこかにしまい忘れただけと決めつけた。
このカメラは見ただけでは小さくて発見できないが、赤外線眼鏡があれば、赤外発光しているので容易に判別できる。Aは、おそらく赤外線眼鏡をもって隣家の敷地から侵入したのだ。
こんなことは、よほどの場数を踏んだプロの泥棒だけができることだ。私は、Aを甘く見ていたことを痛切に思い知らされた。ここまでやれるのは、もの凄い経験を重ねたプロの窃盗職だけだ。とんでもない本格的なプロ泥棒だったのだと思った。
車のリモコンキー解錠道具も持っているかもしれない。鍵をかけたはずの車内から何度も盗まれたからだ。以下のリンクに、5000円で入手可能とされている。
https://radiolife.com/security/key/10048/
プロ泥棒を引退し、ここで余生を送るつもりだったのだろうが、私への恫喝のなかで若い頃の杵柄が蘇って、長年蓄積した実力の片鱗を見せてしまったのだろう。
一連の事件は、泥棒というより嫌がらせ目的であると感じたが、私の人生で初めて出会った強烈な異常人格者だった。彼を見ていて、泥棒がなぜ、泥棒に走るのか理由が閃いた。
要するに、普通の生活や人間関係で、まともに相手にされないほど性格がねじ曲がっていて、誰からも敬遠され、泥棒で憂さを晴らすしかなかったのだろう。
センサーライトを設置したときは、未明の4時頃、光ったのを見て、全力で逃げ帰ったのを窓から見ていたが、そのスピードは、とても80歳近い人物のものではなかった。身のこなしが実に軽やかだ。
「普通の80歳近い老人」と思ったら、とんでもない。身体能力が高いのだ。また、監視カメラのデータをパソコンを使って改竄するなど、知的能力も高い。
だから、もちろん、このブログも見ているに違いない。
中津川署の警察官は、私の被害の訴えをほとんど信用せず、私の屋敷内がごみ屋敷のようになっているから、私が信用できない人物であり、被害妄想を起こしていると決めつけて帰っていった。
だが、私の家が汚くなっている理由は、間質性肺炎を発症していたからである。私は、現在、呼吸トレーニングによってかなり回復しているが、一時期は高さ2mの階段の上り下りも苦しいほどで、普通の作業ができなかった。片付けようとすると息切れを起こして、続かなかったせいだ。
警察が私の訴えを、ほとんど信用しなかったことで、私は非常に焦り、強く苛立った。絶望的な気分にさえなった。
そこで、翌日から、自分で、Aが近所の山林内に私から盗んだ工具類を隠したのではないかと疑って、藪の中を鉈で切り開きながら捜索した。
11月7日も、午後から捜索して、山を下りてきたところに、たまたまAの妻が散歩で通りがかった。私は煮えくり返っていて、強い怒りがこみあげて、鉈を手に持っていることも忘れて「私から盗んだものを返せ!」と怒鳴り続けた。
妻は、十数年前、夫婦二人で、未明の3時ころ、私の土地に忍び込んで、山菜を刈り取っていった姿を確認していたので、おそらく旦那とグルだろうと見ていた。
Aの妻は、私に刃物で脅されていると警察に通報し、30分ほどして、中津川警察が大部隊で到着し、私の身柄を確保した。
しかし、私の主張に一切耳を貸さず、私が被害妄想であるかのように決めつけた。
「80歳近い老人に、そんなことができるはずがない」と決めつけるだけの一点張りだった。加害者を調べることさえしていない。
逮捕を覚悟して、取り調べ公文書に事情を記録させることを願ったが、なぜか、私は「逮捕」ではなく「保護」された。
そして、そのまま中津川警察署に連行された。7日の17時過ぎのことである。
中津川署でも、取り調べらしい取り調べはなぜか行われず、そのまま放置された。警察官の事情聴取ではなく、保健所の係員が聴取しにきた。
私は、昼前から飲まず食わずだったが、翌日の9時まで、食事はおろか、水も与えられなかった。
7日夜10時半ころになって、警察官が突然、「あんたの言っていることはおかしいから、今から病院で診察してもらう」と私に宣告した。そのときは、それ以外の説明は一切なかった。行き先は郡上だという。
それから車に乗せられて、郡上美並の慈恵会中央病院というところに連れていかれた。
翌8日の午前1時半ころから、若い医師によって「診察」が始まった。このとき、私は病院の様子から、初めてここが精神病院であることに気づいた。30分ほど、私は包み隠さず、一連の事情を説明した。
そして、「診察」が終わったとき、医師は、「あんたはおかしいから今夜一晩泊まっていけ」といった。
だが、私は一切異常はない。私は正常であると主張したが、後に私の知らないうちに勝手に、兵庫県の実姉に電話し、「私を三か月間、精神病院に措置入院させることを承諾せよ」とい迫っていたことを、解放後に聞いた。そのときは、警官も、医者も、私に強制入院のことは一言も話さなかった。
だが、姉は、「自分の弟は嘘をつくような人間ではない」と、きっぱりと入院を断った。 そこで、私は、そのまま中津川警察署に戻された。帰着したのは午前4時近かった。
そのまま留置場(保護房?)に入れられたが、食事も水も与えられなかったので、のどが渇いて眠れなかった。その日の9時近くまで、そのまま放置され、やっと水だけを与えられた。食事は自腹で出せといわれたが断った。
8日午後2時過ぎになって、突然、「房変えだ」といわれて別の部屋に連れていかれたら、そこに姉がいた。
解放してもらえるかと思ったら、姉が私の身柄を責任をもって引き取り、私の家には帰れないと告げられた。姉は、警官から、向こう三か月家に帰させるなと言われたらしい。
姉と一緒に、中央線美乃坂本駅まで連れられて電車に乗るところまで警察官が監視した。私は農作業姿だったので、非常に恥ずかしい思いをしたし、現金やパソコンなど大切な私物は、すべて自宅に置いてあったが、取りに返ることは許されなかった。
鉈を持っていたことは、私にも落度があると反省しているが、それは私が被害妄想と決めつけられ、私の主張を否定されたことで、ハラワタが煮えくり返り、正常な判断力を失っていたせいだ。
それから、確保されたとき、私は催涙スプレーを所持していて、それが軽犯罪法違反になるとのことだったが、それは、Aが私の家の中に入り込み、大切な書類入れまで開けたことで、強い警戒心を抱き、突然に侵入に対して備えをするためだった。
深夜、まったく事情も説明しないまま、遠く離れた精神病院に連れていかれた。私に対して、警官は、「病院に連れてゆく」と説明はしたが、それが精神病院であり、姉に「三か月の強制入院を承諾せよ」と迫っていたことは、まったく説明もせず、知らなかった。
私は、8か所に監視カメラ、4か所にセンサーアラーム、2か所に、センサーライトなど防御的設備を設置しているが、なぜ、そこまでしなければならなかったのか、中津川警察にはまったく想像力が働いていない。私が被害妄想だけで、そこまでやったと思い込んでいるようだ。
警察は私の主張を一切信用せず、私が精神異常者と決めつけるだけで、私だけを一方的に、別の場所に移住せよとさえ言う。だが、ここは私の家だ。 私に直接、窃盗など危害を加えてきた本当の加害者はAである。
以上、私は中津川警察に対して煮えくりかえった怒りの感情しかなく、ただちに警察法79条に基づいて岐阜県公安委員会に速達書留で申立書を送った。それは11月11日だが、本日まで50日間、返答がない。
公安委員会に問い合わせたところ、回答は来年だという。
だが、警察法79条には、以下の項目がある。
(1) 苦情対応の標準的な期間
警察職員の職務執行は、個人の生命、身体及び財産の保護と公共の安全と秩序の維持全般にわたるものである。したがって、これに対する苦情は様々であり、その対応に要する時間も区々であることから、行政手続法(平成5年法律第88号)第6条のような標準処理期間を定める旨の規定を置かなかったものである。ただし、法第79条第2項に「誠実に処理し」とあるとおり、社会通念上相当と認められる期間内に苦情の対応及び対応結果の通知を行うことは当然であり、苦情の対応に長い時間を要している場合であって、申出者からその対応の状況について問い合わせがあったときは、対応の経過を連絡するなどの配慮が必要である。
50日間の放置が、「誠実」なのか? 問い合わせたが「対応経過」の説明もなかった。そこで、私は弁護士を選任し、中津川警察署に対して不当捜査の賠償請求をしようと決意した。
このまま、煮えくりかえるような感情のまま、わずか数十メートルしか離れていないAと、どう対応すればよいのか?
現在は、いくつか得られているAの敷地侵入動画を証拠として、どのように決着をつけるか考慮中だ。
Aは、例え認知症が入っていても、信じられないほど狡猾な人物だ。平気で人を騙せる巧妙なウソをつける。
Aは、その後、再び、私の車から返したはずの無線機を盗んだ。玄関前にあった発電機の部品も盗んだ。つまり、何一つ反省せず、性懲りもなく嫌がらせを繰り返している。 ここまでやるからには、おそらく認知症も加わっているのだろうが、やられた私はたまったものではない。
まさか、この年になって、このような試練が襲いかかってくるとは夢にも思わなかった。とりあえずは、私への悪質な嫌がらせを続けるlove2macとともに弁護士に高い金を払って法的に決着をつけることを目指している。
これを書いている本当の理由は、実は短気な自分の暴走を抑制するためなのだ。
(興味のない人には無用の雑文で申し訳ありませんが、この時代の神とはヤハウェ=ルシファーだと私は確信しています)
http://hh05.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/post-bf1b.html
現在イスラエルの領土である「カナンの地」は、神がユダヤ人に「約束した地」である と、言われ、ユダヤ人もそう主張して、強引にイスラエルを建国したのですが、旧約聖書の話を読んでいると、実は、約束したはずの神様 も、約束されたユダヤ人 も、「約束は本心ではなかったのだろう」と、思われますので、その理由を述べさせて頂きます。
旧約聖書によるユダヤ人の移住の経緯は、次の通りです。
ユダヤ人は、当初 ユーフラテス川下流のウルに住んでいましたが、テラが、息子のアブラハムを伴って、ユーフラテス川を遡り、上流のハランに定住して、そこで亡くなりました。
テラが、ウルを離れた理由について、旧約聖書では、テラのハラン移住の理由を説明していませんが、ヨセフスは、見てきたように、テラが、息子ロト、娘サラとミルカを残して亡くなった、もう一人の息子ハランを哀悼するあまり、ウルが所在するカルデアの地を憎み、ハランに移住したと記述しているそうです。
(秦剛平「異教徒ローマ人に語る聖書」105㌻)
(アマ註=アブラハムの時代は、約4000年くらい前といわれている。旧約聖書も同時代)

テラが亡くなった後、アブラハムは、神の命令に従い、甥のロトと妻にした姪のサラと共に、ハランよりカナンに移住しました。
この時に、神はユダヤ人に「カナンの地を与える」と、約束したのでした。
ところが、カナンで 飢饉が猛威を振るったので、アブラハムの一行は、エジプトに行き先を変更しています。そして、エジプトで、食糧を得て、再度カナンに戻ってきました。
アブラハムの孫のヤコブ(イスラエル)の時に、再度 飢饉に見舞われたため、エジプトで大臣をしていたヤコブの息子 ヨセフを頼って、ユダヤ人は、カナンからエジプトに移住し、その後、モーセの時代まで、約400年間 エジプトに定着しています。
(アマ註=ユダヤ人は、エジプトでナイル三角州東部に居住したという。そこは高橋信二が3億6千万年前にベータ星から人類が移住した「エデン」だと指摘した)
モーセの時代に、ユダヤ人はエジプトを出国しています。秦先生は、モーセの物語は、
「どこまでも歴史を装ったフィクションである」と、記述されておられますが、(秦剛平「書き替えられた聖書」3㌻)
ここでは、「全く根も葉もない話ではなく、それらしいことはあったのだろう」
と、仮定しておきたいと思います。
(アマ註=アブラハムの子孫、ユダヤ人が大飢饉に追い立てられてエジプトに渡り、400年間、ピラミッド建設の石工技術者集団だったといわれている。出エジプト記)
モーセは、ユダヤ人をエジプトから出国させ、シナイ山で十戒を神より授けられましたが、カナンの先住民を撃破することが出来ずに、40年間荒野を彷徨った後、モアブにあるネボ山に登り、そこからイスラエルの子らが所有することになるカナンの地を望遠してネポ山で没します。
(アマ註=現代イスラエル人は、カナン先住民=パレスチナ人をモーゼに敵対した民族と決めつけているが、実は、本当の古代ユダヤ人の末裔である)
モーセの後を継いだヨシュアが、カナンの先住民を撃破、殺戮して、ユダヤ人がカナンの地を支配するようになりました。
ユダヤ人が、カナンの地を定住していたのは、ローマ時代までの千数百年間に過ぎません。それ以前も、それ以後も 支配していないのです。
ローマ時代に、ユダヤ人はカナンよりローマ帝国中に散らばって、カナンの地より胡散霧消してしまいました。その後、西ローマ帝国が滅亡し、ゲルマン人の国が建国され、キリスト教が広まるにつれて、ユダヤ人も、民族として形成されていったのです。
ユダヤ人の形成 と ディアスポラが生じた事情については、次のブログを参照下さい。
「ネイションという神話」第1回 ユダヤ人が、民族として存続した理
http://hh05.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-b1b5.html
「ネイションという神話」第2回 ディアスポラ(離散の民)について
http://hh05.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/post-6652.html
以上、駆け足で、ユダヤ人の移住した経緯をご説明しましたが、天地創造から現在までの長い期間の中で、この経緯を考えると、最初にお話ししたように、「神もユダヤ人も、カナンを「約束の地」と考えてはいなかったのでは」という気がしてなりません。
先ず、カナンは、ユダヤ人の発祥の地ではないのです。ユーフラテス川の下流から上流に移動し、更に、南下してカナンに来てはみたものの、「乳と蜜の流れる」土地ではなく、食糧が安定的に得ることが出来なかったため、ユダヤ人は、神が「約束した地」に定住しないで、エジプトに行ったのです。
流石に、ユダヤ人は、エジプトを征服できませんでした。このため、ナイル川デルタの東側で、400年あまり エジプトに居候していたのです。
モーセが、ユダヤ人を エジプトからカナンに向けて 出国させますが、カナンの先住民族を攻略できず、半世紀近く、荒野を彷徨いました。
モーセは、カナンに入ることも出来ずに没しています。モーセの後継者のヨシュアが、戦力を向上して、カナンを征服した。ここに初めて、ユダヤ人はカナン(現在のイスラエル)に定住したのです。
以上の経緯を見ると、ユダヤ人は、肥沃な三日月地帯に引き寄せられた数多(あまた)の民族の一つであると、言うことができると思います。
他の民族との違いは、侵入した地を「自分たちの神により約束された地である」と、厚かましくも 主張していることです。
その後、ローマに ユダヤ王国は滅ぼされましたが、ローマ市民として認められ、自分たちの宗教であるユダヤ教も公認されて、ユダヤ人は、「ローマの平和」を享受して、ローマ帝国中に拡散していきました。
ローマが、ユダヤ人をカナンから追い払ったのではなく、個々のユダヤ人が、自らの判断で、カナンより快適な地を求め、ローマ中に拡散、移住していったのです。もし、カナンがユダヤ人の故地であるなら、例えローマ帝国に支配されたとしても、ユダヤ人はカナンに留まり続けたはずです。
他の民族、例えば、エジプト人、ギリシア人は、エジプトやギリシアに住み続けて、現在に至っています。国家を持たない、クルド人やバスク人も、長年にわたり定住の地に住み続けています。
ユダヤ人が、ローマ帝国がユダヤを吸収した後に、カナンを離れて、ローマ帝国中に拡散、移住したということは、カナンの地を 自分たちの「故地」 と 考えていなかった現れではないでしょうか。
この様な経緯ですから、普通であれば、民族移動したゲルマン人同様、各地に拡散したユダヤ人は、その地に吸収され、ユダヤ人はいつの間にか消滅していた筈ですが、ユダヤ人が、
① 一神教であるユダヤ教を信じていて、キリスト教と画然と区別されていたこと、
② キリスト教の神であるユダヤ人 イエス・キリストを殺した民族であるため、キリスト教徒より 目の敵にされたことにより、ユダヤ人の一人一人が現地社会に溶け込まず、吸収もされずに、約2000年経過してきたのです。
次に、ユダヤ人の「神」はどうだったのでしょうか。神は、アブラハムに命令して、カナンに行かせますが、カナンでの受け入れ体制を、何も構築していませんでした。
ですから、移住してきたユダヤ人が、飢饉にあって、カナンよりエジプトに行ってしまったのです。
エジプトに行く際にも、神も、これに対して何の苦情も言わずに、黙認していたのです。あれだけ小うるさい神が、何故ユダヤ人達に400年間も文句を言わずに過ごしたのか、不可思議であり、神が、カナンの地について ユダヤ人に本気で約束しなかったからと考えなければ、理解が出来ません。
神は、モーセに命じて、ユダヤ人をエジプトより出国させますが、カナンへの受け入れ体制を、これまた全く構築していませんでした。
神は、全知全能の筈ですから、ユダヤ人がすんなりカナンに移住できなかったのは、神に、やる気がなかった、約束を約束と考えていなかったからだとしか考えられません。
ユダヤ人は、神のちゃらんぽらんな態度に翻弄されて、約半世紀にわたって、荒野を彷徨わねばならなくなったのです。
神は、ユダヤ王国が、ローマに滅亡されるときも、何もしていませんし、ユダヤ人が、各人勝手にカナンの地からローマ帝国中に移住したときも、何のクレームもつけていません。
要するに、アブラハムに、「カナンの地を与える」と 約束したのでしょうが、それは、「口先だけの約束」だった、露骨に言えば、「詐欺だったのでは?」と、思われます。
第2次大戦後、ユダヤ人は、ヨシュアがカナンの地を侵略し、殺戮した歴史を繰り返して何の権利もない「他人の土地」に、イスラエルを建国しました。
しかも、現地のパレスチナ人に、自分たちがやられて、嫌な思いをした同じ扱いをしているのです。
その際、歴史的には何の根拠もない、自分たちの「宗教の書」、というより、自分たちの「神話」に基づいて 強引に正当化しているのを見るにつけ、「人間とは何と因果なものだろう!」と、嘆息しています。
********************************************************************
引用以上
面白い解釈なので、引用しました。
現在、イスラエル人=ユダヤ人は、ユーフラテス川とナイル川に囲まれた米国なみの広大な土地を「神に約束された自分たちの土地」(グレーターイスラエル)と信じ、3000年も前から居住している先住民を、イラク戦争やらイスラム国(イスラムを名乗ったユダヤ人=モサドの機関)による残虐行為、ベイルート大爆発などのテロを通じて追い出そうとし、シリア先住民たちは、もの凄い数の犠牲者を出しながら欧州に強制移住させられている。
旧約聖書・創世記「約束の地」は、陰謀論ではない 2020年01月05日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-987.html
「約束の地」を主張しているのは、モンゴロイドだった古代ユダヤ人(スファラディユダヤ人)ではなく、奈良時代に黒海沿岸にあったハザール国が国ぐるみユダヤ教に改宗した末裔、コーカソイドの「アシュケナージユダヤ人」である。
上に引用した、ノアの子孫、セム族(アブラハム・モーゼ・ダビデ・キリスト)はモンゴロイドだったといわれる。
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-35173762
それが、いつのまにか、白人のユダヤ人に換わり、突然「約束の地」グレーターイスラエルは「神との契約の地」と言い出した。
現在の、世界の重大問題の多くが、旧約聖書の宗教問題である。
第2回(今回) 旧約聖書の神は、大量殺人犯 かつ 殺人犯の親玉である
http://hh05.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/post-7da6.html
第3回(次回) 旧約聖書の神が、キリスト教にもたらしたもの
http://hh05.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/post-cb42.html
第4回 「歴史のイエス」 と 「信仰のキリスト」
http://hh05.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/post-de7f.html
第5回 旧約聖書 の ちょっとした話
http://hh05.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/post-2dc2.html
http://hh05.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/post-bf1b.html
現在イスラエルの領土である「カナンの地」は、神がユダヤ人に「約束した地」である と、言われ、ユダヤ人もそう主張して、強引にイスラエルを建国したのですが、旧約聖書の話を読んでいると、実は、約束したはずの神様 も、約束されたユダヤ人 も、「約束は本心ではなかったのだろう」と、思われますので、その理由を述べさせて頂きます。
旧約聖書によるユダヤ人の移住の経緯は、次の通りです。
ユダヤ人は、当初 ユーフラテス川下流のウルに住んでいましたが、テラが、息子のアブラハムを伴って、ユーフラテス川を遡り、上流のハランに定住して、そこで亡くなりました。
テラが、ウルを離れた理由について、旧約聖書では、テラのハラン移住の理由を説明していませんが、ヨセフスは、見てきたように、テラが、息子ロト、娘サラとミルカを残して亡くなった、もう一人の息子ハランを哀悼するあまり、ウルが所在するカルデアの地を憎み、ハランに移住したと記述しているそうです。
(秦剛平「異教徒ローマ人に語る聖書」105㌻)
(アマ註=アブラハムの時代は、約4000年くらい前といわれている。旧約聖書も同時代)

テラが亡くなった後、アブラハムは、神の命令に従い、甥のロトと妻にした姪のサラと共に、ハランよりカナンに移住しました。
この時に、神はユダヤ人に「カナンの地を与える」と、約束したのでした。
ところが、カナンで 飢饉が猛威を振るったので、アブラハムの一行は、エジプトに行き先を変更しています。そして、エジプトで、食糧を得て、再度カナンに戻ってきました。
アブラハムの孫のヤコブ(イスラエル)の時に、再度 飢饉に見舞われたため、エジプトで大臣をしていたヤコブの息子 ヨセフを頼って、ユダヤ人は、カナンからエジプトに移住し、その後、モーセの時代まで、約400年間 エジプトに定着しています。
(アマ註=ユダヤ人は、エジプトでナイル三角州東部に居住したという。そこは高橋信二が3億6千万年前にベータ星から人類が移住した「エデン」だと指摘した)
モーセの時代に、ユダヤ人はエジプトを出国しています。秦先生は、モーセの物語は、
「どこまでも歴史を装ったフィクションである」と、記述されておられますが、(秦剛平「書き替えられた聖書」3㌻)
ここでは、「全く根も葉もない話ではなく、それらしいことはあったのだろう」
と、仮定しておきたいと思います。
(アマ註=アブラハムの子孫、ユダヤ人が大飢饉に追い立てられてエジプトに渡り、400年間、ピラミッド建設の石工技術者集団だったといわれている。出エジプト記)
モーセは、ユダヤ人をエジプトから出国させ、シナイ山で十戒を神より授けられましたが、カナンの先住民を撃破することが出来ずに、40年間荒野を彷徨った後、モアブにあるネボ山に登り、そこからイスラエルの子らが所有することになるカナンの地を望遠してネポ山で没します。
(アマ註=現代イスラエル人は、カナン先住民=パレスチナ人をモーゼに敵対した民族と決めつけているが、実は、本当の古代ユダヤ人の末裔である)
モーセの後を継いだヨシュアが、カナンの先住民を撃破、殺戮して、ユダヤ人がカナンの地を支配するようになりました。
ユダヤ人が、カナンの地を定住していたのは、ローマ時代までの千数百年間に過ぎません。それ以前も、それ以後も 支配していないのです。
ローマ時代に、ユダヤ人はカナンよりローマ帝国中に散らばって、カナンの地より胡散霧消してしまいました。その後、西ローマ帝国が滅亡し、ゲルマン人の国が建国され、キリスト教が広まるにつれて、ユダヤ人も、民族として形成されていったのです。
ユダヤ人の形成 と ディアスポラが生じた事情については、次のブログを参照下さい。
「ネイションという神話」第1回 ユダヤ人が、民族として存続した理
http://hh05.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-b1b5.html
「ネイションという神話」第2回 ディアスポラ(離散の民)について
http://hh05.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/post-6652.html
以上、駆け足で、ユダヤ人の移住した経緯をご説明しましたが、天地創造から現在までの長い期間の中で、この経緯を考えると、最初にお話ししたように、「神もユダヤ人も、カナンを「約束の地」と考えてはいなかったのでは」という気がしてなりません。
先ず、カナンは、ユダヤ人の発祥の地ではないのです。ユーフラテス川の下流から上流に移動し、更に、南下してカナンに来てはみたものの、「乳と蜜の流れる」土地ではなく、食糧が安定的に得ることが出来なかったため、ユダヤ人は、神が「約束した地」に定住しないで、エジプトに行ったのです。
流石に、ユダヤ人は、エジプトを征服できませんでした。このため、ナイル川デルタの東側で、400年あまり エジプトに居候していたのです。
モーセが、ユダヤ人を エジプトからカナンに向けて 出国させますが、カナンの先住民族を攻略できず、半世紀近く、荒野を彷徨いました。
モーセは、カナンに入ることも出来ずに没しています。モーセの後継者のヨシュアが、戦力を向上して、カナンを征服した。ここに初めて、ユダヤ人はカナン(現在のイスラエル)に定住したのです。
以上の経緯を見ると、ユダヤ人は、肥沃な三日月地帯に引き寄せられた数多(あまた)の民族の一つであると、言うことができると思います。
他の民族との違いは、侵入した地を「自分たちの神により約束された地である」と、厚かましくも 主張していることです。
その後、ローマに ユダヤ王国は滅ぼされましたが、ローマ市民として認められ、自分たちの宗教であるユダヤ教も公認されて、ユダヤ人は、「ローマの平和」を享受して、ローマ帝国中に拡散していきました。
ローマが、ユダヤ人をカナンから追い払ったのではなく、個々のユダヤ人が、自らの判断で、カナンより快適な地を求め、ローマ中に拡散、移住していったのです。もし、カナンがユダヤ人の故地であるなら、例えローマ帝国に支配されたとしても、ユダヤ人はカナンに留まり続けたはずです。
他の民族、例えば、エジプト人、ギリシア人は、エジプトやギリシアに住み続けて、現在に至っています。国家を持たない、クルド人やバスク人も、長年にわたり定住の地に住み続けています。
ユダヤ人が、ローマ帝国がユダヤを吸収した後に、カナンを離れて、ローマ帝国中に拡散、移住したということは、カナンの地を 自分たちの「故地」 と 考えていなかった現れではないでしょうか。
この様な経緯ですから、普通であれば、民族移動したゲルマン人同様、各地に拡散したユダヤ人は、その地に吸収され、ユダヤ人はいつの間にか消滅していた筈ですが、ユダヤ人が、
① 一神教であるユダヤ教を信じていて、キリスト教と画然と区別されていたこと、
② キリスト教の神であるユダヤ人 イエス・キリストを殺した民族であるため、キリスト教徒より 目の敵にされたことにより、ユダヤ人の一人一人が現地社会に溶け込まず、吸収もされずに、約2000年経過してきたのです。
次に、ユダヤ人の「神」はどうだったのでしょうか。神は、アブラハムに命令して、カナンに行かせますが、カナンでの受け入れ体制を、何も構築していませんでした。
ですから、移住してきたユダヤ人が、飢饉にあって、カナンよりエジプトに行ってしまったのです。
エジプトに行く際にも、神も、これに対して何の苦情も言わずに、黙認していたのです。あれだけ小うるさい神が、何故ユダヤ人達に400年間も文句を言わずに過ごしたのか、不可思議であり、神が、カナンの地について ユダヤ人に本気で約束しなかったからと考えなければ、理解が出来ません。
神は、モーセに命じて、ユダヤ人をエジプトより出国させますが、カナンへの受け入れ体制を、これまた全く構築していませんでした。
神は、全知全能の筈ですから、ユダヤ人がすんなりカナンに移住できなかったのは、神に、やる気がなかった、約束を約束と考えていなかったからだとしか考えられません。
ユダヤ人は、神のちゃらんぽらんな態度に翻弄されて、約半世紀にわたって、荒野を彷徨わねばならなくなったのです。
神は、ユダヤ王国が、ローマに滅亡されるときも、何もしていませんし、ユダヤ人が、各人勝手にカナンの地からローマ帝国中に移住したときも、何のクレームもつけていません。
要するに、アブラハムに、「カナンの地を与える」と 約束したのでしょうが、それは、「口先だけの約束」だった、露骨に言えば、「詐欺だったのでは?」と、思われます。
第2次大戦後、ユダヤ人は、ヨシュアがカナンの地を侵略し、殺戮した歴史を繰り返して何の権利もない「他人の土地」に、イスラエルを建国しました。
しかも、現地のパレスチナ人に、自分たちがやられて、嫌な思いをした同じ扱いをしているのです。
その際、歴史的には何の根拠もない、自分たちの「宗教の書」、というより、自分たちの「神話」に基づいて 強引に正当化しているのを見るにつけ、「人間とは何と因果なものだろう!」と、嘆息しています。
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引用以上
面白い解釈なので、引用しました。
現在、イスラエル人=ユダヤ人は、ユーフラテス川とナイル川に囲まれた米国なみの広大な土地を「神に約束された自分たちの土地」(グレーターイスラエル)と信じ、3000年も前から居住している先住民を、イラク戦争やらイスラム国(イスラムを名乗ったユダヤ人=モサドの機関)による残虐行為、ベイルート大爆発などのテロを通じて追い出そうとし、シリア先住民たちは、もの凄い数の犠牲者を出しながら欧州に強制移住させられている。
旧約聖書・創世記「約束の地」は、陰謀論ではない 2020年01月05日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-987.html
「約束の地」を主張しているのは、モンゴロイドだった古代ユダヤ人(スファラディユダヤ人)ではなく、奈良時代に黒海沿岸にあったハザール国が国ぐるみユダヤ教に改宗した末裔、コーカソイドの「アシュケナージユダヤ人」である。
上に引用した、ノアの子孫、セム族(アブラハム・モーゼ・ダビデ・キリスト)はモンゴロイドだったといわれる。
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-35173762
それが、いつのまにか、白人のユダヤ人に換わり、突然「約束の地」グレーターイスラエルは「神との契約の地」と言い出した。
現在の、世界の重大問題の多くが、旧約聖書の宗教問題である。
第2回(今回) 旧約聖書の神は、大量殺人犯 かつ 殺人犯の親玉である
http://hh05.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/post-7da6.html
第3回(次回) 旧約聖書の神が、キリスト教にもたらしたもの
http://hh05.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/post-cb42.html
第4回 「歴史のイエス」 と 「信仰のキリスト」
http://hh05.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/post-de7f.html
第5回 旧約聖書 の ちょっとした話
http://hh05.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/post-2dc2.html
プルサーマル同意で交付金 来年度、原発立地自治体へ 東京新聞2021年12月27日
https://www.tokyo-np.co.jp/article/151294
原発の使用済み核燃料を再処理して取り出したプルトニウムを再利用する「プルサーマル発電」を推進するため、経済産業省がプルサーマル導入に新たに同意した原発立地自治体への交付金制度を、2022年度に設けることが27日、同省への取材で分かった。
国の「核燃料サイクル政策」の一環で、国内での再処理工場の稼働を見据え、プルトニウムの消費先を確保するのが狙い。
「原子力発電施設等立地地域基盤整備支援事業」に位置付け、22年度当初予算案に盛り込んだ。プルサーマルに同意した、原発の立地道県が、地域振興策に利用できる交付金を支払う。金額や年数など制度の詳細は今後、詰める。
*********************************************************************
「プルサーマル発電」新たに受け入れた自治体に交付金 経産省 2021年12月29日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211229/k10013408211000.html?utm_int=news-new_contents_latest_001
原子力発電所の使用済み核燃料から取り出したプルトニウムを、再び利用する「プルサーマル発電」の推進に向けて、経済産業省は、原発が立地する自治体のうち、新たに受け入れたところに交付金を出す制度を来年度設ける方針を決めました。
「プルサーマル発電」は、原発の使用済み核燃料に含まれるプルトニウムを取り出して、MOX燃料に加工し、再び利用する国の政策で、電力各社で作る電気事業連合会は、2030年度までに少なくとも12基で実施したい考えですが、現在4基にとどまっています。
v「プルサーマル発電」について、経済産業省は、原発が立地する自治体のうち、新たに受け入れたところに地域振興策に利用できる交付金を支払う制度を設ける方針を決め、来年度の予算案に盛り込み、交付金の上限額などの詳細を検討していくことになりました。
プルトニウムは核兵器の原料にもなることから、日本は利用目的のないプルトニウムを持たないことを国際的に約束していて、具体的な削減策が求められています。
一方で、プルトニウムを取り出す青森県六ヶ所村の再処理工場は、来年度上期に完成する予定で、本格操業を開始した場合、保有量が増えるおそれもあるなど、プルトニウム利用をめぐっては課題が山積しています。
*********************************************************************
引用以上
日本政府=自民党政権が、プルサーマル(MOXプルトニウム燃料運転)にこだわる理由は、現在の日本に核兵器原料となるプルトニウムが、世界最大級の46トンもの保有があるからで、世界中が「日本は核兵器を大量に作って売りさばきたいのだ」と糾弾されているからである。
https://www.asahi.com/articles/ASP796F8YP79ULBJ002.html#:~:text=%E5%86%85%E9%96%A3%E5%BA%9C%E3%81%AF9%E6%97%A5,%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%8C%E5%BD%B1%E9%9F%BF%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E3%80%82
国は「違う、保有プルトニウムの大半が、純度が低いため原発燃料にしかならないもの」と弁明しているが、真実は違う。
仮に、軽水炉核燃料を再処理して取り出したプルトニウム239の純度が70%であるとしても、8Kgもあれば原爆=核兵器が作れるのだ。
https://www.asahi.com/articles/ASMDJ6T12MDJPLBJ00F.html
最近では、フクイチ3号機の核爆発を受けて、「放射能汚染を目的とした汚い核爆弾」なら、はるかに純度が低くても爆発することが明らかにされた。
IAEAは8Kgが最低条件と言っているが、これはウソだ。爆縮技術を使えば、1Kg(ゴルフボール大)の純度93%プルトニウムでも広島原爆なみの核爆弾を作ることができるといわれている。
http://www.kakujoho.net/us/pu4kg.html
上のリンクでは、クリントン長官が、核ミサイルのプルトニウムが4Kg(野球ボール程度)であることを明らかにしたが、実際には、戦術核榴弾砲・バズーカ砲では純度98%の1Kgで核爆発を起こすものが開発され、実戦配備されている。
日本は、核兵器製造用の高速増殖炉もんじゅで、純度98%核弾頭用プルトニウムを62Kg製造し保有している。これなら60発分以上の核弾頭が製造できるといわれている。
他の47トンも「汚い核弾頭」を作ることが可能である。
つまり、世界最大級の核兵器原料を保有している。安倍晋三は、これを核ミサイルに加工して実兄が経営陣にいる三菱重工で核兵器を製造させようとした。
こんな世界最大のプルトニウム核兵器備蓄に対する世界中の糾弾を受けて、自民党政権は、プルサーマル核燃料に転用して、批判を交わそうとし、冒頭に紹介したように、プルサーマル運用を受け入れた自治体には巨額の交付金(100億円近い額といわれている)を与えて、「札束で横面を張り倒す」ことでプルサーマルを受け入れさせようとしている。
だが、大半の自治体の首長は、無知蒙昧な戦争・武器好きが多いため、プルサーマルの恐ろしさをほとんど知らないまま、巨額の予算に意識を喪失しようとしている。
プルサーマルの危険性を警告する
講演会: エドウィン・S・ライマン博士 核管理研究所(NCI)科学部長 1999年10月
http://kakujoho.net/mox/mox99l_s.html
原子力発電所の大事故に関して米国では70年代半ばに新しく設置された米国原子力規制委員会(NRC)が「原子炉安全性研究(RSS)」という膨大な報告書を出している。
RSSは、炉心溶融と封じ込め機能の損失又はバイパスをもたらすような原子力発電所事故があり得ることを示して見せた。
NRCは、既存の原子力発電所における安全システムを改善するために措置を講じる緊急の必要性があるとは考えなかったが、このような事故の結果がどのようなものになるか、また、原子力発電所周辺に住む人々を守るのにはどのような措置(立ち退き避難、建物内避難など)を講じることができるかについての分析を始めた。
それから5年もたたない1979年、RSSが100万年に1度しか起こらないとしていた種類の事故が、ペンシルバニア州のスリーマイル・アイランド原子力発電所で起きてしまった。NRCは、ついに、これらの事故を真剣にとらえざるを得なくなり、既存及び新設の原子力発電所に新たな規制を課すことになった。
NRCは、さらに、重大事故の可能性に基づいて、公衆のための非常事態計画を立てた。
今日、米国では、原子力発電所の重大事故は、大きな放射能放出につながり、大量の被曝による何十人もの急性死や、何百、何千人もの潜在的ガン死をもたらす可能性があることは、よく理解されている。
重大事故とMOX使用
日本の電力会社は、原子力発電所にプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を装荷する大規模な計画に乗り出そうとしている。
MOX燃料を入れた原子炉とウランだけをいれた原子炉とでは運転サイクルの最後の時点で存在するアクチニドの量を比較するとMOX炉心の方が、5倍から22倍近く多くなっている。これはMOX燃料のプルトニウムの存在によるものである。
(注:これは米国のコンピューター・コードORGENS-Sを使って行った計算結果計算でMOX 燃料が炉の全部に入っている場合の計算だ。また燃料のプルトニウム富化度を8.3%と想定している。日本では、プルトニウムの富化度13%までが認められている。)
MOX炉心のアクチニドの量が大きいということは、重大な封じ込め機能喪失事故から生じる影響(急性死や潜在的ガン死)が、ウランだけを使った炉で同じ事故が起きた場合と比べ、ずっと大きくなる可能性があることを意味している。重大事故の際に発生すると推定されている放射性核種放出割合の数値を使って、影響の増大の幅を計算することができる。
高浜4号機に似た電気出力87万キロワットの加圧水型炉の周辺113キロメートルの地域でこのような事故の影響がどうなるかを、米国のコンピューター・コードMACCS2を使って計算した。使用した放出割合は、最近の米国NRCの出版物からとった。人口密度は、高浜周辺の半径110キロメートルの地域の平均人口密度に近い平方キロメートル当たり550人とした。
検討した3つのケースは、プルトニウムの放出割合の大きさの3つのレベルに対応したものである。それぞれのケースにつき、炉心全部をMOXとした場合と、炉心の4分の1をMOXとした場合とを検討した。
関西電力は、最初は、炉心の4分の1だけをMOX燃料とする計画だが、最終的には、炉心の3分の1をMOXにする方針である。しかし、日本は、将来、炉心全部をMOXにすることを計画しており、炉心全部をMOXにする改良沸騰水炉を青森県に建設する計画を進めている。
MOX燃料を使用すると、日本の公衆に対するリスクが大幅に増大することをはっきりと示している。
炉心の4分の1にMOXを装荷した場合、ウランだけの炉心の場合と比べ、重大事故から生じる潜在的ガン死は、42~122%*、急性死は10~98%*高くなる。(数値の幅は、アクチニドの放出割合の取り方による。)
炉心全部をMOXとした場合、潜在ガン死の数は、161~386%*、急性死の数は、60~480%*高くなる。炉心に占めるMOXの割合と、放出されるアクチニドの割合により、原子力発電所の半径110キロメートル以内の地域で、何千、何万という数の潜在的ガン死が余分にもたらされることになる。この距離は、計算上の便宜のために選ばれたものであり、この地域の外でも影響が生じることはいうまでもない。
*つまり、MOX燃料が炉心に4分の1装荷されていた場合の潜在的ガン死は8,630人から70,700人。急性死は44人から827人。
MOX燃料が炉心全部に装荷されていたばあいはの潜在的ガン死は15,900人から155,000人。急性死は64人から2,420人
(注:これらの計算は、放出割合が、ウラン燃料の場合と、MOXの場合とで同じだとの想定の下に行われたものであり、事故から生じる影響の差は、炉内にある総量の差からのみくるものである。
しかし、実際はそうではないかもしれない。たとえばフランスで行われたVERCOURSという実験では、燃焼度47ギガワット日/トンのウラン燃料の燃料棒からのセシウムの放出の割合が18%でしかなかったのに対し、燃焼度41ギガワット日/トンのMOX燃料の燃料棒では、58%に達した。)
MOXの使用に伴って増大する危険の大きさからいって、県や国の規制当局はどうしてこの計画を正当化できるのだろうかと問わざるを得ない。その答えは、原子力産業会議が発行しているAtoms in Japanという雑誌の中に見いだすことができる。『通産省と科学技術庁、福島でのMOX使用を説明』という記事はつぎのように述べている。
「MOX使用に関する公の会合に出席した市民が、『MOXを燃やす炉での事故は、通常の炉での事故の4倍悪いものになるというのは本当ですか』と聞いた。
返答は、事故が大規模の被害を招くのは、燃料が発電所の外に放出された場合だけだ、というものだった。MOXのペレットは焼結されているから、粉状になってサイトの外に運ばれていくというのは、実質的にあり得ない。だから、事故の際のMOX燃料の安全性は、ウラン燃料の場合と同じと考えられる。」
この返答こそが、MOXの使用を計画している電力会社は、プルトニウムのサイト外への放出に至る事故の影響について評価する必要はないと判断した原子力安全委員会の間違った論理を要約しているといえる。
この論理を使えば、日本の当局にとって都合のいいことに、通常の炉心よりずっと多量のアクチニドに関連した深刻な安全性問題を、無視することができるのである。
MOX燃料は、ウラン燃料と同じく、炉心損傷を伴う重大事故の際には、細かなエアゾールの形で拡散しうるのである。米国で研究されているメカニズムの一つは、炉心溶融発生の後、原子炉容器が高圧で破損するというものである。
MOXの使用はまた、重大事故の発生の確率を大きくする可能性もある。MOX燃料の熱電導率は、ウランの場合よりも約10%小さくなっている。一方、MOX燃料の中心線の温度は、50%高くなっている。このため、MOX燃料の燃料棒に蓄えられている熱は、低濃縮燃料の場合よりも大きい。
MOX燃料の中央線の温度と蓄えられたエネルギーとが通常のウラン燃料よりも大きいため、冷却材喪失事故の初期段階における燃料棒の被覆管の温度の上昇と、被覆管の酸化率が、ウラン燃料よりも大きくなる可能性があり、冷却材喪失事故の影響の緩和のためにNRCが設けている規定を満足させることはMOX炉心の方が難しくなるかもしれない。
結論
米国では、地域住民の避難が実施できる前に大量の放射性物質の放出に至るような原子力事故の平均的リスクは、100万炉年に5件ないし10件と見られている。
米国には約100機の発電用原子炉があるから、これは、年間0.1%のリスクに相当する。NRCは、最近、原子力発電所で許されるリスク増大の幅を低く制限するガイドラインを導入した。MOXの使用に関連した大きなリスク増大が、米国のこれらのガイドラインの下で受け入れられるかどうか極めて疑わしい。
日本の規制担当者にとって、日本の原子力発電所が米国のものよりリスクが相当低いと考えるのはばかげている。したがって、日本は、MOX燃料を使用する計画を再検討しなければならない。米国の例にならって、重大な封じ込め機能喪失事故が日本でも起こりうるという事実を受け入れ、MOX燃料の使用のリスクを評価すべきである。
このような評価を厳密かつ正直に行えば、日本の当局は、MOX使用に伴うリスクの増大は、日本人にとって受け入れることのできない重荷であり、将来の日本の原子力産業の焦点は、通常のウランを使った既存の原子力発電所の安全な運転におくべきだ、との結論に至らざるを得ないだろう。
******************************************************************
引用以上
MOX核燃料を軽水炉で利用すると、燃焼の安定性が極度に悪くなる。また、極度に臨界しやすいプルトニウム240が生成されるため、通常燃料が2年使えるのに対し、数ヶ月しか利用できず、96%のMOX生燃料を捨ててしまわねばならなくなる。
おまけに残されたMOXは、ウラン235核燃料の数百倍の崩壊熱を持ち、恒久保管場に入れる前に500年間、地上で強制冷却を続けなければならない。
MOXの崩壊熱が収まり、表面温度が100度を下回って冷却水の沸騰可能性が消えてから、やっと地下に収納することが可能なのだ。
使用済み核燃料の冷却期間が500年とは、あまりにも無茶苦茶だ! 2021年06月03日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1514.html
もしも、地上保管中のMOX使用済み核燃料の冷却が支障を来すと何が起きるのか?
わずか数十日で、核燃料被覆管が劣化して、ひび割れを起こし、そこから莫大な量の放射能が環境に飛び出し、周辺数百キロの土地を汚染し、永久に利用不能となる。
巨額の交付金に目がくらんでいる自治体首長たちは、その真実をほとんど知らない。
自民党や保守、維新などの首長は、目先の交付金と引き換えに、喜んで、自分たちの大切な土地を、無知ゆえに永久に使用不能にさせてしまうことだろう。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/151294
原発の使用済み核燃料を再処理して取り出したプルトニウムを再利用する「プルサーマル発電」を推進するため、経済産業省がプルサーマル導入に新たに同意した原発立地自治体への交付金制度を、2022年度に設けることが27日、同省への取材で分かった。
国の「核燃料サイクル政策」の一環で、国内での再処理工場の稼働を見据え、プルトニウムの消費先を確保するのが狙い。
「原子力発電施設等立地地域基盤整備支援事業」に位置付け、22年度当初予算案に盛り込んだ。プルサーマルに同意した、原発の立地道県が、地域振興策に利用できる交付金を支払う。金額や年数など制度の詳細は今後、詰める。
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「プルサーマル発電」新たに受け入れた自治体に交付金 経産省 2021年12月29日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211229/k10013408211000.html?utm_int=news-new_contents_latest_001
原子力発電所の使用済み核燃料から取り出したプルトニウムを、再び利用する「プルサーマル発電」の推進に向けて、経済産業省は、原発が立地する自治体のうち、新たに受け入れたところに交付金を出す制度を来年度設ける方針を決めました。
「プルサーマル発電」は、原発の使用済み核燃料に含まれるプルトニウムを取り出して、MOX燃料に加工し、再び利用する国の政策で、電力各社で作る電気事業連合会は、2030年度までに少なくとも12基で実施したい考えですが、現在4基にとどまっています。
v「プルサーマル発電」について、経済産業省は、原発が立地する自治体のうち、新たに受け入れたところに地域振興策に利用できる交付金を支払う制度を設ける方針を決め、来年度の予算案に盛り込み、交付金の上限額などの詳細を検討していくことになりました。
プルトニウムは核兵器の原料にもなることから、日本は利用目的のないプルトニウムを持たないことを国際的に約束していて、具体的な削減策が求められています。
一方で、プルトニウムを取り出す青森県六ヶ所村の再処理工場は、来年度上期に完成する予定で、本格操業を開始した場合、保有量が増えるおそれもあるなど、プルトニウム利用をめぐっては課題が山積しています。
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引用以上
日本政府=自民党政権が、プルサーマル(MOXプルトニウム燃料運転)にこだわる理由は、現在の日本に核兵器原料となるプルトニウムが、世界最大級の46トンもの保有があるからで、世界中が「日本は核兵器を大量に作って売りさばきたいのだ」と糾弾されているからである。
https://www.asahi.com/articles/ASP796F8YP79ULBJ002.html#:~:text=%E5%86%85%E9%96%A3%E5%BA%9C%E3%81%AF9%E6%97%A5,%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%8C%E5%BD%B1%E9%9F%BF%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E3%80%82
国は「違う、保有プルトニウムの大半が、純度が低いため原発燃料にしかならないもの」と弁明しているが、真実は違う。
仮に、軽水炉核燃料を再処理して取り出したプルトニウム239の純度が70%であるとしても、8Kgもあれば原爆=核兵器が作れるのだ。
https://www.asahi.com/articles/ASMDJ6T12MDJPLBJ00F.html
最近では、フクイチ3号機の核爆発を受けて、「放射能汚染を目的とした汚い核爆弾」なら、はるかに純度が低くても爆発することが明らかにされた。
IAEAは8Kgが最低条件と言っているが、これはウソだ。爆縮技術を使えば、1Kg(ゴルフボール大)の純度93%プルトニウムでも広島原爆なみの核爆弾を作ることができるといわれている。
http://www.kakujoho.net/us/pu4kg.html
上のリンクでは、クリントン長官が、核ミサイルのプルトニウムが4Kg(野球ボール程度)であることを明らかにしたが、実際には、戦術核榴弾砲・バズーカ砲では純度98%の1Kgで核爆発を起こすものが開発され、実戦配備されている。
日本は、核兵器製造用の高速増殖炉もんじゅで、純度98%核弾頭用プルトニウムを62Kg製造し保有している。これなら60発分以上の核弾頭が製造できるといわれている。
他の47トンも「汚い核弾頭」を作ることが可能である。
つまり、世界最大級の核兵器原料を保有している。安倍晋三は、これを核ミサイルに加工して実兄が経営陣にいる三菱重工で核兵器を製造させようとした。
こんな世界最大のプルトニウム核兵器備蓄に対する世界中の糾弾を受けて、自民党政権は、プルサーマル核燃料に転用して、批判を交わそうとし、冒頭に紹介したように、プルサーマル運用を受け入れた自治体には巨額の交付金(100億円近い額といわれている)を与えて、「札束で横面を張り倒す」ことでプルサーマルを受け入れさせようとしている。
だが、大半の自治体の首長は、無知蒙昧な戦争・武器好きが多いため、プルサーマルの恐ろしさをほとんど知らないまま、巨額の予算に意識を喪失しようとしている。
プルサーマルの危険性を警告する
講演会: エドウィン・S・ライマン博士 核管理研究所(NCI)科学部長 1999年10月
http://kakujoho.net/mox/mox99l_s.html
原子力発電所の大事故に関して米国では70年代半ばに新しく設置された米国原子力規制委員会(NRC)が「原子炉安全性研究(RSS)」という膨大な報告書を出している。
RSSは、炉心溶融と封じ込め機能の損失又はバイパスをもたらすような原子力発電所事故があり得ることを示して見せた。
NRCは、既存の原子力発電所における安全システムを改善するために措置を講じる緊急の必要性があるとは考えなかったが、このような事故の結果がどのようなものになるか、また、原子力発電所周辺に住む人々を守るのにはどのような措置(立ち退き避難、建物内避難など)を講じることができるかについての分析を始めた。
それから5年もたたない1979年、RSSが100万年に1度しか起こらないとしていた種類の事故が、ペンシルバニア州のスリーマイル・アイランド原子力発電所で起きてしまった。NRCは、ついに、これらの事故を真剣にとらえざるを得なくなり、既存及び新設の原子力発電所に新たな規制を課すことになった。
NRCは、さらに、重大事故の可能性に基づいて、公衆のための非常事態計画を立てた。
今日、米国では、原子力発電所の重大事故は、大きな放射能放出につながり、大量の被曝による何十人もの急性死や、何百、何千人もの潜在的ガン死をもたらす可能性があることは、よく理解されている。
重大事故とMOX使用
日本の電力会社は、原子力発電所にプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を装荷する大規模な計画に乗り出そうとしている。
MOX燃料を入れた原子炉とウランだけをいれた原子炉とでは運転サイクルの最後の時点で存在するアクチニドの量を比較するとMOX炉心の方が、5倍から22倍近く多くなっている。これはMOX燃料のプルトニウムの存在によるものである。
(注:これは米国のコンピューター・コードORGENS-Sを使って行った計算結果計算でMOX 燃料が炉の全部に入っている場合の計算だ。また燃料のプルトニウム富化度を8.3%と想定している。日本では、プルトニウムの富化度13%までが認められている。)
MOX炉心のアクチニドの量が大きいということは、重大な封じ込め機能喪失事故から生じる影響(急性死や潜在的ガン死)が、ウランだけを使った炉で同じ事故が起きた場合と比べ、ずっと大きくなる可能性があることを意味している。重大事故の際に発生すると推定されている放射性核種放出割合の数値を使って、影響の増大の幅を計算することができる。
高浜4号機に似た電気出力87万キロワットの加圧水型炉の周辺113キロメートルの地域でこのような事故の影響がどうなるかを、米国のコンピューター・コードMACCS2を使って計算した。使用した放出割合は、最近の米国NRCの出版物からとった。人口密度は、高浜周辺の半径110キロメートルの地域の平均人口密度に近い平方キロメートル当たり550人とした。
検討した3つのケースは、プルトニウムの放出割合の大きさの3つのレベルに対応したものである。それぞれのケースにつき、炉心全部をMOXとした場合と、炉心の4分の1をMOXとした場合とを検討した。
関西電力は、最初は、炉心の4分の1だけをMOX燃料とする計画だが、最終的には、炉心の3分の1をMOXにする方針である。しかし、日本は、将来、炉心全部をMOXにすることを計画しており、炉心全部をMOXにする改良沸騰水炉を青森県に建設する計画を進めている。
MOX燃料を使用すると、日本の公衆に対するリスクが大幅に増大することをはっきりと示している。
炉心の4分の1にMOXを装荷した場合、ウランだけの炉心の場合と比べ、重大事故から生じる潜在的ガン死は、42~122%*、急性死は10~98%*高くなる。(数値の幅は、アクチニドの放出割合の取り方による。)
炉心全部をMOXとした場合、潜在ガン死の数は、161~386%*、急性死の数は、60~480%*高くなる。炉心に占めるMOXの割合と、放出されるアクチニドの割合により、原子力発電所の半径110キロメートル以内の地域で、何千、何万という数の潜在的ガン死が余分にもたらされることになる。この距離は、計算上の便宜のために選ばれたものであり、この地域の外でも影響が生じることはいうまでもない。
*つまり、MOX燃料が炉心に4分の1装荷されていた場合の潜在的ガン死は8,630人から70,700人。急性死は44人から827人。
MOX燃料が炉心全部に装荷されていたばあいはの潜在的ガン死は15,900人から155,000人。急性死は64人から2,420人
(注:これらの計算は、放出割合が、ウラン燃料の場合と、MOXの場合とで同じだとの想定の下に行われたものであり、事故から生じる影響の差は、炉内にある総量の差からのみくるものである。
しかし、実際はそうではないかもしれない。たとえばフランスで行われたVERCOURSという実験では、燃焼度47ギガワット日/トンのウラン燃料の燃料棒からのセシウムの放出の割合が18%でしかなかったのに対し、燃焼度41ギガワット日/トンのMOX燃料の燃料棒では、58%に達した。)
MOXの使用に伴って増大する危険の大きさからいって、県や国の規制当局はどうしてこの計画を正当化できるのだろうかと問わざるを得ない。その答えは、原子力産業会議が発行しているAtoms in Japanという雑誌の中に見いだすことができる。『通産省と科学技術庁、福島でのMOX使用を説明』という記事はつぎのように述べている。
「MOX使用に関する公の会合に出席した市民が、『MOXを燃やす炉での事故は、通常の炉での事故の4倍悪いものになるというのは本当ですか』と聞いた。
返答は、事故が大規模の被害を招くのは、燃料が発電所の外に放出された場合だけだ、というものだった。MOXのペレットは焼結されているから、粉状になってサイトの外に運ばれていくというのは、実質的にあり得ない。だから、事故の際のMOX燃料の安全性は、ウラン燃料の場合と同じと考えられる。」
この返答こそが、MOXの使用を計画している電力会社は、プルトニウムのサイト外への放出に至る事故の影響について評価する必要はないと判断した原子力安全委員会の間違った論理を要約しているといえる。
この論理を使えば、日本の当局にとって都合のいいことに、通常の炉心よりずっと多量のアクチニドに関連した深刻な安全性問題を、無視することができるのである。
MOX燃料は、ウラン燃料と同じく、炉心損傷を伴う重大事故の際には、細かなエアゾールの形で拡散しうるのである。米国で研究されているメカニズムの一つは、炉心溶融発生の後、原子炉容器が高圧で破損するというものである。
MOXの使用はまた、重大事故の発生の確率を大きくする可能性もある。MOX燃料の熱電導率は、ウランの場合よりも約10%小さくなっている。一方、MOX燃料の中心線の温度は、50%高くなっている。このため、MOX燃料の燃料棒に蓄えられている熱は、低濃縮燃料の場合よりも大きい。
MOX燃料の中央線の温度と蓄えられたエネルギーとが通常のウラン燃料よりも大きいため、冷却材喪失事故の初期段階における燃料棒の被覆管の温度の上昇と、被覆管の酸化率が、ウラン燃料よりも大きくなる可能性があり、冷却材喪失事故の影響の緩和のためにNRCが設けている規定を満足させることはMOX炉心の方が難しくなるかもしれない。
結論
米国では、地域住民の避難が実施できる前に大量の放射性物質の放出に至るような原子力事故の平均的リスクは、100万炉年に5件ないし10件と見られている。
米国には約100機の発電用原子炉があるから、これは、年間0.1%のリスクに相当する。NRCは、最近、原子力発電所で許されるリスク増大の幅を低く制限するガイドラインを導入した。MOXの使用に関連した大きなリスク増大が、米国のこれらのガイドラインの下で受け入れられるかどうか極めて疑わしい。
日本の規制担当者にとって、日本の原子力発電所が米国のものよりリスクが相当低いと考えるのはばかげている。したがって、日本は、MOX燃料を使用する計画を再検討しなければならない。米国の例にならって、重大な封じ込め機能喪失事故が日本でも起こりうるという事実を受け入れ、MOX燃料の使用のリスクを評価すべきである。
このような評価を厳密かつ正直に行えば、日本の当局は、MOX使用に伴うリスクの増大は、日本人にとって受け入れることのできない重荷であり、将来の日本の原子力産業の焦点は、通常のウランを使った既存の原子力発電所の安全な運転におくべきだ、との結論に至らざるを得ないだろう。
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引用以上
MOX核燃料を軽水炉で利用すると、燃焼の安定性が極度に悪くなる。また、極度に臨界しやすいプルトニウム240が生成されるため、通常燃料が2年使えるのに対し、数ヶ月しか利用できず、96%のMOX生燃料を捨ててしまわねばならなくなる。
おまけに残されたMOXは、ウラン235核燃料の数百倍の崩壊熱を持ち、恒久保管場に入れる前に500年間、地上で強制冷却を続けなければならない。
MOXの崩壊熱が収まり、表面温度が100度を下回って冷却水の沸騰可能性が消えてから、やっと地下に収納することが可能なのだ。
使用済み核燃料の冷却期間が500年とは、あまりにも無茶苦茶だ! 2021年06月03日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1514.html
もしも、地上保管中のMOX使用済み核燃料の冷却が支障を来すと何が起きるのか?
わずか数十日で、核燃料被覆管が劣化して、ひび割れを起こし、そこから莫大な量の放射能が環境に飛び出し、周辺数百キロの土地を汚染し、永久に利用不能となる。
巨額の交付金に目がくらんでいる自治体首長たちは、その真実をほとんど知らない。
自民党や保守、維新などの首長は、目先の交付金と引き換えに、喜んで、自分たちの大切な土地を、無知ゆえに永久に使用不能にさせてしまうことだろう。
【生まれ変わり?】日本の山のおかげでまるで別人になりました。
https://www.youtube.com/watch?v=y9OuP3pvsko
南ロシア(クラスノダール?)からやってきて、東京大学に留学し、今では東京で仕事している(ユーチューバーで食べてる?)アリョーナの話が面白くて、純真素朴な感受性に癒やされるから、ときどき視聴している。
友人は、「あの子はKGB→FSBのスパイじゃないか?」なんて疑ってるが、「山が大好きなスパイなんていないよ」と私は思う。とくに、上のリンク、コンテンツを見てから、アリョーナの自然な人間性に親しみを抱いた。
アリョーナがクラスノダール出身なら、黒海東岸、ジョージアとの国境には、エルブルス山など5000m級、大山岳地帯が連なってるから、きっと信州の子供たちが日本アルプスを見て骨太に育つように、遠くに雄大なコーカサス山脈を見て育ち、豊かな感受性を身につけたのだろう。
実は、親戚づきあいしてる知人が、ソ連時代にモスクワ大学に留学して帰国したとき連れてきた嫁さんが、ほぼ確実にFSBスパイだったので、ロシアや中国からやってきた若者たちを色眼鏡で見てしまうのだが、判別の基準として、国家権力が好きな人と、地球の自然が好きな人という具合に分けると、「人間よりも自然が好き」な人が国家権力に仕えるわけがないと思う。
人間なんて、国家権力の虚構から離れれば誰でも同じ。飯を食えばウンコが出る、胃袋と糞袋に脳がついてるだけの弱い存在にすぎない。誰だって、基本的な人間性が異なるわけではない。スパイだとか政治家だとかは、虚構に洗脳されるだけのことだ。
人間とは、愛情がなければ生きている意味さえ分からなくなるようプログラムされている弱い存在にすぎない。人生の最後には、虚飾・虚構が無意味なことを思い知らされるのだ。
https://www.greatman-words.com/death-poem/hideyoshi-toyotomi-a-dream.html
スパイだとか、権力だとか、そんなややこしい存在は、虚構に目を奪われて真実が見えなくなってしまっている人だけの世界だ。
山を見て「素晴らしい」と感動し、憧れる感性ではスパイは無理なんだよ。だって、山に夢中になってると、ロールスロイスだろうが、ベンツだろうが、レクサスだろうが、無用な虚飾に何の魅力も感じなくなって「四駆の軽トラ」が欲しいと思うようになるのだから。四駆エブリでもいいが。
権威主義や序列で人を差別したがる社会では、必ず「虚飾」が幅をきかせる文化が成立する。例えば軍人が、きらびやかに飾られた軍服に憧れを感じるとか、警察でも消防でも、序列社会に虚飾はつきものだ。
私が親戚から話をきいた範囲では、ソ連・ロシア社会も、相当な階級序列社会で、権威が大好きな人が多いらしい。ロシアは大国のくせに、ロシア人は、まだもの足らないと見えて「大きいもの、凄いもの」が大好きだ。隙あらば他国の領土を奪い取って自慢したがる。
でも、アリョーナには、東大卒であっても、そんな権威臭は微塵も感じられない。よほど、素直な人間性でなければ、あれほどの暖かさは出てこない。
私は、16歳のとき栃尾にあった林間学校から焼岳に登ったのが最初で、一発で登山の虜になってしまった。以来、東京にいって奥多摩に登りはじめ、5万図が赤鉛筆で真っ赤になるくらい、歩き回った。
1990年には、日本百名山を一応完登した。一応というのは、焼岳や浅間山など、山頂が立入禁止になってた山がいくつかあるからだ。
これまで、たぶん数千回、山を歩いてきた経験からいうと、「ヤマノボラー」=登山愛好家は実に単純素朴だ。都会にいても、一週間に一回は山の空気を吸って緑を見つめないと心が安らがない。
その虚飾のない単純な人間性を教えてくれるのが登山だ。だから登山用駐車場にフェラーリやポルシェが駐まっているのを見たことがない。
私はアリョーナの人間性が、「ヤマナイズ」されて、人間にとって、何が本当に必要なものか? 何が真実か? 見抜けるようになっていることが、よくわかる。
だから、アリョーナはロシア政府の官僚(スパイ)として誘われるだろうが、それを蹴って、信州の山村に行って旅館業か百姓でもやるのではないかと予想している。
願わくば、私が常々書いているように、子供たちを過疎の山村で共同生活をさせて、山羊や牛や鶏など、たくさんの動物を育てて、子供たちが他の子供の幸福のために生きる「利他主義」と友情を育てるような施設を経営してほしいと思う。
「山屋」というのは、物事の本質が見抜けるようになる。すると、人間にとってもっとも素晴らしい人生というものが、「大自然との触れあい」であることを思い知るようになる。
もう都会には戻れないんだよ。
昔書いたブログが、少しだけ残っているので紹介しておこう。
30年前に書いた「白山巡礼」全編を再掲します
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1331.html
それぞれの山の物語 5 南アルプス深南部 中編
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-88.html?
それぞれの山の物語 2 京丸山
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-95.html
それぞれの山の物語 3の続き 台高山地の山々
https://ameblo.jp/tokaiama20/entry-12693790464.html
それぞれの山の物語 1 藤原岳
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-96.html
ブログ管理者に無断削除されてしまったコンテンツも多いので、自分が書いたものが、相当数失われてしまったのが残念だ。
けっこう、民俗学的に貴重な文章もあったのだが……。
山の歩き方 2010年01月06日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-9.html
続 山の歩き方 2010年01月08日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-10.html
山の歩き方 その3
http://tokaiama.blog69.fc2.com/?mode=m&no=816
https://www.youtube.com/watch?v=y9OuP3pvsko
南ロシア(クラスノダール?)からやってきて、東京大学に留学し、今では東京で仕事している(ユーチューバーで食べてる?)アリョーナの話が面白くて、純真素朴な感受性に癒やされるから、ときどき視聴している。
友人は、「あの子はKGB→FSBのスパイじゃないか?」なんて疑ってるが、「山が大好きなスパイなんていないよ」と私は思う。とくに、上のリンク、コンテンツを見てから、アリョーナの自然な人間性に親しみを抱いた。
アリョーナがクラスノダール出身なら、黒海東岸、ジョージアとの国境には、エルブルス山など5000m級、大山岳地帯が連なってるから、きっと信州の子供たちが日本アルプスを見て骨太に育つように、遠くに雄大なコーカサス山脈を見て育ち、豊かな感受性を身につけたのだろう。
実は、親戚づきあいしてる知人が、ソ連時代にモスクワ大学に留学して帰国したとき連れてきた嫁さんが、ほぼ確実にFSBスパイだったので、ロシアや中国からやってきた若者たちを色眼鏡で見てしまうのだが、判別の基準として、国家権力が好きな人と、地球の自然が好きな人という具合に分けると、「人間よりも自然が好き」な人が国家権力に仕えるわけがないと思う。
人間なんて、国家権力の虚構から離れれば誰でも同じ。飯を食えばウンコが出る、胃袋と糞袋に脳がついてるだけの弱い存在にすぎない。誰だって、基本的な人間性が異なるわけではない。スパイだとか政治家だとかは、虚構に洗脳されるだけのことだ。
人間とは、愛情がなければ生きている意味さえ分からなくなるようプログラムされている弱い存在にすぎない。人生の最後には、虚飾・虚構が無意味なことを思い知らされるのだ。
https://www.greatman-words.com/death-poem/hideyoshi-toyotomi-a-dream.html
スパイだとか、権力だとか、そんなややこしい存在は、虚構に目を奪われて真実が見えなくなってしまっている人だけの世界だ。
山を見て「素晴らしい」と感動し、憧れる感性ではスパイは無理なんだよ。だって、山に夢中になってると、ロールスロイスだろうが、ベンツだろうが、レクサスだろうが、無用な虚飾に何の魅力も感じなくなって「四駆の軽トラ」が欲しいと思うようになるのだから。四駆エブリでもいいが。
権威主義や序列で人を差別したがる社会では、必ず「虚飾」が幅をきかせる文化が成立する。例えば軍人が、きらびやかに飾られた軍服に憧れを感じるとか、警察でも消防でも、序列社会に虚飾はつきものだ。
私が親戚から話をきいた範囲では、ソ連・ロシア社会も、相当な階級序列社会で、権威が大好きな人が多いらしい。ロシアは大国のくせに、ロシア人は、まだもの足らないと見えて「大きいもの、凄いもの」が大好きだ。隙あらば他国の領土を奪い取って自慢したがる。
でも、アリョーナには、東大卒であっても、そんな権威臭は微塵も感じられない。よほど、素直な人間性でなければ、あれほどの暖かさは出てこない。
私は、16歳のとき栃尾にあった林間学校から焼岳に登ったのが最初で、一発で登山の虜になってしまった。以来、東京にいって奥多摩に登りはじめ、5万図が赤鉛筆で真っ赤になるくらい、歩き回った。
1990年には、日本百名山を一応完登した。一応というのは、焼岳や浅間山など、山頂が立入禁止になってた山がいくつかあるからだ。
これまで、たぶん数千回、山を歩いてきた経験からいうと、「ヤマノボラー」=登山愛好家は実に単純素朴だ。都会にいても、一週間に一回は山の空気を吸って緑を見つめないと心が安らがない。
その虚飾のない単純な人間性を教えてくれるのが登山だ。だから登山用駐車場にフェラーリやポルシェが駐まっているのを見たことがない。
私はアリョーナの人間性が、「ヤマナイズ」されて、人間にとって、何が本当に必要なものか? 何が真実か? 見抜けるようになっていることが、よくわかる。
だから、アリョーナはロシア政府の官僚(スパイ)として誘われるだろうが、それを蹴って、信州の山村に行って旅館業か百姓でもやるのではないかと予想している。
願わくば、私が常々書いているように、子供たちを過疎の山村で共同生活をさせて、山羊や牛や鶏など、たくさんの動物を育てて、子供たちが他の子供の幸福のために生きる「利他主義」と友情を育てるような施設を経営してほしいと思う。
「山屋」というのは、物事の本質が見抜けるようになる。すると、人間にとってもっとも素晴らしい人生というものが、「大自然との触れあい」であることを思い知るようになる。
もう都会には戻れないんだよ。
昔書いたブログが、少しだけ残っているので紹介しておこう。
30年前に書いた「白山巡礼」全編を再掲します
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それぞれの山の物語 5 南アルプス深南部 中編
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それぞれの山の物語 2 京丸山
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それぞれの山の物語 3の続き 台高山地の山々
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それぞれの山の物語 1 藤原岳
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ブログ管理者に無断削除されてしまったコンテンツも多いので、自分が書いたものが、相当数失われてしまったのが残念だ。
けっこう、民俗学的に貴重な文章もあったのだが……。
山の歩き方 2010年01月06日
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続 山の歩き方 2010年01月08日
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山の歩き方 その3
http://tokaiama.blog69.fc2.com/?mode=m&no=816