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 人体は負荷に耐えている。そして眠りとは?

2021年10月31日 | 未分類
 風呂場で、ぬるい湯に首まで浸かっていると快適で、いつのまにか熟睡してしまう。年をとると、なかなか熟睡できなくなるので、この眠りはありがたいが、ときに気づかぬまま溺死することがあるので気を配らなければならない。

 新潟の栃尾又温泉では、かつて37度の湯に一晩中浸かる入浴法があって、老人たちに人気だったが、溺死事故が続いたので、とうとう夜間入浴が廃止されてしまった。
 なんで気持ちいいかといえば、湯の浮力のおかげで体が受けている重力から解放されるからだ。

 湯のなかで、どれほど体が軽くなるかといえば、 水中で60kの人が垂直に立っているとして、胸まで水中にあると、体重の約70%の浮力が働き、足裏にかかる体重は、わずか18kg。首までだと、90%の浮力が働き、足裏にかかる体重は、たったの6kg。
 実に9割も体が軽くなっている。

 だから、首まで湯船に浸かりながら、風呂桶の底栓を開けて湯を抜いてゆくと、自分の体の恐ろしいまでの重さが実感できる。
 湯が下腹部まで抜けると、すでに上半身がたるんで地面に落ち込んでゆく感覚があり、強い重だるさを感じるほどだ。これで普段は分からない、自分の体の重さを実感できる。

 実は普通の大気中でも、人体は大気による圧力=浮力を受けている。
 ただし、人体はほぼ水と同じ密度なので、1kg/1ℓ=1000kg/m³ 空気密度は水の1/1000なので、浮力は重力の1/1000。体重60キログラムの人なら、大気から60グラムほどの浮力の恩恵を受けているが、もちろん小さすぎて実感できない。

 水中にいれば、ほぼ体重と浮力が釣り合うから、人間は水の表面に浮くことができる。地上で、もっとも大きな生物は6トンの象だが、海中で200トンもある鯨が生息できるのは、重力の影響をほとんど受けないからだ。
 鯨が陸上に上がれば、自分の重さで呼吸できなくなって死んでしまう。

 人間が、普段受けている重力のくびきとは、どの程度のものなのだろう?
 それは、自分の体重で表される。体重60Kgの人は、60Kgもの重りを引きずって生活しているのと同じだ。
 この体重=重力によるくびきが、水中に入ると浮力で解放されるわけだから、温泉が快適であり、ぬるければ、そのまま寝てしまえることも理解できる。

 我々は、ふだん、普通に立っているだけで強い負荷を感じているのである。ただ、慣れてしまって気づかないだけなのだ。その強い圧力を入浴が解放してくれるから、水中では体中が楽チンでしかたない。
 不眠症の方は、溺死しないよう工夫して、ぜひ試してみてほしい。ぬるい湯のなかでの眠りが、どれほど快適なものか……。37~38度あたりがいいだろう。

 話は変わるが、人間の睡眠リズムというものは、体温が上がると覚醒し、下がると眠気に襲われる仕組みになっている。
 かつて、私が大型トラックの運転手をしていたとき、運転中、どうしようもなく眠くなって、当局による苛酷な規制のため、駐車して眠れる場所もなくて、ほとほと困ったことが何度もあるのだが、こんなときに、最初にやることは窓を開けるか、クーラーをガンガン効かせて寒くすることだった。

 すると、寒いから、体は勝手に体温を上げようとするので、これで覚醒できるわけだ。逆に眠りたいときは、ヒーターをかけると、体が体温を下げようとするので眠れることになる。
 眠れないとき、葛根湯を飲むと体温が上がり、その後、下がるときに眠気を催す。これは睡眠薬よりもマシな方法だ。
 だが、ガンガン冷やしても眠いことがあり、こんなときはガムを噛んだりせんべいを食べたりして脳に刺激を与えて覚醒しようとするのだが、どうやっても眠気が収まらないことがある。

 最後の手段として、太い針で手の甲や腕を刺したり、火のついたタバコを腕におしつけたちする。これは一発で、激しく覚醒できる。トラック運転手の腕の傷跡はそれが多い。年に数回は、腕を突き刺すことが必要な深刻な眠気に襲われるのだ。
 だが、観光バスの運転手だと、乗客がいるから、そんな小技ができない。そこで、シャブの密売に頼る者も出てくる。

 数十年前のことだが、東名高速の大きな駐車場で休んでいると、夜中にシャブ売りが、現れたものだ。一包5000円とか1万円とか高価だが、旅客輸送業の運転手は、他に手段がないので手を出す者が多かった。
 シャブというのは、元々、日本軍が軍用機パイロットを覚醒させる目的で開発したもので、飛行中に寝てしまって墜落することが多発したので、飛行士に持たせた。
 今でも、自衛隊パイロットや旅客機操縦士が持っていることが多く、米軍では秘密裏に配布している。ベトナム戦争の激戦のときも、兵士がこれを飲まされたという。戦争にシャブは必需品といっていい。

 運送業務も軍事業務も、人間の生活リズムなどお構いなしに仕事を強要するため、これに適応できないで事故を起こす者は、今も昔もひきもきらずに出てくる。
 生活リズムが崩される業務が繰り返されれば、人は必ず自律神経のバランスを崩して、いろいろな病気や精神障害を引き起こす。
 また無理な適応のために、シャブニーズが生まれ、それを取り締まれば、恐ろしい事故が激増することになり、飛行機がじゃんじゃん墜落することになる。

 人間にとって、自律神経を乱されるような不快な業務は必要ない。それを必要とするのは、一部の人間が、他の人間を利用して金儲けを求めたり、軍事目的で人を利用しようとするからだ。
 我々は、誰かの金儲けや、人々を利用して利権を拡大する侵略の意図のために自分の命を浪費してはならないのだ。
 他人に利用されない、利用しない、自力更生の人生を求めることが最良の人生観だろう。

 「就職のためだから仕方ない」とか「みんながやってることだから」とか理由をつけて、他人を利用する発想こそ、人類全体の不幸を招くものだ。
 だが、自分の能力を試してみたいのは本能のようなもので、それまでできなかったことができるようになる「進歩成長」というのは、人として生まれて必ず必要なものだ。

 私も、若い頃、日本中の山を駆け巡り、1990年には日本百名山を踏破した。だが、他人の影響を受けたくなかったので、全部一人でやった。単独行以外の登山は、案内役として数十回程度しかない。
 一人で登山を重ね、やがてロッククライミングも一人でやった。ときには転落して全身数カ所を骨折しながら、這いずるように逃げ帰ったこともある。

 だが、そんな失敗事例も含めて、修羅場には強くなった。タクシー時代に、暴力団員とトラブルになって首に刃物を当てられたこともあるが、まったく動じずに平気でいたので、相手が逆に怖がって去って行った。
 今も、近所に住む悪質な泥棒に大きな被害を受けているが、相手が逃げられない立場なので、いずれ報復するつもりで、いろいろ考えているところで慌てていない。私に手を出したことで、この泥棒は、この地から追放されることになるだろう。

 世の中には、自分の利権のために他人を利用しようとする愚か者が山ほどいる。それは、夢を見るからで、例えばアメリカンドリームのような。自分に対しても他人に対しても無茶、無理難題を強要する理由は、「特別なものを得たい」と願う愚かな夢のせいだ。
 そんなことをしなくても、人間は、十分に豊かで素晴らしい人生を享受できるように設計されている。

 私は60年以上をかけて、その真実に気づいた。人間が、人生をもっとも快適に過ごせるとしたら、どんな人生が良いのか?
 私の結論は、「アルプスのハイジ」のような人生だ。
 最近は、「ポツンと一軒家」に憧れて、実現している人が増えたが、大自然に囲まれた山中で、山羊や牛や、兎やニワトリに囲まれて原則自給自足の農業を行うライフスタイルが、人間にとって無理のない理想的な生き方だと思う。

 昔、北海道の開拓に向かった人々は、最初に馬鈴薯を作った。これを食べながら、次々に農業を拡大していった。
 私も60坪の畑で作ってみたが、最初は、驚くほどの収量があり、保存法さえしっかりしていれば、これだけでも生き抜いてゆけることを確信した。
 もちろん、一人暮らしではダメだ。人間には仲間が必要なのだ。

 いろいろな動物たちがいると心強い。山羊はミルクも出してくれるし、雑草も食べ尽くしてくれる。鶏は、素晴らしいペットにもなってくれるし、卵生産工場だ。
 こういう生活をしてれば、他人を利用しようとする浅ましい心も出てこない。
 人間の生活リズムを乱すことを他人に強要しながら、自分だけ金儲けに勤しむような輩も出てこなくなるだろう。

 コンピュータもAIもロケットも核ミサイルも、人間にとって必要なものではない。
 人生に何が本当に必要なのか? みんな哲学的に考える視点を持てば、世の中、ずいぶん暮らしやすくなるにちがいない。


 


 熱海土砂崩落事故を後追いする三重県、紀北町=紀伊長島

2021年10月30日 | 未分類
 紀北町は、芦浜原発計画のあった場所だ。私は、1980年代から、坂下晴彦さんらとともに、この町に数百回も通って原発新設反対を訴え続けた。
 幸い、当時の北川知事の英断で、中電芦浜原発計画は頓挫した。
 https://www.asahi.com/articles/ASN3F558BN3FONFB00Q.html

 中部電力は、地元民を金や利権で籠絡し、深刻な対立を発生させた。このときのシコリは永遠に消えないといわれていて、現在起きている廃棄土砂投棄問題の背景をなしている。
 地元民に融和があり、団結している地域ではできないような自然破壊投棄も、対立のある人間関係の壊れた地域では、連帯がないため容易に可能なのだ。

 三重県には残土投棄規制条例がなく、その行政の隙を狙って、東京の土建業者が、数年前からオリンピック建設などで出た膨大な残土を、容易に投棄できる三重県に集中させた。これは鈴木知事の許可を受けたものだという。
 以下は、2018年に、私が書いたブログであり、現在に至るまで、問題が解決していないのは、鈴木知事が自民党の利権座布団の上に座っていたからだろう。自民党の首長は、こうした利権に非常に弱い体質なのだ。

 首都圏発生 建設残土が船で三重へ 事実上の『投棄』」2018年11月18日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-549.html

 やりたい放題 「残土ビジネス」 東京オリ・パラの陰で開発と環境 2019/02/13
 http://wapic.blog.fc2.com/blog-entry-1490.html?sp

 上のリンクに、残土発生元は豊洲市場のトンネル工事と書かれているが、ここは、極めて深刻な化学汚染が確認されて問題になった地域であり、投棄された土壌にも激しい汚染が含まれているのは確実だ。

 投棄先として、もっとも多いのが、紀北町(紀伊長島)だが、美杉村・尾鷲などでも確認されている。紀伊長島はブリ養殖の盛んな地域で、投棄された残土が大雨洪水などで熊野灘に流入したときの汚染被害が懸念されている。
 東京の土壌は、2011年の東電フクイチ事故で放射能汚染されていて、セシウム137・ストロンチウム90など危険核種は、事故時の八割にしか減衰していない。
 投棄され、漏れ出した放射能による健康被害が極めて深刻に懸念される。

 私は、投棄現場の情報を探したが、これを書いている段階では、確認できない。紀北町まで行って調査する必要があるだろう。
 現在、ネット上の情報を見る限り、津市の三重合同法律事務所が、実態の暴露と、問題のアピールに努力していただいているようだ。関心のある方は、こちらに問い合わせれば、何か分かるかもしれない。

 紀北町は、私が通った1990年代は、人口が3万人を超えた、賑やかな田舎町だったが、自民党の地方廃棄政策によって、年々、過疎化が進み、現在では人口が半分以下に落ちてしまった。

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いずれ、村落なみに少なくなるのが確実視されているが、実際には、交通利便性が高く、自然豊かで漁業資源に恵まれ、行政がその気になれば、たちまち活性化して、立派な街に復活することは間違いない。
 しかし、芦浜原発計画が持ち込んだ住民分断と、自民党による地方切り捨て、見殺し政策のせいで、住民は、未来に絶望し、目先の利益を求めて、大都会の有害ゴミ廃棄場所として、故郷の汚染を受け入れてしまっている。
 https://www.chunichi.co.jp/article/327630

 紀北町=紀伊長島にはJR紀勢線が通っていて、大都会との連携も容易なはずなのに、土地を汚染し、土砂崩落の危険性を激増させる、こうした悪質な自然破壊が許されるのは、受け入れる住民の側に未来への絶望があるからとしか思えない。
 住民が故郷を愛し、大切にする機運が盛り上がってこないと、本質的に問題が解決することはないような気がする。

  三重県残土条例の落とし穴
 https://miegodo.com/office-news/masato-murata/978.xhtml

 残土条例の制定は、廃棄物問題ネットワーク三重(代表 吉田ミサヲ)が平成26年6月に県議会に請願を出し県議会が平成27年6月に請願を採択したことであり、実に3年以上も、県行政は残土条例の制定を放置してきたことを忘れてはならない。
 
 県行政の放置の理由は、条例を制定するだけの社会的背景はなく、伊賀市だけの問題であるというものであった。
 しかし、紀北町の7カ所の堆積残土は林地開発許可を鈴木知事が与え、建設残土を堆積することを鈴木知事が認めたものであり県行政が積極的に関与したものである。

 7カ所の残土堆積現場は、記録的大雨が降れば崩壊の危機に瀕しており住民の不安は尽きない。ところが県が制定した残土条例は、既に許可した土地については適用がないとするものであり、7カ所に堆積された残土の崩壊の不安を除去できない。
 この点を不問にして、あたかも7カ所の堆積残土の危険性が解消したかのようにいうのは欺瞞である。
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 引用以上

 問題の背景に、自民党の鈴木三重県知事の不作為が働いていることを上のリンクが指摘している。
 鈴木英敬は、経産官僚出身で、代表的な保守エリートであり、庶民の心に連帯できる人物ではない。今回の衆院選に立候補するため、九月に知事職を辞任しているが、この汚染度投棄問題は、知事職として認可を行った張本人であり、厳しく糾弾されなければならない。

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残土の投棄場所としては、紀勢自動車道の脇に、道路工事を装って四五度で積み上げられていることが多く、豪雨崩落が起きたときは、まともに高速道路や周辺民家が被害を受ける。また世界遺産、熊野古道の脇にも積まれているという。
 三重県は、こうした関東東北の放射能・化学物質汚染土を受け入れ続けるつもりなのか? 故郷を汚せば、取り返しがつかないことが分からないのか?

 そんな地方を殺す下劣極まりないな行政ではなく、熊野古道に平行してサイクリング専用道を作って、世界の若者たちの遊び場を整備し、世界中から若者たちが集まるような地方文化を活性化するビジョンと意欲がないのか?
 ないなら、三重県行政は、今すぐ廃止してしまえ!

 土砂投棄場では、以下のような奇っ怪な事件も起きている。
 https://www.youtube.com/watch?v=MLwE7fJpgK0&ab_channel=%E9%80%9F%E5%A0%B1%21%E4%B8%89%E9%87%8D%E7%9C%8C%E3%81%AE%E6%99%82%E4%BA%8B%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB
 


中国共産党による、ウイグル・チベット人への臓器強奪殺人

2021年10月29日 | 未分類
 私が、中国共産党、江沢民最高幹部が、法輪講信者(修練者)を不法に拘束して、その臓器を強奪して殺害し、ぼろ儲けをしているという情報を得たのは1999年だった。
 それから、当時、もっとも人気のあったヤフーブログなどで、たくさんの告発ブログを書いたが、ある日気づいたらヤフーブログ管理者によって、すべて無断削除されていた。
 その後、批判をかわすためか、ブログ事業全体を廃止し、数千万という大切なブログ集合体を永久に闇に葬ってしまった。これが孫正義の意思だったかはわからない。

 なぜ、ヤフーは中国批判言論を敵視したかというと、当時、ヤフーが中国14億市場での主導権と金儲けを求めて進出しようとして、中国共産党に気に入られたかったからだ。
 しかし、結局、百度など中国共産党内部の組織の利権を守るため、我々の排除、無断削除の努力にもかかわらず、ヤフーは中国に入ることができなかった。

 その後、法輪講グループは、新唐人テレビや大紀元などのメディア媒体を持ち、真実を世界に発信してきたが、中国共産党は、西側諸国の指導者たちに、こっそり歩み寄り、優先的に臓器移植を提供したりして、そのしがらみから臓器強奪殺人を隠蔽しようとしてきた。

 例えば、日本では、自民党の重鎮、二階俊博が重度の肝臓癌に侵された妻に臓器を移植させるため、中国スパイの力を借りて移植手術を行い、妻が望外の延命を果たすことで、中国共産党の利権を守るための自民党内グループを生み出した。
 中国共産党に奉仕する二階の姿勢が評価されて、地元和歌山には、東京にすらない大量のパンダが提供され、おそらく資金提供も受けている。
 また中国共産党の在日スパイに、弱みを握られ、脅されていたとの報道もあった。

 https://asuneta.com/archives/69083

 https://www.news-postseven.com/archives/20171220_638489.html?DETAIL

 欧州やアメリカでも同じ事情で、たくさんの有力者が、自国内で入手不能な移植用臓器の斡旋を中国共産党から受けることで、反中国世論を排除する活動に手を染めている。
 国連や国際世論が、中国共産党の残酷な人権犯罪を厳しく糾弾できない本当の事情は、世界の有力者たちが、中国による臓器移植の便宜を受けているからだ。

チャイナ臓器狩り 日本は最大の顧客か 2017/7/28
 https://www.sankei.com/article/20170728-K3QWFTSHM5O25OCZ44XSW5XCK4/

 https://www.reuters.com/article/idJP00093300_20180215_00520180215

 中国共産党の臓器ビジネスは、ざっと年間13兆円の儲け
 https://news.goo.ne.jp/article/mag2/world/mag2-501296.html

 中国では、1970年代から「一人っ子政策」が行われ、二人目を出産すると苛酷な刑罰が与えられたため、数億人といわれる「世に出せない」つまり、無戸籍のため公民権・人権・教育から排除された「ヘイハイズ」という奴隷階級の人々を生み出してきた。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-287.html

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%92%E5%AD%A9%E5%AD%90

 彼らは、基本的人権や教育から排除されているため、「食べて生きられれば何でもやる」一種の奴隷階級になるしかなかった。ほとんど無賃金で、工場で働き奴隷のように管理された。
 これが1980年代以降、中国が超低価格で、国際ビジネスに覇権を得た本当の理由である。彼らは、働けなくなると殺されるか、臓器を抜いて売り飛ばされ、殺害されることがあった。

 江沢民は、法輪講グループに真正面から腐敗体質を批判されたことで激怒し、「邪教」に認定し、不法に拘束して、ヘイハイズと同じように、その臓器を売り飛ばし殺害するという手段に出た。
 https://diamond.jp/articles/-/254116

 こうした政策で、巨額の利権を得たのが、中国共産党、江沢民派で、薄熙来・曽慶紅・徐才厚などが知られているが、法輪講臓器強奪殺人の元締めは武漢・重慶のトップ薄熙来だったといわれている。
 やがて、臓器強奪売買は、中国共産党の基幹ビジネスに成長し、法輪講信者では飽き足らず、対象をチベットやウイグルの、反中国活動家や一般市民にまで拡大し、これまで数百万人の罪なき人々が、中国共産党の臓器金儲けのために不法拘束の末、殺害されたといわれている。

 世界中で、このことに気づいた人々により、過去20年にわたって糾弾の狼煙が上がり続けているが、中国共産党は、各国に送り込んだスパイを使って、臓器移植を求める政治家たちを籠絡し、反中国活動を圧殺するという方法を行っている。
 各国のスパイとは、例えば、日本では橋本龍太郎総理が、中国スパイのハニートラップに釣られて、国家機密を売り渡し、何者かに病死に見せかけて暗殺されるという事件も起きた。
 今なお、二階俊博以外にも、数十名の親中派グループが存在しているという。
 https://www.news-postseven.com/archives/20140826_269773.html?DETAIL

 今回は、ウイグルにおける臓器ビジネスの暴露が記事になったので紹介する。

 「なぜ中国人の臓器移植は異常にスムーズなのか」中国で"少数民族への臓器狩り"が噂されるワケ 10/29
 https://news.yahoo.co.jp/articles/1a2349a829aa889b1c8164ce53d9ed9e499934f5?page=1

 2021年6月、国連の複数の人権専門家が、中国で拘束された少数民族が移植用臓器の摘出対象になっている可能性があると発表した。
 日本ウイグル協会副会長のハリマト・ローズさんは「2017年時点の中国でのドナー登録者は5500人なのに、年間6万~10万件の臓器移植が実施されている。決定的な証拠はないが、少数民族に対する『臓器狩り』が疑われている」という――。(第2回)

 ※本稿は、于田ケリム、楊海英『ジェノサイド国家中国の真実』(文春新書)の一部を再編集したものです。

■相手がいない漢民族と無理やり結婚させられるウイグル人女性

 【ハリマト・ローズ(日本ウイグル協会副会長)】中国の内地で働くことを拒んだウイグル人男性は、強制収容所に入れられ、強制収容所内の8割以上は男性だと見られています。
 一方、家庭に残された若い女性は、「漢民族と結婚しないと家族を釈放しない」といった脅しを受けて結婚を強要されています。

 【楊海英】ウイグル人女性が漢民族と無理に結婚させられている動画がインターネットに出ています。ウイグル人女性は明らかに嫌がって泣いているのに、中国式の赤い服を着せられて、中国式の結婚式をやっている。

 中国の内地で結婚できない男がウイグルへ来て、ウイグル人女性と結婚している。まさに「女性の略奪」です。

 【于田ケリム】それを中国当局が「政策」として行なっていることは、証言だけでなく政府側の内部文書でも裏付けられています。ウイグル人女性は、強制的に漢民族と結婚させられるか、中国内地へ移動させられて強制労働をさせられる。

 中国内地へ移動させられるとウイグル人男性とは結婚できないので、これもウイグル人の人口を減らす一つの方法です。
 【楊】被支配者の女性を奪うのが「植民地支配」で、その典型ですね。

 「ウイグル人の小さな女の子が十数万元で売られている」という動画を私はSNSでシェアしたことがありますが、中国人から攻撃されました。大学にも抗議の電話がかかってきましたが、私は動じませんでした。

 その同じ子が売られた時の動画も1年前に見ていて、顔を覚えていたからです。中国人のネット軍団から「楊海英はウソをついている。動画を削除しろ!」と脅迫されましたが、未だに削除していません。そういう圧力は非常に組織的にかけてきます。

 ■洗脳が終わらなれば出ることができない強制収容所

 【于田】強制収容所に入れられると、「漢人化のための洗脳」が終わるまで出られません。収容所のなかでも点数が付けられて、満点にならないと釈放されないのでしょう。私の兄も1回目の拘束では完全に洗脳できなかったという判断2回目の拘束があって、1年4カ月間、収容され、その間、安否の確認もできませんでした。

 【ローズ】強制収容所から出てきた人の証言を聞くと、収容期間は短くても8カ月間で、多くは2年ぐらいのようです。
 【于田】3年、4年も収容された人もいます。
 【ローズ】収容所に入って、そのまま帰らずに亡くなった人もたくさんいます。いま日本にいて、日本国籍を取ったあるウイグル人女性の場合は、2017年8月に弟が収容されて、2018年5月にその弟が遺体で返されました。まだ30代の男性です。

 彼女は「弟のために何もできなかった」と嘆いています。その男性は、私と同じウイグルの北の方の出身で、中国語もペラペラです。そんな人がどうして強制収容所に入れられてしまうのか。

■国連でも警戒されている中国の「臓器狩り」

 【楊】欧米のメディアでは「臓器狩り」、つまり強制収容所での臓器収奪の疑いが報じられています。
 2021年6月14日には、国連の複数の人権専門家が、中国で拘束された少数民族らが移植用臓器の摘出対象になっている可能性を示す「信頼できる情報」があると発表し、強制的な臓器検査と移植用データベースへの登録が行なわれており、「非常に警戒している」と表明していますが、実態はどうなのでしょうか。

 【于田】強制収容所に関する証言は数多くありますが、収容者が「臓器狩り」の犠牲者になったという説を立証するのは難しいです。犠牲者が亡くなってしまうので、証拠が残らないからです。しかし、「臓器狩り」も行なわれているのではないかと疑われています。
 【ローズ】傍証の一つとして、中国では、移植手術用の臓器が不自然なほど迅速に見つかる、ということが挙げられています。移植大国のアメリカでも、平均で心臓は8カ月、肝臓は2年2カ月、腎臓は3年1カ月の待機時間が必要なのに、中国では1週間から4週間で適合する臓器が見つかるというんです。

 それだけ臓器ストックが大量にある。2015年に中国は「死刑囚からの臓器摘出を中止した」と発表しましたが、少なくともそれまでは臓器摘出をやっていたということです。一方、2017年のドナー登録者は、わずか5500人なので、年間6万~10万件も実施されている移植手術の臓器が、どこからやってきているのか不可解です。

 ■「この人がいなくなった」泣きながら訴える動画も

 【于田】収容所では小さい部屋に数十人も詰め込まれていますから、今、新型コロナウイルス感染症の蔓延でどうなっているかが心配です。コロナだけでなく、病気になっても治療を受けることができない。
 亡くなる人が多いからなのか、強制収容所の近くに火葬場がつくられていて、漢民族を対象に、火葬場の職員を一般の給料の数倍で募集しています。

 【楊】ムスリムは本来、土葬だから、火葬してはいけないのに、強制的に火葬させられている。「ウイグル人として、ムスリムとして死ぬこと」も許されていない、ということです。
 【ローズ】以前は、家族の写真を背景に、「この人がいなくなった」と泣きながら訴える動画が出回っていましたが、今はそうしたアカウントもすべて閉鎖されてしまったので、最近はTikTokで絵文字を使って、「拘束された」とか「収容された」ということを伝えようとしています。

 【楊】それが国際社会への発信手段になっているんですね。
 【于田】子供たちは、両親が収容されると、親戚がいても預かることは禁止されて、必ず「孤児院」に入れられて監視されます。言葉は中国語、食べ物も漢民族と同じもので、子供から「ウイグル人意識」を消し去ろうとしています。

■「子供の強制収容所」も存在している

 親が強制収容所から出てきても、その親の元に子供が戻されたという話は聞いたことがありません。中国当局としては、「子供を施設に入れて、無料で教育を施してやっているんだ」と言うのでしょう。

 【楊】ところが実際には「子供の強制収容所」で、名前も、言葉も、食事も、生活習慣も「中国化」させられているわけですね。
 【ローズ】そういう子供たちが中国語で話す動画があります。自分のお父さんの名前も言えない。言うと危ないからです。自分の名前は「王(ワン)」とか「李(リー)」と中国名を言って、「以前のウイグルの名前は何か」と聞かれても答えない。

 そうした「孤児院」にウイグル人の子供たちが数十万人単位で収容されていると思われます。
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于田 ケリム(うだ・けりむ)日本ウイグル協会会長
1979年生まれ。東トルキスタン・ウルムチ出身。機械工学専攻で、中国石油大学で学士課程を、次いで新疆大学大学院で修士課程を修める。2008年に来日。東京工業大学大学院で博士課程を修めた後、日本で就職。
楊 海英

*******************************************************************
 引用以上

 中国共産党は、我々日本人の想像を桁違いに超えた「非人間=悪魔」というべき所業で、もしかしたら本場イタリアのマフィアやアメリカマフィアも裸足で逃げ出すのかもしれない。対抗できるのは、メキシコの麻薬シンジケートくらいか?
 中国共産党幹部は、全員、メキシコマフィアに委ねたいものだが、やっぱり、たちまち買収されるだろうな……。

 本当のことをいえば、バチカンや中南米のマフィアもひどいものらしい。また、日本も岸信介の時代、731部隊や里見甫、昭和通商など、麻薬密売で、超巨額の利益を奪ってきた経緯をみれば、他人のことを指弾できた義理じゃない。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1624.html

 しかし、それでも我々は、人間存在を根底から問うて、中国共産党の極悪所業を糾弾しなければならない。
 私は、とっくに中国公安のブラックリストに載っていて、中国にアクセスしようとすると、たちまち、ウイルスを送り込まれ、こちらのパソコン情報を全部抜かれてしまう。 夜中に、突然パソコンが起動して、ウェブカメラが私を監視するのだから空恐ろしい。中国に行ったりすれば、すぐに行方不明になって臓器に化けるにちがいない。

 私は、20年間というもの、このブログと同様の内容を、数十回も書き続けているが、気づかないうちに消えてしまうのだ。ヤフーは特別にひどかったが、FC2に移動してからも、突然の消失が続いている。
  
https://note.com/love2mac2002jp/n/n91420e456286
 何度抗議してもNoteは上のブログを削除しないが、これを書いている 【love2mac2002jp/らぶらぶMAC】も、もしかしたら中国共産党のスパイかもしれない。

 半世紀前に、これほど凄まじい極悪国家が想像できただろうか?
 当時だってワル国家は、たくさんあったが、まさか自国民の臓器を強奪して殺害する国が登場してくるとは、まったく予想できなかった。
 私は、若い頃、中国に憧れて、毛沢東思想を読みふけっていたのだ。
 そして、中国物産展に参加し、周恩来を尊敬していた。中国こそ人類の希望だとさえ思い込んでいた。

 だが、1970年代、文革の終焉と四人組、林彪の殺害などが起きて、天安門広場事件が起きると、やっと中国の正体に目覚めた。
 こんなむちゃくちゃな国を生かしておいたなら、とんでもない未来がやってくると思った。そして、1999年、法輪講臓器殺人を聞いて、とうとう恐怖の悪魔国家が誕生したことを知った。

 こうした国家は、市民社会の論理から、100%崩壊を免れないが、問題は、極悪人の最後の悪あがきが避けられないことで、中国共産党が崩壊する局面では、彼らは必ず、核ミサイルを日本などに発射する事態になるということだ。
 そして、もう一つの悪魔国家=ロシアが、こうした大混乱に乗じて他国を侵略することが大好きなので、おそらく日本列島に襲撃してくることも避けられないことだ。
 このことは70年以上前に、出口王仁三郎が予言している。

 日本は80年間、戦争と無縁だったが、いよいよ、本当の戦争を経験しなければならないときがやってきた。老いた我々が死ぬのは構わないが、未来ある若い人たちが、真っ先に死んでゆくことは残酷だ。
 私にできることは、このようなブログで警鐘を鳴らすことだけだ。


 天皇家残酷物語

2021年10月28日 | 未分類
 以下は、宮内庁が公表している天皇系図
 https://www.kunaicho.go.jp/about/kosei/keizu.html

 BC660年~2021年までの2680年にわたる天皇系図で、浩宮(徳仁)君は、第126代となっている。すべて万世一系の血統としたのが、勝山平泉寺神主にして東大史学部教授、平泉澄だが、この人物が「皇国史観」といわれる万世一系の虚構をでっちあげた張本人といってもいい。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E6%B3%89%E6%BE%84

 むろん、こんな長い歴史をもっている王家は世界中で天皇家だけだが、その信憑性は? といえば、ほぼゼロといえる。天皇家はウソに満ちている。
 そもそも、世界史的に見れば、2600年前には竹簡による記録もあり、かなり詳細な文化人類学、歴史学上の記録もある。
 それなのに、神武が、突然、宮崎県日向の高千穂に降り立ったと、まるで宇宙人か、ターミネータのように登場するのだ。前後の記録もあったもんじゃない。

 つまり、神武登場までは、日本には歴史を記録できる言語も人も存在しなかった。神武が突然ターミネータのように日向に降り立って、はじめて日本史が出発するのである。
 それ以前は、年代は不明だが、イザナミ・イザナギが天照大神をうちの近所の恵那山血洗池で産み落として、数世代後に神武になったと日本書紀に書かれている。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E7%85%A7%E5%A4%A7%E7%A5%9E

 だが、中国史では、ちょうど、この時期(50~100年程度の誤差はあるが)、史記に呉越戦争が記録され、BC470年頃に呉が越に敗北し、滅んだことになっている。
 当時、敗戦国民は坑刑といって、大きな穴に投げ込まれて生き埋めで皆殺しにされる習慣があったので、上海近郊長江下流域の広大な蘇州水郷地帯で、船とともに生活していた呉国民は、船に乗って台湾・朝鮮南岸・九州などに逃げ出して移住したという推理が成り立つ。

 だが、史記の解釈家によれば、BC585年頃、周王朝の太伯が、次弟の虞仲と千余家の人々と共に建てた国が呉(蘇州)と記録されていて、太伯の末子、李歴が日本に渡って神武天皇になったとするのが、中国史学の定説になっている。
 これなら、神武の記録と年代がぴったり一致するのだが、渡来が呉の開国時なのか敗戦消滅時なのか、どちらかで神武天皇のヤマト建国が関係しているようだ。
 彼らは、「弥生文化」と呼ばれる米作農耕とともに、文字による記録の文化をもってきたから、そこから本当の意味での日本史が始まる。(文字記録はほとんど発見されていないが)
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E4%BC%AF%E3%83%BB%E8%99%9E%E4%BB%B2

 神武以来の天皇家の変遷については、最大の問題は、江上波夫による騎馬民族征服王朝説に描かれた、AD200~400年代に、朝鮮半島を経由して騎馬民族が渡来し、ヤマト王朝を乗っ取ったという歴史の解釈で、このとき、神武天皇が作り出した「弥生文化」が、突如、騎馬民族文化に激変するのである。

 例えば、それまでの円墳が方墳に変わり、出土品に騎馬文化が大量に登場する。銅鐸が失われ、直剣刃物類になる。(米作農耕には曲刃物が使われる)
 方墳には、馬具(あぶみ、鞍)やズボン(内股を乗馬のこすれから守る)、みずら(乗馬風圧から髪を守る)が登場するなどだ。
 弥生文化に馬との関わりはないから、それらの馬文化は不要なのだ。

 天皇家の記録も、ずいぶん怪しい記述がたくさん現れるが、肝心要の騎馬民族乗っ取り王朝についての記録が、日本書紀からも古事記からもすべて失われているのは、おそらく天武天皇と藤原不比等による焚書、記録抹消によるものと考えられている。
 ここでは、百済王朝の武寧王が深く関わっているのだが、焚書による歴史抹殺の効果によりはっきりしたことは分からない。

 ただし、日本書紀にはAD300年前後に、弓月氏(秦氏)が百済から120県(数十万)の民を引き連れて日本に移住したことが記録されている。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%93%E6%9C%88%E5%90%9B
 おそらく、これが百済からの騎馬民族征服王朝の移民記録であろう。

 天皇という呼称も、騎馬民族王の天武天皇か聖徳太子が使い始めたもので、これは中国における「北斗の帝」の思想が元になっている。
 このあたりは、もの凄く複雑なので、いずれまとめたい。

 あとは、建武の新政から南北朝時代に、どちらの血統が正統なのか、とか相当に長い対立の歴史があり、これも複雑で簡単に書くわけにはいかない。
 我々がある程度真相を知りうるのは、明治維新において、北朝系譜の孝明天皇が、維新元老たちの思惑により暗殺され、天皇家が南朝正統系譜を自称するようになったことで、以降は近代史のなかで、ある程度資料もある。

 孝明天皇が、松下村塾系の伊藤博文や井上馨によって厠で肛門を槍で突かれ、暗殺されたことは、比較的知られている。
 理由は、明治維新の思想的根拠となった平田国学による南朝回帰を実現するため、北朝系譜の孝明天皇を暗殺し、自称南朝系譜の長州奇兵隊、大室寅之佑を明治天皇に即位させるためであった。
 https://blog.goo.ne.jp/kagamigawa/e/1061c49654b5d76c4b57238af71f95f0

 孝明天皇は妾だった岩倉具視の姉の屋敷に通っていた。そこに岩倉の手配で、伊藤博文らが忍者のように厠に忍び込み、下から肛門を槍で突いた。孝明は三日三晩苦しんだ末に苦悶死した。
 これにはオチがあって、後に明治天皇に即位した大室の寝床に、毎晩孝明天皇が現れ、恐怖のあまり泣きわめいたと、侍従である中山忠能の日記に書かれている。

 ちなみに、中山忠能は、孝明天皇の本当の子、祐宮を生んだ中山慶子の実父だったが、事情を知りすぎているので、明治政権が京都から遷都皇居に侍従として連れ出していたのだ。
 忠能は、秘密裏に、明治天皇=大室寅之佑がニセモノであることを示唆する日記をたくさん残していて、近代史を解く鍵にもなっている。

 明治帝=大室寅之佑を、新政府が調査してゆくと、自称南朝系譜も怪しくなってきた。南朝の子孫と認める証拠がないため、明治帝大室は、正室、側室ともに、自分の子種を与えることができなかったようだ。
 しかし、表向きは、侍女の柳原愛子との間に大正天皇嘉人が生まれたことになっているが、明治帝が六尺豊かな大男だったのに、生まれた嘉人は、5尺と小柄で、しかも知的障害者であり、受精能力さえなかった。

 もしも、本当に大室の子だったなら、山岡鉄舟と互角に相撲を取るほど優れた力士だった大室の資質を受け継ぎ、遺伝的に優れた子が誕生していたはずだが、大室の遺伝的資質は生かされず、新政府の用意した公家(もしかしたら本物の祐宮?)の子種が入ったことで、大正帝に近親交配による遺伝障害が現れたと考えられる。
 明治帝大室は、生涯、我が子であるはずの大正帝嘉人と会わなかったと伝えられている。本当の我が子なら、ありえないことだ。

 大正帝嘉人、明宮は生来虚弱で、周囲からは「暗愚=白痴」とさえ呼ばれた。以下に、どういう人物だったか記録がある。

https://president.jp/articles/-/28371?page=1

知られざる天皇家の「闇」をあぶり出した、ある女官の手記
 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/49332

 今、調べていても、数十年前にたくさんあった大正天皇の素行問題(周囲の女性の誰彼となく手をつける)などの文章が、ほとんど消え失せていて、大正天皇を美化する歴史の捏造を含む、天皇制維持のための情報操作が行われている印象がある。

 受精能力のなかった大正天皇の子たちは、いったい誰の子なのか? といえば鬼塚英明氏が、西園寺八郎を挙げている。
 https://ameblo.jp/souldenight/entry-12220360047.html

 昭和天皇、裕仁氏は、いろいろな意味で優秀な人物であったといわれる。生物学者としての力量も高い評価を受けている。だから、我が子、明仁の配偶者については、極めて慎重な思慮を重ねた。
 天皇家や皇族と近縁のない聡明な女性を探して、とうとう正田美智子を発見し、明仁の嫁にした。
 これによって、天皇家に浩宮をはじめ優秀な人材を揃えることができた。

 だが、だが、ここに日本国民の一部にあった、明仁・美智子カップルへの深刻すぎる不審が登場する。
 長男の浩宮と、次男の秋篠宮が、あまりにも似ていないのだ。同じ兄弟でありながら、浩宮の身長は165センチと小さく、秋篠宮は180センチと大きすぎる。身長差が15センチ近い実の兄弟など、私の人生でも天皇家以外にお目にかかったことはない。
 明仁氏が163センチ、美智子氏が162センチだから、浩宮には蓋然性があるが、180センチの秋篠宮は、いったい誰の子なのだ? 

 人相風貌もまったく別人で、兄弟を示す特徴が少なすぎる。スケートの高木菜那と高木美帆は、姉妹でありながら、ずいぶん違うが、母親は同じでも、たぶん父親が違うと誰でも感じる。世間には、片親違いの兄弟など掃いて捨てるほどいる。
 しかし、顔の輪郭は美智子氏に似ているので、たぶん母親は同じなのだろう。

 だが、父親が違う。よりによって皇后様が浮気して他人の子を産んでいたなどとなったら、史上最大級のスキャンダルであり、マスコミは驚喜して興奮のあまり頓死する者まで出そうだ。
 だが、秋篠宮に極めて似た、遺伝上の父である疑いが十分すぎるほどある人物が身近にいた。

 それは美智子氏の妹の旦那で、安西孝之という。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E8%A5%BF%E5%AD%9D%E4%B9%8B

 この人の写真を見ると、どうみても間違いなく秋篠宮の実父といえる風貌なのだ。
 嫁が美智子氏の妹なら、密かに美智子氏と会うチャンスも多かろう。男女の仲になったとしても不思議はなく、十分すぎる条件に恵まれている。
 https://reomizukawa.com/archives/3048

 私は、当時の宮内庁が、密かに浩宮トラブルの受け皿として、安西に種付けさせたかもしれないと考えるが、真相はまるで分からない。Aが秘密裏に美智子氏を強姦したのかもしれない。皇族のトラブルは、絶対に外部に出ないし、法的範疇ではないのだ。

 美智子氏については、愛情深い淑女であるとの評判で、大和撫子を代表する女性ということになっているが、実は、友人の某芸能人から、美智子氏について、奇妙な噂を聞いたことがある。
 それは、皇后という役職の凄まじいストレスから逃れるため、秘密裏にとてつもない暴走をすることがあるという噂だ。

 現在の発達したDNA技術なら、天皇家のこうした噂を払拭できる遺伝子検査が容易に実現できるはずで、宮内庁は文句があるなら、DNA情報を公開すれば簡単に問題が解決する。
 たぶん、明治天皇以来の皇族の遺髪などDNA情報を保存しているはずなので、宮内庁は、正式に情報を公開し、こうした疑念を払拭するべきだろう。やれるもんなら……。

 以上、小室・真子問題に限らず、天皇家には国家権力の虚像を無理矢理維持するための、残酷な人権侵害が数千年にわたって繰り返されてきたと考えてよい。
 だが、天皇や皇族といえど、中身は我々と何一つ変わらない「タダの人」にすぎない。
 本当は空想、妄想にすぎない虚構の権威を維持するために、合理性など存在しない儀式をいっぱい作って、「先例」という虚構の価値観をでっちあげて、なにごとも先例に倣ってという馬鹿馬鹿しい、おままごとに明け暮れるのが天皇制というものだ。

 我々の時代に、こうした愚かしい制度が消えることを願っている。
 
 追記
 その後、重要なことを思い出した。美智子氏は、60年近く前だが胞状奇胎という奇形児を死産したことがある。これで浩宮の弟が生まれる可能性が絶望的になった可能性がある
 http://blog.livedoor.jp/royalfamily_picture/archives/1042936036.html
 それゆえに、美智子氏の実の妹が、安西との子を、養子として天皇家美智子・明仁夫妻に与えた可能性を思い立った。
 天皇家は、この種の養子縁組の法的な裏付けがないので、まず公表されることはないはずだ。
 
 胞状奇胎出産が1963年、秋篠宮誕生が1965年。時間的に整合性がある。
 その後、安西は、昭和電工の一重役にしては異例の出世を遂げ、重要な名誉職を歴任する。状況証拠から、秋篠宮の実父は安西だと断定できるのではないか。
 
 ついでについでに、美智子氏が胞状奇胎を出産した1963年とは、どのような年だったのか?
 それは、史上最悪の大気圏核実験の年だった。
 https://www.env.go.jp/chemi/rhm/h28kisoshiryo/h28kiso-02-05-14.html
 美智子氏だけではなく、北半球の妊婦の非常に多くが核実験放射能由来の胞状奇胎を出産したのだ。フクイチ事故の年でも同じ事が起きたが、日本政府は情報を統制し、隠蔽した。
 秋篠宮は、大気圏核実験の産物だったのだ。


 天皇制に洗脳され呪われた日本で、はじめて普通の感覚を見た

2021年10月27日 | 未分類
 明治維新まで、日本の大多数の人々にとって、天皇というものは、「伊勢神宮の大神主」という共通認識だった。
 それが日本国家の支配者であるなどとは誰一人思っていなかった。宗教上の存在だったのだ。

 天皇は京都にいた。それは足利尊氏のでっちあげた「北朝」系譜の血統だったが、これに対し、明治維新のイデオロギー戦略を練り上げた平田篤胤(平田国学)は、「後醍醐の血を引く南朝こそ正統系譜」と主張し、この主張に沿って、西郷隆盛、大久保利通、木戸孝充らが相談して、北朝系譜の天皇=孝明天皇を抹殺し、南朝系譜を称する大室寅之佑という奇兵隊員力士を、孝明の息子、祐宮にすり替えて、明治天皇に即位させた。
 孝明天皇を厠で暗殺したのは、伊藤博文と井上馨だったことが分かっている。

 大室新天皇は、京都にいては、公家たちに正体を見破られてしまうため、維新政府は、天皇家=大室寅之佑を東京に遷都させた。
 そして、それまで朝敵だったはずの南朝方は、すべて忠臣ということ切り替え、逆賊だったはずの楠木正成は忠臣になり、皇居に銅像まで建立された。

 このとき、天皇家の歴史が完全に付け替えられたのだ。維新政府は、新天皇に巨大な権威を付与して、日本国民を宗教的に統治しようと考えた。
 これを考え出したのは山県有朋である。
 https://www.amazon.co.jp/portal/customer-reviews/srp/-/R260L4EGXUEUZW/?_encoding=UTF8&ASIN=B009DECZ52

 上のリンクにあるように、山縣は、江戸幕府における士農工商の差別体制によって、「戦争を行うのは武士」という国民的洗脳を解き、全国民男子に等しく戦争徴兵義務を課すために、天皇という頂点の権威と、それを守る全国民という図式に変えようとした。
 この目的で、日本のすべての神=八百万の神に序列(正何位)をつけ、その頂点に天皇を君臨させることにした。

 日本のあらゆる宗教の頂点に、天皇制を置いたことで、「一番エライのは天皇様」という教育的洗脳を広く日本国民に行き渡らせた。
 この明治維新の呪いと洗脳が、やがて太平洋戦争につながるのだが、こうした差別と序列の思想は、全国民を束縛し続けている。
 現在もなお、皇族に対して特別な崇拝感情を抱く人々は、まさに、この「山縣の呪い」が、未だに生き続けているのだ。

 今、起きている小室・真子問題の原点は、まさにここにある。国家統制の目的で作られた、「天皇は崇拝すべき特別な存在」という強迫観念=教育的洗脳が、いまだにメディアや大多数の人々の心をがんじがらめに束縛していることにより、天皇家=皇族は基本的人権さえ奪われることになった。
 
 大半のメディアが、タダの人にすぎない皇族の子供にさえ様付けする愚かで奇っ怪な悪弊が、敗戦後80年近くなっても、いまだに人々を束縛していることで、何が問題なのか問うことさえ許されない「同調圧力」が加えられ続けている。
 野党の指導者ですら皇族に様付けするような、およそ宗教的洗脳を社会の前提にしていては、日本社会が前提のない無数の議論の結実としての合理性に向かうことは絶対にできない。

 今回、小室・真子問題の論評を見渡していて、ただ一点、皇族の基本的人権を問題視する少しだけまともな評論を見つけたので、わずかな救いを感じて紹介しておく。
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「おかしいのは結婚相手ではなく皇室制度」眞子さまの結婚でどのメディアも報じない皇族の人権問題
 https://president.jp/articles/-/51274?page=1

秋篠宮家の長女、眞子さまと小室圭さんが10月26日に結婚する。弁護士の堀新さんは「婚約内定からの4年にわたる騒動で、眞子さまに結婚相手を選ぶ自由がないことが露呈した。皇室に基本的人権がないことをしっかりと考えなければ、悠仁さまの結婚問題にも影響が出る」という――。

  もし眞子さまが一般国民だったら、誰が結婚に反対するのか
眞子内親王(ここでは「眞子さん」と呼ぶ)と小室圭さんが10月26日に結婚します。ここに至るまで、2人の結婚に否定的な報道が繰り返されてきたことはご存じのとおりです。

 この記事では、いろいろなメディアがこれまで論じてきたのとは少々違う切り口で、この結婚問題を見てみましょう。
 まず、仮に眞子さんが皇族ではなく一般国民だったとしたら、どうだったでしょうか。
小室さんとの結婚については、家族や知人友人には反対する人も、逆に賛成する人もいたでしょう。しかし見ず知らずの人から文句を言われることはありません。

 誰が賛成しようと反対しようと、結婚するにせよしないにせよ、最後は自分たちで決めるだけのことです。

 ところが眞子さんの場合はまったく状況が違っていて、賛否が国民的な議論になり、「眞子さまと小室さんの結婚に対して、賛成ですか、反対ですか」などという調査が今に至るまで各メディアで繰り返されてきました。

 この記事を読む方も自分なりの考えがあるでしょう。
 こういう状況が繰り返されてきたので、私たちの感覚もマヒしてそれが当たり前のように思ってしまっているのですが、ちょっと立ち止まって考え直してみましょう。

 赤の他人の結婚に賛成も反対もない

 そもそも他人の結婚に対して、「賛成」とか「反対」という発想をすること自体がおかしいと思いませんか。
 これについて一番素朴な説明としては「結婚しても幸せになれるかどうかわからない。自分の家族だったら反対する」というものでしょう。

 しかしこの答えが既に矛盾を含んでいます。自分の家族や友人ならまだ賛成・反対を言うのはわからないでもありませんが、眞子さんはわれわれの家族なのでしょうか。
 まったくの赤の他人ではありませんか。

 まるで映画『トゥルーマン・ショー』のよう

 岸田文雄総理や菅義偉前総理がわれわれの家族でないのと同じように、眞子さんはわれわれの家族でもないし、知人や友人でもありません。眞子さんは私たちのことをまったく知らないのです。
 逆に私たちの方はもちろん眞子さんのことを知っていますが、これは眞子さんが映画『トゥルーマン・ショー』のように、生まれたときからメディアを通じて日本中の視線に晒されてきたからにすぎません。

 眞子さんが小室さんと結婚して幸せになれるかどうか、これは本人同士にしかわかりません。
 結婚してうまくいけば良し、うまくいかなかったとしても困るのは眞子さんであって、われわれ国民ではありません。

 結婚は公務ではなく私的な行為

 結婚に反対する論者たちは、「眞子さまは『公』よりも『私』を優先している」などと言って批判します。こういう言葉をメディアは無批判に垂れ流してきたのも記憶に新しいところです。しかしここでいう「公」とか「私」とは何でしょうか。

 皇族の仕事は「公務」と呼ばれて、各種行事に出席したり挨拶したりすることですが、眞子さんは小室さんとの恋愛や結婚に没頭して、このような公務をさぼったのでしょうか。そんな話は聞いたことがありません。

 これに対して結婚は公務ではなく、わかりやすくいえば、映画を見たり、食事をしたりするのと同じレベルで、あくまでも私的な行為です。

 もっとも男性皇族の場合は、皇位を継承する可能性がありますから、将来の皇后や皇太子妃になる可能性にふさわしい相手を選ぶのが望ましいとされるのもわかりますが、女性皇族は現在の制度によれば、結婚すれば皇族から離脱して一般国民になるだけですから、そのような考慮をする必要もありません。

 そうなると、眞子さんが小室さんとの結婚を進めたとしても、「『公』より『私』を優先した」などと非難されるいわれなどないことになります。

 「国民の心に寄り添う」という言葉の本当の意味

 これに対しては「小室さんとの結婚には反対や疑問を示す声が世間に多かった。世間の異論を無視して結婚するのはおかしい。皇族は国民の心に寄り添うべきだ」という主張も見られました。
 筋が通った意見のように思えるかもしれませんが、これもおかしな話です。

 国民がA氏と結婚するなといったらA氏との結婚をやめ、B氏と結婚しろといったらB氏と結婚するのが「国民の心に寄り添う」ことになるのでしょうか。
 女性皇族は結婚相手を自由に選ぶこともできず、いちいち国民の「心」とやらにお伺いを立てなければいけないのでしょうか。一見もっともらしい言い方ですが、極めて非人間的な発想に思えます。

 これは、現上皇が各地を積極的に訪問され、人々と触れあって声をかけたり挨拶したりしてきたことから「皇室は国民に寄り添うものだ」というイメージが強く形成されたことに関係があるとも言えるでしょう。
 しかし、被災地など各地の人々に触れあうことと、結婚に対する国民の賛否にいちいち合わせることとは、まったく別な問題です。

 なぜ皇族には基本的人権がないのか

 いずれにしても、今回の一連の騒動によって可視化されたのは、皇族がいかに自由がない生活を強いられているかということでした。
 この点について掘り下げたメディアはほとんどなく、大半の報道では、眞子さんが皇室と世間をいかに困らせているかという観点ばかりでした。今にして思えば非常に異様なことです。

 ここで「皇族の人権」について少し整理してみます。

 皇族の人権が一般国民と同じ扱いでないことは、選挙権・職業選択の自由・居住移転の自由がないことを考えてみればわかるでしょう。
 これについては憲法学で二つの考え方があります。

 一つは、皇族も国民の一員であって、原則として憲法上の権利を保障されているが、象徴天皇制を憲法が規定していることから、必要最低限の例外扱いが認められているだけだという考え方。
 もう一つは、皇族はそもそも国民とは別枠の身分であって、憲法上の権利の保障はなく、単に身分上の特権や義務があるだけだという考え方。

 基本的人権の制約は「最小限」であるべき
どちらも成り立ちうる考え方ではあります。
 ただ、前者の説では、皇族の特殊な扱いはあくまでも必要最小限の例外でなければならないことになります。基本的人権は「最大限」に尊重されなければならないのですから、その制約は逆に「最小限」であるべきだからです。

 そうなると、場合によっては皇族の自由を制限しすぎる法令や取扱があれば、憲法違反の問題が起こる可能性があるということになります。
 一方、後者の説では、国民とはまったくの別身分で人権の保障がないのですから、皇族の自由をどこまで制限したとしても憲法違反の問題はそもそも起こらないという理屈になり、恐ろしく非人間的な結果になる恐れがあります。

 どちらの説にしても、皇族は人権という面で一般国民とは異なる扱いになります。ここで忘れていけないことは、皇族の人々はあくまで私たちと同じ、生身の現代の人間だということです。
 当たり前の話ですが、眞子さんは、平安朝の皇女でもなければ、明治や大正の宮中に生きる人でもありません。
 神話上の神武天皇以来2600年生きているわけでもなく、この現代の日本社会の中に生まれ、その中で30年生きてきただけの人間です。

 たまたま過去の天皇の子孫として生を受けただけで、経済的には困ることはなかったかもしれませんが、他の国民であれば保障されるさまざまな自由や権利のない、特別な扱いを受けてきたのです。
 男性皇族に嫁ぐことは人権を捨てることを意味する
 ここから深刻な問題が浮かんできます。

 女性皇族は男性と結婚して一般国民になるからまだ良いのですが、男性皇族と結婚する女性は、そのまま皇室入りすることになるので、一般国民としての人権の保障を失ってしまうのです。

 つまり女性が男性皇族と結婚するということは、人権を捨てることを意味するのですが、そういう人がそもそも現れるのでしょうか。
 女性の権利や平等がますます強調されるようになっている現在、逆に人権を捨ててまで男性皇族(もはや一人しかいませんが)と結婚してくれる女性がいるのでしょうか。

 このように人権という観点から考えると、皇室制度(天皇制)は、大きな困難と矛盾を抱えているのです。
 今回の騒動について「眞子さまの行動のせいで、皇室制度が危機に陥っている」という論者もいましたが、むしろ身も蓋もない言い方をすれば、「皇室制度のせいで、眞子さまの人権が危機に陥ってきた」という方が妥当なのではないでしょうか。

 いずれにしても眞子さんは10月26日、結婚して皇族の身分をはずれて私たちと同じ一般国民になり、自由や人権を手にします。
 この眞子さんが抜け出した世界、すなわち自分で選んだわけでもないのに生まれつき人権の保障のない特殊な扱いを受ける世界を、いつまで維持できるでしょうか。

 政府は有識者会議を設けて、皇位の安定的な継承について議論しているようですが、もっと根本的な問題があるのではないでしょうか。
 その答えを出すために、恐らく残された時間はそれほど長いものではありません。
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 引用以上

 ほとんど誰も天皇制が抱える本質的な人権侵害について口を開かないなかで、唯一目にすることができた論評が上の指摘である。
 もちろん、大半の弁護士、メディア関係者が、天皇制問題の異常性に気づいていることは明らかだが、それを口にした瞬間、社会的抹殺のような圧力=同調圧力を受ける恐怖から口をつぐんでしまうのだ。

 社会体制の利権代弁者で食べているような、タレント・芸人・芸能人たちは、はるかに厳しい束縛のなかにあって、「年端も行かない皇族のガキに様付けするアホらしさ」なんて正直に口にしようものなら、ほぼ瞬時にメディア界、芸能界から抹殺される。
 この同調圧力の苛酷さは、日本国民が大きな影響を受ける媒体であるメディア、教育界では、極度に厳しいものだ。

 だから、みんな苦虫を噛みつぶして「ちゃん付け」だけがふさわしい皇族の子供に様付けしてみせるのだ。
 これは、まさに思想統制そのものであって、まるでナチズムだと思うのは私だけだろうか? だから、心の思いを正直に口にしないと生きていけない私のような人間は、最初から最後まで、社会から排除されることになる。

 こんなことでは、日本社会は、誰が見ても合理的と思える理想社会に至るのは、とうてい不可能であって、やはり、もう一度、戦争で壊滅的な被害を受けて、生き残ったわずかな人間だけで、洗脳されない正直な社会、合理的な社会を作り直すしかないだろう。

 ちなみに、明治天皇=大室寅之佑は、以下のフルベッキ写真に写っているといわれる。 
 以下は「否定的な佐賀藩士説」
 https://verbeck19.exblog.jp/25395579/

 私は、フルベッキ写真を本物と確信している
 https://se.fc-review.com/torano/

 大室は、橋本龍太郎の4代前の祖先が、大室家の嫁だったのだが、「南朝正統系譜」という主張は、明治新政府が調査するとバケの皮が剥がれてしまい、結局「馬の骨系譜」と見なされたが、そのときは、すでに明治天皇即位後だった。
 そこで、明治帝の侍女だった柳原愛子が生んだ大正天皇の実父は、どうやら大室ではないらしい。誰なのか不明だが、もしかしたら本物祐宮が生かされていて、大正帝を種付けしたのかもしれない。
 ちなみに、祐宮は5尺の体だが、敏捷で蹴鞠の達人だったと記録に残っている。

 もしも、6尺豊かといわれた優れた力士だった大室の子なら、その資質が大いに天皇家の遺伝情報を改善したはずだが、残念ながら、大正天皇は、皇族内の近親婚による遺伝的欠陥の累積によって、受精能力もなく、彼を知る者からは「白痴」と嘲笑された。
 https://president.jp/articles/-/28371?page=1

 それでは昭和天皇は誰の子かと言えば、西園寺八郎と断言できる証拠があると鬼塚英明氏は言う。後に裕仁の侍従として生涯を仕えた西園寺公望とは実の兄弟だったという。
 裕仁は生物学者でもあり、メンデルの法則を熟知していた。「皇族の遺伝情報を健全にする」ためには、明仁の嫁は絶対に外部から優れた血流を入れなければならないということで、日本中の優秀女性を偵察し、白羽の矢が立ったのが正田美智子だったのだ。

 これは大成功し、現在の浩宮天皇時代を生んでいるが、今度は嫁の小和田雅子の祖父が、チッソで水俣病を隠蔽し、責任を拒否し続けた悪質な経営者、江頭豊であり、その呪いが雅子氏にまで及んでいるとの噂もある。
 皇族にとって、もっとも大切な資質が「遺伝情報」であると認識されていることから、今回の小室問題も、彼の母親の資質が問題にされているとの指摘もある。

 余談 「つばさの党」の黒川敦彦君、靖国寺社参拝 天皇制信奉動画を消してしまったね……なぜだろう?