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二酸化炭素温暖化論、水素エンジンは未来自動車の切り札か?

2022年08月31日 | インポート


 二酸化炭素温暖化脅威論そのものは、すでに19世紀末に問題提起されているが、それが1997年の「京都議定書」によって、国際的な合意が成立し、実際に「排出権取引」という形で対策が具現化されたのが2008年である。

 アルゴアの2007年度ノーベル平和賞も大きな転機になっている。

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%97%E5%80%99%E5%A4%89%E5%8B%95%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E9%80%A3%E5%90%88%E6%9E%A0%E7%B5%84%E6%9D%A1%E7%B4%84%E3%81%AE%E4%BA%AC%E9%83%BD%E8%AD%B0%E5%AE%9A%E6%9B%B8



 だが、このとき、アルゴアは石油販売巨大企業の一角であるオクシデンタル・ペトロリウム社のCEOであり、この会社は、ロシア革命のバックボーンとなったユダヤ人、アーマンド・ハマーの設立した企業であり、ゴアは、ハマーの実孫であった。

 そしてオクシデンタル社は、ハマーのおこぼれ利権であった世界最大の東欧ウラン鉱山利権を受け継いでいた。

 2022年現在、ゴアは相変わらずオクシデンタルの支配者(CEOは別人)であり、巨大な石油販売利権にあぐらをかき続けている。

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%87%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9A%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0



 ビルゲイツ・アルゴアら「ダボス陰謀団」によって、「CO2温暖化脅威論」が叫ばれはじめて約15年、私は、アルゴアが世界最大のウラン鉱保有者である立場から、温暖化に対する最大の対策が原子力発電と結びつけられている現実を見て、温暖化説は、原発推進に利用される詭弁と考えてきた。



 ゴアの盟友であるゲイツは、現在、唯一の新型原発推進投資家である。

 地球温暖化説を世界に訴えたグレタ・トゥンベリを国連気候変動サミットに送り込んで演説させたのは、ビルゲイツとアルゴアであったことが暴露されている。

 グレタも、「最大の温暖化対策が原発推進である」と発言している。

 https://ameblo.jp/column-takamiya/entry-12569448386.html



 もう一度、温暖化説を概括的に振り返ってみよう。

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%90%83%E6%B8%A9%E6%9A%96%E5%8C%96%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E5%8B%95%E3%81%8D%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2



 http://sukawa.jp/kankyou/ondan3.html



 1827年にジョゼフ・フーリエが温室効果を発表、1861年にジョン・ティンダルが水蒸気・二酸化炭素・オゾン・メタンなどが主要な温室効果ガスであることを発見するとともに地球の気候を変える可能性を指摘した。

 これらの研究をベースに1896年、スヴァンテ・アレニウスは自身の著書『宇宙の成立』の中で、石炭などの大量消費によって今後大気中の二酸化炭素濃度が増加すること、二酸化炭素濃度が2倍になれば気温が5~6℃上昇する可能性があることなどを述べた。



 1938年には、キャレンダーが二酸化炭素濃度と地球の平均気温の上昇を報告し、地球の気温と二酸化炭素の関係性を実測として初めて指摘していた。1959年、ロジャー・ルベールとハンス・スースは、大気と海洋の二酸化炭素濃度をさらに精密に測定する必要性を訴えた。



 大気の鉛直温度分布のモデルが示される (真鍋, Strickler, 1964)とともに、モデルに基づいて「二酸化炭素濃度が2倍になると気温が2.4℃上昇する」との試算が示されたり(真鍋, Wetherald, 1967)、(いまのところ大気汚染の冷却効果が上回っているが)二酸化炭素の急増により温室効果が増強されるという研究(Paul Erhlich, 1968)が発表されるなど、着実に地球の気候に関する理解は進んでいた。



 1969年、国際科学会議 (ICSU) によって、環境問題を扱う初めての世界的学術団体となる環境問題科学委員会(SCOPE)が設立される。また、1979年2月に開催された世界気候会議では、具体的な気候研究の計画の概要を定め、研究データの利用を推進することなどを規定した世界気候計画が採択される。



 1979年、スリーマイル島原子力発電所事故の発生後、アメリカ合衆国大統領行政府科学技術政策局から「気候に対する人為起源 CO2 の影響」について諮問を受けた全米科学アカデミーがこれらの学術報告をまとめ、「21世紀半ばに二酸化炭素 (CO2) 濃度は 2 倍になり、気温は 3 ± 1.5 ℃ (1.5 – 4.5 ℃) 上昇する」とするチャーニー報告を発表した。



 1980年代には、地球の気温も上昇傾向に転じ、温暖化に関する研究も進展していった。1985年10月には、フィラッハで地球温暖化に関する初めての世界的な学術会議としてフィラッハ会議が開催され、「21世紀半ばには人類が経験したほどのない規模で気温が上昇する」との見解を発表した。

 1988年8月には、世界気象機関 (WMO) と国連環境計画 (UNEP) の共同で気候変動に関する政府間パネル (IPCC) が設立される。



 1990年8月、IPCCは膨大な数の学術的報告を集約して評価を行い、第1次評価報告書にて、21世紀末までに地球の平均気温が約3℃、海面が約65cm上昇するとの具体的予測を発表した。

 このころには、学術的にも「地球寒冷化説」は過去の説となりつつあり、地球温暖化説が定着しはじめた。1992年6月にリオデジャネイロで開かれた環境と開発に関する国際連合会議(地球サミット)では、気候変動枠組条約が採択され、国際政治は全世界規模での地球温暖化対策が議題に上り始めた。



 その後、IPCCは第2次評価報告書、第3次評価報告書を順次発表し、地球温暖化の研究や予測の精度が向上していった。第3次評価報告書においては、下記のような結論が示された。



 この半世紀の温暖化の大部分は、人間活動が原因と考えられる。人間活動が大気中の温室効果ガスの濃度と放射強制力を増加させ、21世紀中もそのトレンドを支配すると考えられる。

 平均地上気温は今世紀末までに、1990年に比べて1.4~5.8℃上昇すると予測される。これに伴い、海水準の上昇や大規模な気候変化が懸念される。



 この報告書では研究の不足する点についてなおも空白を埋める必要性を指摘しつつも、それによる不確実性を考慮してもなお人為的な温暖化のリスクが大きいことを警告した。

 一方で、各国政府が独自に科学的・経済学的・政治学的な調査報告を行う動きもあった。1990年から始まったアメリカの気候変動に関する国家アセスメント(NACC)は2000年11月に最終報告書が出された。



 2006年末には、イギリス政府の委託により、学術的な知見を経済学的な面から見て以下のような内容に集約したスターン報告が発表された。

 このまま温暖化ガスの排出を続ければ今世紀末にはGDPの20%にも相当する大きな被害のリスクがあり、温暖化を抑制するコストの方が遙かに小さくなる。

 「気候変動に対する早期かつ強力な対策の利益は、そのコストを凌駕する」と指摘。



 2007年には最新のIPCC第4次評価報告書(AR4)が発表され、このような予測の確度がさらに向上すると共に、人類が有効な対策を既に有していること、対策費用も含めた今後の被害を最小に抑えるには、現状よりも大規模かつ早急な対策が必要であることも重ねて指摘されている。



 このように、地球温暖化が人為的なものであり、早急な対策が必要であることは国際的かつ学術的(科学的)なコンセンサスとなっている。これに異議を唱える者もいる(地球温暖化に対する懐疑論を参照)が、2007年7月に米国石油地質協会(AAPG)がその意見を変えて以来、近年の温暖化に対する人為的影響を否定する国際的・公的な学術組織は無いとされる。



 1972年6月、ストックホルムで国際連合人間環境会議が開かれた。これは地球規模で行われた初めての環境問題の会合であり、国連環境計画(UNEP)が設立されるなど一定の成果を挙げた。 

 1970年代頃までは、「地球寒冷化」が学会の定説となりつつあった。しかし、温暖化に関する研究結果が充実してくるにつれ、1970年代後半から学会の方向も変わってきた。



 世界気象機関(WMO)主導で1979年2月にジュネーヴで開かれた世界気候会議では、気候変動全般について学術的な話し合いが行われるとともに、気候変動研究をさらに推進する「世界気候計画」を採択した。1984年には国連の環境と開発に関する世界委員会(WCED)が発足、1985年のフィラッハ会議の報告によって学会は大方が地球は温暖化するとの見方に傾いていたが、国際政治や市民の間ではまだ方向性が見えていなかった。



 ただ、地球温暖化説が浸透するにつれ、「オゾン層の破壊(オゾンホール問題)」と同様に、「人為的な原因を除いては説明できないため、それを制限する」という考えに基づく会議の必要性が取り沙汰されるようになった。地球温暖化を含めた気候変動に関する問題が初めて話し合われたのが、1987年11月にベラジオで開かれたベラジオ会議であった。



 1988年6月23日、アメリカ上院エネルギー委員会の公聴会において、NASA所属のJ.ハンセンが行った「最近の異常気象、とりわけ暑い気象が地球温暖化と関係していることは99%の確率で正しい」との発言が、「地球温暖化による猛暑説」と報道された。

 これを契機として、当時の『ニューズウィーク』誌等の雑誌やTV放送等のメディアを通して、地球温暖化説が一般に広まり始めた。



 この年8月には、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が設立された。その後、ティモシー・ワースは1997年にCNNの創業者であるテッド・ターナーによる10億ドルの資金提供によって設立された環境問題(特に、地球温暖化問題)への取り組みを活動の柱とする国連財団の筆頭理事に就任した(国連財団会長はテッド・ターナー、専務理事はエンマ・ロスチャイルド)。



その後、1988年10月にはトロント会議において「先進国が2005年の二酸化炭素排出量を1988年より20%減らす」という数値目標(トロント目標)が初めて提示され、行政レベルでの活動のきっかけとなった。1989年11月の大気汚染と気候変動に関する環境大臣会議では温室効果ガス排出量の安定化に初めて言及するノールトヴェイク宣言を採択した。アルシュサミット、ヒューストンサミットでも地球温暖化問題が話し合われた。



 1997年のCOP3では、初めて具体的に排出量の削減を義務づける内容を盛り込んだ京都議定書が議決された。

 これは世界的に様々な温暖化の緩和策の進展を促すこととなった。しかし主要な排出国である中国に削減義務が無かったり、また国によって義務の厳しさが異なるなどの規定は、その後も議論の焦点となった。



 これ以降のCOPでは、京都議定書の運用事項について細かい部分まで協議が進められ、2001年のCOP7では、最終的な合意(マラケシュ合意)に至った。2002年に開かれた持続可能な開発に関する世界首脳会議やこれ以降のCOPでは、対策に関して途上国と先進国の南北問題による対立も濃くなっていった。



 2005年には京都議定書が発効し、法的にも削減義務が発生した。2007年末の時点では、欧州などは再生可能エネルギーの普及を中心とした強力な政策により、最も厳しい-8%の義務を達成する見込みである。その一方で義務の無い中国の排出量は激増し、米国が離脱し、カナダも目標達成をあきらめ、日本も排出量を増やすなど、各国の達成状況はまちまちである。



また温室効果ガスの削減としては、現在京都議定書による削減目標提示が最も大規模なものであるが、スターン報告やIPCC第4次評価報告書により集約された科学的知見によれば、それよりも一桁多い削減量が必要とされている。このため京都議定書以上の削減目標(ポスト京都議定書)についての議論も現在行われている。



 2007年のハイリゲンダムサミットにおいては、議論の末に「温室効果ガスを2050年までに半減する」との合意が為された。しかしどの温室効果ガスをいつを基準に半減させるのかなど、詳細は規定されていない。



 2007年9月28-29日には、アメリカ主導でエネルギー安全保障と気候変動に関する主要排出国会議が行われた。ここでは排出量削減目標を拘束力のないものにすること、次回の会議をCOP13以降に開催することが合意された。

 2007年10月には、気候変動に関する活動に対してIPCCが、人為的な気候変動問題の啓発に対してアル・ゴアが、それぞれノーベル平和賞を受賞することが発表され、同年12月に受賞した。

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 一部引用以上



 上の概括的歴史から、アルゴアがCO2温暖化危機説を提唱してノーベル平和賞を受賞した2007年以降、世界は、一気に「温暖化対策」への喫緊の課題としてCO2削減への取り組みを主張するようになった。

 それは、世界中で、これまでありえなかった人間の生存限界に迫る高温が記録されるようになったからだ。



 高温異常気象に煽られたEUは、2035年までに欧州全域でのガソリン車禁止を定めた。

 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR13DST0T10C21A7000000/



 これは、トヨタ定番のバイブリッド社まで販売を禁止するもので、背後には日本企業に勝てない欧州自動車業界の思惑があるとも噂されている。

 つまり、自動車の全面電気化を定めたものであり、その電気を原子力発電によって供給するというゲイツやロスチャイルドらダボス組の思惑が見え隠れしている。



 だが、EV駆動車は、現在でも致命的欠陥があり、2030年までに克服されるとは思えない。

 EV車の問題点を示す。

 https://www.smart-tech.co.jp/column/power-saving/electric-vehicles-merit/



 現在国内メーカーから発売されている電気自動車の新車価格は平均300~400万円。この価格帯になる理由は、搭載しているバッテリー(リチウムイオン電池)のコストが高いためだ。

 補助金や税金優遇制度があるとはいえ、100万円台が主流となっているガソリン車に比べると、まだまだ高額な買物である。



 電気自動車の航続可能距離は、バッテリーが新品の状態でフル充電した場合で200~600km。ガソリン車は1回の満タン給油で平均600km以上、なかには1,500kmもの走行が可能な車種もある。

 冬期低温になるとバッテリーの性能が劣化し、航続距離が短くなるのに加え、バッテリーの経年劣化が予想以上に早いため、超長期の使用に耐えない。

 厳冬期、500Km以上離れた遠方へドライブすると、途中のエンストに怯え、充電スタンドの少なさにも困り続けなければならず、とうてい、ロングドライブに耐えられない。



 家庭や充電スタンドの普通充電器でゼロからフル充電までにかかる時間はおよそ4~8時間。急速充電器なら約30分で80%までしか充電できない。ガソリンの場合は5分もあれば満タンになる。

 時間に追われている条件の運送業では使い物にならない。



 現在の技術水準では、10年後に、上の問題が克服される見通しは存在しない。電気自動車の歴史は約200年あるが、これだけの時間を費やしても、石油系原動機と比べての性能問題を克服することはできなかった。

 人類の科学技術イノベーションは近年、劣化していて、コンピュータのような革命的進歩はますます少なくなっている。



 日本政府は2030年までに新車の50~70%を次世代自動車にする目標を掲げており、そのうちの20~30%を電気自動車(EV)およびプラグインハイブリッド自動車(PHV/PHEV)にするとしている。

だが、ハイブリッドはともかく、電気自動車の未来は、バッテリーの超革命が起きない限り、暗黒しか見えないのだ。

 だから、自動車の百倍のエネルギーを必要とする電動航空機など、夢のまた夢というしかない。



 それでは、EVカーに代わって、現在の石油系原動機自動車に匹敵する新技術はあるのか? といえば、「水素自動車」が挙げられている。

 水素自動車には、二種類ある。水素エンジン車と、燃料電池車だ。

 いずれも水素を燃料とし、CO2の排出はゼロなので、地球温暖化対策としては、満点といいたいが、実はそうでもない。



 内燃機関燃料として水素を使用するタイプは、既存のエンジンを改良するだけでよい。排出するのは水だけで、水を垂れ流しながら走る。(タンクに貯めて利用も可能)

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E7%B4%A0%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A



 燃費は、現在の高騰しているガソリン価格とは競争力が十分あるが、供給インフラが圧倒的に少なく、実用性は問題外である。自宅近所に水素スタンドがなければ選択肢に入らない。

 https://motor-fan.jp/mf/article/7704/



 また、もう一つの水素車は、燃料電池車である。

  https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%87%83%E6%96%99%E9%9B%BB%E6%B1%A0%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A



 私は、10年前まで、燃料電池車こそ、救世主だと思っていたのだが、今ではそう思わなくなった。理由は水素の特性にある。

 http://www.ekouhou.net/%E6%B0%B4%E7%B4%A0%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%AF/disp-A,2007-278994.html



 水素は宇宙最小原子であるため、どんな材質も完全に封じ込めることはできない。必ず、わずかずつ漏れ出すことと、同時に、化学活性が強いため、容器の腐食性が激しい。

 だから現在のところ、自動車用水素タンクの寿命は、わずか10年しかないといわれている。

 https://carview.yahoo.co.jp/ncar/catalog/toyota/tank/chiebukuro/detail/?qid=13244589513



 水素を800気圧に圧縮するため、もしもタンクが破壊されるような事故が起きた場合、爆弾なみの爆発を起こすのと、10~15年で、タンクを交換しなければならず、その費用が100リットル=水素6Kgで200万円程度かかるようだ。

 また供給インフラも、危険性のため非常に高額の投資が必要になり、漏洩時の危険性もガソリンの数十倍といわれている。



 水素エンジンと燃料電池のいずれも水素タンクが必要になり、10年程度の交換が必要であることを考えれば、これもEV電池と同じで、将来性が見えないのである。

 結局、2035年になっても、おそらく世界はガソリン車を必要としているだろう。



 何より、CO2温暖化論対策には決定的な視点が欠落している。

 それは、資本主義=新自由主義による浪費文明こそが温暖化問題を引き起こしている本質だということで、例えば、都市に自転車専用道、専用歩道が大規模に整備されたなら、おそらく自動車の必要性は半減するとともに、健康保険費用も大幅に低下するはずなのだ。



 多くの人々にとって、安全な歩道、自転車道が整備されていれば、車など使う必要がないし、それによって健康を取り戻すことができる。

 なによりも、やらなければならない我々の課題は、自転車道と歩道の整備である。

 これで、世界の二酸化炭素問題は、大きく解決できる可能性がある。

 どうしても車が必要な人もいるので、それはハイブリッド車に任せればいい。



 

 

古舘一郎の本質を突いたトーク

2022年08月30日 | インポート


 今朝、初めて私と同世代の古舘一郎がYouTuberになっていたことを知った。

 実に面白い。本質を突いている。巧みな話術で、魅了された。やはりこの男は、日本第一級のアジテーターだ。

 古舘が選挙に出れば、もの凄い支持票が集まり、何に出てもトップ当選するだろう。



 https://www.youtube.com/watch?v=FnNtKc9-CbQ



古舘トークを聞いていて思ったことは、「食糧危機」を前にして、我々がなすべきことは、一万年前の先祖と何一つ変わらないということだ。

 人間生活の原点を、どう守るのか? 

 「食べて飲んで寝て生殖して、子を育てる」という人生の本質は、人類誕生以来何一つ変わっていない。



 その原点に襲いかかって、「我々の原点」を突き動かそうとしているのが、ロシアの軍事侵攻なのである。

 このことで、我々は「自分が何者であったのか」強烈な往復ビンタによって思い出すことを強要されているわけだ。



 つまり、我々日本人は、70年以上前の第二次世界大戦時以来の食糧危機を迎えようとしている。

 食料自給率37%の現実は、今年こそ、製品化された余剰食糧在庫によって、直接飢餓をもたらすものではないが、来年になって、製品化食料在庫が消えたとき、いよいよ、剥き出しに襲いかかってくる。

 このとき、文明の虚飾で隠されてきた人間の本能に触れる危機がはじまる。



 人間の生物学上の原点である「栄養補給」が危機に晒されるのだ。日本人の主食として馴致されてきたパンが消える。釣られて米も買い占められる。

 スパゲッティも輸出されなくなる。もし買うとしても円安による価値減によって外国製品は、1.5倍の高値であり、さらにプレミアム価値がついて倍以上になるだろう。

 私のように、ドラッグストアの17円麺に頼っていた人も、これが30円を超えるのは確実なので、国民年金5万円で生活してきた人は絶望的事態となる。



 野菜の異常な高値は、すでに数年に及んでいる。少し前まで、タマネギ一個が100円もしたのだ。長ネギも高いので、薬味なしの味気ない麺を食べるしかなかった。

 カレーライスも馬鈴薯タマネギが高いから遠のいた。ガスや電気の燃料代も大きく上がっているので、調理さえままならなくなっている。

 若者たちは安い冷凍輸入肉ばかりを食べて、体液が酸性化することで、免疫が落ちてコロナにもかかりやすくなっている。



 古舘トークを聞いていて、ますます自家農園の必要性が増していることを感じた。

 特に、馬鈴薯と甘藷の栽培がとても大切になると確信した。

 もう一度書くが、文明の虚飾を剥いだ我々の本質は、胃袋と性器である。この要求を満たすことが、我々の人生なのだ。

 これは1万年前と何一つ変わらない。



 後は、暖かい家を作って寒さを凌ぎ、畑を作って食料を作り、他人と対話して「文殊の知恵」を楽しむライフスタイルしかない。

 まあ、ファッションショーでも出ないかぎり、着るものは洗いくたびれた木綿の衣類で十分だ。私は髪の毛を自分で切るので、床屋には20年行っていない。

 ひりだしたウンコは、自作のEM浄化槽で処理して畑に流しているので、悪臭は皆無、肥料も少なくてすむ。



 来年になれば、本格的な食糧危機が始まる可能性が強くなっている。気候変動は、2030年に小氷期に突入することを告げていて、現在の気候不順は、その前兆である可能性が強い。

 https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00059/062500060/



 資本主義=新自由主義による金儲け一辺倒の人間活動がもたらした人工的温暖化と、小氷期プロセスが互いに譲らず鬩ぎ合っているのが、この異常気象の本質だ。

 もうすぐ地球は、恐ろしい寒さに向かう。現在の天候不順は、これから農業全体に太陽光の恵みが遮られる危機をもたらすことを意味している。



 あらゆる農産物の生育が悪化する。米も日照不足でまずくなる。あまり変わらず収穫できるのは馬鈴薯と蕎麦と蕪くらいだろう。

 だから、これからは、我々は馬鈴薯に依存したライフスタイルになると思う。

 だから、信頼のおける仲間を見つけて、過疎の田舎に「ダーチャ」共同体を作り出して、みんなで力を合わせて生き抜くしかないのだ。



 ただ、心配なのは、ロシア・中国とも、対岸に第三次世界大戦の悪魔しかいないルビコン河を渡ってしまったことだ。

 やがて、ロシアが追い詰められるなら、最後っ屁としてNBC兵器(核・生物・化学)が使われることが確実だからだ。

 日本列島にプーチンの「猿股水爆ミサイル」が落ちると思った方がいい。三発で日本は消滅する。我々も死ぬ。



 まあ、そうなれば、肉体を抜け出して宇宙空間のなかに霊として彷徨い出て、みんなで「自由になりなさいよ!」とでも叫ぶか……。

http://fromnewworld.com/archives/2023



競争原理が洗脳されやすい若者を生み出す

2022年08月29日 | インポート


 統一教会問題を深く考えてゆくと、私には、その奥の奥に、ある人物が見える。

 それは2500年前に登場した「孔子」だ。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%94%E5%AD%90



 孔子の思想は、一括して儒教と呼ばれている。平安時代に日本にも入ってきて、家康の時代、藤原惺窩や林羅山といった人々が、徳川幕府を末永く安定させる思想として朱子学を広く社会に導入した。

 以来、江戸時代を通じた教育体制=藩校・寺子屋で論語・大学・中庸・孟子など儒教定番の四書が教科書として用いられ、全国に「儒者」と呼ばれた学者が多数登場した。

http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1954.html



統一教会問題が、なぜ儒教と結びつくかというと、統一教会の思想の背景にある文鮮明のビジョンが儒教だからだ。文鮮明の家は、祖父の代まで、有名な儒家だったが、目新しさを求めるためキリスト教に改宗した。

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%87%E9%AE%AE%E6%98%8E



朝鮮に儒教が導入されたのは、日本と同時期で、日本の南北朝時代には、いわば国家思想として定着させられた。

 以下のウィキから、朝鮮儒教の一端をうかがい知ることができる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E3%81%AE%E5%84%92%E6%95%99



儒教では年齢・性別・階級による対応の差もあり、これにおいて李氏朝鮮では差別的な解釈が最も顕著な形で表れた。 通常地位が高いと徳の高い者とされ上位者には逆らってはいけず封建社会でもあった為、官職や貴族位の者はそれ以下の賤民・奴婢を自由に使い、その財産を強制的に接収等しても位が高いため庶民は訴えを起こせず搾取され続けるに甘んじる他なかった。



又、犯罪においては罪を犯した者は極悪人であり特に横暴な両班が罪により身分を剥奪されれば一斉に人々の憎悪の対象とされる、それ以外の者も殺人など重犯罪であれば酷い死か一生罪人の汚名を負い又は償い続けながら生きねばならず、それを避けるため自らの罪を認めることを頑なに拒む事になる。

 また発覚後のリスクが高いといえど犯罪が少ないわけではなく、窃盗等は非常に多くそれ故か罰も重く刑罰の目標は死に至らしめる事でもあった。



 文盲であった庶民は文字にって儒教を学ばない為例外であるが、地位の高い者の妻など両班に属する女性に対しては特に厳しく待遇も悪影響が見られ、両班の婦女子は外を出歩く際は頭から胴まで隠れる外套を被り、顔だけ出る様相でなければならず、時間も亥の刻(午後10時から2時間)の間と決められイザベラ・バードの紀行には昼間のソウルを見た事が無い女性も書かれている。



また自宅にいても見知らぬ男が訪ねてきら主人の許しなく会うことは不可能で、もし話などして最悪の場合僅か手が触れただけで切り落とされてしまう事もあり得た。 ヘンドリック・ハメルの朝鮮幽囚記に男女で刑罰に差が出ていた事が以下のように記されている



 すなわち夫を殺した妻は、多くの人々の通る道傍に肩まで土に埋められ、その傍らに木の鋸が置かれます。 そしてそこを通る人々は貴族以外は彼女の頸をその鋸で挽いて死に至らしめなければなりません。 夫が妻を殺した場合、それについて然るべき理由のあることが証明出来る場合はその理由が姦通であってもなくても、その罪によって訴えられることはありません。 --ヘンドリック・ハメル 『朝鮮幽囚記』

 これらは女性を守る為と貞淑さを求める事を規範としているからであるとされる。



 また孔子が儒教を体系化した当時から女性に対しては男尊女卑と取れる部分もあり朝鮮儒教はこれが極めて顕著であり、結婚しても夫婦は同じ血族では無いことから別姓であり、娘が生まれ嫁いでも家の姓は子孫に残らない等封建主義の体制の為男尊女卑に傾いてしまう。



 今日では、観光客や学者にだけ価値がある歴史的遺物や忘れられた遺物として脇に除けられないとしても、儒教の学校、孔子廟、先祖の崇拝の場所や学問の展望は小さくなった。

 しかし、儒教の価値には、恐らく未だに韓国人の精神に対する巨大な影響力がある。更に、儒教は必ずしも宗教と考えられている訳ではない。道教信者、キリスト教徒、仏教徒であっても、さらに儒教をも信仰する事が許されている。



 儒教思想の強い要素は今でも日々の政治的かつ組織的階層の中に存在するが、これらを生んだ用具と礼拝は消えた。儒教が教育カリキュラムや韓国人の日常生活から取り除かれてから、朝鮮の歴史にとって必須の何かが失われているという感覚が、1990年代後半の儒教の再生に繋がった。

 14世紀以降、朝鮮の中の新しく台頭したエリートは、結合力がある儒教の仕掛け全てに依存しており、そのエリートを守った統治の上に乗る要素として、外国の学者も韓国の儒教に対する関心を持ち始めた。



 現代朝鮮では、李朝時代に固まった朝鮮儒教により目上の者には絶対服従であり、たとえ間違っていたとしても、それを指摘して恥をかかせるような事は出来ない。

 地位の高い者が下の者を酷使するのは、大韓航空副社長の趙顕娥が起こしたナッツリターンや水かけ事件がその顕著な例である。



 また彼女らが批判を集めたのは、激昂ぶりもさることながら、その責任を他者へ転嫁し、自らの罪を認めなかった事でもある。

 これは、立場が上の者が間違っているというのは都合が悪く、また罪を認めれば犯罪者となり、不名誉な人生を送る事が確定しているからで、これは韓国の歴代大統領が、在任中の功績も無視され、いくつかの罪で逮捕される事にも見て取れ、それを恐れるあまり、国外逃亡や自殺を図る結果につながる。



 女性が虐げられる事も未だ多く、嫁が姑にご機嫌伺いを毎日するのが慣習であり、夫とも姓の違いから阻害感を覚えることもある。韓国人特有の精神疾患火病が女性に多いのも、社会で冷遇されている為と考えられている。

 儒教においては、富める者は貧しい者を助けねばならないとするが、それにより貧しい者は施しを受けるのが当然と考えるようになり、勤勉に働き稼ぐ事に消極的だった朝鮮では、他者から得られるだけの財を獲得する事が多く選択されたため、その習慣が今も僅かながら伺える。

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 一部引用以上



朝鮮社会に伝統的に根付いた儒教の実態が描かれている。

 これらの問題を一括していえば、「序列社会」という表現がふさわしい。つまり、人の身分が生まれながらに定められ、人間の序列が先天的に定められているわけで、女に生まれたら最後、それは生涯、男の奴隷を意味し、中民や白丁階級に生まれたら最後、両班階級の奴隷として死ぬまで仕えることを意味している。



 人間社会が先天的な差別社会であったとすれば、何が起きるのか?

 人々は、絶えず目上の者に怯え、目下の者を小馬鹿にして蔑む人生を送ることになる。

 こんな救いのない社会で、人々を救うものは、自分が序列の上位に向かう夢ということになる。

 だから、現代韓国社会でも、人々の救いは、序列を上げるための競争に勝つことであり、学歴を土台にした凄まじい競争社会が成立している。



 日本でも、韓国ほどの激烈さ鮮明さはないが、江戸期に定着させられた儒教の本質的な序列価値観が根付いているため、いまだに学歴身分(地位・蓄財)偏重社会が続いている。

 だから、学歴など人間の価値基準としては、まるで筋違いであるにもかかわらず、出身大学の偏差値によって、その人物を評価するような愚かな差別的価値観に洗脳されてしまっている人が多い。

 学歴よりも、はるかに大切な人間性が、学歴の下位に位置づけられてしまっている。

 学歴や身分が高ければ、下位に対してどんな嫌悪すべきDVでも許されるというのが韓国社会なのだ。それがナッツ姫事件の本質である。



 統一教会が、なぜ社会問題になるかというと、それは、統一教会の根本思想が競争原理と深く関係しているからだ。

 文鮮明の教義は、韓国の恐ろしいほどの競争原理社会の価値観から生まれた思想を土台にしている。

 つまり、「競争のなかで、自分が一番になりたい」という上昇志向である。



 いわば、朝鮮・韓国社会では、人々が序列価値観に完全に洗脳され、上下関係への絶対服従が求められる人間関係の土台の上に、統一教会の教義が作られている。

 だから、日本での布教でも、統一教会に騙されて洗脳されてしまう人たちの大半が、序列価値観に洗脳されて、学歴を価値の基準にしているような封建的人物であって、当然、自民党保守の人脈が多いのである。



 彼らは、幼いころから、教育体制の「競争原理」のなかで育ってきた。同じ年齢どうしで競争して、相手を出し抜いて、自分が上位に向かうことが「生きている理由」であるかのように洗脳されてしまっているのだ。

 このことで、人生観世界観が、「自分が競争に勝つ」という上昇志向だけが絶対原理として刷り込まれてしまっている。



 今の日本社会(政府のあり方)が、滅多矢鱈に「一番を目指す」という上昇志向ばかりに染まっている事情は、官僚たち、議員たち、そして保守自民党支持者たちの大半が、「競争原理」に洗脳されているからである。

 https://diamond.jp/articles/-/28488



 自民党支持者や統一教会信者=国際勝共連合も、ほとんど、競争主義である。

20年以上前から、私への誹謗中傷が数十名によって繰り返されているが、「らぶらぶMAC」という名を使って私を誹謗し続け、私の個人情報のデマを流し続けているアカウントがある。

@2003jpLove2m 不言実行なのだ!!!!!!!☺︎💉💉💉🎊✨ 🇺🇦 



 この男の誹謗内容には、必ず私が「中卒」という蔑視があるので、おそらく序列社会である韓国の関係者だと予想していた。

https://love2mac2002jp.blog.fc2.com/blog-entry-89.html



 私のブログへコメントを書き込んできたので、IPアドレスを調べると、ジョニストやちあきと同じアドレスであり、それが自民党本部の統一教会系出版社からのものであることを確認していたので、この男が韓国人統一教会員であることを確信した。



 つまり、統一教会員の価値観では、「中卒」は嘲笑侮蔑の対象であって、無価値なものという強固な信念がある。

 こんな思想は、今の日本では、ほとんど韓国人移住者のものなのだ。これが自民党の底辺を支えているといってもいい。



このような精神のドロドロに腐敗した競争・序列主義者は、世界観・人生観が非常に矮小なので、実に洗脳されやすい。

 序列を重んじることが絶対視されているので、序列を前提にした統一教会の思想を容易に受け入れてしまうのだ。

 

 文鮮明も、自分の序列にこだわり抜いて、「自分は世界の帝王だ。世界中の女は自分のもの」 「韓国は世界最高の国」 「やがて世界は韓国語を標準語に採用し、韓国を中心にした社会に変わる」 などと妄想を繰り返して死んでいった。

 こんな妄想に、自民党員が容易に騙された理由も、彼らが身分や序列を重んじる差別主義者だったからである。



現在、日本に帰化したYouTuberのWWUK TVのウオーク君も、韓国社会の異常な洗脳を批判しているが、その本質が序列にあることを、まるで理解していない。

 https://www.youtube.com/watch?v=JEXlRn1IT6Q

 それは、彼の日本での立位置が、おそらく序列と競争が大好きの自民党支持だからだろう。だから自民党の原発政策を支持している。

 彼が、韓国の序列と差別を批判できないうちは、彼自身の洗脳から解放されることもないだろうと考える。

 統一教会=原理研の若者たちは、なぜ洗脳されたのか?

2022年08月28日 | インポート
 人が洗脳されるとは、どういうことか?

 例えば、統一教会は、信者に「合同結婚式」を求め、自由な恋愛を無視して、教祖の定めた相手との結婚を強要される。



 統一教会に騙され(洗脳されて)合同結婚式で韓国の男性に娶された日本女性は7000~20000人といわれている。

 その大半が、家族との連絡を絶ち、帰国もできないでいる。

 文鮮明は、「日本女性の相手に韓国のクズを与えておけば、戦前の日本統治に対する復讐になる」と発言していた。

 また嫁の来てのない貧しい韓国農民が教団に10万円支払えば、日本女性を嫁にもらえるという。



 韓国農民にあてがわれた統一教会・合同結婚式日本人妻の「SEX地獄」。 今も毎年のように開催されている(週刊ポスト6/4号)

 https://ameblo.jp/yoruasaaida/entry-11764427794.html



 合同結婚式に参加する韓国人は、教団信者ではなく、性格が悪かったり、詐欺などの犯罪歴があったり、嫁の来てのない貧しい農民が多い。

 このため、日本人嫁は、激しいDVに遭ったり、財産を夫に収奪されたりして地獄を見せられてるという。中には耐えかねて夫を殺し、日本人に対する韓国人特有の偏見裁判で重罪で服役させられたりしている妻もいる。



 貧乏と乱暴に苦しみ夫を殺害…統一教会「合同結婚式」日本人花嫁の地獄 「週刊文春」編集部 2022/08/13

 https://bunshun.jp/articles/-/56626



 「被告人を懲役9年に処する――」

 2013年1月、韓国の春川地裁法廷。被告人のM子(当時52)は、前年8月、韓国人夫(当時51)の口元をタオルで塞ぎ、殺害した。統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の「合同結婚式」後に渡韓して17年。教団が掲げる“理想の家庭”とは、かけ離れた末路だった。



 結婚してからずっと、貧乏や夫の飲酒、乱暴に苦しんできました」

 M子は逮捕後、こう供述したという。収入は、持病があり無職の夫の生活保護費とM子が家政婦などで得た稼ぎ、日本円にして月10万円足らず。夫は酒を飲んでは暴言を吐き、家の中の物を投げつけた。



 「生活苦に喘ぎながらも夫を扶養し、看病してきたM子はやがて鬱病に。夫を殺害後、精神鑑定で軽度の適応障害だったことも判明した」(韓国の司法関係者)

 M子は判決を受け入れ異国の刑務所に服役する。



 過酷な境遇に置かれた日本人妻は、M子だけではない。元統一教会信者で『カルト宗教からの脱会』の著書がある冠木結心(かぶらぎけいこ)氏(40代)は、M子と同じく1995年の合同結婚式に参加し、2つ下の韓国人男性と結婚。だが――。



 「夫のDVが酷く、私は生まれたばかりの娘を連れて離婚の道を選びました。離婚はご法度でしたから、苦渋の決断でした」(冠木氏)



 内部で「祝福式」と呼ばれる合同結婚式は、原罪から解放され、救済が実現する唯一の方法とされ、信仰生活最大の目標となる。

 結婚相手選びを教祖に委ねてきたかつての合同結婚式では、外国人男性に嫁いで海外に家庭を持つ日本人女性信者が続出。花嫁は語学習得の機会もなく、縁もゆかりもない異国の地で生活することになる。その数は世界に約1万人とされる。



 「16年、全国霊感商法対策弁護士連絡会がテレビ東京系の番組『世界ナゼそこに?日本人』に『虚偽の事実を織り交ぜた物語を創作して放映している』と申し入れをしています。

 これまで番組に登場したウクライナ、中米のコスタリカ、西アフリカのブルキナファソなどの日本人妻は、統一教会員だったとされています」(民放関係者)



 ただ、圧倒的に多いのは、日本の女性が「メシアの国」である韓国の男性に嫁ぐ「韓日祝福」だ。最も理想的な組み合わせとされ、統一教会が公表しているデータによれば、日本人の国際結婚相手国は78.4%が「韓国・朝鮮」となっている(2016年)。



 かつて在韓邦人信者の生活を調査した、大阪公立大学大学院文学研究科都市文化研究センターの中西尋子研究員が語る。

 「調査は01年から08年にかけて行いましたが、韓国で暮らしている日本人女性信者は、7000人ほどとされています。大半が『韓日祝福』で海を渡った日本人花嫁とみられます



 合同結婚式は、92年の3万組、95年の36万組、97年の4000万組と開催を重ねるごとに発表参加数が激増。その裏で教団は信者以外からも参加を募っていた。前出の冠木氏は「夫婦でなければ天国に行けない」との教えから02年に2度目の合同結婚式に参加し、韓国に渡ったが、



 「最初は他の日本人女性信者たちと共同生活を送り、伝道名目で『結婚しませんか』と書いたビラ配りをさせられました」(冠木氏)



 結果、集まってくるのは失業者など、国内で普通に結婚できないような男性ばかり。こうした姑息な男性信者集めが、悲劇を生む土壌となっていたのだ。

 92年の合同結婚式で韓国人男性と結婚したある日本人妻は、韓国から家族で帰国後の96年、夫に母親を殺害された。離婚を巡るトラブルが原因だった。



 冠木氏の2番目の夫も、学歴や年齢を偽った日雇い労働者だった。夫の金銭問題に苦しみ続けた彼女はその後、韓国の山間の小さな集落に住居を移し、脱会するまで約10年を過ごした。

「冬はマイナス20度になり、日本人は私1人。住居は台所もトイレもないプレハブ小屋でした」(同前)



 前出の中西氏は「脱会に至らなくとも、同様の境遇にある日本人妻は少なくないはず」と語る。

「彼女たちは苦労すればするほど蕩減(とうげん/罪の清算)になると信じています。一方で『信仰がなかったら離婚している』という本音を漏らす人もいました」



 今年7月23日。統一教会世界本部は、在韓日本人信者がしばらく日本訪問をしないよう、内部通達を行った。安倍元首相の事件を受け、〈不当な宗教的迫害〉を懸念したからだ。

「統一教会は『いつまで昔のことを……』と言うかもしれませんが、昔のことは全て今現在に繋がっているんです」(冠木氏)

 教団の名称を変えても本質を変えることはできない。

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 引用以上



 統一教会に洗脳されて、山上氏の母親のように、金集めや奴隷結婚など、文字通りの地獄に堕とされた日本人信者は数十万人に達するという。

 宗教というものは、人々を洗脳して信者に仕立て上げるため、どんな手口を使うのか?

 学問的に体系化された理論としては、苫米地英人の「洗脳原論」があり、好著との評判が高いが、残念ながら私は読んでいない。

 読みたいが、視力が衰えて、活字を読むことが困難になっている。動画は探しても見当たらない。



 しかし、ネット上で断片的に語られる苫米地洗脳理論をかいつまんで見てみよう。

 苫米地氏の概説では、「洗脳とは醒めない変性意識」という理解がある。

 実は催眠=変性意識に追い込むのは非常に容易で、恐怖心などに煽られて、日常的な論理的思考回路から離脱して、本来の自分ではない感情的な即発的人格になる場合は少なくない。

 例えば、人が理不尽に殴られたり、刺されたり、運転中に煽られたりすれば、即座に論理を超越して、即発的人格=「変性意識」に入る。



 私も、すぐ近くに住んでいるA老人が、今でも頻繁に私の家に侵入して、工具類などさまざまなものを盗みだし、おまけに警察が私の言うことを信用せず、逆に精神病院に連れて行ったという屈辱的現実から、もの凄い「変性意識」になってしまい、強烈な殺意の洗脳に自分で追い込んでしまった。



 そのとき、鏡を見たら、まるで別人で、指名手配中の殺人犯みたいになっていた。「どうやってヤツを殺してやろうか」と考えているうち、母親の顔が浮かんで、ふと我に還ることがあった。

 そのとき、再び鏡を見ると、本来の見慣れた自分の顔に戻っていた。

 しかし、数日前に、またたくさんの工具が盗まれていたので、いつ自分が殺人鬼のような姿に変身するのか不安で仕方がない。今度、道端で出会ったとき、自分が瞬時に凶暴な変性意識に入らないか怖くて仕方がない。



 苫米地氏は、洗脳から醒めるのは簡単で、普通は朝起きれば本来の自分に戻るが、ところが永続的な洗脳技術では、起きたとき、再び洗脳のスイッチが入るように細工するのだという。

 それは、その人の持っている恐怖心や畏敬心、憧れなどの特殊な感情を利用するのだという。使われる小道具としては、洗脳団体のバッジや教典、音楽などで、それを見たり聞いたりした瞬間、再び洗脳的変性意識に入り込んでしまうよう訓練を施されるのだという。



 洗脳はテクニックである。それは催眠術と同じもので、催眠術はすぐに醒めるが、洗脳は醒めても、すぐに洗脳に戻るように仕組まれている。

 統一教会は、巨大な被催眠集団であり、文鮮明は催眠術師(あるいは詐欺師)だった。



 ① 潜在的に持っている未知への不安や恐怖である「悪魔・サタン・悪霊・地獄」など得体の知れないもの……マイナスイメージへの不安感・畏敬・恐怖心を利用する。あるいは、優越感や劣等感といった感情が利用されることもある。



 日本には膨大な宗教的遺構がある。寺社仏閣から家内の神棚、仏壇、冠婚葬祭に至るまで現実の科学的、唯物的生活から乖離した空想上の取り決め観念に溢れているので、すべての日本人が「自分の知らない恐ろしい世界がある」と洗脳されているのである。



 理不尽な序列社会である朝鮮半島では、とりわけ、その傾向が強い。これらは、臨場感のある体験によって凄まじく増幅され、身も心も馴致され理性的な疑問が消えてしまう。それは「幽霊の実体験」のようなものだ。

 だから南北朝鮮社会は、まるで宗教王国なのだ。

 唯物的世界にはありえない不可解なものを見せられたら、強烈な変性意識に陥ってしまう。

 もしかしたら、統一教会、文鮮明の教えの洗脳が自分の心に都合のよい価値観を与えてくれると信じてしまうのだ。



 前回書いたが、私が銀映というストリップ劇場に友人と行ったとき、クライマックスのまな板が近づくと、若い女性たち十数名が入ってきて、リーダーが「見よ、これがサタンの所業だ!」と叫んだ。

 これが統一教会(原理研)守山研修所の洗脳手口だった。



 一流大学在籍の受験勉強しか知らないで優越感の強いお嬢様たちは、大衆に股間を晒す女性の姿を見て、強いショックを受けたにちがいない。

 このとき、彼女らは臨場感の緊張によって催眠状態に陥り、「変性意識」によって「サタン」という言葉に強烈に反応するよう洗脳されるのだ。



 ② 上の感情が「変性意識」によって激しく増幅される。増幅された変性意識をもたらすのに、手っ取り早いのが麻薬類で、文鮮明は、岸信介の作った昭和通商という史上最大の麻薬密売組織の幹部だったので、敗戦後も大量の麻薬を所持していたはずだ。

 朝鮮にあった昭和通商には、敗戦時、莫大なアヘン・モルヒネ・ヘロイン・コカインの輸出在庫があったといわれるので、その一部を文鮮明が持っていた可能性が強い。

 岸信介、児玉誉士夫や笹川良一らは、それを元手に戦後、自民党政権を作った。



 おそらく文鮮明は、信者の獲得と洗脳に、麻薬による変性意識を利用した可能性が強いと考えている。文鮮明は大量の麻薬を密売し、その資金を統一教会の活動に利用していたとの証言がある。

 https://ameblo.jp/yoji1970/entry-12586191897.html



 また文鮮明の子供たちが麻薬パーティを頻繁に行っていたとの供述もある。

 https://www.youtube.com/watch?v=L0nm0mABf2o



 文鮮明は、岸信介から引き継いだ昭和通商の遺産を、統一教会のため最大に活用したといえるだろう。それは子供たちにも引き継がれていた。

 おそらく、洗脳の場でコカインやヘロインが利用されていたのではないだろうか?



 ③ 「宗教は逃避の場」である。

 毎日が人間関係で苦しい。受験ストレスや、姑や夫との人間関係が苦しみに満ちていれば、何かに救いを求めたい。宗教団体は、自分を救い、癒やしてくれる空間かもしれないと強烈な期待を抱くのである。



 その宗教団体の一員となることで、日常生活の苦しみから逃れられるというのは大きな希望、動機となるので、夫婦関係が破綻していたり、周囲の人間関係に苦しみを抱えている人、学校や会社でストレスを抱え続けている人は、実に容易に洗脳されやすくなる。

 何もかも満たされて順調に問題が解決できる環境にいる人なら「苦しいときの神頼み」など必要ないから、宗教団体に入る必要もないのだ。



 姑や夫との関係に癒やされないストレスを抱えた人が宗教団体の集会で、豪華絢爛に着飾った教祖様の姿を見せつけられると、まるで救世主がそこにいるかのような錯覚と洗脳に遭ってしまう。

 教祖様はいつでも「普通の人間」でない超越的存在であるかのようにふるまい、信者は、自分の潜在的願望によってコロリと騙されるのだ。



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 ④ 唯物的日常性のために使われる脳空間は、大脳皮質、前頭前野、海馬だが、恐怖心などに支配された変性意識は、大脳辺縁系や潜在意識が使われる。

 人間を唯物的論理による支配から引き離し、感情などに囚われた変性意識に引き込むと、大脳皮質よりも辺縁系が主役になって、総合性、論理性が著しく弱体化する。



 統一教会のような宗教団体が、信者を洗脳するとき、もっとも効果的に利用できるのが、大脳辺縁系と潜在意識における恐怖心である。

 それまでの普通の思考様式である論理的判断能力が衰え、変性意識に支配された催眠状態になってしまう。



 このように信者に、「醒めない催眠術」をかけ続けるためには、コケオドシの虚構=巨大な伽藍、豪華絢爛な衣装にくるまれた教祖の姿、大物政治家の権威などが非常に有効であり、信者の自由な理性をコチコチに凍結させることに役立つ。

 この意味で、統一教会は、岸信介の一族(安倍晋太郎、晋三、麻生太郎)などを利用し続けてきた。



 ⑤ 優越感を持っているような「優秀とうぬぼれている」若者ほど騙されて洗脳されやすい。



 いまだかつて、はみ出しモノの評価の低い、自由な若者が騙され、洗脳されて信者になったという話は聞いたことがない。自分に素直で、自分を客観的に見つめられる人物、他人を見下さない人物は、洗脳されない。

 統一教会に洗脳されてしまった若者のほとんどが「よい子」であり「優れた子」であった。本人は真面目で、いつでも他人から高く評価されてきた。



 上の方で述べた、ストリップ劇場のまな板ショーで「悪魔の所業」と洗脳されてしまうような娘は、どんな人間性か?

 いつでも大人しく、成績上位で、しかし、心のなかでは、他者に優越を感じていたような人が、臨場感のある強烈な体験でショックを受けて、実に容易に洗脳されてしまう。

 刺激に弱いのだ。「物事には裏がある」ことを人生のなかで学んでこなかったのである。



 まして、統一教会の聖典「原理講論」は、一部ヘーゲル弁証法の焼き直しで、優越感が強い若者は、人生で初めて教えられた弁証法哲学にコロリとやられることになっている。

 今、手元に原理教典がないので、具体的に反論できないが、私も、高校生のとき、初めて弁証法に触れて、「これこそ宇宙の真理だ!」と変性意識に陥ったことを記憶している。

 こうなれば、教団による洗脳が実に容易になるのだ。私はマルクス主義に夢中になってしまい、唯物論から抜け出すのに十数年はかかってしまった。



 さて、長くなったので、また読者の求めがあればだが、いずれ続きを書きたいと思っている。









 















 競争主義

自民党と統一教会、死せる文鮮明のビジョン「大韓統一帝国」の走狗

2022年08月27日 | インポート


 以下の文章は、私が2014~2018年頃にブログアップしたものだが、安倍官邸の警察官僚の介入により、ブログ管理人が勝手に削除したものの一部だ。

 当時、私の統一教会に関するブログは、私も分からないほど、たくさん無断削除された。

また、読者の側も、信用する人は少なかった。私が想像で、でっちあげたものだと思っていた人が多かった。だが山上君のおかげで、私がウソを書いていたわけではないことが、やっと目を向けたメディアによって、次々に明らかにされている。

 以下の「デマ」と認定されていた私のブログ情報は、すべて真実である。

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 これは、統一教会の機関誌「世界思想」

sekaisisou





 頻繁に安倍晋三を表紙写真に用い、「安倍がいなければ、統一教会の目的は達成されないと持ち上げている」 いったい、安倍晋三と統一教会の本当の関係は何であるのか?

  

 ウィキの統一教会の記述は、教団側の作為、関与が感じられず、比較的公明なものと考えている。  https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%B9%B3%E5%92%8C%E7%B5%B1%E4%B8%80%E5%AE%B6%E5%BA%AD%E9%80%A3%E5%90%88

 

 文鮮明

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%87%E9%AE%AE%E6%98%8E

 

 2008年7月末、我々は奇っ怪なニュースを目にした。

 統一教会の創始者、文鮮明(88)と家族が乗ったヘリコプターが19日、韓国・ソウル東40キロの加平郡に不時着し、文や夫人ら数人が軽傷を負った。

 http://www.afpbb.com/articles/-/2420219?pid=3149115

 

 「ヘリコプターは着陸後炎上したというAFP」 と説明されているが、着陸後の炎上であっても、頑丈な骨格部が、燃焼によって完全にスクラップになってしまう事故などありえないことだ。

 これは明らかに墜落して大破したのであり、救助隊が黒焦げの遺体を運び出す様子も撮影されている。この状況で、文夫妻だけが軽症で済んだなど絶対にありえない。なお秘書は死亡したと報道された。

 

 これは退院時の写真

 http://www.segye.com/newsView/20080803001462

 何事もない、めでたい写真に見えるが、実は、この写真は分析専門家から見たら稚拙なほどの合成写真である。 

 「人物の輪郭線や光源と陰影の関係に不自然な点が多い」、「奥さんの右手がおかしい」などの指摘が相次ぎ、生花店での勤務経験があるというネットユーザーからは、「ふたつの花束が同じ季節のものとは思えない」との意見も出ている。

 花束のアウトラインが背景への距離感がないし、後ろの看護師と文夫妻の照明の向きが違うし、明度も不自然、何よりも距離深度のピントが全体に違和感が強い。拡大するとCG特有の格子縞が現れるなど、多数の合成証拠が見える。

 

 これが何を意味しているかというと、2008年7月の、このヘリ事故で文鮮明と側近は死亡したが、あたかも軽症であるかのように発表され、 半月も経ていない8月3日に、この写真が公表された。

 同乗者が全身丸焦げで死亡してるのに、傷一つない笑顔の退院写真。

 その後、死して統一教会を走らせ続けた文鮮明は、やっと2012年9月3日死亡したと発表された。92歳、死因は肺炎とされた。

 

 妻の韓鶴子については、本当にヘリに同乗していたのかも、よく分かっていない。

 もし、文鮮明夫妻が生き延びたことが事実だとすれば、今度は二人が墜落ヘリに乗っていなかったことになってしまう。

 しかし、二人が半月の間、入院したという既成事実が必要な事情があることにもなる。

 

 ヘリコプタ墜落の原因については、一部でCIAの命令を無視したことで、米軍特殊部隊によってミサイルを撃ち込まれたことが原因と報じられた。ネット上には、当時詳細な情報があったが、今は削除されて存在しない。



 なぜ、4年以上もの間、統一教会は、死を隠す必要があったのか?

 もちろん、後継者問題が未確定だったからだろう。文鮮明の子供は、4名の妻との間に数十名もいて、それぞれ問題児だらけだという。韓国では経済的に成り上がった家の子供は、王侯貴族のような生活をするのが普通なので、ちょうど、大韓航空の会長の娘たちをイメージすればよい。



【追記、文鮮明の子供たちが、麻薬に溺れているとの暴露があったが削除された。文鮮明は、岸信介の作った世界最大の麻薬密売組織で岸の使い走りだった。だから戦後も大量のヘロインなどを所持していたはずだ。

 日本の若者を洗脳するのに、この麻薬が利用された可能性を考えなければならない。文は、「ヘーゲル弁証法」を土台に、優越意識の高い若者たちを選んで麻薬で洗脳した可能性が高いと私は考えている】



 誰が統一教会の巨大な利権を継ぐかで、数年間もの親族内部での熾烈な戦いがあったようだ。韓鶴子との二人目の子供である文孝進は、文鮮明の家族の実態を暴露している。

 

 わが父、文鮮明の正体(削除された)

   https://www.youtube.com/watch?v=L0nm0mABf2o



 https://www.amazon.co.jp/%E3%82%8F%E3%81%8C%E7%88%B6-%E6%96%87%E9%AE%AE%E6%98%8E%E3%81%AE%E6%AD%A3%E4%BD%93-%E6%B4%AA-%E8%98%AD%E6%B7%91/dp/4163546103



 これによれば、文鮮明の子供たちは、麻薬狂いや、贅沢三昧で(日本の信者から強奪した)金を湯水のように使って酒池肉林の大騒ぎを繰り返す者や、妻や子供たちに激しいDVを繰り返す者、いずれも問題児だらけで、社会の疎外者ばかりであるという。

 

 [文鮮明とは何者なのか?]

 

  文鮮明は、世界中にいる統一教会の信者にとっては、地上に再来したメシア、第三のアダム、再臨の主であり、彼と妻の韓鶴子は真の父母であるとされる。

 ところが、上の暴露本を出版した、文一家の家族によれば、文鮮明は第一級の宗教的詐欺師であり、陰謀によって会員や元会員、その家族たちの人生を台無しにしてきた極悪人であると考えている。

 

 1920年1月6日、北朝鮮、平安北道定州郡で出生。一家は需家からプロテスタントキリスト教に転宗する。19歳の時に日本に留学し、早稲田高等工学校に通って電気工学分野の勉強を続け、卒業後鹿島組で働いていた。

 

 実は、この経歴が極めておかしい。1940年代、文鮮明の名は、岸信介の経営した「昭和通商」=日本軍の麻薬販売特務機関 に見えるのだ。

 金日成と「義兄弟の誓い」を行ったのも、この頃であろう。

 日本に向かったのではなく、岸信介の下で、同じ朝鮮人にアヘンを売りつけていたのではないだろうか?

 

 文は生涯、自分は1944年、早稲田大学卒と主張したが、卒業名簿にある文鮮明=山本朋成という名は、まったくの別人で、1975年頃、早稲田原理研のメンバーが総長と交渉して書き換えさせたものだという。

 文鮮明という人物は、自分の履歴に虚飾を加えることが好きだったようだ。

 

 敗戦後、22歳の時に帰国し、1945年に自らの思想「原理」を系統立ててまとめ、1945年8月に「原理」による聖書解釈の説教で布教活動をスタートしたが、その教えはキリスト教主流派に受け入れられるものではなく、迫害を受け、1946年にソ連軍占領下の平壌に向かい布教を開始した。

 

 1948年、当局によって、逮捕・投獄・拷問を受け、社会秩序紊乱罪で再び逮捕され、興南強制労働収容所で5年間の労働を言い渡された。1950年6月に朝鮮戦争が勃発し、国連軍が19月に興南に達して囚人たちを開放。

 文は釜山で避難生活を送り、1950年から1955年まで釜山で港湾労働者として働きながら教義書「原理原本」を執筆、1952年5月に完成。

 1954年5月1日に「世界基督教統一神霊協会」を設立。原理運動とも呼ばれる。



 【追記、原理講論は、ヘーゲル弁証法を写しているので、優越感の強い若者は「宇宙の真理を教えられた」とイチコロで洗脳される。ちょうどオウム麻原が空中浮揚で若者を籠絡したのと同じ手口だ。宗教は「不思議なこと」を見せつければ、簡単に若者を洗脳できるのだ】

 

 1959年10月2日日本でも世界基督教統一神霊協会を設立、1964年、久保木修身が初代、統一教会日本支部、会長となる。

 このとき、最初の統一教会日本支部は、渋谷区南平台の岸信介邸内に建設された。

 【追記、隣家の高峰三枝子邸を買い取ったといわれる】

 これが、はっきりした文鮮明・岸信介関係の嚆矢である。

 この縁を取り持ったのが、朝鮮における日本軍麻薬密売組織=昭和通商と、強烈な反共思想であった。

【追記、後に私は、文と岸が、李朝高級官僚の子弟だった可能性に気づいた。文は、大韓統一帝国を再建し、李垠・方子の子であった安倍晋太郎~晋三を国王にするつもりだったのだと確信した。これは北朝鮮金一族とも示し合わせていた】

 

 1968年に下部組織として、「国際勝共連合」を設立した。これは岸信介・笹川良一・中曽根康弘ら、日本の極右メンバーも主体になっていた。1972年にアメリカに移住し、統一教会の総本部もアメリカに移した。

 激しい反共主義によって、ニクソン米大統領にホワイトハウスに招かれ、ソビエト連邦の最高指導者ゴルバチョフにクレムリンに招かれるなど、著名な政治家、宗教指導者とつながりを持ち、日本の名だたる右翼の大半と、数多くの保守派の活動に資金援助をした。

 谷口雅春(成長の家)らと結託して日本会議を形作ったのもこの頃である。なお、日本会議は、未来の右翼政治家育成組織として、松下政経塾も立ち上げ、自民・民主の(立憲を含む)右翼的政治家を多数育成した。(松下塾は国家主義の極右思想を薫陶した)

 

 日本国内の統一教会は、文鮮明にとって最大の金づるであった。

 真面目な日本人の性格を利用して、洗脳を繰り返し、合同結婚式、文一家による信者の生活への厳しいコントロール、組織を揺さぶる個人的または金銭的なスキャンダルといった問題を抱えており、1970年代から80年代には、文鮮明は信者を「洗脳」し、自律した思考や行動ができなくなるほど強い思想統制や行動修正の体制を信者に押し付け組織や指導者の奴隷にされてしまっていると非難された。

 

 ちょうど、この頃、私は個人的に統一教会の洗脳現場に出くわしている。

 確か1970年代後半だったと思うが、名古屋で職場の同僚とともに、東区にあった「銀映」というストリップ劇場に行ったとき、踊り子が股間を見せる佳境になる頃、突然、どやどやと若い女性たちが十数名も入ってきて驚かされた。

 

 その後、核心の「まな板ショー」=客を呼んで舞台上で性交をさせる=に移ると、「さあ、見なさい! これが悪魔の所業だ!」 という声が聞こえた。

 女性たちは、それを見て、ぞろぞろ引き上げていった。

 

 後で分かったことだが、実は、これは名古屋市守山区にあった統一教会(原理研)の洗脳施設から、若い女性たちにショックを与えて、この世は悪魔に支配されているとの刷り込みを行わせる手口であった。

 守山以外にも、千葉市花見川区三角町にも同じ洗脳施設が、今でもあるということだ。

 

 洗脳された彼女たちは、ただちに統一教会集金マシーンとして機能するようになる。

 都会に住む日本人の誰もが、一度は彼女らの詐欺的集金の罠にはまった経験があるのではないだろうか?

 街頭で花束を持っていて、誰にも手渡そうとする。

 ただでくれるのかと思って受け取ると、千円請求される。返そうとすると、「あなたは一度買ったではないか」と追求して金をせしめる手口である。

 

 1975年に文鮮明が出した送金命令により、日本の統一教会は過酷な集金・違法な商売を行いアメリカ・韓国等の統一教会の活動に多額の資金を送金した。 

 2000年には経営危機となったアメリカのUPI通信社を買収した。これらの発行に必要な莫大な経費は、日本の統一教会の信者による経済活動が支えていた。

 

 この頃、日本でも有名になったのが「霊感商法事件」である。

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9C%8A%E6%84%9F%E5%95%86%E6%B3%95

 

 統一教会の広告塔になった芸能人に桜田淳子がいるが、彼女は、最近、洗脳から冷め始めているとの噂もある。本当に洗脳から冷めて統一教会を大慌てさせたのが山崎浩子であった。 

 http://open.mixi.jp/user/31894606/diary/1952778759

 

 新体操のスターだった山崎浩子が涙ながらに自分の洗脳体験をメディアに語り、警告を呼びかけたことで、日本における統一教会の活動は劇的に凋落することになった。 

 しかし、まだ統一結婚式などで、日本女性7000名が韓国の農村に性奴隷として強制的に送り込まれ、連絡も取れない行方不明状態で、多くはDV被害に遭い続けているとの情報もある。

 (現在までに数万人の日本女性が韓国人の性奴隷として渡航させられ、家族との関係を断たれている)

  http://aszxcv.blogspot.jp/2011/09/blog-post.html

 

 http://the-soliloquy-of-ishikawa-quon.blog.jp/archives/1064999000.html

 

 https://ameblo.jp/64152966/entry-11947021257.html

 

 (私は、合同結婚式に関するブログを数編アップしらたが、すべて無断削除されていた)

 

  自民党に深く食い入る統一教会 事実上、自民党を支える選挙運動部隊

 

 99年と、かなり古いデータで申し訳ないが、1980年代、中曽根政権時代に、統一教会原理研が、国際勝共連合系の自民党議員に対して選挙支援活動を行った。

 統一教会とともに国際勝共連合の結成に加わったのは、岸信介を筆頭に、笹川良一、中曽根康弘らであった。

 

 公選法では事務員・ウグイス嬢・手話通訳者以外の有償選挙活動を禁じている。バイトを雇って選挙活動をさせるのも禁止。

 このルールで一番困ったのが、金権に依存する自民党で、今でも大半の議員が秘密裏にバイトを雇って選挙活動をさせているのは公然の秘密である。

 

 共産党・社会党・公明党は、圧倒的な組織、思想信念に裏打ちされた人海戦術で選挙活動を行っていたので、困ったのは、何でも金の力で動かせると信じていた自民党であった。そこに国際勝共連合=統一教会という凄まじく強大な救世主が現れた!

 

 国公立、私大の一流大学に、統一教会の学生組織である「原理研」サークルが作られていて、早稲田大学などは、非常に規模の大きな組織であった。

 この原理研メンバーが、自民党の極右議員の選挙活動を無償で担ったのである。 

http://www.asyura2.com/07/senkyo36/msg/411.html

 

 そして、当然のことながら、統一教会の組織として当選御礼を要求した。

 それは、当選議員の秘書にメンバーを送り込むこと、官僚に政治的な口利きを行い、原理研のキャリア組メンバーを優先的に各省庁に送り込むことであった。

 

 これが、もっとも大規模に公然と行われたのは、国際勝共連合の創始者の一人でもある1980年代、中曽根康弘政権の時代である。

 それから山崎浩子「脱洗脳」事件が起きた1993年に統一教会が激しくバッシングを受けて、支援を受けている事実が明らかになれば選挙がヤバくなると感じた議員たちは、少しずつ引いていった。

 

 この当時、官庁に送り込まれた人物は、それから30年以上を経て、各官庁のトップクラスに出世している。

 統一教会が希望した入省先は①防衛省 ②文科省 ③法務省 などであるという。今の最高裁事務局や、検察庁の幹部にも原理研出身者が含まれているわけである。

 

 自民党に入り、大臣になった者もたくさんいる。はっきり分かっているのは、早稲田原理研リーダーだった世耕弘成経産大臣、早稲田出身自民党議員は、原理研出身者が多いと噂されている。 

 ほぼ確実に原理研出身といわれるのが山谷えり子、稲田朋美・高市早苗・杉田水脈も疑われている。

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/154061

 

 統一教会機関誌である、世界日報や世界思想が、表紙などに採用して頻繁に持ち上げている議員は安倍晋三、麻生太郎、鳩山由紀夫、中曽根康弘、福田赳夫、三塚博、松下正寿など。他にも、100名を超える極右系議員が、統一教会の支援を受けている証拠がある。

 

 とりわけ田布施人脈議員といわれる、安倍三兄弟=安倍晋三・岸信夫・北村経夫らは、統一教会から大規模な資金援助を受け、選挙活動の支援も受けて当選している。

 統一教会の支援を受けていなければ、彼らの集会に顔を出したり、祝辞を送ることなどありえないので、そうした議員は、統一教会と深い関係があるか、または原理研出身者である。 

 http://poligion.wpblog.jp/archives/1520 (官邸ポリスの介入により削除された)

 

 一番問題なのは、完全に自民党の私物組織であるかのような思想統制の行き渡っている、最高裁判所・検察庁のトップに、統一教会員が入り込んでいる可能性が非常に強いことである。

 安倍政権になって、権力側の不利になるような判例は、まったくといえるほど出なくなり、すべて権力側に都合のよい判例ばかりである。(最高裁判事は、ほぼ全員、安倍政権の指名による人物ばかりである)

 検察も、森友・家計・公文書捏造問題についても、捜査のフリだけで、安倍政権に都合の悪い起訴は一切しない。

 

 小沢一郎の、どうでもいい無意味な期ずれ書き込みで、石川議員が起訴されたなど典型で、自民党の反対者に対しては極めて政治的姿勢で弾圧者として君臨し、まるで戦前の特高警察を思わせるような極右的姿勢に満ちている。

 これは、司法トップに統一教会員が入り込んでいなければ、これほどひどくなるものではないと私は思う。 

 司法といい、メディアの権力迎合といい、あらゆる通信媒体における思想統制・世論操作は、まるで戦前の大政翼賛会を思わせるものである。

 

 調査してゆくと、早稲田原理研出身(現在、係争中)の経産大臣、世耕弘成が、自民党内のインターネット世論操作部隊のトップであるという。

 私には311後、凄まじい人格破壊攻撃、嘲笑、蔑視、嫌がらせが、これでもかというほど続いたが、彼らの主体は、自民党ネットサポーター部隊であり、それを指揮していたのが世耕であるらしい。

  https://togetter.com/li/1149318

 

 私に対する人格攻撃は、何度も紹介しているが、この世に、これほど下劣な人間性がこの世に存在できるのかと驚愕するほどの低俗な「人間のクズ」というしかないレベルであった。

 我々が、彼らのマネをしないのは、こんな下劣な発想で相手を攻撃すれば、必ず自分の波動をも取り返しのつかないほど下落させてしまうからである。

 (追記=ブログにコメントを書き込んできたので、調べたところ、大半が同じアドレスで、自民党青年部の統一教会系出版社が使っていたものだった)



t6



 ジョニスト・ちあき・不言実行なのだ2003jpLove2mなど約10名は、すべて西新宿の同じ通信基地から発信されていた。中央区の自民党本部と同じアドレスだった。



 こうした誹謗中傷は、2011年原発事故以降、組織的に行われているもので、誰がやってるかといえば、自民党ネトサポ部隊で、そのメンバーの大半が統一教会員であることが分かってきた。 

 それも個人的にではなく、統一教会系出版社などの社員や協力者がやっているのである。

 統一教会の出版社は、もうほとんど売れなくて暇なので、ネトサポの下請けとして原発推進、反原発潰しの世論工作を引き受けるくらいしか仕事がないのだろう。

 http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/442.html

 

 上のような嫌がらせ書き込みは、2011年から2018年、私のアカウントが凍結されるまで続いていて、その後もブログなどのコメントに嫌がらせを書き込んでくるが、ツイッター以外の書き込みは、すべて調査可能なので、正体が明らかになってきた。

 YD87は福島市在住と書いているが、真っ赤な嘘で、実は全部東京からであった。雷鳥2号は、名古屋市内、それも統一教会の名古屋支部から書いているらしい。

 いくら自民党支持者でも、普通の女性が7年間も張り付いて終日、誹謗中傷を書くことができる者は、統一教会のネット工作員以外、存在しないのである。

  

 コンピュータ時代の悪用最前線

 

 ツイッターのアカウントを不可解な理由で凍結されてから、意見表明をブログに移し、今のところFC2無料ブログを利用している。

 

 これまでメインにしていたヤフーブログは最低で、勝手に大切なページを削除し、理由も開示しないで、完全に上から目線なので、やる気を失って、数年間、更新もほとんどしなくなっていた。

 今回、他ブログへの技術的な移行の目処が立ってからアカウントを廃止したが、ヤフーブログは他ブログへの移行を設定しておらず、自社で囲い込むつもりだったようだ。

 (追記、移行に成功したのは半分程度にすぎない。残りは永遠に消されてしまった。原本は自宅のパソコンHDにあったが、経年劣化で再生不能になっている)

 

 FC2ブログをメインに決めた理由は、FC2運営会社が、何度もアダルトサイト運営で摘発されており、反権力的な心情からか、運営規則が比較的緩やかだからである。 

 いくつかのブログにアカウントを作ってみて、ヤフーなみに上から目線で、勝手に削除するのが「はてなブログ」。ほぼFC2と同等な緩やかさで運営されているのが「SEESAAブログ」である。「忍者ブログ」はページ容量が少なすぎて、データを移行させることもできなかった。

 

 ツイッターを凍結されてから、FC2ブログをメインにしたわけだが、2ヶ月くらい経ち、おおむね毎日2000以上のアクセスがあるが、実際に読んでいただいているのは、重複IPアドレスをカウントしないユニークアクセスで示される800カウント前後だろう。

 ツイッター時代は7万近いフォロワーだったが、永久凍結後、ブログでは二度と望めなくなってしまった。



 2013年段階で、日本ツイッター社は電通と提携し、管理を電通に委嘱していることが分かってきた。

 https://blog.goo.ne.jp/luca401/e/8f12d8e8a804384e5ca9f98afa45a773?fm=rss

 なるほど原発推進派の総本山である日本版CIAの電通がツイッターを管理していたのでは、私が追放されるわけだ。

 岸信介と里見甫が麻薬密売機関として構築した電通だから、今でも自民党のための世論工作機関として働いているわけである。



 [コンピュータで統制される時代]

 

 統一教会のバックにはCIAがいるという。教祖、文鮮明が、CIAによって搭乗ヘリを撃墜されて殺害された可能性があることは前回に書いた。 

 CIAが前身である米軍調査局時代から、敗戦国日本の左傾化を防ぎ、アメリカの国益に奉仕する政権を作るため、徹底的なジャパンハンドリングを行ってきたことは何度も書いた。

 韓国政権も朝鮮戦争以来、ハンドリングの対象であり、統一教会は、その手足として利用されてきたのである。 

 戦後、自民党の選挙は、すべてCIAによって結果を操作されてきたといってよい。

 

 http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2018/03/1948cia-0abd.html?optimized=0

 

  https://blog.goo.ne.jp/nvno/e/04724cdf56aa87a6c854651ff8ae915a

 

 岸信介や正力松太郎がCIAのコードネームを持ったエージェントであったことも暴露されている。

 CIAは全世界の政権をアメリカのポチにするための活動を行ってきたが、その第一の標的は、もちろん日本であった。日本人は、第二次大戦でアメリカに真正面から刃向かった唯一の国であり、膨大な犠牲を出している。その政権を支配することは、CIAの第一の使命であったといってもよい。



 http://d.hatena.ne.jp/rebel00/20120120/1327020002

 

 選挙でアメリカ盲従の自民党を勝たせるだけでなく、反対勢力でコントロールの効かない社会党や他の左翼勢力を自滅させること、一番厄介な市民運動を弾圧することがジャパンハンドラーたちの任務であった。



(追記、統一教会は、CIA韓国部会であるKCIAを創立した金鍾泌が文鮮明とともに設立したとの記述が米公文書にある。以下の記事で岸の「昭和通商」が隠されている理由は、敗戦後、CIAが昭和通商の麻薬を資金源として利用していたためである)



「統一教会」日米での政治工作の歴史...背景には韓国「情報機関」による庇護も7/23

 https://news.yahoo.co.jp/articles/5ac2863903d246c30ee97433fcb1bcecca126f90

 以下一部引用



 もともと旧統一教会は、1954年に文鮮明氏によって韓国で設立された。韓国ではすぐに信者を増やし、その後は日本などでも布教を始めている。

 反共ということで韓国で逮捕歴もある文鮮明の率いる旧統一教会は、反共産主義の軍事独裁政権だった朴正煕政権の流れに乗り、1961年に設立されたスパイ機関であるKCIA(中央情報部)の初代局長である金鍾泌氏が信者の増加に貢献した。金鍾泌は後に首相にもなった人物だ。



 1963年にまとめられたCIAの内部文書を読むと、そこにはこう書かれている。「金鍾泌はKCIAの長官として統一教会を組織化し、2万7000人の信者がいる同教会を政治的なツールとして使っていた」



 こうした背景もあって、朴正煕政権のKCIAが背後にいて、旧統一教会と密につながっていた。日本でも、反共産主義を推し進めることにアメリカ側と合意して、後ろ盾をもらっていた安倍元首相の祖父である岸信介元首相が、同じ流れで旧統一教会と関与するようになっていった。

 もちろん、その背後には、アジアの共産化を阻止したいアメリカとCIAの動きがあったのは間違いない。



 ところが、文鮮明氏が1972年にアメリカに移住し、アメリカでの活動を活発化させるようになると、今度はアメリカ国内での影響力が広がることへの懸念が、米政界で強まるようになる。

 1977年には米下院の国際情勢委員会で、民主党議員を中心に報告書がまとめられ、KCIAが文鮮明氏と結託して進めた韓国の影響工作に米議会の100人以上が関与したと指摘している。この騒動は「コリア・ゲート」と呼ばれた。



 旧統一教会は、その後も引き続き米政界に近づいた。例えば、ジョージ・H・W・ブッシュ元大統領は多額の講演料で旧統一教会のイベントに多数登場して、密接さを見せつけていた。ブッシュの1回の講演料は8万ドル以上だった可能性があると米ワシントン・ポスト紙は指摘している。



 2021年5月には、旧統一教会の関連イベントに、アメリカのマイク・ペンス前副大統領と、マイク・ポンペオ前国務長官、マーク・エスパー元国防長官が登場。潘基文・元国連事務総長も登場した。同年9月には、ドナルド・トランプ前大統領も別の旧統一教会系のイベントでスピーチしている。そもそも共和党は旧統一教会と繋がりを持っていた。

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 引用以上



 戦後最悪の愚劣無能政権、安倍晋三政権を登場させたのもCIAである。

 日本の選挙活動のすべてを委託された民間選挙企業、ムサシの最大株主は安倍晋太郎であった。

 その後、たぶん今でも株は、そのまま息子の安倍晋三に委譲されたと思われる。ムサシの表向きの最大株主、上毛起業の支配権を持っているのはゴールドマンサックスの有名なCIA工作員、ピーターブリガーであった。 

 https://ameblo.jp/tamamocross2011/entry-11461820793.html



 

安倍晋三の不正選挙インフラ2022年08月10日(追記分)

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1950.html

 

 ムサシの選挙システムはネットに接続され、バックドアーをつけられて、勝手に票数を操作されるという証拠が明らかにされている。

 

 https://www.youtube.com/watch?v=vMj8s8Zi4gs

 

 https://www.youtube.com/watch?v=VoBgBx9IfLE

 

 つまり安倍晋三政権は、CIAが不正票操作によって捏造した政権なのである。

 CIA工作員であったスノーデンが暴露したのは、日本支配のために、恐ろしい工作が無数に行われてきた実態であった。

 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49507

 

  https://iwj.co.jp/wj/open/archives/357253

 

 とりわけ、CIAが日本の原発すべてに、モサドの開発したスタクスネットというウイルスを仕掛け、日本政府がCIAの意のままにならなくなったとき、それを使って、原発を崩壊させたというスノーデンの暴露には、本当に驚かされた。

 

  http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/363.html

 

 今は、コンピュータ一台とネット接続さえあれば、CIAは自由に他国の選挙を操作して親米盲従政権を作ることができるし、服従しない政権の原発を破壊することさえできる。

 それどころか、CIAは統一教会=日本会議と電通を手足に使って、日本国内の民主勢力を統制し、弾圧することもできるのである。

 

すでに何度も書いているが、今の国際勝共連合(自民党プラス統一教会)は1964年頃には結成されていて、創設期のメンバーは、文鮮明・岸信介・笹川良一・中曽根康弘らであった。 

 この頃、生長の家の創始者、谷口雅春らは文鮮明と提携して国際勝共連合や日本会議の組織化に動いていたことが分かっている。

 今の日本会議の主要メンバーも、生長の家極右派と統一教会で占められている。あとは、例えば比叡山延暦寺まで含まれているが、これらは、実質的な参加はないと思われる。

 

 名前こそ出ていないが、日本会議を実質的に運営しているのは、1960年代に全学連に対抗して結成された「生長の家学連」をリードしていた極右派であるという。

 生長の家二代目を継承した谷口雅宣は安倍政権に批判的な中道派であって、日本会議を嫌悪しているらしいので、生長の家内部は完全に分裂しているといえるだろう。

 

 むしろ、世界救世教や真光教団の方が積極的で危険な活動を行っている。

 これらの教団は、元をただせば出口王仁三郎の大本教から派生した団体で、1934年に結成された「昭和神聖会」が原点になっている。

 

 綱領では、「皇道の本義に基づき祭政一致の確立を帰す」や「天祖の神勅並に聖詔を奉戴し、神国日本の大使命遂行を期す」といったことばが並んでおり、これは、谷口の主張、さらには日本会議の思想にも通じていた。

 これは、あまりにも成功して、国家中枢に多数の信者を獲得したことから、大本営が恐怖し、1935年の大本に対する弾圧に結びつく。

 

 大本崩壊後、PLや生長の家や世界救世教や真光など10以上の新興宗教団体が筍のように大本の残骸から生えてきたが、復興した大本も含めて、大半が極右団体になった。

 これを出口王仁三郎が「我が意を得たり」と思ってるかといえば、たぶん正反対だろう。

 王仁三郎は「大立替」を予言していて、日本国家はボロボロになると言ってるのだ。後継者たちは、全部間違っていると予言しているのである。

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 上の文章は、追記以外、すべて2018年頃に書いたもので、少しデータが古いが、内容に嘘がないことは、最近の報道を参照すれば分かると思う。

 他にもたくさん書きたかったが、あまりにも長くなりすぎているので、今回は、ここまでとする。