私は中津川市防災メールに登録しているのだが、ほぼ連日、高齢者の行方不明情報メールが送られてくる。大半は24時間以内に発見されるが、1月のマイナス10度の朝に行方が分からなくなった近所の57歳の女性は、とうとう発見されないままだ。

私も、身内や知人で数回の行方不明を経験している。実父が存命中、行方不明になったことも2回あり、散歩に出たまま自分の家への帰り方が分からなくなって夕暮れに、近所の公園に座り込んでいるところを親戚が発見してくれた。
友人の父も、まったく同じで、十数分離れた公園で疲れ切って座り込んでいたのを孫娘が発見した。家族友人総出で必死になって探すので、なかなか負担も大きい。
だが、私の昔の記憶をたどってみても、これほど高齢者の帰還困難不明事件が多発したことはなかった。
今から半世紀前、高齢者は、もっとしっかりしていた。認知症はもっと少なかった。
それは以下のグラフで分かる。

認知症の不明者、6年連続最多更新 行方不明全体の2割
https://www.asahi.com/articles/ASM6L5S9DM6LUTIL030.html
これは最近の傾向なのか? 昔からなのか?
以下は、警察への行方不明届のデータが、1987~2015年まで載っている。

このなかで「特異不明者」というのが、事件・高齢者のケースだ。
これを見ると、1987年で、約10000件の不明届受理があるが、年を追うごとにどんどん増えていって、2015年では約43000件になっている。
なぜ、これほど行方不明事件が増えるのか?
以下の記事によれば、年間8万人の行方不明届け出があり、うち2割が認知症徘徊不明によるものだという。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/152005
認知症行方不明事件は、一番上のグラフを見れば、2012年から2019年までに約2倍に増えている。二番目のグラフで見ても、10年で約二倍のペースで増えている。
いったい、何が原因で、これほど認知症が激増しているのか?
自分自身を振り返ってみても、2012年以降、自分が認知症を発症したのではないかと思うほど、記憶力や判断力に問題を感じることが多くなっている。それで、私は2015年からDHAサプリを飲み始めたが、はっきりとした手応えはない。
私としては2011年に起きた、莫大な放射能放出事故に目を向けたいが、残念ながら、認知症の増加傾向は、その遙か前からであり、おそらく原因は、原発通常運転の放射能放出を含めて多岐にわたっている。
私が、認知症激増の理由として考えるのは、
① クリーンセンターやコンビナートが放出する化学物質による毒性暴露
② 携帯電話を中核とする電磁波の洪水
③ 原発通常運転と事故・核実験などによる放射能の暴露
④ 昔のような激しい運動をせず、汗をかかないことで、体内毒物の排泄が妨げられている。
⑤ 競争社会における精神的ストレスの激増
⑥ 歯槽膿漏など肉体的疾病、および、運動不足による血栓症増加がもたらす微小脳梗塞の激増
今のところ、具体的なエビデンスに乏しいので、原因を断定することは無理だが、たくさんの原因が相乗的に作用して、脳細胞と精神を追い詰め、認知症を激増させていると考える。
とりわけ危険なのが、電磁波(スマホ5G)と原発放射能による内部被曝だ。これは自民党政権が推進しているため、その危険性の情報公開が妨げられていて、実態を知る人も少ない。
2020.02.25 ケータイ使用や基地局近くの学校通いで子どもの認知機能悪化という研究が増加
https://alter.gr.jp/magazine/detail.php?id=7552
5G電波の健康被害はデマなのか?海外に論文あり
https://www.roncolle.com/5g-healthdamage/
このうち、放射能の内部被曝による認知症の激増の報告は多い。
チェルノブイリ事故の始末に駆り出されたリクビダートル(被曝作業者)に、精神障害や認知症が激増した。
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/JHT/JHT9804.html
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/saigai/Burla-J.html
https://www.env.go.jp/chemi/rhm/h28kisoshiryo/h28kiso-03-08-07.html
以下のグラフは、何度も掲示した、チェルノブイリ原発事故後、北ウクライナで発生した、さまざまの被曝疾患だが、紫色で示された認知症・精神障害の項目も大きなファクターになっている。

もちろん、わが福島第一原発巨大事故によるもの凄い放射能汚染で、内部被曝を受けた人々にも、大規模な精神障害や認知症が発生しているはずだが、日本政府や原子力産業は、この情報を意図的に排除し、メディアもほとんど取り上げようとしない。
池袋暴走殺人事故の飯塚被告も、多くの人が、被曝による認知症を疑っている。ちょうど、この事件が起きた頃、立て続けに認知症事故が起きていたから。
低線量被曝が認知症を引き起こすメカニズムについては、論文が出ている。
低線量被曝と認知症発症
https://www.jrias.or.jp/books/pdf/201410_TRACER_TANAKA_HOKA.pdf
携帯電話電波も、放射能内部被曝も、十分に疑われるべき理由があり、データもあるのだが、他のたくさんの健康上リスクの要因に紛れて、明確なエビデンスは見つからない。
だが、日本人(たぶん全人類)が、文明・科学の進化による成果が、本来の自然な能力に置き換えられて「人間力」を衰退させることで、認知症が激増しているのは間違いのない事実だろう。
車やスマホによる「便利さ」が、人が本来持っている身体能力や機能を衰えさせ、毎日の訓練や身体的補正の機会を失わせている。
まずは、「歩く」という基本を大切にしないことが、人類の滅亡を招いているといわざるをえない。
人間は、歩くことでふくらはぎの筋肉を収縮させて下腿血液を心臓に送り出すのが、健康維持の基本であり、歩かなければ、下腿で血液循環が滞り、血液がドロドロになって深部血栓が生成される。これが心臓に向かい、肺や脳に送り込まれると肺塞栓や脳梗塞になるのだが、そこまでいかなくても、微小脳梗塞を繰り返すことで、脳細胞の劣化が進み、認知症を引き起こすと考えられている。
例えば、エコノミー症候群が典型的で、ふくらはぎの深部血栓が、ときに死を招くことがある。毎日、座ってばかりでふくらはぎを強く運動させなければ、必ず認知症を激化させてゆくので、車を利用するのではなく、歩くという基本機能を大切にしなければ、健全な肉体と社会は望めないのだ。
どうしても、歩けない人は、肘から先を振る「手振り運動」が代替となる。
なぜ、これほど認知症が激増したのか? という問いは、なぜ、日本社会が、これほど劣化したのか? という問いの回答でもある。
正直、政治家はなぜ、ここまでバカが揃っているのか? というのはコロナ禍の対応の杜撰さ、低知能、問題解決能力のなさを思い知らされることで、日本政府、政治の凄まじい劣化ぶりを思い知らされてきた。
今朝、もう何年も毎朝、歩き続けている中津川の公園で、これまで「自粛」要請だった、立入が、「禁止」に近いニュアンスに変わっていることに驚かされた。

この遊歩道は、全長10Km以上あり、大半が山の中だ。熊や猪、カモシカに出会うことがあっても、人に出会うことは極めて少ない。私が3年間の散歩で出会ったのは数名にすぎず、日中でも利用者は限られていて「密」にはほど遠い。
何度も書いてきたが、一番大切なことは、ワクチンや出歩き抑制ではなく、歩いて、汗をかいて、日光を浴びてビタミンDを蓄積し、免疫力を高めることだ。
マスクや三密を否定しているわけではない。無意味な「ソーシャルディスタンス」信仰をやめよと言っている。人など、極めて少ない公園を封鎖して、新型コロナを抑制できるのか?
どうすると、ここまでバカになれるのか? 私は、この看板を指令した担当者に直接話を聞いてみたい。
結局、これも自治体職員の人間的劣化がもたらした愚策であり、役人たちが認知症を発症していることを意味している。
世紀の阿呆首相、安倍晋三を引き継いだ菅義偉もまた、正真正銘の無能者であることが、すでに明らかになっている。与野党含めて、まともな判断力と実行力を持った人材がほとんど見当たらない。
これを見て、私は、日本社会が正真正銘の滅亡に向かっているのだと、絶望するしかないのだ。

私も、身内や知人で数回の行方不明を経験している。実父が存命中、行方不明になったことも2回あり、散歩に出たまま自分の家への帰り方が分からなくなって夕暮れに、近所の公園に座り込んでいるところを親戚が発見してくれた。
友人の父も、まったく同じで、十数分離れた公園で疲れ切って座り込んでいたのを孫娘が発見した。家族友人総出で必死になって探すので、なかなか負担も大きい。
だが、私の昔の記憶をたどってみても、これほど高齢者の帰還困難不明事件が多発したことはなかった。
今から半世紀前、高齢者は、もっとしっかりしていた。認知症はもっと少なかった。
それは以下のグラフで分かる。

認知症の不明者、6年連続最多更新 行方不明全体の2割
https://www.asahi.com/articles/ASM6L5S9DM6LUTIL030.html
これは最近の傾向なのか? 昔からなのか?
以下は、警察への行方不明届のデータが、1987~2015年まで載っている。

このなかで「特異不明者」というのが、事件・高齢者のケースだ。
これを見ると、1987年で、約10000件の不明届受理があるが、年を追うごとにどんどん増えていって、2015年では約43000件になっている。
なぜ、これほど行方不明事件が増えるのか?
以下の記事によれば、年間8万人の行方不明届け出があり、うち2割が認知症徘徊不明によるものだという。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/152005
認知症行方不明事件は、一番上のグラフを見れば、2012年から2019年までに約2倍に増えている。二番目のグラフで見ても、10年で約二倍のペースで増えている。
いったい、何が原因で、これほど認知症が激増しているのか?
自分自身を振り返ってみても、2012年以降、自分が認知症を発症したのではないかと思うほど、記憶力や判断力に問題を感じることが多くなっている。それで、私は2015年からDHAサプリを飲み始めたが、はっきりとした手応えはない。
私としては2011年に起きた、莫大な放射能放出事故に目を向けたいが、残念ながら、認知症の増加傾向は、その遙か前からであり、おそらく原因は、原発通常運転の放射能放出を含めて多岐にわたっている。
私が、認知症激増の理由として考えるのは、
① クリーンセンターやコンビナートが放出する化学物質による毒性暴露
② 携帯電話を中核とする電磁波の洪水
③ 原発通常運転と事故・核実験などによる放射能の暴露
④ 昔のような激しい運動をせず、汗をかかないことで、体内毒物の排泄が妨げられている。
⑤ 競争社会における精神的ストレスの激増
⑥ 歯槽膿漏など肉体的疾病、および、運動不足による血栓症増加がもたらす微小脳梗塞の激増
今のところ、具体的なエビデンスに乏しいので、原因を断定することは無理だが、たくさんの原因が相乗的に作用して、脳細胞と精神を追い詰め、認知症を激増させていると考える。
とりわけ危険なのが、電磁波(スマホ5G)と原発放射能による内部被曝だ。これは自民党政権が推進しているため、その危険性の情報公開が妨げられていて、実態を知る人も少ない。
2020.02.25 ケータイ使用や基地局近くの学校通いで子どもの認知機能悪化という研究が増加
https://alter.gr.jp/magazine/detail.php?id=7552
5G電波の健康被害はデマなのか?海外に論文あり
https://www.roncolle.com/5g-healthdamage/
このうち、放射能の内部被曝による認知症の激増の報告は多い。
チェルノブイリ事故の始末に駆り出されたリクビダートル(被曝作業者)に、精神障害や認知症が激増した。
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/JHT/JHT9804.html
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/saigai/Burla-J.html
https://www.env.go.jp/chemi/rhm/h28kisoshiryo/h28kiso-03-08-07.html
以下のグラフは、何度も掲示した、チェルノブイリ原発事故後、北ウクライナで発生した、さまざまの被曝疾患だが、紫色で示された認知症・精神障害の項目も大きなファクターになっている。

もちろん、わが福島第一原発巨大事故によるもの凄い放射能汚染で、内部被曝を受けた人々にも、大規模な精神障害や認知症が発生しているはずだが、日本政府や原子力産業は、この情報を意図的に排除し、メディアもほとんど取り上げようとしない。
池袋暴走殺人事故の飯塚被告も、多くの人が、被曝による認知症を疑っている。ちょうど、この事件が起きた頃、立て続けに認知症事故が起きていたから。
低線量被曝が認知症を引き起こすメカニズムについては、論文が出ている。
低線量被曝と認知症発症
https://www.jrias.or.jp/books/pdf/201410_TRACER_TANAKA_HOKA.pdf
携帯電話電波も、放射能内部被曝も、十分に疑われるべき理由があり、データもあるのだが、他のたくさんの健康上リスクの要因に紛れて、明確なエビデンスは見つからない。
だが、日本人(たぶん全人類)が、文明・科学の進化による成果が、本来の自然な能力に置き換えられて「人間力」を衰退させることで、認知症が激増しているのは間違いのない事実だろう。
車やスマホによる「便利さ」が、人が本来持っている身体能力や機能を衰えさせ、毎日の訓練や身体的補正の機会を失わせている。
まずは、「歩く」という基本を大切にしないことが、人類の滅亡を招いているといわざるをえない。
人間は、歩くことでふくらはぎの筋肉を収縮させて下腿血液を心臓に送り出すのが、健康維持の基本であり、歩かなければ、下腿で血液循環が滞り、血液がドロドロになって深部血栓が生成される。これが心臓に向かい、肺や脳に送り込まれると肺塞栓や脳梗塞になるのだが、そこまでいかなくても、微小脳梗塞を繰り返すことで、脳細胞の劣化が進み、認知症を引き起こすと考えられている。
例えば、エコノミー症候群が典型的で、ふくらはぎの深部血栓が、ときに死を招くことがある。毎日、座ってばかりでふくらはぎを強く運動させなければ、必ず認知症を激化させてゆくので、車を利用するのではなく、歩くという基本機能を大切にしなければ、健全な肉体と社会は望めないのだ。
どうしても、歩けない人は、肘から先を振る「手振り運動」が代替となる。
なぜ、これほど認知症が激増したのか? という問いは、なぜ、日本社会が、これほど劣化したのか? という問いの回答でもある。
正直、政治家はなぜ、ここまでバカが揃っているのか? というのはコロナ禍の対応の杜撰さ、低知能、問題解決能力のなさを思い知らされることで、日本政府、政治の凄まじい劣化ぶりを思い知らされてきた。
今朝、もう何年も毎朝、歩き続けている中津川の公園で、これまで「自粛」要請だった、立入が、「禁止」に近いニュアンスに変わっていることに驚かされた。

この遊歩道は、全長10Km以上あり、大半が山の中だ。熊や猪、カモシカに出会うことがあっても、人に出会うことは極めて少ない。私が3年間の散歩で出会ったのは数名にすぎず、日中でも利用者は限られていて「密」にはほど遠い。
何度も書いてきたが、一番大切なことは、ワクチンや出歩き抑制ではなく、歩いて、汗をかいて、日光を浴びてビタミンDを蓄積し、免疫力を高めることだ。
マスクや三密を否定しているわけではない。無意味な「ソーシャルディスタンス」信仰をやめよと言っている。人など、極めて少ない公園を封鎖して、新型コロナを抑制できるのか?
どうすると、ここまでバカになれるのか? 私は、この看板を指令した担当者に直接話を聞いてみたい。
結局、これも自治体職員の人間的劣化がもたらした愚策であり、役人たちが認知症を発症していることを意味している。
世紀の阿呆首相、安倍晋三を引き継いだ菅義偉もまた、正真正銘の無能者であることが、すでに明らかになっている。与野党含めて、まともな判断力と実行力を持った人材がほとんど見当たらない。
これを見て、私は、日本社会が正真正銘の滅亡に向かっているのだと、絶望するしかないのだ。