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ファイザー社が提出したワクチンの恐ろしい効果

2021年08月31日 | 未分類
 <ファイザーが公表>愕然の研究 「ワクチン打っても打たなくても死亡率は変わら
ない」(女性セブン)2021 年 8 月 31 日
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/774.html

https://twitter.com/news_postseven/status/1431750019472891905

https://www.news-postseven.com/archives/20210829_1686842.html?DETAIL

 ワクチン接種後の健康被害がやっと救済される──。厚生労働省の審査会は8月19日、新型コロナワクチンの接種後にアナフィラキシーなどの健康被害を訴えた29人に対し、医療費や医療手当の補償を決定した。29人のうち28人が女性で、平均年齢は43才だった。

 国が新型コロナワクチンの副反応の救済を認めるのは初めてだ。しかし、ワクチン接種後に亡くなった約1000人は、「ワクチンとの因果関係は不明」とされたままだ(8月24日現在)。

 また、日本に先んじてイスラエルやアメリカなどが「3回目接種」を行うなどワクチンをめぐる話題はいまだ尽きない。
 そんな中、製造元の1つである米ファイザー社が7月28日に公表した英語の研究論文が静かに波紋を広げている。

 その研究には世界各国の4万人以上が参加。ファイザー製ワクチンの2回目接種から最大6か月間に及ぶ大規模な追跡調査を行った。
 その結果、ワクチン接種によって発症を防げた人の割合を示す「有効率」は91%をマークした。通常のインフルエンザワクチンの有効率は30~50%程度とされるので、かなり高い効果があるといえる。

 だが多くの研究者が驚いたのは有効率ではなく、ワクチン接種後の「死亡率」だった。
 研究では、16才以上の参加者約4万人を「ワクチン接種群(約2万人)」と、正式なワクチンではない偽薬を与えた「プラセボ群(約2万人)」に分けて、接種後の安全性を確認する追跡調査も行った。

 その結果、管理期間中に死亡したのは、ワクチン接種群が15人、プラセボ群が14人だった。つまり、ワクチンを打っても打たなくても、死亡する確率はほとんど変わらなかったのだ。医療経済ジャーナリストの室井一辰さんがこの結果の衝撃度を語る。

「その研究はファイザーの研究者と、ワクチンを共同開発した独ビオンテック社の研究者が行ったもので、4万人を追跡調査する世界最大規模の研究です。これほどの規模の研究はほかにありません。

 意外な発見として注目されたポイントは、ワクチン接種群とプラセボ群の死亡率に差がなかったことです。実際に研究者の間ではこの結果が議論の的になっていて、“一体どういうことなんだ”と戸惑う専門家がいるほどです」

 複数回答による死因を見ると、ワクチン接種群はコロナによる肺炎で1人が死亡、プラセボ群はコロナそのもので2人が死亡した。コロナと直接関連する死者は合わせて3人で、ここでも接種群とプラセボ群に差がなかった。

 その他の死因では「心肺機能停止」「動脈硬化症」「多臓器不全症候群」「肺炎」などが見られた。これにおいても、接種群でもプラセボ群でも特段の偏りはなかった。

 接種によって感染は予防できていることは明らかになった。しかし、打っても打たなくても、亡くなる人の数(死亡率)が変わらないなら、接種する必要性が揺らぐ。それだけに、大きなインパクトを持つ研究結果だったといえる。

 ファイザーは不利なデータをよく公表した
 ワクチンを接種したのにコロナで死亡したケースについて、新中野耳鼻咽喉科クリニック院長の陣内賢さんは、「タイムラグがあったのかもしれない」と指摘する。

「ワクチンを2回接種してから充分な免疫ができるまでに2週間は必要とされます。亡くなったかたはその前の期間に感染したのかもしれません。ですので、ワクチンの接種会場でも感染しないように充分に注意することが必要です」(陣内さん)

 陣内さんは、ワクチン接種後に「心疾患」が散見されることにも注目する。

「死者数が少ないためはっきりしたことはわかりませんが、ワクチンを打った人に心疾患が見られるのが気になるところです。糖尿病や免疫不全などの人が接種後、免疫反応が逆に体の負担になったのかもしれないと推測します」

 室井さんも「ワクチンがきっかけとなった死者がいるのでは」と指摘する。

「最新の研究でも、ファイザー製のmRNAワクチンは、心筋系に悪影響を及ぼすと指摘されます。そのため接種群のうち心臓に関する病気で亡くなった人はワクチンが影響したことも考えられます」

 新潟大学名誉教授の岡田正彦さんは同研究の参加者のうち、コロナに感染した人が何人亡くなったかに着目する。

「その研究では、ワクチン接種群の感染者が77人で15人が死亡、プラセボ群の感染者が850人で14人が死亡しました。ここからそれぞれの感染者の『死亡率』を計算すると、ワクチン接種群が19%でプラセボ群が1.6%です。つまり、ワクチンを接種した人がコロナに感染すると、死亡する確率が異常に高くなることがわかります。原因や理由はわかりませんが、データはそう示しています。

 通常、ワクチンの製造元は自分たちが不利になるデータは公にしないものですが、ファイザーはこのデータをよく出してきたと思います。それほど驚きの研究結果であり、さらなる調査結果の公表が待たれます」(岡田さん)

 血液内科医の中村幸嗣さんは「年齢分布を考えるべき」と指摘する。

 「私も正直、死者に差がなかったことには驚きました。ただし今回の調査の中核をなしたのは16才から55才までの参加者です。この年齢層はそもそもあまり死亡することがなく、4万人以上を6か月追跡調査した今回の調査でも、その間に死に至ったのはわずか29人でした。

 その年齢層はそもそもあまり死亡しないことに加えて、ワクチンにはさまざまな副反応があります。そのため、この研究期間ではその年齢層がワクチンを接種するメリットはそれほど高くなかったといえるでしょう」

 室井さんも「ワクチンの必要性は年代による」と言う。

「ワクチンにコロナ感染による重症化を抑制する効果があることは確かです。重症は呼吸困難で酸素吸入しないと死亡するレベルで、症状としてはかなりつらい。しかも重症者が多数出ると医療が逼迫して医療費も多くかかるので、ワクチンを打つべしというのがいまの世の中の流れです。

 ただし今回の研究でもわかるように、死亡抑制効果で見ると50代くらいまではワクチンを打っても打たなくてもそれほど変わりません。結局、亡くなっているのは高齢者ばかりで、若い世代ほどワクチンを打とうが打つまいが、ほとんど死亡しないわけです。

 若い世代で接種したくないという人がいるならば、その気持ちを尊重すべきです」(室井さん)

 デルタ株が蔓延するなか、ワクチンには重症化を予防するメリットがある一方、接種しても感染を完全に抑制できるわけではなく、冒頭で紹介したような健康被害が生じることもある。
 そうした知見を踏まえて、ワクチン接種の是非を改めて議論する必要がありそうだ。

※女性セブン2021年9月9日号
***********************************************************************
 引用以上

 上の記事は、世界中のワクチン研究者を驚愕させるものだった。
 ファイザー社とビオンテック社の共同、ワクチン治験には、世界各国の4万人以上が被験者として参加した。ファイザー製ワクチンの2回目接種後から半年に及ぶ大規模な追跡調査を行った。

 ワクチン接種によって発症を防げた人の割合を示す「有効率」は91%をマーク。通常のインフルエンザワクチンの有効率は30~50%程度とされるので、かなり高い効果がある。
 「ファイザー社ワクチンを二回接種すれば、ほとんどの場合、新型コロナの発症を止めることができた」
 だが研究者が驚いたのは有効率ではなく、ワクチン接種後の「死亡率」だった。

 16才以上の参加者約4万人を「ワクチン接種群(約2万人)」と、正式なワクチンではない偽薬を与えた「プラセボ群(約2万人)」に分けて、接種後の安全性を確認する追跡調査も行った。

 その結果、管理期間中に死亡したのは、ワクチン接種群が15人、プラセボ群が14人だった。つまり、ワクチンを打っても打たなくても、死亡する確率はほとんど変わらなかった。

 問題は、ワクチン接種者2万人の発症者が77名で15名が死亡した。ところが偽ワクチンを打たれた2万人の集団は850名が発症して14名が死亡したことだ。
 これは何を意味するかといえば、本物ワクチン接種者は、77/20000=0.00385 で、発症率は0.4% 偽ワクチン接種者は850/20000=0.0425 発症率が4%なので、本物ワクチンが感染を抑える力は、偽ワクチン接種の10倍もある。

 だが、本物ワクチン接種者が発症した場合、死亡率は15/77=19.5% もあった。偽ワクチンでは、14/850=0.016=1.6%にすぎなかったのだ。
 つまり、ワクチンは明らかに新型コロナの発症を抑えるが、発症してしまった場合は2割近くが死亡する。ワクチンを打たなかった人の場合は、発症しても死亡率は1.6%にすぎないので、一般的に知られている感染データとほぼ同じといっていい。
 
 ちなみに、一般的なインフルエンザの致死率は、日本では0.1%程度、新型コロナの場合は、0.1% ~ 4% と書かれている。
 ワクチン二回接種者が感染発症した場合、20%が死亡する可能性があるとすれば、ワクチンを接種する意味が、どこにあるのだろう?

 すでに、何回か書いているように、イスラエルにおけるファイザー社mRNAワクチンのデータでは、二回接種者の発症が激増した結果、三回目のブースター接種の強制に踏み切っているが、それでも感染率が全然下がっていない。

 世界最速最大のワクチン接種優等国のイスラエルが全パンデミック期間中の最大の感染確認数を更新。死亡例も増大中 2021年8月30日
 https://earthreview.net/the-country-of-israel-disappears/

 イスラエルでブースター接種の拡大と共にコロナ死者数が激増中 2021年8月20日
 https://earthreview.net/booster-shots-are-killing-more-in-israel/

 ワクチンを接種すれば感染しない、重症化しないの嘘 2021年08月16日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1588.html

 ワクチン副反応 2021年08月11日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1583.html

 正真正銘のパンデミックが始まった 2021年07月21日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1562.html

 ワクチンパスポートの登場は、世界的なワクチン差別体制を作り出そうとしている 2021年07月27日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1568.html

 世界最大の新型コロナ感染国、アメリカにおけるワクチン接種後の副反応、死者数も凄まじいものだ。

 アメリカの8月20日までのワクチン接種後の有害事象報告は 62万件、死亡例は 1万3627件 2021年8月28日
 https://earthreview.net/13627-deaths-623343-other-injuries-reported-0820/

 日本の場合は、ワクチン接種後の死者数は約1000名と厚労省が発表しているが、これを信じる専門家は少ないだろう。厚労省はじめ日本政府官僚は、安倍晋三の登場以来、自分たちに都合の悪いデータは、必ず歪曲・隠蔽するからで、公的な統計データさえ改竄されている。
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210828/k10013228011000.html

 おそらく、厚労省公表死者数の5~10倍は、死者が出ていると考えるべきだろう。
 アメリカの場合も、ワクチン接種による直接の死亡を立証することが困難であることから、相当なサバ読みが行われている可能性がある。
 ワクチン接種を国策として推進している国が大半だが、こうした国ではワクチンの危険性が暴露されては困るので、データを改竄することが当然なのだ。

 厚労省責任取れ!ワクチン接種者の死亡率は、未接種者の12倍。ファイザーが公表。げッ?驚いた!でも、有効性は91%だって。
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/761.html

 私は、ワクチン接種よりも、免疫力強化の方がはるかに大切と、昨年初めから繰り返し書いてきた。
 空中を漂う極微量のウイルスを吸入することで、抗体や交叉免疫が作られてゆく、ウイルス量が多ければ発病してしまうが、免疫力が十分なら、少しのウイルスに負けずに免疫が成立するので、社会全体に「集団免疫」という状態になり、疫病は収束ということになる。

 だから、マスクや花粉眼鏡で大量のウイルス侵入を防御しながら、運動と日光浴などで免疫力を強化し、極微量のウイルスによって集団免疫を獲得することが必要だった。
 インドネシアやインドでは、当局の無能無策によって、結局、強制的な集団免疫が成立したが、この場合は、もの凄い数の犠牲者が出る。
 日本の場合も、為政者にまともな知能があれば、犠牲者を少なくして、集団免疫に至ったが、わが自民党政権には、有能な人材が皆無だったので、インドネシアやインドと同様の経過を辿るしかない。

 https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/indonesia/


 


 8月27日前後、過去に例のないパソコン・スマホの異常現象が起きたこと

2021年08月30日 | 未分類
 27日前後、私のスマホ・ノートパソコンに、40年間のつきあいで例のない異常現象が起きた。原因が分からなかったが、もしかしたら太陽活動に理由があるかもしれないことが分かったので、ブログに書き留めておく。

 何が起きたかというと、ウインドウズ7のパソコンが、接続する機器を突然認識しなくなったり、認識すると音を出すが、これを数十秒毎に延々と繰り返すので、USB端子をしばらく外さざるをえなくなった。
 スマホは、朝4時にアラームをセットしてあるのだが、その後、10分毎くらいに、セットもしていないアラームが鳴り続けた。

 また電話の接続不良も甚だしく、通話が途切れる状態が続いた。パソコンは、他にもフリーズを繰り返したり、これまで、ほとんど経験したことのない異常が出た。
 これが、地震震源などによる、なんらかの電磁波異常であることは察しがついたが、初めての体験だったので、何が起きるのか不可解だった。
 (FM電波の場合、弱肉強食の性質があり、強い電磁波がくると、弱い電磁波が食べられて消えてしまい、これを私は「電磁波ブロッキング」と呼んでいて、大きな地震前兆であることが少なくない)

 今朝、ネット上(地球の記録)で、日本時間の27日頃、太陽活動に希な異常が起きていたことを知った。

太陽フレアが、珍しい「太陽津波」を引き起こす。同じ黒点から数日中にXフレアが発生する可能性あり 2021年8月29日
  https://earthreview.net/flare-eruption-caused-a-massive-solar-tsunami/

 太陽活動は全体としては活発ではない状態で推移していたのですが、8月26日に、黒点の活動領域 AR2859 が太陽フレアを発生させました。

 この太陽フレアの規模自体は Cクラスのもので、強いものではなかったのですが、しかし、このフレアが、かなり珍しい現象である「太陽津波」と呼ばれる現象を引き起こしたことがスペースウェザーで報告されていました。

 太陽津波というのは、フレアの爆発により、エネルギーが太陽の表面に広がっていく様子で、2009年に太陽津波が観測された際のアストロアーツの記事には、以下のように書かれています。

 【太陽津波は、1997年に太陽観測衛星SOHOによって初めてとらえられた現象だ。太陽表面の活発に活動する領域で爆発が起き、大量のガスが放出され、爆発地点を中心に津波が同心円状に広がっていくようすが記録された。
 津波は地球の直径を超える高さで、爆発が起きた中心地点から数百万kmも離れたところにまで到達した。太陽津波は、水の波ではなく、高温プラズマと磁気の巨大な波である。 (AstroArts 2009/12/15)】

 ここにありますように、太陽津波というのは、
> 高温プラズマと磁気の巨大な波
 の現象です。太陽の大きさを考えますと、実にダイナミックな現象ともいえます。
 今回、NASAの太陽観測衛星から撮影された太陽津波は以下のようなものです。

 少しわかりにくいかもしれないですので、先に目視できる「範囲」を示しておきます。以下の白く囲った部分の色に変化が起きていることがわかります。その部分が、プラズマと磁気が太陽表面で広がった部分です。
 
taiyotunami.jpg


 太陽フレアは、エネルギーの高い順から、・X・M・C
などというようにカテゴライズされていまして、今回の太陽津波を起こしたフレアは Cクラスのものでした。

 しかし、この同じ黒点は、その後、Mクラスのフレア(M4.7)を発生させており、次第に規模が大きくなってきていまして、スペースウェザーは、現在の傾向が続く場合、Xフレアが発生する可能性があると記しています。

 また、Mクラスのフレアにより、8月30日頃(日本時間で 8月31日)から、地球で弱い地磁気嵐(G1クラス)を引き起こす可能性があるとも述べています。

 G1クラスの磁気嵐の場合は、実生活にはほとんど影響がないと思われますが、ただ、ノルウェーの 2018年の観測で、「磁気嵐の際に地中に強い電気が流れる」ことが観測されており、また、曖昧な傾向ですが、磁気嵐の後には、「地震が多く発生する」という観測が見られています。

以下の記事で取り上げたことがあります(日付けを見ましたら、ちょうど3年前の今日でした)。

 太陽と地震 : 強力な磁気嵐が「地球の地質に強い電気を流す」ことを初めて知った時に思ったことは…
In Deep 2018年8月29日

 これにより地震が起きるということではないですが、磁気嵐の影響は、人間の体調などを含めて、さまざまな部分に、わかりにくくあらわれることはあります。
 たとえば、嶋中雄二さんの『太陽活動と景気』には、心臓病と地球の地磁気の関係を調査した以下の文章があります。

 嶋中雄二著『太陽活動と景気』より

 太陽活動と健康・精神
 ロシアのペテルブルグ市とスヴェルドロフスク市における救急車の出動記録によれば、太陽活動が活発な日には、静穏な日に比べて、心筋梗塞と狭心症の発作が約 20%多い。
 また、ロシアのいくつかの都市における多数のカルテを統計的に処理した結果、入院患者数は、太陽活動が盛んになる時期に増加していた。

 フランスの医師サルドゥーと天文学者ヴァロの二人は 276日の期間をとり、心筋梗塞や卒中発作などが、黒点が太陽の中央子午線を通過したときに、84%の確率で起こることを明らかにした。

マリンとスリースターヴァは、1979年、こうした線に沿って、より長期間のデータの分析を行った。彼らは、1967年から 1972年の6年間にわたって、二つの病院に入院した 5,000件の救急心臓症例を、毎日の地磁気活動指標と関連づけた。

 季節調整済みで月次データの比較を行った結果、彼らは、相関係数 0.4 から 0.8 の範囲の優位な相関を見いだした。 (太陽活動と景気)
 この他のさまざまな健康と地磁気活動の相関は、7年前の記事ですが、以下などにあります。

 病気の時代 : 太陽活動での地磁気の乱れが誘発するもの。そして「新種」の病気の出現に震え上がるアメリカ国民
In Deep 2014年02月27日

 今も一種の「病気の時代」ですので、何となく影響はあるのかもしれません。
 また、今後、Xクラスなどの強力なフレアが発生すれば、数日間は地球の地磁気が乱れるとも思いますので、いろいろありそうです。
***********************************************************
 引用以上

 私も、太陽活動と地震活動の相関に、20年ほど前から注目していて、長い間、観察を続けていたのだが、この数年、太陽活動=黒点活動が異常に低迷し、少なくなっていた。
 逆に強烈だったのが、サイクル24といわれる大震災の起きた2011年前だ。
 太陽活動は、11年周期といわれるが、周期は頻繁に変化していて、物差しで測るような具合にはいかない。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD%E6%B4%BB%E5%8B%95%E5%91%A8%E6%9C%9F

 実は、アマチュア無線家は、黒点サイクルに注目していて、長い低迷期が過ぎて、2020年以降サイクル25と呼ばれる活動期に突入するといわれ興奮を隠せない。
 大きな黒点フレアが起きると、電離層擾乱により、上空に生成された強力な電離層によって、普段交信できない地球の反対側でも、楽々交信できる夢のような現象が起きる。
 https://www.fbnews.jp/202007/daisuki/

 こんなときはDXser と呼ばれる鬼の無線亡者たちは、仕事を休んででも無線機に張り付いて、鵜の目鷹の目で超遠方の局と交信したがるのだ。
 それでも、今年に入っても、ペルーや南アフリカ、南極と交信できるような巨大な電離層は、まだ耳に入っていないので、皆が期待するような黒点活動は起きていなかったようだ。

 だが、黒点活動も、数百年に一度現れる「スーパーX」といわれるX100クラスの巨大フレア=太陽風が地球に届くようになると、場合によっては人類の存亡にかかわる事態となる。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD%E5%B5%90

 有名なものが、1859年のキャリントン事象で、このときは世界中の無線電信設備が火を噴いて、赤道方面でもオーロラが観測された。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/1859%E5%B9%B4%E3%81%AE%E5%A4%AA%E9%99%BD%E5%B5%90

 また、1989年のケベック事象も、大きな被害をもたらした。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/1989%E5%B9%B43%E6%9C%88%E3%81%AE%E7%A3%81%E6%B0%97%E5%B5%90

 仮に、100年に一度出るといわれるX1000クラスの太陽風が地球を直撃した場合、それはEMP爆弾と同等の効果を生じるといわれる。
 地球上のあらゆるコイルにサージ電流が乗って機器を破壊する。生活インフラをコントロールするコンピュータチップのような電子機器も、パターンがズタズタに破壊され、復旧には気の遠くなるような時間がかかり、長期間の停電、断水、断燃料を経験させられることになり、インフラ破壊によって、恐ろしいほどの死者が出ることになる。

 仮に、千年に一度現れるとされるX10000フレアが出た場合は、おそらく文明の終焉と考えるべきだろう。このとき、文明に依存しなければ生きられない人類は滅亡するはずだ。

 なお、27日(グリニッジ26日)に太陽津波を引き起こした黒点AR2859は、現在、相当に成長し、Xフレアを出す可能性が強まっている。
 https://swc.nict.go.jp/trend/sunspot.html

 冒頭では久々の黒点活動に触れたが、全体としては黒点活動の衰退が続いていて、これは長い間氷期を経て、新たな小氷期に突入した証拠と指摘する研究者がいる。

 地球、氷期突入の兆候か…太陽が100日以上も無黒点状態の異変が進行(2020年5月18日)
 https://www.rieti.go.jp/jp/papers/contribution/fuji-kazuhiko/162.html

 マウンダー極小期の前に太陽活動が低下する予兆があった、武蔵美などが確認 2021/03/11
 https://news.mynavi.jp/article/20210311-1797262/

 地球は氷河期に突入した
 https://skepticalscience.com/translation.php?a=53&l=11

 私は、今夏の異常気象は、中国共産党によってインドの水資源を枯渇させる陰謀=人工降雨「天河計画」によるものと考えているのだが、もしかしたら、地球が氷河期に移行しているプロセスと関係あるかもしれない。
 少なくとも、マウンダー極小期の再現が起きる確率は極めて高い。

 太陽活動の変動が地球の気温を大幅に低下させた 2021年4月30日
 https://ieei.or.jp/2021/04/sugiyama210430/

 何が起きるかと言えば、平均気温が2度程度下がるとの予測がある。マウンダー小氷期では、テムズ川が冬期、完全凍結したことが知られているが、この現象は、非常に規模の大きな、寒冷不作=大飢饉を引き起こす。
 http://brandnew-japan.info/archives/563

 上のリンクのなかに、今夏の長雨を思わせる江戸時代の飢饉が描かれている。
 2030年に、世界は本格的な寒冷気象に突入すると指摘されている。
 死んでゆく運命の我々は別にして、2030年を迎える若い人は、十分な検討が必要になるだろう。


学歴差別社会での奴隷人生から真の自由人へ

2021年08月29日 | 未分類
 我々が、幼いころから、競争主義による洗脳を受け続けてきたことは繰り返し書いている。
 すなわち、幼稚園の時代から、お絵かき、かけっこなど、あらゆるカリキュラムが、差別選別の思想の上に築かれていて、子供たちに序列とコンプレックスを洗脳するものだった。

 幼い脳にすり込まれた競争主義・差別主義は、もはや人生の血肉と化し、大人になっても序列の色眼鏡をかけなければ人を見ることさえできなくなっている。
 多くの人が、初めて対面する人を見るとき、「この人の序列は自分より上か下か?」と探るのだ。
 99%の人々が、何かを求める基準として、「自分に本当に必要なもの」と考えるよりも、「よりよいもの、より優れたもの」という序列の優劣を基準に考えるのだ。

 そもそも、資本主義の商品は、そうした呪われた洗脳を金儲けのダシに使っている。「必要なものでなく、より序列の上位を買わせる」ことで儲けるわけだ。
 それは、家や車、家具という物質的なライフスタイルを彩るものだけでなく、友人や結婚相手の選別基準にもなっている。もちろん学歴のような、自分につけられたラベルも同じだ。

 そこには、「今の自分に本当に必要なもの」という視点=選択肢ではなく、「序列を満足させるもの」という選別基準が優先することにより、例えば、友人や妻を得るときに、「自分に本当に必要ではない妻や友人」を選んでしまうミスチョイスが繰り返されることで、離婚や犯罪といった人生の不幸を生み出してゆく結果になる。

 「序列」というのは、孔子儒教の核心にある思想で、人々に優劣順位をつける思想であり、人々を教育洗脳することで、最上位に権力者を置いて、その無条件の崇拝と社会体制の安定を作りだそうとするものだった。
 だから、東洋史における権力史では、どんなときでも儒教思想が根底に流れている。
 例えば、儒教思想のもっとも極端に増幅された結末といわれる、朝鮮半島では、日常生活の深部にまで差別選別思想が浸透し、人に序列をつけることが社会体制の基本になっている。

 朝鮮半島では、序列のもっとも大元に、男による女性蔑視があって、「女は男のために子を産む道具にすぎない」という強烈な差別意識がある。そして、それが次々に差別の転化増幅を生み出し北朝鮮では、人々に51階級の序列をつけるようになった。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%87%BA%E8%BA%AB%E6%88%90%E5%88%86

 韓国でも李氏時代の4階級の上に、現在でも7階級の序列が厳然として存在しているといわれる。だから、韓国人の人生観は少しでも序列の階段の上位にゆくために、学歴に奔走したり、化粧したり、整形手術したり、より大きな車に乗ったりして「自分を他人より上だ」と見せかけるための努力=脅迫観念に染め上げられている。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%8E%E6%B0%8F%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E3%81%AE%E8%BA%AB%E5%88%86%E5%88%B6%E5%BA%A6

 日本ではどうかというと、社会全体の根底に、強固な序列差別の価値観がカビのように覆い尽くしているのは、韓国とさほど変わらない。
 「どっちが上か?」と優劣を競うことが大好きな人生観の者たちが日本社会を生み出しているといっていい。
 その指標として学歴差別社会を生み出している。日本は出身校のラベルだけで、生涯を束縛するような選別価値観が働いている社会だ。

 日本人は、このことを正当化するために、「競争主義」の肯定的側面として、「競争による発展、進化」を上げる人が多いのだが、「発展・進化」を絶対的な正義の価値観と信じ込んでしまい「本当に発展・進化が正しいのか?」と疑問を持つ自由な発想がほとんど見られない。

 あたかも、日清日露戦争戦勝後に行われた提灯行列で「勝利」を無条件に賛美して盛り上がり、酔いしれて高度な判断力を失った発想をそのまま引きずっているのだ。
 日清日露戦争の圧倒的な戦勝こそが、第二次世界大戦の凄まじい惨禍をもたらし、日本人が500万人という死の犠牲を支払わされたことに気づく人は少なかった。

 同じように、現代でも「進化・発展」を絶対視することで、そのことで犠牲になったもの、負の要素を直視できる人はほとんどいない。むしろ、進化・発展を否定すれば、社会から異端者として疎外され排除される道しか残されていない。

 だが、合理的な人生にとって、本当に必要な判断の基準は決して「より優れたもの=序列の上位」ではなく、「今の自分に必要なもの」であるはずだ。
 学歴など、実績に比べれば軽薄で愚かしい価値観なのだが、学歴が人間序列の基準になると勘違いしている人物は無数にいる。

 例えば、静岡のlove2mac2002jp/らぶらぶMAC(Twitterアカウント) と称する愚か者は、私を「中卒野郎」と嘲笑する手紙や葉書を十通以上、私に送りつけてきただけでなく、私を誹謗中傷するための根も葉もない虚偽の情報をブログにして、繰り返し上程している。その根底に学歴差別信仰がある。
 富士宮市の多摩美大卒を自称しているが全部ウソだ。本当は静岡市の無学歴障害者なのだが、自分が差別される立場でありながら、「中卒野郎」と人を差別したがるののは、どんな洗脳を受けてきたのだろう?

 日本でもアメリカでもドイツでも、「優秀なものを求める」という発想チョイスは、必ずファッシズムに結びついてきた。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1587.html

 「優秀なものを選ぶ」ということは「優秀でないものを排除する」ことを意味している。上のリンクにあるように、「優れたものばかり求める強迫観念」に洗脳されきったドイツでは、障害者が国家発展の邪魔者であり、足を引っ張っていると思い込むようになり、40万人もの障害者をガス室に送り込んで処刑した。

 この結果、何が起きたか?
 それは、障害者、弱者、老人たち、底辺の人々が支えてきた社会の基礎を破壊しドイツ社会は、恐ろしい倒錯を起こした。
 社会的弱者は、弱者だけができる社会の礎、潤滑油を持っている。
 それは、例えば、人間に心優しさを与えてくれる。コンプレックスに苛まれて暴走しようとしている若者を引き留めてくれる。「自分よりも不幸な人がいる」という現実認識を与えてくれる。人々の優しさを結びつける接着剤になってくれる。

 障害者、弱者だけが支えてゆける社会秩序が存在するのだ。障害者40万人を殺戮したドイツ社会は、その後「弱者排除」の論理が暴走し、社会全体が残酷・冷酷に彩られ、人情を失い、そしてユダヤ人600万人の殺戮へと進み、人々は、この世に、優しさに満ちた安住の地を失った。社会の暴走を止める者は、誰もいなくなった。
 いわば血の池、針山地獄の住民へと堕とされたのだ。

 このことを教訓にできるなら、我々の社会には、バランス良く弱者と強者が共存できなければ、強者の暴走が止まらなくなり、やがて社会全体が、レミングの群れのように断崖絶壁から集団自殺する運命が待っていると気づくはずだ。
 社会の住みやすさ、優しさ、安心感を支えてくれているのは、実は社会的弱者だったのだ。

 社会的強者に憧れ、それを前提にした社会を作るなら、ほとんどの人々が、差別社会での奴隷の地位に転落させられてしまう。
 序列の上位を求めて、自分の一生を金儲け思想の奴隷として過ごさねばならなくなり、序列の高い人生、高級車や豪邸、美人妻と引き換えに、他人に対する優しさと連帯感を見失ってゆく。

 他人を蹴落とし、見下して勝者であることに陶酔する序列の価値観に、大自然の美しさを堪能する心のゆとりが生まれるだろうか?
 人を見下すことしかできない人生に、本当の愛の喜びがあるだろうか?
 彼らは、人として生まれて、競争に勝つことしか知らず、死ぬまで他人と敵対し、誰からも敬遠されて、人の心の温かさを理解できない寂しい、つまらない人生を送ることしか許されていない。

 我々は、「社会の邪魔者」として障害者40万人をガス室に送り込んだ、ドイツ人の例から学ばなければならない。
 堀江貴文や、孫正義の人生観を見て、彼らが日本社会に何をもたらしているのか見抜かなければならない。
 我々は、限られた人物に富を集中させて、弱者の運命を翻弄するような社会を許してはならない。

 序列や優越感の奴隷としての人生を捨てて、人を愛せる「真の自由人」に向かって生きてゆくべきではないだろうか?

  


自動運転問題

2021年08月28日 | 未分類
 自動運転問題

 パラリンピック東京会場内を運行するトヨタ自動車の自動運転車が、障害者選手と接触事故を起こし、選手が負傷した。
 この問題は、これから数十年間、AI技術の将来性を盲信するコンピュータ万能信者にとって、恐ろしいパラドックスを生み続けるにちがいない。

 トヨタ社長、緊急会見で謝罪 自動運転バス、パラ選手と接触事故 8/27
 https://news.yahoo.co.jp/articles/3174603b1c67e03a9f7126741fba26808419ab48

  東京パラリンピックの選手村(東京都中央区)で26日午後、柔道(視覚障害)男子81キロ級の北薗新光選手(30)が自動運転中の巡回バスに接触して軽傷を負った事故を受け、バスを提供したトヨタ自動車の豊田章男社長は27日夕、オンラインで緊急に記者会見し「こういう接触事故により多くの方々にご心配をおかけし、大変申し訳ない」と謝罪した。

 豊田氏は、今回のバスが採用している自動運転技術について「パラリンピックの会場で目が見えない方への想像力が欠けていた。接触部は死角で、事故は避けられなかった」との認識を示した。事故を受け、車両の接近を知らせる電子音の音量を2倍にするなどの対策も明らかにしたが、捜査などとの関係で大会期間中の自動運転の再開は見通しが立っていない。

 事故は26日午後2時ごろ発生。選手村内の横断歩道を渡っていた北薗選手が右折してきたバスと接触、頭と両足に全治2週間のけがをした。バスは村内を自動運転で24時間運行し、ドアの開閉などをするオペレーター2人が乗っていた。
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 引用以上

 竹中平蔵ら(ビルゲイツ・アルゴアも含めたダボス会議=グレートリセット推進者たち)は、「スーパーシティ構想」の中核に都市機能のAI化を大前提に置いている。

  私は、競争社会のなかで劣化した日本の官僚たちが妄想する、コンピュータ信仰ともいえる「お花畑社会」のビジョンは、ちょうど今から70年前に描かれた「原子力は世界を救う」妄想と、あまりにも似すぎていることに驚くのだ。

 
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1950~70年代、正力松太郎・岸信介・中曽根康弘らは「原子力が日本の未来を作り出す」という類いの原子力信仰を日本中のメディアに広めたが、実際に正力が東海村に作った日本最初の原発は、核兵器開発のためのプルトニウム生産原発であり、発電を主力として設計された軽水炉ではなかった。
 つまり「日本の未来」などと花よ蝶よの美しいビジョンを示しながら、本当は原爆を作って日本を核武装させたかったのだ。

 それは現在まで変わっていない。自民党、日本政府は、プルトニウム抽出、核兵器開発に特化した、六カ所再処理工場、もんじゅ高速増殖炉を絶対に死守しようとしているからだ。
 双葉町に掲げられた「原子力明るい未来」の大看板は、フクイチ巨大事故を受けて撤去されたが、自民党、維新など核武装主義者たちの未来ビジョンか原発が消えたわけではない。

 だが、半世紀前の「原子力が未来を救う」かのようなお花畑ビジョンは、チェルノブイリ事故・フクイチ事故によって、見るも無惨に打ち砕かれ、腐乱しているといえるだろう。
 たぶん、今、原子力に未来があるなんて信じている人は、ほぼいないのではないだろうか? それでも、ビルゲイツ・アルゴア・竹中平蔵らは、閉塞し、酸欠を起こしている原子力電気に依存したグレートリセットの未来社会ビジョンの泥沼に埋没している。

 彼らダボス組(イルミナティ陰謀組と言ってよいだろう)のアタマの中は、コンピュータ依存AI化、原子力電気、監視社会が一体化したままなのだ。

 コンピュータ信仰・AI化信仰のもたらした、さまざまの深刻な事故が報告されている。

 「最後まで人間だと認識できず」UberのAI車、初の死亡事故が起きた理由 2019/11/8
 https://news.yahoo.co.jp/byline/kazuhirotaira/20191108-00149956

 自動運転車の事故まとめ UberやTeslaの死亡事故、日本の事例も解説 事故当時の状況や原因を紐解く 自動運転ラボ編集部 -2021年1月22日
 https://jidounten-lab.com/y_1615

 GAFAMと呼ばれる世界経済を牛耳るユダヤ金融資本企業は、すべてグレートリセット社会を前提にしたAI化社会を目指しているが、GAFAMの一角、グーグルはとりわけAI自動運転車の開発に熱心で、上のリンクにあるように、たくさんのAIによる深刻な死亡事故を生み出している。

 それでも、AI自動運転化の流れは止まらない。原発電気社会に突き進んだ、1970~1990年あたりの盲目的で無制限の原発稼働信仰のようだ。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%8B%95%E9%81%8B%E8%BB%A2%E8%BB%8A

 グーグルやテスラは、上のウィキリンクに規定されたレベル4・5段階の自動運転を、すでに市場に送り出しているが、事故多発による莫大な損害賠償請求に怯えて、普及に二の足を踏んでいるのは、チェルノブイリ事故後の、世界の原発推進状況に似ている。
 2021年現在は、冒頭に紹介したトヨタ自動運転車両の事故のようなAIにおける本質的な欠陥が問われるようになった過渡期といえるかもしれない。

 私は、もう数年も前から、自動運転車両の未来は存在しないと予告してきた。グレートリセット社会では、原発電気によるAIオール自動化社会が設定されているが、そもそも、AIプログラムは、現実の人間による判断力、選択肢、適切認知能力の数百分の一以下の実力しかない。
 どんな優秀なプログラマがAIを設計したって、生きた人間が持っている本当の能力である、「対象的世界の抽象、本質認識能力」には逆立ちしたってかなわない。

 人間は、優秀なプログラマの設定した認知能力の、数千倍も利口なのだ。
 知能の本質は、「対象的世界から共通点を見いだす」ことだ。これを「抽象力」と言っている。この能力は「IQ」によって指標化されているが、仮に人類の平均IQを100とすれば、AIは最高でも50程度しかないと私は考えている。

 理由は、IQは、生まれてからの経験則の集積上に組み立てられるからで、AIプログラムには、この経験知がほとんど存在しない。プログラマが想像力を働かせたプログラムを作っても、IQの低い、つまり経験値のほとんどないプログラムでは、一つの判断の背後に、それまでの人生の数千の経験値が働いている人間に比べて、人生経験の少ない三歳の幼児にも劣る判断しかできないのだ。

 だから、「教えなければ何もできない」、つまり経験値を前提にした想像力の働かないAI知能では、無限の変化が起きる現実社会に適応することは不可能である。
 グーグルでもテスラでもトヨタでも、実現している自動運転車は、限定された空間のなかの、想像力を必要としない定まった路線のみであり、そこから外れて、自由の世界に羽ばたこうとすれば、たちまち重大事故を引き起こして「走る凶器」と化すのだ。

 それでは、この人間の経験値を、AIプログラムに移植したら大丈夫なのかといえば、それは、あまりに巨大すぎて不可能だろう。
 コンピュータの記憶容量を、現在の数千倍にし、CPUを1000個くらい連結すれば、近づくかもしれないが、それでも人間の膨大な経験値をカバーすることは絶望的だ。
 まず、プログラム作業が天文学的規模になってしまう。それが「脳」というものだ。

 したがって、どんな優秀なプログラマが、AIを人間に近づけようとしても、おそらく未来永劫、IQを100以上にすることはできないと私は考えている。
 自動運転以前に、電気動力自動車でさえ、バッテリーの技術的問題を克服できないし、水素自動車もまた、水素が宇宙一小さな物質であるがゆえの、腐食性、浸透性を克服できる見通しがない。

 だから、私は竹中平蔵や菅義偉が、2030年に、日本国内の原動機自動車を追放して電気化(EV)するというビジョンを発表してみても、絶対に不可能だと考えている。
 2030年、日本社会では、EV車ではなく、HV車と、スズキアルトのような超低燃費車が走り回っていることだろう。AI自動運転車は、事故多発により追放されてしまっていると予想する。
 
そうなる理由として、「法治国家日本」では、自動運転で事故が起きた場合の法的責任の所在を確定することが甚だ困難だからで、運転者は原因をメーカーにつけ回し、メーカーは運転者の個人的過失にすり替えようとする。
 冒頭のオリンピック会場事故では、極端な話、豊田章男君が逮捕される可能性だってあるのだ。この厄介な問題が決着を見る日が本当に来るのだろうか?

 2020.09.17 AI 完全自動運転時の交通事故と法的責任
 https://rad-it21.com/ai/kobayashi_masahiro_20200917/

 長いので、引用することは避けるが、要するに、責任の所在の大半がメーカーに向かい、自動運転における失敗は、すべてメーカーの責任になる可能性があり、メーカーが開発、実用化に向かう意欲を本質的に失ってゆく必然性がある。
 「製造物賠償責任法」によって、運転者個人の責任に問題をすり替えることが不可能である以上、AI自動運転が実用化する見込みは存在しないと断言してもいい。

 AI社会もまた、1960年代における原子力社会への幻想と同じ結果を招くことは避けられない。そもそも、科学技術に頼った人間社会を生み出そうとする発想そのものが、本質的に間違っていて、一番大切な人間の本質を見失っていることに気づくべきなのだ。


霊と臭い

2021年08月27日 | 未分類
 霊と臭い

 さきほど、千葉の友人からメールがきた。
 
 「ウオーキング中、ある場所を通ると強い加齢臭がする。一度や二度じゃない。電信柱と歩道の間から……いるよな……霊が」

 私は、「霊は臭いで自己主張するんだよ……」と返信した。

 2012年、札幌で福島第一原発事故の講演を行って、帰路、東北太平洋岸、45号線を南下して帰宅したが、田老で立小便をして車に戻ったら、車内に、強烈な魚とタバコの臭いがした。
 もちろん、私はタバコを吸わないし、魚も載せたことはない。私は大津波にさらわれて亡くなった漁師の霊が乗り込んできたのだと確信した。
 宮古で再び車外に出て戻ると、その臭いはきれいさっぱりなくなっていた。
 このことは、何回か私のブログに書いた。

  人は死なない 2018年05月21日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-360.html

  岐阜県のこわーい場所 2020年10月11日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1276.html

人が死ぬと、物質的肉体は滅ぶが、本当の中身である霊魂は不滅だから、いつまでも残る。そして、執着する環境に居着くことがある。
 霊には、たくさんの段階があって、死んだ直後、まだ物質的人間界への未練・執着が断ち切れない段階では、生きている人たちに、「自分に気づいてほしい」というメッセージを送ることが多い。そんなとき、故人の執着する場所に霊現象が起きるのだ。

 ところが霊現象というのは、物理的、物質的に非常に弱い力なので、物質界に対して強力な力を働かせるのは困難だ。
 特別に大きな力を持った霊を例外として、普通の霊なら、せいぜい線香やろうそくの炎、煙を揺らしてみたり、自分を知る者の心に密かに囁きかけてみることができる程度だ。
 しかし、生前の最後の環境の雰囲気、とりわけ臭いは、大きな力を必要としないメッセージを与えることができる。

 死者は臭いを持っている。
 私が現住所に移住して数年後に、近所に住んでいた老人が死亡した。この人は、生前タバコが大好きだった。
 ある夜、タバコを吸わない私の部屋に、強いタバコ臭が漂った。そこで、私は「○○さんですか?」と呼びかけてみた。
 すると、まるで泥棒猫が逃げるように、大きな音を立てて、凄い勢いで私の部屋から何かが立ち去った。

 同じような経験をした人のブログが、ネット上に出ているので紹介する。

 霊の臭い? 2020-05-05
 https://ameblo.jp/kosumonyan/entry-12594844723.html

 霊のにおい2020年4月19日
 https://note.com/akkoinkolove/n/nf15be85ba477

 霊のにおい 2021年01月25日
 https://ameblo.jp/reikankeamane/entry-12652578973.html

 伽羅の香りから死臭まで!霊に匂いはある? 教えて!goo 2014年5月7日
 https://www.excite.co.jp/news/article/Goowatch_2a7d87e43117f4181f7f8c9cbf196a45/

 【霊能者が教える】霊臭とは?原因と確実な対処法
 https://lani.co.jp/spiritual-36590

 霊の存在を示す匂い
 https://www.tenkei.net/tenkei/tsushin/0024-reinousha/

 まだまだ、たくさんあるのだが、これくらい引用すれば、これまで信じていなかった人でも、少しは「霊の臭い」について関心を持っていただけるかもしれない。
 私は、この数年、実は臭いをあまり感じなくなっていて、コーヒーやカレーの臭いも、ほんの少ししか感じることができない。
 たぶん、若い頃バイクの転倒事故で、大脳海馬が萎縮したのと、老齢にさしかかって、認知症の初期症状が出てきているのではないかと思っている。

 しかし、その私でも、突然のように臭いを感じるときがある。それは、霊が私の身近に寄ってきているときだと私は考えている。
 霊は、生前執着していた雰囲気をまとっている。タバコの香りが好きだった人の霊が近寄ればタバコの臭いに満たされるし、香水が好きだった人は、どこからともなく、同じ香りが漂ってくる。
 だから、臭いは霊が近寄っているときの大切な情報なのだ。

 私がタクシー運転手をしていたときも、誰も乗せてないのに、そんな臭いを感じることがたびたびあった。
 私は禁煙タクシー乗務だったのに、乗客がタバコの臭いが嫌だと激しく訴えるときがあった。これなどは、車内が臭っているというより、乗客自身が、その臭いを連れ込んできているのだ。
 霊は、必死になって臭いをまとって、自分の存在に気づいてもらいたがっている。

 そうして、その人が、存在を訴えている故人に気づき、優しい言葉を投げかけてやったり、線香を上げてやったりすると、霊は満足して去って行く。
 このとき、霊はろうそくを揺らす力くらい持っているので、墓前や仏壇でろうそくを灯すと、風もないのに激しく揺れることがある。

 心霊現象は、我々の生活に想像以上に関与しているかもしれない。
 江原啓之によれば、この世の人物ではない人が、電車や繁華街にたくさんいるそうだ。
 そんな人たちは、なんとなく姿が薄く、突然、消えてしまうのだという。

 私も、しょっちゅう上っている笠置山の神社で、暴走族風の若者と数回出会った。妙に姿が薄く感じるので、挨拶して、後を追いかけたり、彼の車を確かめようと探したりしたが、彼は突然消えてしまい、彼が乗ってきたはずの車もバイクも、まったく見つけることができなかった。

  有名な神社や、繁華街、電車のなかなど、たくさんの人がいるところでは、人混みに紛れて、たくさんの霊がいるといわれる。
 特徴は、「突然消えてしまう」ことだ。