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絶対に放射能が出てこない肺癌激増の原因解説

2022年03月31日 | インポート
 日本人の死因ランキング一位は、1980年に癌が老衰や脳卒中を抑えてトップに立ってから、ぶっちぎりの一位を堅守している。



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 その癌のなかで、一番人を殺しているランキングは?



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 男性は1995年くらいに胃癌を抑えて、肺癌がトップに立った。以来ぶっちぎりの独走体制。

 女性は、2005年くらいに、胃癌を超えて、大腸癌に続いて二位に立った。

 この男女差の原因は、喫煙率であると解説されてきた。本当に喫煙が肺癌の原因なのだろうか?

 

 癌のイニシエータ(発癌種まき)を受けてから、プロモーター(癌を育てる肥料)によって癌が育ち、実際にステージ3~4の殺人的な癌に成長するまでの潜伏期間は、10年~20年といわれている。ならば、発癌イニシエーションを受けた時期は、男性の場合は1960年すぎということになる。

 1960年代半ば、一体何が起きていたのか?



 「姿を現した黒幕「プルトニウム」―危険な肺への沈着」

 https://www.vec.or.jp/2011/04/01/column_040/



 環境省 大気圏核実験による環境への影響

 https://www.env.go.jp/chemi/rhm/h28kisoshiryo/h28kiso-02-05-14.html



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 この画像のなかに、1963年に大気圏核実験によるセシウム137汚染のピークがあり、日本人は平均で、日4ベクレルのセシウムを摂取していたことが記録されている。

 1963年には、日本人男子は体内に1000ベクレル近いセシウムを蓄積していた。



そして、この年(1962~3年)、たくさんの妊婦が先天的異常児を出産した。それは、この年代に生まれた子供たちが、もっとも多くの「特殊学級児=特別支援学級児」であったことからも分かる。

 大気圏核実験が禁止されて以降、知的障害を持った特支児童は減り、特殊学級も統廃合され、小学校から特殊学級は消えた。



 1990年頃、アメリカ海兵隊はIQテストを行い、1963年度生まれは、無被曝年生まれよりIQが10低いと報告した。(被曝国アメリカ)

 日本では、異常児を出産した妊婦のなかに、美智子妃もいた。

 http://blog.livedoor.jp/royalfamily_picture/archives/1042936036.html



 医師から、「もう正常児は生まれないかもしれない」と告げられたため、皇室は慌てて美智子氏の実妹から養子をもらい受け、秋篠宮として育てることになった。

 だが、真の父親の安西孝之に、あまりにも似すぎたため、真相が誰の目にも明らかとなり、皇室典範違反であることから、現在、宮内庁は大慌てながらシラを切通している。

 https://reomizukawa.com/archives/3048



 さて、肺癌による死亡が、日本人の死因第一位になって、その原因について、さまざまな解説があるが、その中に、アスベスト中皮腫や喫煙肺癌は語られているのに、もっとも激しいイニシエータであるはずの放射能汚染が一切語られないのは、実に不可解だ。

 原発を運営する原子力産業と核兵器開発を求める自民党政権が、真実を教えない情報統制をかけているのだ。



 放射能汚染地域で激増する小児甲状腺がん、乳がん、骨がん、血液がん、肺がん、白血病

 https://fortable.net/archives/18048



 放射線と喫煙と肺癌 喫煙と放射線被ばくが肺癌の各組織型に及ぼす影響-日米共同調査による新しい知見

 https://www.rerf.or.jp/library/list/periodicals/rerf_update/backnumber/deathsur/radiat/

 【放射線誘発癌は小細胞癌が極めて多く、放射線以外による肺癌は腺癌が非常に多いというパターンに従っている】



  たばこは吸わないのに…49歳女性に見つかった「肺がん」 喫煙者が減っても患者が減らないのはなぜ? 3/30

 https://news.yahoo.co.jp/articles/3d7c808c4a36c56819eeb29d067ad0d4902c598a



 昭和から平成、そして令和へと時代が移り、現在の成人喫煙者率は男性27・1%、女性7・6%です。高度成長期には成人男性の80%以上がたばこを吸っていたことを考えると、文字通り、右肩下がりの状況で、社会全体にとっては好ましいことだとも思います。



 かつては、非喫煙者が喫煙者に向かって「肺がんになるぞ!」と揶揄することがあったほど、「たばこ=肺がん」が常識のようになっていました。ところが現在、部位別がん死亡の1位は肺がんです。喫煙者が大きく減ったのに、肺がんの罹患者、死亡者は減る気配がありません。ちょっとしたパラドックスですよね。



 今回はたばこを吸わないのに、肺がんが見つかった女性のケースです。過去も現在もたばことは無縁だったが

 2016年6月、職場の健康診断を受けたK・Mさん(49歳、女性)は、胸部X線写真の左肺下部にスリガラスのような淡い陰影が写り込んでいることを指摘されました。共働きの夫との間に大学生と高校生の息子さんがおり、慎重な性格も手伝って、健診は欠かさずに受けてこられたそうです。



 K・Mさんは、過去も現在もたばことは無縁の生活でした。もちろん、自覚症状は何もありません。それだけに「肺に影がある」と言われても、「何かの間違いでは?」と考えたようです。

 私が勤務する病院で、CT検査、脳のMRI(磁気共鳴画像診断)検査、さらに肺の組織検査を行った結果、「1.2センチの末梢型肺腺がん、ステージ1」との診断となりました。



 初期の肺がんは、ほとんど自覚症状が出ないために、進行した状況で見つかることも少なくなく、予後は決して良くはありません。ただし、ほかの部位と同様、早期に見つかれば、治療の選択肢も多く、完全に治すことも可能です。



 ちなみに、一言で「肺がん」と言っても、大きく「非小細胞肺がん」と「小細胞肺がん」があり、さらに、非小細胞肺がんは「腺がん」「扁平上皮がん」「大細胞がん」に分類されます。また、発症する場所によって「肺野型(末梢型)」、「肺門型(中心型)」があります。



 肺がんという、まさかの事態にショックを受けたのは当然ですが、初期のステージ1と聞いたことで、落ち着いてご自身の状況を受け入れたようです。

 間もなく入院、胸腔鏡手術で左肺区域切除術を受けて、無事に成功となりました。早期発見が功を奏して、追加の化学療法(抗がん剤)や放射線治療も必要なかったようで、無事に退院できました。



 2か月ほどは、胸腔鏡が挿入された体の表面に、チクチクした痛みを感じたようでしたが、鎮痛剤でコントロールができたそうです。その後、リハビリを兼ねたラジオ体操や散歩などの軽い運動を積極的に行い、無事に会社に復帰しました。

 同僚からも「早期に見つかってよかったね」と声をかけられたK・Mさんは、「これからは、がんだけでなく、生活習慣病も含めて自分に投資するつもりで、さらに気を付けていきたいです」とあいさつしたそうです。



 昨年には手術から5年が経過しましたが、再発の兆候はありません。多くの人にとって、ともすれば惰性の習慣になりがちな一般の健康診断が、ハッピーエンドへの足掛かりとなったわけです。



 K・Mさんが指摘された「スリガラス陰影(結節)」ですが、肺に備わっている正常な気管支や血管が、なんらかの原因で軽度な異常を伴った状態です。そのほかに胸部X線検査で肺がんが疑われる所見としては、「結節の影」「腫瘤の影」などもあります。

 胸部X線検査で肺がんを見つける感度(確率)は60~80%程度。見落としやすい部位や見誤りやすい所見もありますので、少しでも異常が認められる場合は、すみやかなCT検査が必須です。



 近年、肺がんへの早期発見意識が高まったためか、自費検診も広がりを見せています。その多くは、一般的に「低線量胸部CT検査」と呼ばれるもので、通常のCTよりも被ばく量が10分の1程度に軽減されており、胸部X線よりも早期肺がんの発見率が高いことが報告されています。

 自費検査なので、それなりに費用もかかるのですが、喫煙習慣、それに受動喫煙歴の長い人などは検討する価値がありそうです。



 喫煙率は下がっているのに…

 冒頭でも触れた、たばこと肺がんのパラドックスについて、少し個人的な意見を書きます。



 「喫煙者=肺がん」と考えられた要因は、がんの原因特定を目的としたかつての疫学調査で、定量的な評価がしやすかった「食品」、それに「たばこ」が対象になったことが背景にあると考えられます。

 さらに、1950年代以降、たばこと肺がんの因果関係を示す報告も多数出てきたこと、同時に、禁煙することで、肺がん、口腔がん、食道がん、咽頭がん、膀胱がん、子宮頸がんなどのリスクが低下するデータも示されました。したがって、これまでの研究から、喫煙と肺がんに関係があることは間違いありません。



 では、なぜ喫煙率が減っているのに肺がんが減らないのか。

 「肺門部に多く発症する扁平上皮がん」の約90%は、喫煙が原因であることがわかっています。ただし、近年、顕著に増えているのが「腺がん」であり、こちらは喫煙との関連が少ないとされています。



 腺がんの原因には、「車の排気ガス」「PM2.5」などの大気汚染物質なども考えられるほか、女性ホルモンの関与も疑われています。というのも、閉経の遅かった女性、それに低用量ピルを飲んでいる女性らに、肺腺がんが多いことがわかってきたのです。

 いずれも、今後の研究に期待したいところですが、たばこや食品のような定量的評価がしにくいこともハードルになっています。「たばこを吸った」「(発がん性物質が含まれている)●●を食べた」など、明らかな指標が明示しにくいからです。



 さらに、長年のヘビースモーカーなのに、がんを発症しない人も大勢います。とくに肺がんの発生は、個別の要因以外にも、環境や遺伝などの要因が複雑に関与している可能性があるのです。とはいえ、繰り返しになりますが、喫煙と肺がん発症には関係があります。



 それでは、肺がんにならないための予防法はあるのでしょうか? 残念ながら、今のところは決定的なものはありません。「たばこを吸わない」「禁煙した」ことが、肺がんのリスクをゼロにするわけではないことは、先ほどのパラドックスからも明らかです。



 肺がんの10年生存率を見ると、ステージ1が67.6%、ステージ2が34.5%、ステージ3が13.1%、ステージ4で2.1%と、早期発見の大切さは明らかです。

 喫煙者はもちろんですが、非喫煙者も定期健康診断、それに肺がん検診を積極的に考えるべきかと考えています。



 早期発見 基礎の基礎――「がんの1次予防、2次予防、3次予防」とは――

 今回のテーマとなった肺だけでなく、がんは全身のあらゆる場所に発症します。したがって、現時点では「絶対にがんにならない方法」は存在しないのです。

 医学では、「病気になったときに治す治療」と「病気を防いだり、重症にならないようにしたりする予防」の2種類に大別されます。



 予防医学も次の三つの段階に分けられています。

1次予防: 健康な時期に生活習慣の改善、健康増進教育などを行う。新型コロナウィルス感染症で多くの人が受けた予防接種も、このカテゴリーに含まれます。

2次予防: 病気を早期に発見し、すみやかな治療を行うことで重症化をしないような対策をたてる。健診・検診はこのカテゴリーです。

3次予防: 手術などの治療を行う場合、術後の回復過程、社会復帰などを考慮に入れながら、同時に再発を防止する。健康指導やリハビリなどがこのカテゴリーとなります。

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 一部引用以上



 この人は1970年に医学部を卒業しているので、放射線被曝カリキュラムを受けているはずだが、なぜか、放射線誘発癌について一切触れようとしない。肺癌こそ、乳癌や白血病、甲状腺癌と並んで放射線誘発癌の代表ともいえるのだ。

 意図的に無視しているのは、たぶん原子力産業から、なにがしの援助金を受けているのだろう。

 

 肺がんは、進行の速い小細胞がん、肺の奥にできやすい腺がん、肺の入り口付近の太い気管支にできやすい扁平上皮がん、肺の奥にできやすく比較的進行の速い大細胞がんの4つに分類される。

 うち、小細胞癌は被曝誘発性の高い癌であると放射線影響研(旧米軍ABCC)が書いている。腺癌は放射線以外の原因で発生するともしている。



 アスベスト肺癌といわれる中皮腫は、胸膜にできるもので、一般的な肺癌の分類に入らず、その潜伏期間も30~40年といわれている。

喫煙をイニシエータとする肺癌は、扁平上皮癌、小細胞癌とされ、被曝誘発癌と重なっている。大細胞癌は喫煙と関係するが、被曝とはあまり関係しない。

 腺癌は女性に多く、喫煙との関係性は少なく、まだ発生原因が特定されていない。



 2011年春、福島第一原発は4基のメルトダウンを起こし、莫大な量の放射能で東日本の4000万人が住む地域を汚染した。

 その結果は、何事も起きていないように、政府・自民党・原子力産業が情報統制を行っているが、現実には、「放射線誘発癌」の潜伏期間といわれる10~20年を経て、今まさに被曝発癌が爆発的に激増しているはずだ。



 だが、癌センターや人口動態統計に、そうした傾向は見えないし、2015年より新しいデータはほとんど報告されていない。

 フクイチ事故の被害は、循環器系障害(心筋梗塞・大動脈瘤・脳梗塞など)が6年後の、2017年くらいにピークに達するといわれていた。だが、今、我々が目を皿にして死因統計情報などを探しても、ほとんど得ることはできない。

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本当に、どこを探しても、2015年~2022年までの、死因や死亡率上昇、発癌推移などのデータが出てこない。

 自民党の言うように、「日本では被曝量が少なかったからチェルノブイリのような健康被害はなかった」のか? 

 ありえないことだ。政府や癌センターがデータを出さないのだ。



 放射線被曝誘発癌は、10~20年の潜伏期間を持つのだから、2021年あたりから爆発的に増加するはずだった。だが、データが出てこない。

 放射線誘発性の肺癌=小細胞癌も激増するはずだった。だが、上の説明にあるように、非喫煙者の肺癌が激増しているというのに、その原因解説に放射線のホの字も出てこない。



 上の引用は、大川智彦氏の執筆だが、彼の経歴を見ると、1969年、名古屋市立大医学部卒。放射線腫瘍医として 癌がん 研究会病院放射線科などで勤務し、英国留学後、94年、東京女子医大放射線科主任教授に就任。その後、徳洲会病院グループ放射線科部門長、東京西徳洲会病院副院長・検診センター長、佐野メディカルセンター予防医療センター長などを歴任し、2019年より佐野MC理事



 とあるので、つまり放射線を医療に多用することでメシを食ってきた人だと分かる。

 日本の医師たちが、「医療放射線被曝は被曝ではない」

 と決めつけいていることが知られている。

 100ミリシーベルト以下の医療被ばくに有害性はないと断定している。

 https://hospital.tottori.tottori.jp/files/20191216165341.pdf



 だが、世界の放射線医学研究者で原子力産業の紐付き御用学者を除けば、100ミリシーベルト以下では被ばくが安全などと信じている者は皆無である。

 いわゆる「100ミリ閾値論」は、1990年、アレバ社などから派遣された御用研究者がICRPに入り込んで主張しはじめた安全性の歪曲論だが、原子力産業の紐つき学者でない研究者は、ほぼ全員、「被ばくに閾値はない」、100ミリ以下でも同じ割合で被害が生じると考えている。



 そして、原子力産業から派遣されたICRP理事たちは、内部被ばくを外部被ばくと同等に見積もるよう強要したが、ECRRなどの、まともな研究者たちは、内部被ばくは、外部被ばくの600~1000倍の障害リスク=危険性があると説明している。

 http://hibakutokyo.com/for-taking-measures2-2toukou/



 これは、広島長崎の被曝者たちの調査研究から実証されたものだ。



 アーネスト・スターングラス博士  2021年01月05日

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1363.html



 そして、もう一度、被ばく(核実験、原発事故による)と肺癌の関係性を見てみよう



 放射線被爆とがんの関係~肺がん~

 https://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=250473



  肺がんの増えた地域

 大気圏内での核実験がほとんど北半球の中緯度地帯で行われ、生成された放射性物質が偏西風にのって拡散したので肺がん増加もこの地域に多い。中国・ソヴィエトによる天山山脈セミパラチェンスクでの核実験は西側にある日本で白血病・肺がんを増やしている。



 大気圏内核実験による肺がん増加は1970年には始まっているが、当時のわが国での年間肺がん死亡数は1万人である。

 これが1980年には2万人を超え、1998年には5万人超えている.1980年~2002年には肺がん死合計85万人を超えるので1970年の1万人を基準にして60万人余分になる。

 この日本の肺がん過剰死亡者の半数が核実験によるものとすると30万人となるが、核実験の被害は60年以上続くので、今も死亡数は増え続けている。地中海に面したスペイン・フランスなどで肺がんが増えているのは、サハラ砂漠での核実験による影響などが考えられる。



 また、チェリノブイリの原子力発電所の事故では周辺諸国の白血病・肺がんの増加が今も続いている。これに反し、北欧諸国や南半球のオーストラリア・ニュージランド・ペルーではあまり増えていない。詳しいことはCancer Mondialをみていただきたい。



  日本の肺がんの特徴

 大気圏内核実験は、北半球の中緯度地帯で行われた結果、日本でも、この地帯の多くの国と同じように1945年以降は肺がんの増加が起っている。1962~1972年に大気中に含まれるプルトニウムの量がピークとなり、これに応じて肺がんが1995年にピークとなり、その後は減り始める国が多いのだが、日本ではこのあとも増加傾向 にある。



 白血病の増減には結核集団検診が関係していることを述べたが、胸部の被曝が白血病の増加を引き起こしているとなると、その後に肺がんの増加が続いて当然である。

 北半球中緯度地帯の多くの国では1993年には肺がんの増加が止まり、減り始めるのだが、日本では胸部検診の影響でその後も肺がんの増加が続き、2000年になってやっと減り気味になっている。

 1950~1970年の肺がん死亡増は年齢階層に関係なく、ほぼ同じ割合であり、高令者でも放射線被曝の危険は高いことを示している。



  肺がんと煙草

 平山雄氏が肺がんと煙草の関係を追求したコホート研究が行われたのは1955~1983年であるが、この時期は大気圏内での核実験により放出されたストロンチウムが骨髄に取り込まれて白血病が増加し、同時に肺は大気中に増加したプルトニウムによる放射線で被曝して、肺がんが増加する原因となった時にあたっている。



 このあと世界の多くの国で1975年頃白血病のピークを迎え、1993年には肺がんもピークとなって、以後減少が続いている。CANCER MONDIALで20~40才の年令調整白血病死亡率と45~65才の年令調整肺がん死亡率の関係を追ってみると、白血病死亡率が10万人当り2.5以下にならないと肺がん死亡率が下がらない傾向がある。



 肺がんが煙草が原因で増えているとすると、肺がんに先立って白血病の増加が起っている原因を説明できにくい。1993年日本医師会雑誌に掲載された記事によると、米国では禁煙運動で肺がんが減少したが、日本では禁煙運動が不十分だから肺がんも減っていないことになっている。



 ところが、米国では禁煙運動が行われる以前から肺がんは日本に較べて増加率が低く、殊に45才以下では肺がんは早くから減少傾向にあるので、日本との比較対象にはならない。禁煙運動が始まるとすぐに効果があって肺がんが減るのも不思議である。45才以上では1925~1930年生まれの世代に肺がんのピークがあるが、兵役で原爆実験にかり出されたの原因かもしれない。

 

 喫煙者では気道上皮が損傷されており、大気に含まれるプルトニウム等を吸い込んでも排出する力が弱っているので、肺にプルトニウムが蓄積されることから、肺の被曝量が多くなり、肺がんが増える。

 ゴフマンによると米国では喫煙者は非喫煙者に較べて10倍の肺がん死が起っている。平山雄氏によると日本では喫煙者は非喫煙者に較べて5倍の肺がん死が起っている。



 この差が生じる原因としては、胸部検診によって非喫煙者の肺がんが倍に増えていることで説明がつく。

 つまり、右図では喫煙者での(肺がん10+検診による肺がん1) と非喫煙者の(肺がん1+検診による肺がん1)を比較しているので11対2になっている。なお非喫煙者では肺がん死が少ないので、検診の効果も少ない。今は40才以上で無差別に肺がん検診を行っているが、喫煙習慣により分別して行う必要がある。



 喫煙者で特に肺がんが増えるのは大気中の放射性プルトニウムが増えたのが原因ではあるが、これも今では1952~1962年のピーク時に較べて50分の1に減っているので、喫煙によって肺に蓄積されるプルトニウムもかなり減少しており、肺がんになることも少ないので、禁煙の効果も少ないだろう。



 ディーゼルエンジンの排気ガスとか粉塵も喫煙と同様気道損傷を起こすので、肺にプルトニウムが沈着する原因となって肺がんを増やした時期はあったが、今では肺がんの増える原因にはなり難い。自動車が増えて国道周辺の排ガスが増えたのは大気中のプルトニウムが減った1970年以後であり、公害裁判でも肺がん増加が争点になっていないようである。



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大気中の放射性物質濃度が低い時期に、喫煙とがんの発生と結びつけるのはおかしく、禁煙の効果はないとされています。

ただ、福島第一原発の事故で放射性物質が大量に放出されているとすると、喫煙者の肺がん発症率は幾分高くなるかもしれない。

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 引用以上



 騙されてはいけない! 肺癌激増の原因に放射能は一つも出てこないが、実は、大気圏核実験や原発による放射能被ばくの増加と肺癌増加はぴったり一致しているのである。

 我々人類は、核開発・原発事故による放射能によって癌での絶滅が約束されている。

その後の太陽情報

2022年03月30日 | インポート


 



 昨日、太陽に危険な異常活動が続いていることを書いた。さらに、その後の情報が得られたので追記しておく。



 宇宙天気ニュース

 http://swnews.jp/



  2022/ 3/29 13:03 更新

 2975黒点群でM4.0などMクラスフレアの発生が続いています。昨夜から太陽中心部の2975黒点群の活動が活発になり、28日20時(世界時28日11時)の4.4の中規模フレアを先頭に、今日の昼にかけて、C9.8、M1.0、M1.0、M1.1、M2.2、M1.1などM1前後のフレアの発生が続いています。

 M4の規模に達するフレアの発生は、1月20日のM5.5以来で、およそ2か月ぶりです。



 最初のM4.0と29日4時(世界時28日19時)のM1.0フレアに伴って、CME(コロナ質量放出)が飛び出しています。SOHO衛星LASCO C2、C3の動画を2枚目に掲載します。

太陽の中心付近で発生しているので、太陽を丸く囲むように飛び出すハロー型のCMEになっています。地球直撃間違いなしの噴出です。



 NOAA/SWPCの太陽風予報では、まだ最初のCMEに関する計算だけですが、明後日、31日12時(世界時31日3時)頃に太陽風の乱れが地球に到来すると考えています(5枚目に掲載しています)。実際には、これを追いかけるように2つめのCMEが噴出していて、地球に到来する乱れはより大きいものとなりそうです。オーロラや磁気嵐など磁気圏活動の強まりに注目して下さい。

 南東(左下)の2978黒点群でもCクラスの小規模フレアが発生しています。



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無数の黒点が集まった2975で、Mクラスフレアが連続し、中規模のCME(コロナ質量放射)が続き、地球軌道に向かっているとのこと。

 現段階で、地球軌道に到達したCMEが形成する南向き磁場によるサージ電流の危険情報は出ていないが、おそらく、明日あたりからオーロラが見られることだろう。

 だが、スマホやテレビなど無線通信に障害が出る可能性があり、一日何回も再起動をかけないと正常に作動しなくなるかもしれない。



 しかし、これから2976・2978でX数十規模のフレアが出る疑いがあり、もしもX数十が出てケベック大停電のような事態が予想される場合は、東京の空にも巨大なオーロラが出現する可能性があるが、見とれている暇があるなら、家のブレーカを落として、全電源を遮断しなければならない。(サージ電流の完全遮断には、アース接地が必要)

 もし、大規模な誘導電流が発生したなら、パソコン・テレビはもとより、ガス・水道・電気の公共インフラも壊滅的な打撃を受けて、機器の交換を必要とするかもしれない。

 たぶん、その前に電力供給が緊急事態停止されると思う。



 その間、暖房も給水もできないので、灯油ランタン・乾電池式ランタンやポリタンク給水でやり過ごさなければならない。トイレもバケツに水をくみ置きして流すことになる。灯油ランタンの大型なら、相当な暖房効果が得られる。

 食事は、外部エネルギーを必要としない缶詰などを利用する。トイレは大量の水を使うので、風呂桶を満水にすることが大切だ。



 1989年のケベック大停電では、発電所が壊滅的打撃を受けたが、当時は、まだマイコン機器がほとんど存在しないアナログ・インフラだった。

 だが、今は違う。すべてのインフラは半導体を利用してコントロールされているので、その半導体がサージ電流にやられた場合、機器取替しかないので、最悪、回復に5~10年かかると予想され、インフラ遮断によって人口の9割が死亡するとの米国防省の予測さえある。

 (現在、世界的な半導体不足なので、まず新しいコントローラーは入手できない。想像を絶する混乱が起きるだろう。)



 とりあえず、水があれば生きてゆける。調理は、カセットガスコンロを利用すればよいが、もしX50フレアによる電力崩壊が起きた場合、復旧には数年を覚悟する必要がある。カセットガスの場合は、一人暮らしの私で、毎月10本程度使うので、半年分として60本くらいの備蓄が必要だ。

 ちょうど、ロシアによる核戦争の危険性も重なっているので、備蓄は大切である。



 以下に、「InDeep」や「地球の記録」(同じ作者)から引用する。

 

やっぱり今の太陽は変だ 2022年3月28日

 https://indeep.jp/the-sun-is-strange-now/



[記事] 非常に巨大、かつ爆発的なエネルギー発生メカニズムを持つ黒点が地球に向いてきた  地球の記録 2022年3月28日

  https://earthreview.net/huge-sunspot-with-magnetic-reconnection/



  これは「大変に大きな黒点群が現在地球に向いてきている」ということをお伝えしたものなのですが、この記事を投稿したすぐ後に、スペースウェザーの太陽の情報が更新されていまして、「その後ろに,またデカイ黒点が見えてきた」のです。上の記事を書いている時点では、見えていませんでした。

 

太陽の直径は、およそ地球の「 109倍」ですので、そこから大まかに地球サイズを示していますが、それぞれの黒点の強い領域(黒い部分)の面積だけで地球の面積を大幅に上回っていまして、左端に見えてきました黒点群 AR 2978 というのも、横から見てもデカイことがわかります。何だか次々とすごそうなのがやってきています。



 1ヵ月くらい前に、太陽の裏側で「観測衛星史上最大の爆発(コロナ質量放出)」が観測された後に、以下の記事を書きました。

[記事] 太陽、食糧、そして準備  In Deep 2022年2月24日

 https://indeep.jp/solar-activities-foods-and-preparations/



 「なんか次々と強そうなのが来るんじゃないだろうな」という感じはあったのですが、現在地球に向いているこの黒点群は、スペースウェザーによれば、「磁気リコネクション(磁気の再接続)」というエネルギーを持つ場であるものである可能性が強いのだそうです。

 スペースウェザーの記事では、2019年12月の論文にリンクが貼られていまして、その説明では以下のようなもののようです。



 「宇宙科学における磁気リコネクション:過去、現在、そして未来」より

 Magnetic Reconnection in the Space Sciences: Past, Present, and Future

 https://agupubs.onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1029/2018JA025935



 宇宙では、磁気リコネクションという謎のメカニズムによって大量のエネルギーが爆発的に放出される。

 この再接続は、磁場に蓄積されたエネルギーを荷電粒子のエネルギーに、突然変換し、太陽や恒星のフレア、地球に近い空間での磁気嵐やオーロラ、磁気的に閉じ込められた核融合装置の大きな混乱などのさまざまな現象に磁力を供給する。

 これは、衛星の損傷、宇宙飛行士の危険、電力網やパイプラインへの影響など、宇宙天気に関連する多くの危険な影響の背後にある要因だ。



 このリコネクションを理解することで、これらの磁気爆発を定量的に記述および予測することができる可能性がある。したがって、磁気リコネクションは長年にわたって科学的関心の最前線にあり、さらに多くの人々にとって重要になるであろう。



 「黒点 AR 2975 は急速に成長しており、地球に向けられた太陽フレアの脅威が高まっている」

 と書いていますが、今後数日間から 1週間ほどは、いつ巨大な太陽フレアが発生するかわからない面はあるのかもしれません。



以下は、2015年にアメリカが巨大フレアに備えての、全省庁と国家機関と協調しての行動計画について取り上げたものです。アメリカ合衆国大統領行政府が作成した「国家宇宙天気行動計画」という書類をご紹介しています。7年前ですね。



[記事] 米国ホワイトハウスが巨大なフレアやCMEでの太陽嵐の「地球への直撃」に備えての行動計画を全省庁と国家機関と協調して開始

 In Deep 2015年11月11日

 https://indeep.jp/white-house-is-prepping-for-a-huge-solar-storm/



 以下は、イギリス気象庁が、2018年に、太陽嵐によるブラックアウトを警告した際の報道をご紹介したものです。

 [記事] イギリス気象庁が「巨大な太陽嵐による大規模なブラックアウト」を警告。……しかし、なぜ今の時期に? (もはや太陽はほぼ活動していないのに)

 In Deep 2018年11月21日

 https://indeep.jp/uk-goverment-warned-space-storms-cause-blackout/



 このタイトルに「……しかし、なぜ今の時期に?」とありますが、この2018年11月頃の太陽活動は、「ほぼ死んでいた」からです。黒点はずっと出ておらず、太陽フレアなど発生することさえありませんでした。



 ともかく、これらの欧米などの太陽活動への懸念は、どうも今になって現実となりつつあるようで、今、地球に向いている太陽黒点から巨大な太陽フレアや CME が発生しなかったとしても、今後、

 「こういう複雑なエネルギーを持つ巨大黒点が次々と出現し続ける」

 という可能性もあり、そういうことになっていった場合、いつかは地球を直撃する磁気嵐を発生させる太陽フレアが起きてもおかしくはないです。



 こういう、これまで聞いたことのないようなエネルギー構造などの話を目の当たりにしますと、以前、

 「今、太陽系は銀河系の中心に最も近い位置に近づいている」

 と主張していたハンガリーのブダペスト工科経済大学の科学者の述べていたことを思い出します。以下の 2019年の記事にあります。



 [記事] 太陽系は、現在「銀河系の最も中心部に近づいて」おり、地球を含む太陽系は非常に高いエネルギーが支配する宇宙の領域に突入するとハンガリーの科学者が警告

 In Deep 2019年9月26日

 https://indeep.jp/solar-system-is-closet-galactic-core-now/



 これは科学的には実証しようがないことだとは思うのですけれど、ジャマル・S・シュレア博士という方は、以下のように述べていました。

(2019年9月のシュレア博士の文章より)



> 銀河系内の太陽の真の運動の状態は円運動ではなく、原子内の電子の運動とまったく同じだ。

> その中で、現在のすべての兆候は、太陽系は、銀河系の最も高い位置にある銀河コア(核)に可能な限り近い位置に近づいていることを示唆しているように見える。この領域は、太陽を囲む最もエネルギーのある地域となる。

> そして、この密な領域は、太陽の磁場と太陽系のすべての惑星の磁場を変えているのだ……

> ……間違いなく、太陽系全体で変化が起きている。この事実は、追加されるデータによっても示される。たとえば、太陽の磁場の強さの増加は、太陽系内で起こっている劇的な変化の最も明白な証拠の 1つだ。

> 米カリフォルニアにあるラザフォード・アップルトン国立研究所の調査によると、太陽の磁場は 20世紀だけで 230%増加した。太陽のエネルギーの変化は太陽風を通して外側に放射し、それにより星間空間の電荷を増加させる。 (Jamal S. Shrair)



> 太陽の磁場は 20世紀だけで 230%増加した。

というのが、もしかすると現在までも続いていて、次第に極点に近づいているということでもあるのですかね……。そのあたりは何ともわからないです。



 仮に、「今の状況」で、大規模な停電の発生を伴うような太陽嵐を噴出させる太陽フレアが起きた場合、いろいろなことがあるとはいえ、どこの地域が被害にあったとしても、

 「その地域の食糧とエネルギーの輸送が突然止まる」

 ということがあります。



 あるいは、直撃を受けた地域の暗号通貨や株式や預金などを含めた「金融資産の麻痺、あるいは消失」が起きる可能性もあります。今の金融資産は、結局デジタルですから、過去のどの時代よりも巨大な太陽フレアに対しては弱い資産です。

 あと、原子力発電所のある地域が直撃を受けた場合、「原子力発電所への保全電力もストップする」と見られます。

 通常の停電とは異なり、原発の非常電源が機能しなくなる可能性が高いため、冷却電源などが完全に断たれ、メルトダウンを待つだけとなる恐れがあります。



 いずれにしましても、今の太陽の状況を見ていますと、現在の太陽活動(サイクル 25)が最大に達すると推定される 4、5年後までに、そういう太陽フレアが起きてもおかしくない気もしてきました。

 太陽フレアが発生したかどうかについては、NOAA (アメリカ海洋大気庁)の、おおむねリアルタイムの太陽フレア監視モニターがあります。

 NOAA GOES X-RAY FLUX

 https://www.swpc.noaa.gov/products/goes-x-ray-flux-dynamic-plot



 このグラフの右側にある X から A のうちの「X」を超えた場合は、巨大なフレアが発生したことになります。しかし、X10以下なら、懸念するほどのものではないとは思います。それを超えると、やや未知の領域ですので、わかりません。

 私が太陽の観察の中で経験した最大のフレアは以下の記事にある X9.3です。



[記事] 1990年以来27年ぶりに強力な「 X 9.3 」の太陽フレアが突然噴出される。コロナ質量放出が地球方向へ進行している可能性。影響は現時点では不明

 In Deep 2017年9月7日

 https://indeep.jp/x-9-3-solar-flare-september-6-2017-surprised/



 次の巨大黒点も含めて、今後 10日間ほどがどうなるかという感じでしょうか



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 一部引用以上 引き続いて「地球の記録」から引用



 巨大黒点群はその後の24時間で20回近くの太陽フレアとCMEを噴出。3月31日頃から、弱いながらも地球への磁気嵐の衝突が連続する見込み 2022年3月29日

https://earthreview.net/cmes-are-heading-for-earth/



 NOAA (アメリカ海洋大気庁)のデータによれば、前回の記事の後からの約 24時間で、「 6回の Mクラスのフレアと 11回の Cクラスのフレアが発生」しています。

 幸い最も強いレベルの X フレアは発生していませんが、強いフレアではなくとも、連続して発生し続けており、そして、CME (コロナ質量放出)を伴っている太陽フレアが多く、スペースウェザーによれば、3月31日 (日本時間では 4月1日頃)から地球も、決して強くはないですが、磁気嵐の影響を受けそうです。



 この活発な活動状況では、Xフレアなどの発生の可能性はありそうですので、今後数日、あるいは東側に次の巨大黒点が見えていますので、さらに 10日間ほどは何が起きるかわからない感じではあります。スペースウェザーの記事をご紹介させていただきます。



 複数のCMEが地球に向かっている

MULTIPLE CMEs ARE HEADING FOR EARTH

spaceweather.com 2022/03/29

 https://spaceweather.com/archive.php?view=1&day=29&month=03&year=2022



 太陽黒点 AR 2975 の挙動が活発だ。昨日から 17回以上、太陽フレアを爆発させている(11回の Cクラスフレアと 6回のMクラスフレア)。

 この爆発により、少なくとも 2つの CME (コロナ質量放出)、場合によっては 3つが地球に向かって飛散した。



 最初の CME は、NASA と NOAA によってすでにモデル化されている。それによると、3月31日に地球の磁場に衝突すると予測されている。2番目の CMEと、可能性のある 3番目の CMEがすぐ後ろに続く。これらは、おそらく 4月1日に地球に到着するだろう。それらの複合的な影響は、 G2から G3クラスの地磁気嵐を引き起こす可能性がある。

(※) G2と G3の地磁気嵐とは、それぞれ下から 2番目と 3番目のレベルです。



 最初の CME の斑点は、カメラに当たるエネルギーの高い陽子だ。それらは、CMEの前縁での衝撃波によって地球に向かって加速された。1日以上経っても、地球周辺の陽子数は上昇したままだ。





 [記事] 太陽フレアは大地震を誘発する : 太陽と地震の関係を過去20年のデータ分析から「確定させた」2020年のネイチャーの論文を、黒点活動が過激化している今再び読み返してみる  In Deep 2022年3月29日

 https://indeep.jp/solar-flares-trigger-mega-earthquakes/



 地震はともかく、まだ数日の間は、これらの黒点は同じように太陽フレアを発生させ続けると見られますので、地球の磁気嵐の影響も少し長く続きそうです。とはいっても、強い磁気嵐ではないですので、実生活に影響が出ることはないはずです。場合によって、携帯通信などに多少の影響が出る可能性もほんの少しあるといった程度だと思われます。

 太陽活動の最大期に向かう今後 5年くらいはこんな日々が続くのかもしれません。



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 引用以上



 今のところ得られている情報では、携帯やパソコン、無線通信に多少の影響(デリンジャー現象)が出る可能性があるが、電力が遮断するような深刻な影響は考えられない。

 だが、一連の巨大黒点活動は、まだ活発で、もしもX二桁クラスのフレア・CMEが出たなら、最初に書いたように、あらゆる電気機器にアース接地を行い、電子機器は電源を遮断することが必要になるだろう。

 これから十日ほどの間、黒点活動に緊張が続く。

ものすごくまずい黒点が地球方面を向いている

2022年03月29日 | インポート


 3月29日10時半の太陽黒点



kokkuten01







 アマチュア無線DXcer (超長距離交信愛好家)なら、太陽黒点の活動に関心を持っている人が多い。それは太陽風による地球電離層の生成を利用して、地球の反対側の、とんでもない場所と交信できるからだ。 

https://amateurmusenshikaku.com/%E3%82%A2%E3%83%9E%E3%83%81%E3%83%A5%E3%82%A2%E7%84%A1%E7%B7%9A%E3%81%A8%E9%9B%BB%E9%9B%A2%E5%B1%A4/



 今、とんでもない黒点活動が起きている。それは2976番で、長年、黒点に注目してきた人でも、あまり目にしたことがないほど巨大なものだ。おそらく黒点の直径は、地球の10倍以上ある。

 「地球の記録」に、警鐘が鳴らされているので紹介する。



非常に巨大、かつ爆発的なエネルギー発生メカニズムを持つ黒点が地球に向いてきた 2022年3月28日

 https://earthreview.net/huge-sunspot-with-magnetic-reconnection/



 数日ほど前に、太陽の東側に「非常に大きな黒点」が見えてきていました。この黒点が「さらに成長して」地球に向いてきました。

 この黒点群 AR 2976は、今後数日間、地球に向いた状態となりますが、スペースウェザーによりますと、大きいだけではなく、「磁気リコネクション」という爆発的なエネルギーを産み出すメカニズムを持つようです。



 この磁気リコネクションという聞き慣れない現象は、既知のメカニズムではあるようなのですが、しかし説明されている論文には以下の言葉があり、そのメカニズムの根幹は「謎」のようです。

> 宇宙では、磁気リコネクションという謎のメカニズムによって大量のエネルギーが爆発的に放出される。



 いずれにしましても、この黒点は「大量のエネルギーを爆発的に放出させる」可能性のある磁場を持っているようです。

 太陽フレアが発生しなければ問題はないのですが、仮にフレアが発生した場合、大きなものとなる可能性もあるのかもしれません。先月には、「太陽観測史上で最大の爆発」が観測されました。



[記事] 巨大なコロナ質量放出を発生させたプロミネンスは「太陽観測史上最大の爆発」だった

 地球の記録 2022年2月22日

 https://earthreview.net/the-largest-solar-prominence-eruption-ever-observed/



 この時は、地球から見ての太陽の裏側で爆発が起きたために、地球への影響はありませんでしたが、現在の地球に向いている状態で同じような爆発が起きると、規模はともかく、地球が太陽嵐の直撃を受けることは避けられません。

 今後1週間ほどは、やや緊張した状態が続くのかもしれません。



 スペースウェザーの記事をご紹介します。この記事によりますと、この黒点 AR 2976と、その隣の AR 2875が複合体となっていく過程にあるのかもしれません。つまり、この黒点群がさらに巨大なものとなっていく可能性があることをこの記事は示しています。



 黒点が急速に成長中

 SUNSPOT GENESIS IN ACTION Spaceweather 2022/03/27

 https://spaceweather.com/archive.php?view=1&day=27&month=03&year=2022



 黒点の複合体 AR2975 - AR2976 は地球に向かって向きを変え、急速に成長している。NASA のソーラーダイナミクス太陽観測衛星からの映像は、3月27日にたった 12時間で、この黒点群が、太陽の表面の 30,000kmの面積に散在する 12個以上の黒点を追加したことを示している。



 新しく作成された磁気の領域は現在、プラス対マイナスで衝突し合っており、爆発的な磁気リコネクションの状況を設定している。この場所で太陽フレアが発生した場合、それは地球に向けられる。この黒点群のいくつかの黒点は巨大で、地球の大きさの何倍も広い。



 天体観測者の方々には、このダイナミックな黒点グループを監視することを奨励したい。この黒点はとても大きいので、高価な太陽観測フィルターは必要ない。簡単な投影技術を使用して、目の損傷の危険なしに黒点を見ることができる。

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 引用以上



 2月22日の「観測史上最大のフレア活動」と、今回の巨大黒点との関連については説明されていないが、一連の活動である可能性がある。

 もし、仮に、2975・2976複合黒点がフレアを放出したなら、やはり同じような巨大活動になる可能性が強い。

 

もしも、巨大フレアが発生し、太陽風が地球を直撃したなら、1859年のキャリントン事象か、1989年のケベック事象に匹敵するか、それ以上の災厄をもたらす可能性が非常に強い。今後、数日間の動向が鍵となる。

  https://ja.wikipedia.org/wiki/1859%E5%B9%B4%E3%81%AE%E5%A4%AA%E9%99%BD%E5%B5%90



 https://ja.wikipedia.org/wiki/1989%E5%B9%B43%E6%9C%88%E3%81%AE%E7%A3%81%E6%B0%97%E5%B5%90



なお、キャリントン事象はX40程度、ケベック大停電はX15程度と考えられていて、今回も場合によってはX100に迫る規模になる可能性がある。

 もしも、X100フレアが地球を直撃した場合は、相当な死者が出る可能性もある。

 これは2012年に、地球を直撃する恐れがあったが、辛うじて方向がずれたおかげで大きな被害が出なかった。

 https://www.afpbb.com/articles/-/3021481



 太陽風は広範囲の停電を引き起こし、ラジオや全地球測位システム(GPS)から水道まで、電力に依存する大半のものの機能を停止させる恐れがある。



 【米科学アカデミーは、1859年と同規模の太陽風が起きた場合に現代社会が受ける経済的損失は2兆ドル(約200兆円)と推計する。また、そこからの復興には何年もかかる可能性がある。

 太陽風に関する研究結果を米科学誌「宇宙天気(」に今年発表した物理学者ピート・ライリー氏によると、過去50年の太陽風の記録を分析した結果、今後10年以内にキャリントン・イベントと同規模の強力な太陽風が地球を直撃する確率は12%だった。「当初は確率がとても高いことに自分もかなり驚いた。だが統計は正確なようだ。厳しい数字だと言える」とライリー氏は述べた。】



 2012年7月12日の巨大フレアは、はっきりした規模が見つからないが、キャリントン事象と同規模といわれるので、X50程度ではなかったかと思う。地球直撃軌道との位相差は8日程度で、もし、それが8日ずれていたなら、現代文明は200年後退したといわれている。



 なぜ、「文明が後退」するのか? それは、太陽風のエネルギーによって、地球上(高緯度地方)に巨大な「南向きの磁場」が生成され、それが地上のあらゆる金属に誘導電流を発生させるからだ。

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AA%98%E5%B0%8E%E9%9B%BB%E6%B5%81



 金属の長さが長いほど、「誘導電流=サージ電流」が大きくなるので、一番ひどい被害を受けるのはコイルである。1989年のケベックでは、発電所のコイル類が焼き切れて、発電能力が失われ、また変電所や家電機器類まで破壊された。

 ただし、電力から切り離されたコイルには、理論上、大きな被害は出なかったと思われる。



 1989年は、まだマイコン類が日常生活に、あまり普及していなかったので、大型強電機器類に深刻な被害が出たが、あらゆるコンピュータに加え、電気・水道・ガス・自動車にまでマイコンが使われる現在、サージ電流が電子基盤を破壊するため、すべてのコントローラが使い物にならなくなるので、200兆円もの被害が出ると予想されている。

 https://shanti-phula.net/ja/features/superflare/



 実は、一番問題になるのが、世界に500基近く建設された原子力発電炉である。この冷却電源がサージ電流によって破壊される可能性がある。

 もしそうなれば、高緯度地方の原子炉を中心に非常に多くの原発で冷却電源喪失によるメルトダウン(破局事故)が発生することになる。

 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jaesjb/54/1/54_27/_pdf



 原子炉には、通常の冷却システムに加えて、ECCSや空冷システムなど、いくつかの多段冷却システムがあるが、多くは全電源喪失によって機能しなくなることが、福島第一原発事故で証明された。

 福島の場合は、非常用ポンプが津波で破壊されたが、巨大フレアは、非常用ポンプのモーター類をサージ電流で破壊してしまうため、やはり冷却不能→メルトダウンに進む可能性が大きい。



 したがって、北半球だけで数十の原発が同時にメルトダウンを起こし、莫大な放射能汚染が避けられず、人類は南半球の一部で細々と生き残るしかできなくなる。

 ちょうど、第一次世界大戦が勃発すると、スペイン風邪が流行して、20億人口中、1~2億人を殺して、戦争どころではなくなったことに似た現象が起きる。

 神は、世界戦争を引き起こす懲罰として、巨大な放射能汚染を引き起こして人類を滅亡させるかもしれない。



 【終末】史上最強の太陽フレアが現代で発生するとどうなるのか?

 https://www.youtube.com/watch?v=MdHLvDGjDRI



 ちょうどEMP爆弾が上空で爆発したのと同じ現象が起きる。太陽フレア爆発が起きいて、地球に到達するまで、およそ三日程度と考えられる。

 なお、プーチンロシアは、西側諸国との世界戦争の緒戦で、このEMP核爆弾を投下すると予想されている。

 https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/65788





  

巨大放射能汚染事故から11年目、一番恐れていた被曝誘発癌の実態

2022年03月28日 | インポート
 被曝誘発癌で知られているのは、チェルノブイリ事故における子供たちの甲状腺癌で、これは、すでに10回以上もブログに書いている。



  福島県における世界標準の1000倍もの小児甲状腺癌の発症を、東京電力を守るために露骨に隠蔽する日本政府・福島県・東電 2022年03月26日

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1806.html



 

 福島県児童甲状腺癌の行く末 2021年01月19日

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1377.html



 小児甲状腺癌の発症率は、福島県において、原発稼働前の1000~2000倍に達している。だが、国や医学界は、それをほとんど認めようとしないで、「原発事故とは無関係」とシラを切り続けている。

 この人たちは、いずれ真実が明らかになったとき、どのように弁明するのか見ものだが、カネで真実を売り飛ばした星北斗のような医師は、医師免許を剥奪されるべきだ。



 被曝誘発癌は、ほとんどの癌がそうなのだが、わけても顕著なのが、白血病と乳癌である。大人の甲状腺癌ピークは10~15年後に来るが、乳がんは10年後に集中している。

 だから、激発ピークは、まさに現在なのだ。

 https://ameblo.jp/kinakoworks/entry-12440226099.html



  乳癌とマクガバン第二報告書 2019年07月09

  http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-801.html



  癌細胞というものは、イニシエーションという「種まき」と、プロモーションという「育成プロセス」が必要であることが明らかにされている。

 実際には、相当に複雑なプロセスがあるが、大雑把に説明すると、イニシエーションとは、発がん物質がDNAを傷害すること、あるいはDNA複製時のエラーとして核酸に異常が生じることを指す。



 プロモーションとは、イニシエーションを受けた細胞がある条件下に置かれると、細胞は自律的に増殖を開始し、過形成性変化と呼ばれる状態になる。これがプロモーションの段階でプロモーションをひき起こす原因をプロモーターという。



 たとえば食塩は胃がんのプロモーターの一つと考えられ、食塩だけでは胃がんにならないが、発がん過程を助長する。プロモーションは可逆性で、遺伝子異常ではないため、プロモーターが消失するとイニシエーションを受けた細胞の増殖もとまり、過形成性変化も消失する。

 有名なプロモーターとしては、ホルモン異常分泌が知られている。



 イニシエーションを受けた細胞がプロモーターの影響下に増殖しているとき、次の重要な遺伝子異常が生じると、細胞は腫瘍性変化を起す。これがプログレッションと呼ばれるもので、発がん過程の第3段階である。

 プログレッションは不可逆性変化で、この段階の細胞に最終段階の悪性変化が生じて癌となる。

https://medical.jiji.com/medical/022-0002-99



 癌を発生させるイニシエーション=遺伝子変化をもたらすもので、もっとも有名なものが、放射線被曝である。

 日本で、女性の乳癌が激増してゆくプロセスを追ってゆくと、① 戦後、731部隊の残党と厚生省医官が結託して小中学校に強制的に導入した、X線胸部検診。

 ② 1962年をピークとする大気圏核実験による地球規模の放射能汚染

 ③ 1986年のチェルノブイリ原発事故による地球規模の放射能汚染。

 が浮かび上がってくる。

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 一部引用以上 我田引水で申し訳ないが、限りなく増えてゆく乳癌の原因について、まともに解説するサイトはほとんど見当たらない。

 グーグルなどは、まるで中国共産党が検閲しているのかと思うほど、政府や原発運営に都合の悪い情報は、見事に検索させない。だから私のブログも、どんなにアクセス数が多くても、ほとんど検索に引っかからない。



 グーグルトレンドも、乳癌、白血病、原発事故関連の情報は、何事もなかったように改竄してしまっている。

 いずれ、「グーグル共産党」と、その政権への癒着ぶりを揶揄されるようになる日も近いだろう。

 だから、私の過去のブログが一番真実を伝えているので引用するしかないのだ。



癌増加は隠されている 2021年11月21日

  http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1682.html



 自民党政権=政府も間違いなく、人口動態統計を作為的に改編捏造しているので、被曝地における本当の発癌情報を探すのは極めて困難だ。癌センターでも、乳がんの潜伏期間を過ぎて激発が始まったと思われる、2021年昨年のデータは決して出さない。一番新しいものでも2015年くらいのものしか見つからない。

 ちなみに、福島県・癌推移で検索しても、経年の推移グラフは一つも出てこない。そんなことは、政府や福島県が意図的に止めない限りありえないのだ。



人口動態統計が改竄されていても、ツイッターなどSNSでは、乳がんや白血病の苦しみを訴える個別の情報がたくさん出てくる。グーグルトレンドは、原発関連の被害の訴えを見えなくしてしまっているが、一人一人の具体的な声まで押しつぶすことはできない。

 以下は、今日これを書きながらツイッターを検索してみた。



 ぽぴ子@vcuskctpn717207 3月24日

安心して乳癌の治療を受けられる病院を探しています。東京よりの神奈川に住んでいます。どこかご存知の方いたら教えて頂けないでしょうか? 先生のお名前もわかるとより嬉しいです。よろしくお願いします。



鴨南蛮@乳癌@kamoseiroudon 3月25日

母親へのカミングアウト完了。泣かれたらどうしようかと思ったけど、顔色ひとつ変えず「なにができる?手伝える?」と即座に前向き発言。さすがっす。母の友達にも乳癌だけどバリバリ仕事してる人がいるんだって。なるほど



 🐾keichan🐾@keikosironeko3月23日

🌹大好きな作家様達へ🌹 2月に乳癌の部分切除手術をしたのですが病理検査の結果、5月に全摘手術する事になり、手術費や治療費などで自由になる💸が苦しくなる為、作品をお迎えする事が厳しくなりそうです๐・°(৹˃̵﹏˂̵৹)°・๐申し訳ないです🙇てかお迎えしたいのに・゚・(ノД`)・゚・宣伝部しますね♡



 ぽむ@cafelatte_17 3月24日

ちょうど一年前の今日、針生検の結果を娘と聞きに行って乳癌宣告を受けた。5月に左乳房の全摘手術を受け、6月から抗がん剤治療開始。高熱が続き毎週のように娘に病院に連れて行ってもらい、申し訳ない気持ちと悔しい気持ちでいっぱいになった。髪の毛や眉毛や睫毛もなくなり、人生初のウィッグ。



DudeKaz@DudeKaz 3月21日 コレって偶然?

流産279%

乳癌487%

神経系1048%

先天性欠損症155%

男性不妊症350%

精巣癌369%

高血圧症2181%

悪性腫瘍664%

多発性硬化症680%

ギランバレー症候群551%

肺塞栓症468%

頻脈302%

片頭痛の452%

女性不妊症471%

卵巣機能不全437%

心筋梗塞269%

ベル麻痺291%

肺塞栓症467%



tomoshibi_hotaruママ乳がんIV闘病中 @tomoshibi1804 3月23日

予約無しで今日、主治医に相談しに行った。本来なら #エンハーツ をしたいが心不全がある為、お勧め出来ない。 #ハラヴェン #カペシタビン (#ゼローダ) を勧められた。がんセンの新薬適合の結果が出る迄の間にどちらかをする事になった先輩方情報を下さい。



 みんと@乳がん@mint88_aO 3月25日

気休めかもだけど、野菜ジュース作ってる。昨日は夫が作ってくれたけど、毒のジュースみたいになってた。何入れたらこうなるのか、、、。



みかん@wGYXDO4j0VhvIYD 3月22日

私も昨年6月の健康診断でのマンモはBだったのに乳癌だった。あの時乳腺外科に行っておけばよかった。なんで、なんで、と思う。



  乳がんのメリー@1FwxVcQLXSpXZEb 3月24日

今日は午後休貰って病院。MRI検査です。医療ドラマでしか見たことない機械に入ります。金属プレートや入墨が入ってると、めちゃ痛いってくらいの知識しかない😅社会見学のつもりで行ってきます~😊



 みんと@乳がん@mint88_aO 3月22日

検査結果がでて、やっぱり、リンパ転移の乳がん。リンパの癌は大きめ。そして、進行が早いやつ😢大きな病院って本当に待ち時間長いのね。でも、それだけ1人1人きちんと向き合ってくれてるってことだから仕方ないか。HER2タンパクの結果は2週間後。



 🐾keichan🐾 @keikosironeko 3月27日

乳癌て書くと 葬式会社や清掃業の人がフォローしてきたり、ブラの宣伝ばかりが流れてくる 早く逝ってほしいのかな…なんて正直凹んでたら…大好きな作家様が購入して下さった 。・゚・(ノД`)・゚・。 物凄く嬉しくて元気が出た!こんな嬉しい事がおきるなら

頑張らないとね!有難う御座います♡

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 引用以上



 上の引用は、すべて、この数日の書き込みで、根こそぎ引用したら、ほぼ無数に近いほどあって、今年だけでも引用は不可能なほど多い。こんなに書き込みが多いのは、私には異常事態にしか見えない。

 異常に増えていることについて、それが東電福島第一原発事故による放射能汚染が原因であることを最初に疑わなければならないのに、それに触れている記事は、ほとんど見当たらない。



 ホルモンのせいにしている虎ノ門病院だが、かつて、乳がん発生率が現在の数分の一以下だった時代にも、その理屈が適用できるのか? なぜ放射能を避けて通るのか?

  http://www.tokyo-breast-clinic.jp/seminar/species/reason/



 それは医療体制が、「医療被曝は被曝ではない」などと珍説を医師に強要し、診療における放射線多用を正当化したい下心が働いているのではないか?

 大半の医師は「医療被曝は被曝ではない」との医学界の説明を盲信していて、原子力産業が強要している「100ミリシーベルト以下では人体に影響が出ない」との説を、大人の何万倍もの被曝感受性の高い胎児にさえ適用している。

 

 わけても犯罪的な見解を示しているのが日本産科学会で、胎児に100ミリシーベルト被曝させても何の影響も起きないと、デタラメを押しつけている。

  https://s.shusanki.org/clipping_page.html?id=212



 こうした、医師の被曝に対する無知蒙昧が、ICRPが公衆被曝限度を年間1ミリシーベルト以下に制限するよう勧告しているのに、安倍晋三政権が、年間20ミリシーベルトに引き上げてしまった愚かで犯罪的な結果を生んでいる。

 文部省による医師被曝カリキュラムは、1990年段階で、廃止されてしまった。これは原子力産業が、被曝について専門的知識を持った人間を増やさず、全国民を被曝無知の状態の置くという方針を持って、政府、医学界に圧力をかけた結果であろう。



 そして、ネット検索業界も巻き込んで、全国民から被曝と、その結果の健康障害に関する知識を奪うという原発推進派、自民党の基本方針が成立している。

 これによって、通常運転でも放射能を撒き散らし、たくさんの死者を出さずにはいられない原発を、再稼働させ、あまつさえ新設さえするという自民党の戦略を生み出している。



 上に紹介した、ツイッターの乳癌患者たちも、自分がなぜ乳癌を発症したのか? それが微量の放射線被曝によるものであることを知る人たちは、ほとんどいない。

 まさに、医師も含めた全国民が被曝に関して無知蒙昧に置かれているのだ。

 この被曝に対する無知の上に原子力発電や核兵器開発が成立している。



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通常運転で地元に4.4倍もの心筋梗塞死者を出した泊原発

 

原子力発電は事故を起こさなくとも日本人を殺戮している  その1 北海道 2018年03月19日

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-74.html



子供たちの未来よりも、目の前の争いに勝って自慢することを選んだ人々

2022年03月27日 | インポート


 日本の核武装論を考えてみたい。

 核武装肯定論を検索して出てきたので、まずは極右カルト宗教の「幸福の科学」と思われる極右ブログから。



 日本に核武装が必要な7つの理由 2015年1月25日

  https://ameblo.jp/adgjmptwadgjmpuwadgjmptw/entry-11981378148.html



 「日本に核武装が必要な7つの理由」と題して見たものの、専門家ではないので、なぜ必要かということを科学的に解明することはできませんが、これから、核武装の是非の議論が公のものとならなくては、核武装のすべてが始まらないと思えるところもあります。

 そのため、常に、日本には核武装が必要だと訴える必要があります。



 ローマ時代の第二次ポエニ戦争後のカルタゴの処遇について、ローマはカルタゴを同盟国として扱うことを選んだが、カトは元老院で演説を行うときに常に(全く関係無い話題であっても)

 「ともあれ、私はカルタゴは滅ぼされるべきであると思う。」

 と末尾に付け加えました。



 また、カルタゴ産の見事なイチジクの実を見せて

「これほど見事なイチジクを産する国が3日の距離にいる。」

 と言ってカルタゴを滅ぼす必要性を説いたのです(イチジクは日持ちがせず、市場に出回っているものは乾燥させたものが一般的であり、カルタゴから運ばれたイチジクが生食できるほど新鮮であることで、カルタゴの脅威が身近にあることをアピールした。)。



 核武装についても、同じことを実施する必要があります。そして、核武装が必要だと、何度も訴える必要があります。演説の末尾に、話の締めに、

「それにしても、中国の核の脅威から逃れるために、日本は核武装しなければいけない。」

等と結ぶべきです。



 専門家ではないので、科学的な論理はできないと言いましたが、私なりに考えてることを述べてみます。



 第一に、日本は、世界で唯一の被爆国であるので、これから、二度と被爆しないように核武装をし、自分の国を守る権利がどの国よりあります。



 第二に、日本は核の被爆国であるので、核を落とした国に又わが国に対し、核で脅しをかける国に対し、どの国よりも、反撃又復讐する権利があります。



 第三に、日本は大国に囲まれており、それも、核の大国に囲まれています。北はロシア、西に中国や北朝鮮、東にアメリカという核の大国に囲まれていますので、当然に自国を守るために、核武装による防衛が必要であります。



 第四に、大国として、又民主主義の国として、世界をリードする責任があり、覇権国家を抑えるため、核武装が必要です。



 第五に、隣国は、我が国に対し、領土的野心をもっており、実際に、ロシアから北方領土、韓国から竹島を奪われ、さらに、中国から尖閣諸島を虎視眈々と狙われています。

核の脅しに屈し、さらなる占領を招かないためにも、核が必要です。



 第六に、日本は、平和国家であるので、逆接的に、核武装が必要です。

核は、実際に使えない兵器と言われ、核兵器があれば、戦争の抑止力になり、核や領土的野心の脅しに屈することなく、平和を享受できます。



 第七に、第六とリンクしているのですが、核兵器を持っていないと、核攻撃にさらされる確率は百パーセントです。

 逆に、核兵器を持っていると、核攻撃される確率は、ゼロパーセントです。核武装している国に、核攻撃をするアホな国は、絶対にありません。自らの滅びを招くからです。



 これらが、核武装が必要な理由です。そして、核武装を実施する際に、必要なことを述べます。それは、「秘密利に核武装しなさい。」と言うことです。

 国民と議論とか、諸外国にお伺いとか、もうやめなさい。100万年経っても、核武装はできません。



 核武装は、軍備事項です。軍事機密です。誰かの承諾を経て、核武装するのは、極めて、日本的な考え方で、UFOのように未確認とすれば良いのです。そうすれば、1年以内に核武装できます。



 日本には、核兵器ぐらい隠すところはたくさんあります。たくさんの山や無人島、地下にも隠せます。地下鉄作るついでや、道路のトンネルを作るついでに核兵器基地ぐらい作れば良いのです。



 それで、外国の核や軍事力の脅しがあれば、「それでは、一緒に死にましょう。」と笑顔(*^-^)b で返せば良いのです。

 とにかく、核兵器のあるなしで、二度と国を滅ぼしてはならないと思います。日本に、なぜ、2発のも核が落とされたか?それを知らねばなりません。答えは、絶対に1つしかないのです。



 日本に核兵器がなかったからが唯一の理由なのです。核兵器があれば、絶対に核攻撃は受けません。先の大戦では世界中の国が、化学兵器を使いませんでした。それはなぜか? すぐに仕返しされるからです。

 だから、化学兵器が使用されなかったのです。



 非人道的兵器だからですか?そうではないはずです。証拠に核兵器がもっとも非人道的兵器なのです。

 だから、その核が使われたことを見れば、非人道的兵器だから止めたなどは答えになりません。ですから、絶対に核兵器は必要です。



 また、核アレルギーがあり、どうしても作れないなら、ハープ兵器などの核に匹敵する兵器があれば良いと思いますね。そういえば、硫黄島は、民間人が一切立ち寄れないところだと有名ですね。そこに、核兵器があれば面白いなと思います。



 すり鉢山の坑道に、日本を守る核兵器があれば面白いですね。例えばですが。今も、昔も、日本を守る最後の砦でということにしたいですね。それと、私に一千億円あれば、ロシアに買い付けにいくのにな~とも思います。



 誰かその密命をくれないかなと思っています。

「それにしても、日本の核武装は、中国の軍事的な脅威から逃れるために、絶対に必要であります。」



【再掲】日本の核武装を現実のものにする方法 へ

https://ameblo.jp/adgjmptwadgjmpuwadgjmptw/entry-11981202594.html

【再掲】日本の核武装を実現させる方法へ

 https://ameblo.jp/adgjmptwadgjmpuwadgjmptw/entry-11979651237.html

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 引用以上



 表題から考えて、この人は、たぶん「幸福の科学」信者だろうと思う。

 「幸福の科学」というカルトは、自民党員もたくさん入っているし、極右を代表しながら、保守・右翼系のホンネをズバズバ言ってくれているので、核武装論の本当の意味が分かりやすい。



  核武装が必要な理由として7つを挙げているが、いずれも、私には論理的に理解不能で、どうやって料理しようか、本当に困った。

 この文章のいったいどこに「幸福」が存在するのか、さっぱりわからない。私には根拠皆無の勝手な決めつけにしか見えない。

 まあ、自民党保守の核武装論も似たり寄ったりであるが、情報量が少なすぎて、「やられたらやりかえせ」という報復感情しか見えないのだ。



 ①日本は唯一の被爆国だから、二度と被曝しないために核武装をする必要がある。

 → この論理的飛躍は永遠の謎だ。核武装すれば「二度と被曝しない」のか?

 すると、今ロシアが「死の手」システムで、プーチンに敵対するすべての国に核ミサイル発射準備をしているのだが、日本をはじめ、大半が核武装していない(ことになっている)。だが、プーチンが死ねば情け容赦なくサルマトミサイルが日本に飛んでくるだろう。



 ②日本は核の被爆国であるので、核を落とした国に又わが国に対し、核で脅しをかける国に対し、どの国よりも、反撃又復讐する権利がある。

 → いったい、そんな権利は何を基準にして成立しているの? 世界のどこにあるの?

 「やられたら、やりかえす」のは権利でも何でもない。それは、単に「低俗な報復感情を満足させる」だけのことでしょう? せめて、「低レベルの反作用現象」くらいにしてほしい。



 ③日本は核の大国に囲まれています。当然に自国を守るために、核武装による防衛が必要であります。

 → 「核武装すれば、核大国の脅威に対抗できる」という妄想の根拠は、どこにもありません。むしろ、それは核攻撃を正当化されるだけですな。



 ④ 大国として、又民主主義の国として、世界をリードする責任があり、覇権国家を抑えるため、核武装が必要です

 → 核武装すると世界をリードできるの? 覇権国家を抑えることができるの? 覇権国家=非民主主義国家というのは、すなわち独裁国家だが、それは理屈の通用しない強欲だけの連中だから、力で脅せば、それ以上の力を見せつけようとするだけだよ。



 ⑤ 隣国は、我が国に対し、領土的野心をもっており、実際に、ロシアから北方領土、韓国から竹島を奪われ、さらに、中国から尖閣諸島を虎視眈々と狙われています。核の脅しに屈し、さらなる占領を招かないためにも、核が必要です

 → 保守・右翼系の人たちの代表的な論理だが、「核武装すれば侵略できなくなる」なんて保証は、どこにも存在しない。むしろ、他国領を狙う膨張主義の独裁国家は、防衛力より、さらに強力な攻撃力をちらつかせて恫喝し、ウクライナ侵攻のように、それを実行しようとする。核武装が侵略を阻止できるという理屈は虚構にすぎない。侵略側の核戦争を正当化することのみに役立つ。それは残酷な核戦争の規模を拡大するだけのことだ。

 https://biz-journal.jp/2017/11/post_21357.html



 ⑥ 日本は、平和国家であるので、逆接的に、核武装が必要です。核は、実際に使えない兵器と言われ、核兵器があれば、戦争の抑止力になり、核や領土的野心の脅しに屈することなく、平和を享受できます

 → 「実際に使えない兵器」なんて一つもないよ。そんなものは兵器ではない。そして核兵器があれば、実際に使ってみたくなるのが人情というものだ。

 「核均衡論=抑止論が、核戦争を抑止する」というのは幻想にすぎないことを、ウクライナ侵攻が見事に証明している。これからロシアは実際に核兵器を使うことになるだろう。プーチンロシアが追い詰められたとき、最後屁は化学・核兵器しか残っていない。



 ⑦ 核兵器を持っていないと、核攻撃にさらされる確率は百パーセントです。 逆に、核兵器を持っていると、核攻撃される確率は、ゼロパーセントです。核武装している国に、核攻撃をするアホな国は、絶対にありません。自らの滅びを招くからです。

 → ここまでくると言葉もないのだが、核兵器を持った国どうしが戦えば、最後は核戦争になることが自明の理だ。プーチンや習近平のような指導者は、メンツによって、敗戦するよりも、自分も含めて世界が消えた方がマシだと思うからだ。

 核を持たない国に核攻撃を行った国は、未来永劫、全世界から非難されることになって、今回のロシアのように激しい経済制裁を受けるから、むしろ非核主義が核抑止力として働く。



 以上、かなり知能の不足した核武装論者のブログに突っ込んでみた。上に紹介した核武装の理由は、極めて論理的レベルの低いものだが、自民党や保守系の核武装論者の根拠は、この程度の水準の理屈なのだろうと思う。



 日本でフクイチ巨大事故を見ながら、なお原子力発電を支持する人たちに共通するのは、原発推進の理由として、「核武装のために必要」と信じている人が多い。

 原発の放射能汚染は、子供たち、全人類の未来を被曝による知的能力衰退、遺伝子障害の危機に晒すのだが、子供たちの未来よりも、核武装して目の前の敵を殲滅することの方が大切だと思い込んでいるわけだ。



自民党が原発に固執する理由 核武装願望&米国の核戦略 岸田内閣を歓迎する原子力ムラ 2021年10月11日

 https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/21947



 【どこから見てもエネルギー源としての原発は必要ないにもかかわらず、執拗に原発に固執するのは、原子力の「平和利用」と「軍事利用」は同一技術であり、いつでも核兵器製造に転用できるという理由がある。1955年に日米原子力研究協定を締結して以来、日本は核兵器保有を意図して原発を推進してきたことがあらためて浮き彫りになっている。】



 核武装推進の国会議員は?

 https://giinwatch.jp/news/19/



埼玉:沢田良 (新人、維新)

神奈川:松沢成文 (現職、維新)

石川:山田修路 (現職、自民)

京都:西田昌司 (現職、自民)

大阪:東徹 (現職、維新)

大阪:梅村みずほ (新人、維新)

兵庫:清水貴之 (現職、維新)

香川:三宅伸吾 (現職、自民)

比例:

赤池誠章 (現職、自民)

室井邦彦 (現職、維新)

藤巻健史 (現職、維新)

梅村聡 (元職、維新)

柴田巧 (元職、維新)

岩渕美智子 (新人、維新)

桑原久美子 (新人、維新)



http://sutekidechu.com/seijikokusai/kakubusou/

 (コピー禁止になっている)



 「悪党は弱い者イジメする 勝てる相手にしかケンカを売らない」

 というような内容だが、だから核保有国に対等に立ち向かうには、同じように核武装すべきだという論調だ。



 今回のウクライナ侵攻は、確かに悪党による弱い者イジメそのものだが、仮にウクライナが核武装していたなら、プーチンは侵攻を躊躇したのだろうか?

 それはない。実はウクライナには1991年のソ連崩壊と独立のとき、世界三位の核保有国として、大量の核兵器が存在した。また核兵器製造工場の多くがウクライナにあった。

 https://russia.hix05.com/1404/1404.08.nuke.html



ソ連崩壊時、ウクライナには176台のミサイル発射台、1240基のICBM核弾道ミサイル、3000の戦術核兵器があった。これらの核兵器は、ソ連崩壊にともなう混乱に乗じて、拡散する恐れがあった。そこで、それを深く憂えたクリントンとメイジャーが音頭をとって、イェリツィンとクチマを抱き込み、これらの核兵器を無力化する計画を推し進めた。その際の切り札となったのが、ウクライナは核を放棄する代わりに、将来永劫にわたって領土を始め国家の安全を保障されるという(ロシアを含めた)国際社会の約束だった。



 ウクライナは、英米やロシアの約束を信じて核兵器を放棄した。それが、1994年のブダペスト合意と呼ばれるものである。

プーチンが、ウクライナの核放棄と引き換えに領土保全を約束しておきながら、一方的に破って軍事侵攻をかけた。だが、本当は、ウクライナは現在も一部の核を保有し続けているとの噂もある。



 ウクライナは核を使ってしまえば、国際社会の支持を失うことが分かっているので、使いたくとも使えない。プーチンは、それを読んでいるし、また核が自国兵士に被害を与えたとしても、プーチンは単に道具が減ったくらいにしか思わない人物だ。

 もし、人の命を大切にする愛の思想があるなら、今回の無差別虐殺を伴う侵攻などありえない。自国兵士が核で大量死したって屁のカッパ。自分の23兆円の財産が一番大切なのだから。



 だから、核武装なんて、独裁者にとっては「絶対に使えない兵器」ではなく、「非常に強力な兵器」程度の認識でしかない。何より侵略者は、人の命をひどく軽く思い込んでいるのだから。

 民族ジェノサイド=大虐殺を厭わない暴君に対する抑止としての「自衛核兵器」なんてのは、下劣な妄想でしかない。何の役にも立たないのだ。

 だから、そんな独裁者を作らないための思想と国家メカニズムを作ることの方が、武装より百万倍も大切なのである。

 つまり、子供のうちからの教育によって、利己主義を捨てて利他主義の人々を作り出すことだ。



 「日本は核兵器を保有すべきだ」と考えているのは、維新のほぼ全議員、自民党議員の過半数だが、なぜ、そんな報復一辺倒の考え方に染まっているのかといえば、それは、日本人のほとんどが、保育園から大学に至る教育体制の根幹に「競争主義」の思想が流れているからである。



 幼いうちから、例えば幼稚園のお絵かきでさえ、子供たちを評価し、序列をつけようとする。子供たち優劣の序列をつけられ、生涯をコンプレックスのPTDSのなかで過ごさねばならなくなるのだ。

 それは高校大学の受験競争でピークに達するが、このとき、人々は負け犬、勝ち犬の差別感を徹底的に洗脳され、この人間社会の原理が序列差別であるかのように洗脳されてしまう。



 これは日本人の人生観・価値観を根底で定める差別主義なのだ。だから、核武装を主張する維新や自民党議員の全員が、差別序列価値観に強固に染まっている人たちばかりだ。

 つまり、この人たちは、「他人を出し抜く=やられたらやり返せ!」という競争主義の価値観に完全に洗脳されているから、競争相手の他国が核武装しているなら、自分たちも核武装しなければならない、と強迫観念に苛まれることになる。

 日本の保守・右翼が「強い日本!」と叫ぶとき、その思想的根底には、間違いなく、幼いころから刷り込まれ続けてきた競争主義、序列主義があるのだ。



 この人たちは、心優しい人ではない。日常生活のなかでも、他人と競争し、甚だしくは戦闘的人生を送ってきたのだ。だから、その延長に核武装論がある。

 そして核武装のためには原発が必要だ。それは、原発がもたらす放射能汚染が、将来の日本人の遺伝子に壊滅的悪影響を与えるものであっても、そんなの関係ない。

 ただ、今の自分たちが強力で、金が儲かればいいわけだ。



 本当に、「日本の未来」を守りたいなら、まずは、利己主義を生み出す競争主義、序列主義を廃止することから始めなければならない、ということがお分かりいただけるだろうか?