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どこまでも、ウソをつき続ける安倍晋三

2019年12月31日 | 未分類
 
  「福島海洋排出、韓国の100分の1」…文大統領にデータ突き付けた安倍首相

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191229-00000005-cnippou-kr

 【産経新聞は「福島第1原発では現在、原子炉建屋に流れ込む地下水を減らすために設置したサブドレン(建屋近くの井戸)からで地下水をくみ上げ、浄化後、基準値を下回ることを確認した海洋に排出している」とした。

 産経は日本政府の関連小委員会資料を引用し、「2016年のサブドレンからのトリチウム排出量は年間約1300億ベクレル。一方で韓国の主要原発である月城(ウォルソン)原発が16年に液体放出したトリチウムの量が約17兆ベクレルで、約130倍だった」とした。】

 【日本の安倍晋三首相が24日に中国の成都で開かれた韓日首脳会談で文在寅(ムン・ジェイン)大統領に「福島第1原発から排出される水に含まれる放射性物質の量は韓国の原発の排水の100分の1以下だ」と話したと産経新聞が29日に報道した】

 https://special.sankei.com/a/politics/article/20191228/0001.html

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 希代の大嘘つき宰相=安倍晋三が、またまた真っ赤な嘘の上塗りをして、世界に大恥を晒した。それを喜んで拡散している阿呆どもがたくさんいる。

 月城原発は、500万キロワット級「CANDU炉=重水炉」であり、この炉型は、すべての原子炉の中で最大級のトリチウムを排出する。
 理由は、CANDU炉の冷却水が重水であることから、中性子制御と冷却効率との引き換えに、莫大なトリチウムを生成してしまうからである。
  https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%88%E5%9F%8E%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80

 https://ja.wikipedia.org/wiki/CANDU%E7%82%89

 このため、年間17兆ベクレルという、核燃料再処理工場なみのトリチウムが環境に排出される。
 これを引き合いに出して、安倍はフクイチからのトリチウム排出量が1300億ベクレルとし、月城原発の130分の1であると、文在寅に対して主張した。

 しかし、これは極めて愚かすぎる詭弁である。なぜなら、政府が30年にわたって失敗を続けながら湯水のように税金を注いでいる六ヶ所村再処理工場が全面稼働した場合のトリチウム総量は、年間1900兆ベクレルであり、これは月城原発の年間17兆ベクレルの111倍に相当するのである。
 すでに、2006~2008年の三年間で、六カ所村工場は、計2200兆ベクレルのトリチウムを環境(太平洋・津軽海峡)に放出している。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AD%E3%83%B6%E6%89%80%E5%86%8D%E5%87%A6%E7%90%86%E5%B7%A5%E5%A0%B4

 福島第一原発の十一万倍ものトリチウムが六ヶ所再処理工場から海洋へ放出された
  https://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/189/syuh/s189121.htm

 こうした現実があって、放出されたトリチウムが日本海を汚染することにも貢献しているのに、安倍晋三は、フクイチの130倍のトリチウムを日本海に放出していると韓国を責めた。
 いったい、どの口が言ったんだ!

 以下に、日本の加圧水型原発を主体にしたトリチウム放出量を示す。


toritiumuhousyutu.jpg


 上のグラフは、2002年度から2012年度と、少し古いデータなのだが、加圧水型の伊方や高浜、玄海、川内の放出量は、10年で400~800兆ベクレルであり、これだけの放射能汚染水を環境にばらまいている国の首相が、どの口で、韓国の原発トリチウム排水の量が、フクイチの130倍だと責められるというのだ!

 悪い冗談はやめてくれ!
 たぶん、安倍晋三は、日本の原発や再処理施設が、どれほど凄まじいトリチウム放出を行い、大きな被害を与えてきたのか、何一つ知らない無知蒙昧なのだろう。

 おまけに、フクイチから放出される放射能汚染水には、セシウムの300倍の毒性を持った莫大なストロンチウム90が、リットルあたり60万ベクレルも含まれているのだ。
 
 汚染水、浄化後も基準2万倍の放射性物質 福島第一原発
 https://www.asahi.com/articles/ASL9X6HQ3L9XULBJ014.html

 こうした、とんでもない安倍の詭弁を、ネトウヨYouTuberたちが、一斉に安倍を持ち上げてネットで拡散し、この愚かな情報を拡散している。

 傾国の放射性物質は福島の100倍 安倍総理がムン大統領に首脳会談の場で指摘
 https://www.youtube.com/watch?v=91vsfNHM9xs

 福島の放射能汚染は韓国の100分の1!安倍首相が文大統領に指摘【世界情勢】
 https://www.youtube.com/watch?v=2snBvWjSqvU

 安倍首相は文大統領に、福島原発海洋排出は韓国の原発の排水の100分の1と伝えた!!【韓国ニュース】
 https://www.youtube.com/watch?v=FZWo_GjRZjg

 上に引用した放射能汚染の実態をほとんど何一つ知らないのに、「安倍が言った」というだけで、そのまま鵜呑みにしている馬鹿なネトウヨYouTuberに対して、私は文句を書き込んだのだが、すべて速攻で削除された。
 いったい、これほどの無知蒙昧で、どんな評論をするつもりなんだ?
 安倍晋三が、希代の大ボラ吹き、詐欺師であることを本当に知らないのか?

 トリチウムの凄まじい毒性についても、彼らは完全に無知蒙昧であり、月城原発と同じ炉型のカナダ・ピカリング原発で、周辺住民のダウン症発症率を85%上昇させている事実も、まったく知らないし、知ろうともしない。
 安倍の妄想である原子力産業の勃興を利用した核ミサイル開発に対する憧憬を共有しているからである。
 
DNAに入り込むトリチウムの特別な危険性
 http://www.jca.apc.org/mihama/News/news125/news125tritium.pdf

 福島第一原発のトリチウム汚染水
 http://www.cnic.jp/files/20140121_Kagaku_201305_Kamisawa.pdf

 ネトウヨ諸君は、自分の勝手な思い込み、核武装の妄想のなかにどっぷりと浸かって、それが何をもたらすのか? どんな健康被害をもたらすのか、一切考えようともしない。 おそらく、私が批判しても、「サヨク」が勝手に文句をつけてると拒絶反応を示して削除することしかできず、真実を知ることも、永久にできないであろう。

 私が、何度も書いてきたように、今年は、すでにパラレルワールドのなかにあって、国家主義の妄想のなかにいる諸君と、人間解放の希望のなかにいる我々とは、もはや永久に交わることもなく、勝手に時間がすぎてゆく。
 彼らは、いずれ消えてしまう運命だが、放射能汚染の危機意識を持てない、この人たちに、結局は、被曝障害の恐ろしい運命が覆い被さってくるのである。
 具体的には、心不全と発癌である。

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 昨年3月にツイッターを完全追放されてブログに専念し、1年と9ヶ月を経て、FC2ブログも、2位に定着することが多くなり、多いときには日1万アクセスになりました。
 皆様の支援に心より感謝します。
 東海アマ



今年はサイコパスぶりがさらにエスカレート! 2019年・安倍首相がついた真っ赤な嘘とインチキ総まくり (リテラ2019.12.30)

2019年12月30日 | 未分類
 https://lite-ra.com/2019/12/post-5177.html

 昨日は、実母の緊急入院のため更新できませんでした。今後、更新が不安定になります。あしからず。

 以下引用

 今年もまた、リテラ年末恒例・安倍首相による「大嘘」振り返り企画をお届けする季節がやってきた。毎年、恥も反省もなく虚言を吐きつづける安倍首相だが、今年2019年も政策・外交の失敗、あるいは私物化疑惑をごまかすために山のような嘘を平然とついてきた。
 今回は、その嘘の山から厳選の8つの嘘を振り返ろう。まず最初は、新年早々、多くの国民の度肝を抜いた、この嘘からはじめたい。

◎大嘘その1
「いま、土砂が投入されている映像がございましたが、土砂を投入していくにあたってですね、あそこのサンゴについては、移しております」
1月6日放送『日曜討論』(NHK)で
 
 今年がスタートしてたった6日目に飛ばした最初の嘘がこれ。安倍政権は前年12月14日に新基地建設のために辺野古の海への土砂投入をはじめたが、それを正当化した上、「サンゴは移した」と言い張った。
 しかし、映像のなかで土砂が投入されていた「埋立区域②-1」ではサンゴの移植はおこなわれていなかったのだ。

 しかも、通常国会でこの発言が問題視されると、安倍首相は「南側の海域に生息している保護対象のサンゴは移植したと(防衛省の幹部から)聞いている」と答弁。
 土砂が投入されている映像を指して「あそこのサンゴ」と言っていたのに、土砂が投入されているエリアの隣の区域を含む「南側海域のサンゴ」だとごまかしたのである。
 総理大臣が新年早々フェイク発言をテレビで垂れ流すという唖然とするような幕開けとなった今年。その後も安倍首相は嘘に嘘を重ねつづけたのだ。

◎大嘘その2
「いわば『100年安心』ということはですね、確保された」6月10日、参院決算委員会

 今年5月に金融庁の審議会が「年金に頼るな、自分で2000万円貯めておけ」という報告書案をまとめていたことで一気に国民に不安が広がった「年金2000万円」問題。国会では「100年安心は嘘だったのか」と追及を受けた安倍首相だったが、「反論させていただきたい」と大見得を切り、「マクロ経済スライドによって『100年安心』という、そういう年金制度ができたということなんです」「マクロ経済スライドも発動されましたから、いわば『100年安心』ということはですね、確保された」などと主張。

 しかし、安倍首相はその「100年安心」の具体的な根拠を何ひとつ示さず、だらだらと「マクロ経済スライド」の説明をつづけ、「今年度の年金額は0.1%プラス改定になった」と強調しただけだった。
 だが、このプラス改定というのは年金を満額で受け取っている人の場合でたったの月67円の増額でしかない。しかも、安倍首相がその正当性を説きつづけている「マクロ経済スライド」によって、年金は「増えた」どころか実質的には「減って」いる。

 そもそも、年金は物価や賃金の上昇に合わせて上昇率分増えるが、マクロ経済スライドの実施は物価の上昇による年金支給額の上昇を抑制するもの。そして、年金の0.1%の増額改定に対し、今年1月に総務省が発表した消費者物価指数によると、物価上昇率は1%。つまり、安倍首相が誇る「年金額を増やした」という話は、実質的には0.9%のマイナスであって、年金が月10万円だったら月900円が減らされたというのが実態なのだ。

 その上、姑息にも参院選後まで公表をずらした財政検証の結果では、現実に近いケース5では39年後には所得代替率は44.5%となり、現実の経済状況とも一部重なるケース6では2052年には国民年金の積立金は枯渇。
 つまり、いまのような経済状況だと「100年安心」どころか、公的年金制度は約30年程度で破綻するという結果が出た。
 しかし、安倍首相はこうした現実を直視せず、さらにはこんな嘘まで国会で吐いたのだ。

 ◎大嘘その3
「たいへん残念なのは、先程の党首の議論でですね、年金の、いわば積立金が枯渇すると言ったとき、拍手が起こったことであります」
6月19日、党首討論

 年金問題がクローズアップされた党首討論では、当然、野党党首から厳しい追及がおこなわれ、国民民主党党の玉木雄一郎代表は2017年の全要素生産性では政府のシミュレーションでも「36年後に積立金が枯渇する」と指摘し、共産党の志位和夫委員長もマクロ経済スライドをやめて富裕層の保険料増額で「減らない年金」にすることを提案。だが、安倍首相は志位委員長の質問に答える番になったとき、前の質問者だった玉木代表の話を持ち出して「拍手が起こった」などと言い出した。
 ようするに、“年金積立金が枯渇することを喜ぶなんて、政府を批判したいだけだ、なんと卑しい”と印象付けようとしたのだ。

 しかし、これはとんだ「でっちあげ」だった。
 国会中継を確認すると、玉木代表が「いま総理がやるべきなのは、国民に、どういう年金の姿になっているのかを、正直に語る政治を実現することじゃないですか」などと語ったときに拍手が起きていたが、「積立金の枯渇」について言及したときは小さなどよめきが起きただけで、拍手の音は聞こえてこないのだ。

 起きてもない拍手をでっちあげて、野党に対して印象操作をおこない、年金制度追及をごまかす……。卑劣というか、これではデマで野党を攻撃しているネトウヨサイト以下と言ってもいいだろう。もし安倍首相が「嘘」という自覚がないとしたら、自分の都合のいいように事実をねじ曲げるサイコパスと言うほかない。

◎大嘘その4
「まるで私たちがですね、統計をいじってアベノミクスをよくしようとしている、そんなことできるはずないじゃないですか。そんなことできるはずがないんですよ」
2月4日、衆院予算委員会

 昨年末、「毎月勤労統計」の不正調査問題が発覚したことで、2018年の統計調査手法の変更によって賃金伸び率を上振れさせた“アベノミクス偽装”疑惑が浮上。
 しかも、調査変更をめぐっては、中江元哉首相秘書官(現・財務省関税局長)や菅義偉官房長官が厚労省に圧力をかけるなど暗躍していたことまで判明したが、安倍首相は統計調査変更による“アベノミクス偽装”を否定し、こう逆ギレしてみせたのだ。

 しかし、「できるはずがない」と言うものの、実際に2018年の実質賃金伸び率は1~11月で5カ月がプラスとなっていたものが、実態に近づけた野党側の試算ではプラスになったのは1カ月だけ。厚労省もこの結果を「(厚労省が試算した場合も)同じような数字が出ると予想される」と認めている。いや、そもそも安倍政権は2016年12月にGDPの計算方法を変更し、それによって名目GDPを大幅にかさ上げするという“前科”まである。そして、安倍首相はその恣意的な数字を強調し、「名目GDP過去最高」などとアピールに使ってきたのだ。

 統計をいじってアベノミクスの効果を演出する。これは国民を欺く詐欺的行為だが、安倍首相は「そんなこと」までしてしまっているということの重大性を、いま一度考えるべきだろう。

 ◎大嘘その5
「(トウモロコシを)買うのは民間、政府ではない」8月25日、日米首脳会談後の記者発表で

 「中国がやると言ったことをやらなかったから、国中でトウモロコシが余っている。代わりに日本の安倍総理が、すべてのトウモロコシを買うことになった」。
 首脳会談後にわざわざ予定になかった記者発表を開くと、トランプ大統領がごきげんな様子で切り出したこの話題。しかも、トランプ大統領は安倍首相にも「トウモロコシについても発言を」と催促し、対する安倍首相は、まずいと思ったのか「買うのは民間、政府ではない」とやんわり訂正したのだった。

 まるで民間企業が買うのであって政府は関係ないと言わんばかりだが、実際は違う。農水省は飼料用トウモロコシの前倒し購入を決めた企業に対して保管料や購入代金の金利分の補助をおこない、この補助には最大32億円の税金が投入されるのだ。
 しかも、ひどかったのは、この“トウモロコシ爆買い”を正当化するために安倍政権が「害虫被害のため」などとさらなる嘘をついたこと。

 これには農家からも「それほど被害は出ていない」「影響はあまりない」という声があがっていたが、それを裏付けるように、米国産トウモロコシ購入の補助制度は9月に募集を開始したのに、3カ月ものあいだ申請はゼロ。今月中旬にようやく初めての申請があったという。

 最終合意した日米貿易交渉も安倍首相は「両国にとってウィンウィンの合意」などと言ったが、それも大嘘で、日本がアメリカに売り渡す農産物市場はなんと約72億ドル(約7800億円)。トランプのために際限なく国益を差し出す“ケツ舐め外交”を、恥もなく安倍首相は来年もつづけるのだろう。

 ◎大嘘その6
「『令和』というのは、いままで中国の漢籍を典拠としたものと違ってですね、自然のひとつの情景が目に浮かびますね」
4月1日、『ニュースウオッチ9』出演時に

 新元号の発表を政治利用し、平成のときになかった会見まで開いて、勝手な解釈で自分の政策との関連をアピール。テレビ番組に出演して、まるで自分が元号を決めたかのような発言を繰り返した安倍首相だったが、なかでも失笑を買ったのはこの“日本スゴイ”アピールだ。

 そもそも日本の古典文学は基本的に中国や朝鮮の影響下でつくられているものであり、いくら「国書典拠」を強調したところで、日本固有の文化、中国排除などできるはずがない。現に、「令和」の典拠は『万葉集』の梅花の歌の序文だが、それも中国由来の漢文調で書かれたものだ。しかも、「令和」の大元には張衡(78~139)という後漢の役人・学者が残した「帰田賦」があると専門家らが指摘。
 安倍首相は「自然のひとつの情景が目に浮かびますね」などと言うが、じつは「帰田賦」そのものが自然の情景を描いているのである。

 漢文の教養なんて何もないくせに知ったかぶりをして恥をさらすとは、この総理大臣は救い難いものだが、ネット上ではこの「帰田賦」の作者である張衡が“権力の腐敗に嫌気がさして田舎に引っ込んだ役人”であったことが話題に。
 本サイトが調べたところ、張衡は〈法を遵守する者が災難に遭うご時世〉(明治書院『新釈漢文体系』81巻 通釈より)などと憂い、腐敗と忖度にまみれた政治を批判していた(詳しくは既報参照)。

 ようするに、「おれは国書を典拠とする元号をつけた初めての総理だ」と悦に入るものの、実際は自らの政権とそっくりな不正と忖度官僚の跋扈を嘆いた中国の役人の言葉を元ネタとする元号をつけてしまっていた、という大オチがついたのだった。

 ◎大嘘その7
「私が言っていること、嘘だって言っているんでしょう? それは非常に無礼な話ですよ。嘘だって言っているんでしょ、あなたは。本当だったら、どうするんです、これ。あなた、嘘だって言ってるんだから!」
「私が嘘を言うわけないじゃないですか!」
 2月13日、衆院予算委員会 「お父さんは違憲なの?」という話は本当かと問われて

 安倍首相が9条に自衛隊明記する改憲の理由としてしきりに持ち出していた、「自衛官が息子に『お父さんは違憲なの?』と目に涙を浮かべながら言われた」というエピソード。国会では、小中学校と自衛隊駐屯地のそばで育ったという立憲民主党の本多平直議員が「こんな話が出たことがない」と質疑のなかで述べると、安倍首相は血相を変えてこうまくし立て、「資料を出せと言うんであれば出させていただく」と大見得を切ったのだった。

 これまでさんざん国民に嘘をついてきた安倍首相が「私が嘘を言うわけないじゃないですか!」と言っても何の説得力もないが、じつはこの話題でも安倍首相は嘘をついていたことがわかった。というのも、その後の衆院予算委で、出すと言っていた資料も出さず、「防衛省担当の総理秘書官を通じて、航空自衛隊の幹部自衛官から伺った話」と答弁したからだ。

 「自衛隊の幹部から聞いた」「ある自衛官から聞いた」と語ってきたのに、実際には又聞きだった……。しかも、本サイトが調べたところ、「お父さん違憲なの?」のネタ元だと思われる元自衛官の話が「正論」(産経新聞社)に掲載された2017年6月と同時期に、同じような話が極右界隈で語られはじめていた。

 ちなみに安倍首相が9条に自衛隊を明記する改憲案をぶちあげたのは同年5月。つまり、改憲案を正当化するために改憲勢力や自衛隊出身の右派論客などが古いエピソードを持ち出した疑いがあるのだ(過去記事参照)。
 安倍首相は同じように「自治体の6割以上が自衛官募集の協力を拒否している」という話を喧伝していたが、これも本当は9割が協力していたことがわかっている(https://lite-ra.com/2019/02/post-4546.html)。来年、安倍首相が改憲に向けて猛突進することは間違いないが、こうした嘘に騙されてはいけない。

 ◎大嘘その8
「私は招待者のとりまとめ等には関与していない」11月9日、参院予算委員会

 やはり今年の安倍首相がついた嘘の大トリを飾るのは、「桜を見る会」問題しかあるまい。問題に一気に火がついた11月8日の参院予算委では、「後援会や支援者の招待枠を自民党内で割り振っているのでは」という共産党・田村智子議員の追及に対し、「私は主催者として挨拶や招待者の接遇はおこなうのでありますが、招待者のとりまとめ等には関与していないわけであります」と答弁した安倍首相だったが、次々と証拠や証言が出てくると、約1週間後の16日に不意打ちでおこなった記者団のぶら下がり取材で「私、そして官房長官、官房副長官からの推薦を長年の慣行で受けていた」と発言。同月20日の参院本会議では「私の事務所が内閣官房からの推薦依頼を受け、幅広く参加希望者を募ってきたと承知している。私自身も事務所から相談を受ければ、推薦者について意見を言うこともあった」などと、しれっと推薦に関与していたことを認めたのだ。

 どうしてこうも簡単にバレるような嘘をついてごまかそうとするのか──。しかも、ここにきて招待区分「60」が総理枠であることを示す公文書が公開され、悪徳マルチ商法のジャパンライフ山口隆祥会長(当時)を招待したのが安倍首相であることは確定的となった。安倍首相は「山口氏と1対1のようなかたちで会ったことはなく、個人的な関係は一切ない」と答弁しているが、なぜ個人的関係が一切ない人物を安倍首相は招待したのか。またも虚偽答弁の可能性が出てきたのである。

 「桜を見る会」問題はこれにとどまらず、「前夜祭」や招待者名簿破棄問題をめぐってもあきらかに嘘としか思えない説明をおこなってきた安倍首相。来年の通常国会では、安倍首相がついた嘘をすべて徹底的に暴くほかない。
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 引用以上

 すでに、何度も書いてきた。憲政史上、安倍晋三ほど頭のてっぺんからつま先に至るまで、ウソで固めた首相は、他にはいない。まさに日本憲政史上、最大の腐乱した汚物である。
 こんな人間のクズが日本国の総理大臣とは聞いて呆れるが、なぜ総理大臣になれるかといえば、それは安倍晋三ほど利用しやすい操り人形は、他にいないからだ。

 つまり、安倍の背後には、首相に置いて、操ることで利益を受けている集団がいる。
 この黒幕、背後勢力は誰なのか、安倍が総理就任してから、ずっと証拠を探し続けてきた。
 今、一つの結論として、首相官邸に巣くう毒蜘蛛の頭領が、警察関係者であり、その警察の背後には統一教会勢力がいるということだ。
 頭領の氏名は警察庁官僚であった官邸情報官長の「北村滋」という。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%9D%91%E6%BB%8B

 この男は、人相を見ただけで半島系の人物だとピンとくるのだが、私は、自分のブログの、警察関係者の実名を記したコンテンツが、すべて無断削除され、おそらく、それをFC2担当者も知らないことが分かり、自分のパソコン内からも、同じ警察官の氏名が含まれたフォルダが完全に失われていることを知って、ようやく背後霊の姿が鮮明に見え始めた。

 こんな不正侵入が可能なIT実力を持った集団といえば、警察内では、警察庁サイバー部隊が有名だが、この情報を調べていて、数年前には、統一教会との関係も含めて、たくさんの情報があったのに、今回確認したら、一切合切失われていたことに驚かされた。

 2014年頃まで、警察庁サイバー部隊に原理研・統一教会関係者がいることをネット上で知ることができたが、今回、消された情報を再確認したが、やはり完全に消えていた。

 統一教会・原理研に関する様々の情報が、ネット上から失われている。ごく一部にあたりさわりのない情報が残っているものの、安倍晋三が統一教会と深すぎる関係にあることを示すデータは、ほとんど見つけることができなかった。

 安倍晋三という災厄 (2019年11月23日)
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-943.html

 統一教会 その1 (2018年05月09日)
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-341.html

https://twitter.com/junko_in_sappro/status/994912030413877249
(このリンクは無断削除されたが、原稿は以下の通り)
 http://tokaiama.minim.ne.jp/touitu/123touitu.htm
 
安倍晋三は統一教会=韓国のために働いているのだろうか? (2019年03月30日)
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-694.html

  安倍政権と統一教会 (2019年09月30日)
  http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-886.html

統一教会は、戦前から文鮮明が岸信介と協力して、韓国内に極右思想とカトリックを合体させた思想洗脳のためのカルトを作り出してきたのだが、戦後は、CIAと深く結びつき、いわばCIAの手先として活動してきた。
 また北政権内や北軍部にも深く食い込んで影響力を維持しているといわれる。

 統一教会日本支部は、1964年、渋谷区南平台の岸信介宅敷地内に建設された。いわずとしれた安倍晋三の祖父だが、岸・佐藤・安倍晋太郎・晋三らの家族関係のなかで、国際勝共連合の中核部隊であった原理研=統一教会による選挙運動支援を受けてきたことが知られている。
https://hbol.jp/185028

 https://hbol.jp/183109/2

 これは安倍晋三世代=岸信夫・北村経夫の通称「安倍三兄弟」において、極めて強固な関係が築かれ、おそらく選挙資金の多くも統一教会から安倍三兄弟に渡っているはずだ。
 安倍晋三は、統一教会の機関誌=世界日報の表紙を繰り返し飾るようになった。

 abesinzousekainippou.jpg


 安倍をピノキオのように操っている黒子の正体が、国際勝共連合であるのは確実であり、それは笹川良一・岸信介・児玉誉士夫・中曽根康弘らによって作られた極右思想集団である。
 笹川と児玉に関しては「朝鮮人である」と指摘するサイトがある。
  https://twitter.com/psk337/status/1013564106257776640

 岸信介についても、1900年頃、両班官僚が日本に帰化した子弟との情報があるが、詳細不明である。
 https://s.japanese.joins.com/JArticle/80386?sectcode=200&servcode=200

 深い関係があったのは、昭和通商や、統一教会日本支部を見れば一目瞭然だが、昔のことなので資料が少ない。

 結論をいえば、安倍は韓国の巨大カルト、統一教会の傀儡である可能性が高い。
 これほどの馬鹿が、超長期政権を作ってきたからには、背後に、巨大な利権が含まれている可能性が極めて高い。
 もうすぐ、安倍は身内から追放されるが、いずれ真実の関係が明らかにされたとき、この9年間の犯罪を、まとめて糾弾しなければならないだろう。



福島 第一原発事故の放射性物質の大気中放出量は、チェルノブイリの5.6~8.1倍。史上最悪の事故だったと認定された 

2019年12月28日 | 未分類
http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/151.html

赤かぶ 日時 2018 年 7 月 24 日

 この記事も、少し古くて申し訳ないが、非常に重大な内容なので、再掲しておきたい。

  Nemesisネメシス@zodiac0088さんのツイート。

――チェルノブイリを話題にするたびに「福島はチェルノブイリとは違う」と発狂する #安倍信者 のみなさん
#福島 第一原発事故はチェルノブイリをはるかに凌ぐ史上最悪の事故だったと正式に認定されました:放射性物質の大気中放出量はチェルノブイリの5.6~8.1倍
#Fukushima 〔16:04 - 2018年7月22日〕――

安倍の売国的現実逃避は、この事実を直視たくないからやっていることなのか。それとも、十分悲惨な状況を飲み込んだ上での火事場ドロボーか。

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https://www.counterpunch.org/2018/04/27/move-over-chernobyl-fukushima-is-now-officially-the-worst-nuclear-power-disaster-in-history/

以下、翻訳引用

福島第一原発の3つの原子炉メルトダウンによって、環境に拡散した放射は、1986年4月26日のチェルノブイリ大惨事のそれを超えていると認定されたことにより、「歴史上『二番目に悪い』原子力災害」と呼ぶのをやめなければならない。

 2013年の世界原子力産業の現状報告によると、福島からの大気放出の合計は、チェルノブイリの5.6から8.1倍と推定されている。
 レポートを執筆した細川公明教授は、ロンドンのチャンネル4ニュースに、「ほぼ毎日新しいことが起こり、今後数か月または数年で状況をコントロールする兆候はない」と語った。

 東京電力は、福島から約900ペタベクレルが噴出したと推定しており、更新された2016 TORCHレポートは、チェルノブイリが110ペタベクレルを散布したと推定している。

 チェルノブイリ4号機は数回の爆発を被り、40日間にわたって爆発し、燃え上がり、放射性物質の雲を大気中に送り、北半球全体に放射性降下物を拡散し、ミネソタの牛乳にセシウム137を堆積させた。

 原子力規制委員会(NRC)のJames Asselstineは、1986年に議会に証言したように、それ以上の原子炉災害の可能性を推定した。
 「今後20年以内に炉心溶融事故が発生する可能性がある。チェルノブイリでの放出と同じかそれ以上の放射線の現場外放出である。

  福島第一原発事故は25年後に来た。

 チェルノブイリが旧ソビエト連邦に対して行ったように、日本では土壌、植生、水の汚染が非常に広範囲に及ぶため、リスクのあるすべての人々を避難させると経済が崩壊する可能性があった。
 このため、日本政府の土壌除染基準は、チェルノブイリ以降のウクライナで使用されている基準よりも厳しくない。

 (参考、チェルノブイリ三国の対策法では、平米37000ベクレル以上の土地を汚染区域と定め、平米55万ベクレル以上の土壌から、住民を強制退去させたが、日本では平米52万ベクレルの土地を安全と定め農作を許可し、また平米148万ベクレルの、チェルノブイリ法で、永久立入禁止基準の土地でさえ、居住を認め、避難と補償を拒否している)

 福島のセシウム137放出は、チェルノブイリより桁違いに多い

 ソウル郊外の韓国原子力研究所(KAER)は2014年7月に、福島第一の3つの原子炉メルトダウンがチェルノブイリの原子炉災害の2倍から4倍のセシウム137を放出した可能性があると報告した。

 福島から環境に放出されたセシウム137の推定値を決定するために、セシウム137放出割合(大気に4%、海洋に16%)に内部ウラン燃料のセシウム137インベントリ(大気放射)を掛けた3つの溶融反応器(760~820兆ベクレル、またはBq)、これらの結果:

 福島からのセシウム137の海洋放出(史上最悪):121.6から131.2兆ベクレル(16%x 760から820兆Bq)。福島からのセシウム137の大気放出:30.4から32.8兆ベクレル(4%x 760から820兆Bq)。

 福島から環境へのセシウム137の総放出:152から164兆ベクレル。チェルノブイリから環境へのセシウム137の総放出量:70から110兆Bq。

 KAER研究所が使用するセシウム137の推定福島第一原発の760から820兆Bq(ペタベクレル)の在庫は、米国エネルギー省の1,300兆Bqの推定よりも大幅に低い。韓国研究所の放射能放出の推定値が低い可能性がある。

 爆発と火災から30年後のチェルノブイリでは、昨年ウォールストリートジャーナルが「24億5,000万ドルのシェルター導入計画」と呼んでいたものが2016年11月にようやく完成した。原子炉の残骸の上に巨大な金属カバーが設置され、その崩壊し、急いで建てられたセメント墓。
 巨大な新しいカバーの高さは350フィートであり、エンジニアは、それが100年間の耐久性があると言う。その下にある250,000年の放射線の危険性からはほど遠い。

 最初のカバーも1世紀にわたって機能する予定だったが、1996年までに亀裂が入り込み崩壊の危険にさらされた。
 デザイナーは仕事に出かけ、カバーツーカバーを設計した。20年の仕事の後、チェルノブイリの喫煙放射性廃棄物の怪物は新しい「スズのシャポー」になった。
 しかし、極端な天候、竜巻、地動、腐食、放射線による脆化により、約2,500回の交換が必要になる場合がある。

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引用以上

 上の文章が、何を語っているかというと、東電や日本政府が、これまで公開してきた福島第一原発からの放出放射能総量は真っ赤なウソで、本当は、公表の5~8倍あると指摘しているわけだ。

 もちろん、私は分かっていたので、過去のブログのなかで何度も書いてきた。
 今回、古いデータを引っ張り出した理由は、なぜ、これほどの巨大放射能事故だったのに、チェルノブイリのような直接の被害が少なく見えているのか? を考察するためだ。

 これも、読者なら、回答が明瞭なはずだ。
 理由は、事故の起きた2011年3月は、日本が典型的な冬型気圧配置であり、放出された放射能の大半が、季節風によって太平洋に流れ出たからである。
 もちろん、一部は、大気の渦流や対流によって攪拌され、季節風の通り道を逆行していて、これが、フクイチから北東方面=飯舘村方面に向かう大規模な汚染を作り出した。

 現在、この巨大な放射能汚染による健康被害は、自民党の陰謀的関与によって、ほとんど報道されず、あたかも何も起きていないように勘違いしている人が多いが、実際には、福島県内では、凄まじい健康被害の嵐になっていると何度も指摘してきた。
 端的なデータが、放射能汚染地域における18歳未満の児童少年に、ヨウ素131被曝による甲状腺癌が、約300名と異常多発していることである。

 福島第一原発事故の放出した放射能による子供たちの甲状腺癌のうち、隠蔽されてきた数が明らかになった (2019年07月25日)
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-817.html

 またまた「福島の子供たちの甲状腺癌は原発事故と無関係」と決めつけた、世にも奇天烈な福島県甲状腺検査評価部会 (2019年06月04日)
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-765.html

 甲状腺癌データを捏造し、原発放射能と甲状腺癌の因果関係を否定してみせた福島県立医大 (2019年02月24日)
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-659.html

 もちろん、被曝被害は甲状腺癌だけではない。最初に心筋梗塞や心不全が来て、10年という長い長い潜伏期間を経て、約50年に渡って、汚染地域に発癌をもたらすのである。
 政府は、統計を捏造、操作して、これらの事実を覆い隠している。
 福島の人口動態統計グラフには、子供たちの甲状腺癌発症は、一切反映されていない。

 本日、この問題を取り上げた本当の理由は、今が、ちょうど冬型の気圧配置により、朝鮮半島や中国における放射能汚染気流が、日本列島に黄砂のように流れ込む時期にきているからである。

 以下が、中国の原発立地である。
 
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 そして、以下は韓国の原発立地である。
 
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極東の位置関係を見ておこう。
genpaturittizu100.jpg


 以前から、福島第一に次いで原発大事故を起こすとしたら、日本国内では若狭原発群、伊方・川内、韓国では、古里・霊光、中国では大亜湾の名前が挙がっている。
 中国では、あまりにたくさんの原発が建設されていて、詳細な情報が入らない。

 この地図を見る限り、巨大放射能放出事故を起こして、日本列島を汚染する可能性のあるのは、若狭・伊方・柏崎、そして韓国の古里原発である。

 韓国、古里原発の現状 (2019年04月16日)
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-712.html

 5月10日、メルトダウン寸前だった韓国・霊光原発 (2019年05月22日)
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-750.html

 韓国の原発は、長年の反日教育の累積による発想から、事故を起こせば、汚染されて被害を受けるのは、韓国内でなく日本列島という地理的条件を前提に建設されているのではないか、とさえ思う。
 実際問題として、このまま日韓対立が続いた場合、私は韓国内で、意図的に古里原発で事故を起こさせる発想が出たとしても不思議でないように思う。

 毎年、冬型気圧配置が続くたびに、私は、韓国・北朝鮮が放射能を意図的に流出させて、日本列島の汚染を企んでいるのではないかという疑心暗鬼に駆られるのだ。 
 だから、私は自宅に24時間連続で、測定可能な放射能測定器を稼働させていて、この5年ほど、スイッチを切らずに、毎日パソコンでデータを取っている。
 おかげで2018年9月の北朝鮮による核実験のセシウム汚染を記録することできた。

 北朝鮮のミサイルは、日本列島の原発と米軍基地を標的にしているといわれる。
 今回、年末に、北朝鮮が「アメリカに痛い目に遭わせる」と発言し、核実験やICBM実験をほのめかしていることから、毎日、緊張の連続である。
 もし、アメリカが反応して、北朝鮮に軍事攻撃を加えた場合、いつ、ノドン(短距離ミサイルでありながら、日本列島のすべてが射程内にある)が柏崎原発を狙ってくるのかと戦々恐々としているわけだ。

 また、韓国の反日暴走の深刻さから考えて、竹島を渡すくらいなら、古里原発を自爆させるという発想が出ても、ごく自然な成り行きだろうと思っている。
 もう、こうなった場合、対策といえば、人口密集地に住まないで、備蓄を強固にするくらいしかない。
 もう日本列島に逃げ場所は、ないのかもしれない。

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 なお、東大阪市の高井さんから、ラドン定点観測地が、とうとう80ベクレルを大きく超える爆発状態との連絡があった。
 高井さんの考えでは、南海トラフの巨大地震前兆ではないかということだった。
 もし、それが起きるなら、伊方原発・川内原発は崩壊する可能性がある。

 身内が入院したので、明日から、しばらく、更新できない可能性があります。



 少し古いが、「美味しんぼ」の雁屋哲さんの論評が目にとまったので……

2019年12月27日 | 未分類
 東京五輪がもたらす危険 (2019-10-15)

 最近オリンピックは国威発揚の場になっていて、いい感じがしない。
 特に政治に利用されるとあってはなおのことだ。
 来年東京で開かれるオリンピックはその意味で最悪だろう。

 東京オリンピックが最悪なのは、安倍晋三首相の人気取りと、更に福島第一原発の事故を無かった物にするための道具として使われているからだ。

 最近の新聞・テレビを始めマス媒体では、東京オリンピック翼賛一辺倒で、オリンピック人気を盛り上げることに腐心している。

 今の日本の国力では、オリンピックなど開いて金を使ったりしているときではないのだが、国中うわずったようになって、オリンピック、オリンピックと騒いでいる。

 このお祭り騒ぎの中で、忘れられている、と言うか故意に誰もが言わないようにしているのが、福島第一原発の事故による日本の国土の汚染だ。

 皆、福島第一原発の事故はもう無かったことにしたいらしい。放射線も今や何も気にする必要がなくなっていると思いたいらしい。

 福島第一原発由来の放射線は日本の各地、少なくとも東京以東では、福島第一原発の事故以前とは放射線の値が遙かに大きくなっているのだが、そういうことは考えてはいけないことになっていて、そんなことを今更あれこれ言う人間は考えの偏った人間とされる。

 私は福島の取材をした後で、鼻血が出る経験をしたので、身にしみて分かるのだが、放射線による健康被害の症状は、思わぬ時に思わぬ形で出る。放射能は目に見えず、耳に聞こえず、そこにあることを感じとれないし、熱いとか、冷たいとか、何か匂いがするとか、そのような危険を感知させる物がない。

 だから責任ある人間が、オリンピックのある競技場について、ここは放射能が低く安全であると言った場合、選手はそれを信じてその場で競技をしてしまう。

 2019年3月12日の日本経済新聞は次のように報じた。

 「2020年東京五輪・パラリンピックの開幕まで500日となった12日、大会組織委員会は聖火リレーの出発地点を福島県楢葉町、広野町のサッカー施設「Jヴィレッジ」にすると発表した。
 福島第1原発事故の対応拠点となり、4月に全面再開の予定。東日本大震災からの復興のシンボルとなる施設から、大会が掲げる「復興五輪」を世界に発信する。」

 また、2019年9月3日の東京新聞は、次のように報じた。

 「福島県内の有志が、東京五輪・パラリンピック閉幕後に「後夜祭」を開催する計画を進めている。会場は五輪聖火リレーがスタートするJヴィレッジ(楢葉町)。大会ボランティアや地元の子どもらを招いて交流し、「復興五輪」をスローガンに終わらせず、福島の新たな一歩を踏み出そうとの思いを込めた。」

 「企画したのはスポーツボランティアの育成に取り組むNPO法人『うつくしまスポーツルーターズ』。事務局長の斎藤道子さん(55)は『復興しているところも、そうでないところもある福島に私たちは生きている。笑顔を世界に発信したい』と語る。」

 こう言う記事を読むと、体中の力が抜ける。

 一体、「復興五輪」とは何のことだ。

 今度のオリンピックは「東京オリンピック」のはずだ。「福島オリンピック」ではないだろう。

 復興など全然していない福島を復興しているかのように見せかけるためにオリンピックを利用するのは間違っている。
 復興したいという気持は分かりすぎるほどよく分かる。

 しかし、年間被曝量20ミリシーベルトの土地のどこが「復興」を訴えることができるのか。

 食品の安全基準値が、1Kg当たり100ベクレルの土地のどこが「復興」を訴えることができるのか。

 除染をした際に取り除いた汚染物質がつまったフレコンバッグがあちこちを埋め尽くしている土地のどこが「復興」を訴えることができるのか。

 このように、今の日本には何もかも曖昧にして、うやむやのうちに不都合なことは無かったことにしようという動きが強い。

 しかし、そのようにうやむやにすることで本当に良いのか。

 オリンピックは海外から大勢の選手役員たちが日本にやってくる。

 その人たちに、福島でもどこでも安心して過ごして下さい、福島産のものでも何でも安心して食べて下さい、と本当に言えるのか。

 オリンピックは「おもてなし」などと、言っているが、安全については何もかもうやむやにしたところに、お客を招いて、それのどこがおもてなしだ。

 私は、福島第一原発の事故をまるで無かったことのようにしている日本社会の今の風潮にほとほとあきれ果て嘆いていたが、物事を真面目に考える人達も大勢いる。

 今度、「緑風出版」社から、「東京五輪がもたらす危険」という本が発売された。

 これは、渡辺悦司さんが編集者として、また自分自身もこの本の寄稿者の1人として、日本だけでなく海外の、2020年東京オリンピックの危険性について危機意識を持つ人達の意見をまとめたものである。

 これは、今の日本の社会の風潮に流されて、福島第一原発の事故をまるで昔に見た悪い夢程度にしか思わず、オリンピック、オリンピックと浮かれている人達に、もう一度きちんと目の前の真実を考え直すことを促す本だ。

 2011年3月に起こった、福島第1原発事故が、収束するどころか、その被害は、特に人的被害は、拡大していっていることを確実な資料で説いている。

 こう言う国で、オリンピックを開くことかそもそも間違っているのだ。

 2013年9月7日に、IOC総会に乗込んだ安倍晋三首相は東京にオリンピックを招致するために、
 放射能汚染水は、福島第一原発の港湾の0.3Km2区域の中に「完全に遮断」されている、と言った
 福島第一原発はすべて、アンダー・コントロール(制御)されている、と言った。
 福島第一原発の事故は、東京にはいかなる悪影響も及ぼしたことはなく、今後とも及 ぼすことはない、と言った。

 福島第一原発の事故はいかなる問題も引き起こしておらず、汚染は狭い地域に限定され完全に封じこめられている、と言った。
 健康に対する問題は、今までも、現在も、これからも全くないと言うことをはっきり申しあげておきたいと思います、と言った。

 全く途方も無いことを言ったものだが、IOCの委員は、あらかじめ日本オリンピック委員会にあらかじめ「飴でもなめさせられていた」のだろう。カナダのディック・パウンド委員は、安倍晋三首相のこの言葉に対して、「これこそ、聞きたい言葉だった」と賞賛した。
 この時、対立候補だったイスタンブールに60対36で東京は勝った。この60の票を投じたIOC委員たちはディック・パウンド委員と同じ意見だったことを意味する。

 私は、いま、大変下品にも「飴でもなめさせられて頂いた」と書いたが、これは、私の憶測ではない。

 五輪招致委の理事長だった日本オリンピック委員会竹田会長をめぐっては、東京での五輪開催の実現を確約するために200万ユーロ(約2億5000万円)を支払ったとして仏検察当局が捜査している。これで、充分だろう。

 私はこのIOCの態度に驚いて、私のこのブログに、2013年10月3日に、「Open letter to IOC」という記事を書いた。

 この安倍晋三首相の演説がオリンピックを日本で開くことに力があったと知って、その言葉が何から何まで嘘であることを大勢の人に知ってもらいたいと思ったのだ。

 日本人だけでなく、海外の人にも読んで貰いたいと思って英語で書いた。

 http://kariyatetsu.com/blog/1611.php

 そのブログを日本語に訳したものが、この本に収録されている。
 今になって思うのだが、その記事は、日本語版も作っておくべきだった。

 私の英語は中学生程度のものなので、極めて平易だからわざわざ日本語にすることもないと思ったのだが、やはり、英語だと面倒くさいのか、余り大勢の読者に読んでもらえなかった。
 今回、この本に収録されることになって、私は幸せだ。
 自分の書いたものが少しでも多くの人に読んで貰えることは有り難いことだ。

 そのような、私自身の思惑とは別に、この本に収録された内容は素晴らしい。
 皆さんも、福島の現実をもう一度理解するために、是非、読んで下さるようお願いする。

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 引用以上

 安倍晋三が、2013年、東京オリンピック招致のために、国際社会に、とんでもないデマを流したことを、雁屋さんは再確認している。

 【放射能汚染水は、福島第一原発の港湾の0.3Km2区域の中に「完全に遮断」されている。
 福島第一原発はすべて、アンダー・コントロール(制御)されている。
 福島第一原発の事故は、東京にはいかなる悪影響も及ぼしたことはなく、今後とも及 ぼすことはない。
 福島第一原発の事故はいかなる問題も引き起こしておらず、汚染は狭い地域に限定され完全に封じこめられている。
 健康に対する問題は、今までも、現在も、これからも全くないと言うことをはっきり申しあげておきたいと思います】

 「息を吐くように嘘をつく…… ウソをつく口先から生まれてきた男」

 と評される、頭のてっぺんからつま先までウソで固めた安倍晋三ではあるが、それでも、一国の首相が、これほどのデマを国際社会にゲロのように吐き散らしたのだ。
 IOCは、この吐き気を催すほど下劣なデマに拍手喝采し、東京五輪開催に寄与したわけだが、このとき、IOC委員には、日本政府から巨額の賄賂が渡ったと、フランス警察が関係者の捜査を始めた。

  五輪招致不正疑惑、司法当局が本格捜査~IOCの土壌も問題 (2019/01/14)
 http://www.1242.com/lf/articles/151938/?cat=sports,politics_economy&pg=cozy

 「あと11万ドル、至急だ」巨額マネーが動いた五輪招致
 https://www.asahi.com/articles/ASM6S7X6TM6SULZU023.html

 仏検察、2020年東京五輪招致で「2億2000万円支払い」を捜査 (2016/05/13)
 https://www.bbc.com/japanese/36283587

 現実問題として、これが世紀の恥ずかしすぎる露骨デマであることは、以下の事実で誰でも理解できる。

https://news.whitefood.co.jp/news/foodmap/4417/

 以下のリンク先に見えるように、関東でも、千葉県西部、東京都内では、皇居のある千代田区、文京区、そして東京北部では、福島県なみの激しい放射能汚染に見舞われた地域も多い。
http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/695.html

 だが、人口動態に死亡ピークなどの異変が起きていないではないか? だから安全だと勘違いしてる人が多いが、これは、日本政府が、人口動態統計も含む基幹統計を改竄・捏造しているからだ。
 
基幹統計捏造発覚の中、「アベノミクス」の数値を誇る、安倍晋三総理の施政方針演説
  https://hbol.jp/184606

 実際には、チェルノブイリ事故の結果と同じことが全国で起きているのである。
 それは、私がGDFREAK のデータから、もっとも被曝影響の大きな心不全・心筋梗塞などの死亡率を示すブログで明らかにしたが、これを掲載したとたん、私はツイッターーから永久追放処分を受けた。
 今、私がブログだけで活動している理由は、ツイッターが違反にならない奇っ怪な理由で私を追放したからなのだ。また、私のブログは、グーグル一般検索からも排除されてしまっている。フルネームで入力しないかぎり、まず検索されない。

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-342.html

 上のリンクのデータと、人口動態統計は、完全に矛盾している。福島県の人口統計では、原発事故による致死的影響など、まったく存在しないかのようだが、上のデータを見れば、もの凄い結果になっていることが分かるはずだ。
 なおGDFREAKは真実のデータを示したが、2014年以降は、なぜか活動を休止してしまっている。

 安倍晋三は、福島第一原発事故で、全国に凄まじい規模の人的被害が出ているにもかかわらず、統計を改竄捏造したり、医療関係者の免許を剥奪すると脅して被曝の実態を隠蔽して、挙げ句、上に引用した、とんでもないデマでオリンピックを誘致したのである。
 この誘致にかかわった、すべての関係者にも、その責任がある。
  雁屋さんは、そのことを、ほとんど唯一、忌憚のない発言をしてくれているので、あえて、ここに引用した。

 なお、東京電力が、金儲けのために安全性を犠牲にした結果起きた、福島第一原発が放出した放射能は、今、どれくらい残っているか? 再確認しよう。

 このサイトで計算すればいい。
 https://keisan.casio.jp/exec/system/1300878071

 核種をセシウム137、計算期間を10年、初期容量を100にすると、現在のパーセントが表示される。
 事故から8.6年後の今は、82%残っている。ストロンチウム90も、ほぼ同じだ。
 
hangenki1.jpg


 これがプルトニウムだと、まだ99.5%残っている。ウラン235だと、ほとんど減っていない。
 つまり、原発事故は、まったく終わっていない。
 それなのに、全身をウソで固めたゴミとしかいいようのない宰相を支持している馬鹿が日本人のどれだけいるのか見当もつかない。
 雁屋さんだけでない、私も、安倍の真っ赤なウソに全身全霊で憤っている。



2019年12月27日 10時 緊急報告 ラドン値の爆発的上昇

2019年12月27日 | 未分類
 ラドグラフという、民間のラドン定点観測者が公開しているデータで、大阪東部=東大阪市の高井さんのデータが、観測以来、はじめて78ベクレル㎥を記録した。平常値は30ベクレル程度である。
 http://www.radgraph.com/

市川市や奈良県中部のデータには目立った異常はない。
 地域による差異は、おそらく測定地点近辺に断層があり、かつ活性化しているかどうかという事情によると思う。

 高井さんのデータは10月頃から、30ベクレルを大きく超えるようになり、この2ヶ月は、常時50ベクレルを超える状態が続く超活性化状態だった。

 なぜラドンが放射されるのかについては、地下深い(10~20キロメートル)の花崗岩が割れることにより、含まれていたラドン222が地表に放射されることによるだろう。
 しかし、平常値30が数ヶ月の活性化を経て80に近いレベルに上がっていることは、おそらく中央構造線やフォッサマグナなどの巨大断層が大規模な活動をはじめて、割れが進行していると考える。

 経験的には、異常なハイレベルのラドン濃度が続くと、半月~1ヶ月程度で、地表に大地震が起きる可能性がある。
 また遠いフィリピンやインドネシアの地殻変動に反応することもある。
 詳細は不明だが、何かとんでもないことが起きるかも知れない。

 なお、広島のデータが極端である理由は、花崗岩地帯であるため、ラドンが地殻中に大量に存在しているからだろう。