おじい様の独り言

地球一周ウオーキング(4万キロ)に挑戦、 2018.1 目標達成
『おじい様・・』は孫との会話中に 生れた固有名詞です

文蹴両道 公立の星

2012-01-11 | ちょっと 嬉しい話 よい話
 吾一爺さんコレクション
新春早々 ラグビー バレー サッカー 駅伝等 学生スポーツの全国大会決勝が開催され テレビ中継をはじめマスコミにも大きく取り上げていた。以前はテレビ中継をよく見たが最近は興味を失くしていた。原因は高校野球も例にもれず 広範に選手を集めた強豪出場校はほぼ 常連お決まりで 実力格差がつき番狂わせはすくない状況。
かかる状況の下 先日の西宮市立高のサッカー部の快挙は 一市民としてはもとより 久方ぶりに熱い応援をした たまたま中国迷爺爺さんのブログを読んで 更にすばらしい選手の活躍だったことを知った。偶然にも 昔 当校の教員を経験されたことも知り 尚一層嬉しい事実を知ることになった
中国迷爺爺様のブログ 敢闘一部を敢て掲載させていただいた
県ベスト4に入ったのは市西宮以外はいずれも私学で、選手を集めることでは私学には伍せない公立校としてはよく頑張った。全国大会での緒戦は優勝候補の山梨学院大付属を、続いて近畿大学付属を破ってベスト8に入ったが、第3戦目で大分高校(私学)に惜敗した。第1戦での勝利から、マスコミも数少ない公立普通科高校ということもあってか注目し始め、私が読んでいる新聞は大分に敗れた記事も、大きな見出しで「市西宮 国立届かず」「文蹴両道『国立大には行く』」として、「『公立の星』が消えた」と、試合経過とともにサッカー部の実情も次のように紹介していた。
「進学を重視する学校方針もあり、普段の練習は2時間限り。グラウンドも他部との共用で、練習場所も十分ではない。3年生9人全員が14、15日にセンター試験を受験する。上京してからも、深夜午前1時半まで勉強を続けてきた。部活動と勉強の両立で養った集中力が快進撃の源だった」

私が教師になったのはこの高校だったが、当時を思い返すと隔世の感があると感慨深い。当時(昭和33年)は西宮市の公立高校は3校、県立2校と市立1校だった。その中で評価が高かったのは県西宮高校で、市西宮高校は低いどころか、時には侮蔑的な評価も受けていた。市内の中学生たちは多くは県西宮校を希望し、定員の都合で入れない者は市西宮に回されたから、入学生の中には「回された」と不満を持つ者が少なくなかった。そうは言っても、生徒会の役員たちや教師の努力もあって、やがては落ち着いて適応したが、残念ながら中学校の父母や教師たちの評価は低く、中学校の教師の中には「レジャーランド」などと生徒に言う者もいたらしい。勉強はあまりしないで、クラブ活動が盛んだと皮肉っていたようだ・・・・
コメント (1)
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