

ようやく秋の気配。酷暑が長く続いたせいか 今年は特に秋空の美を楽しんでいる。 今まで 感じることのなかった 晴天の中の雲の白さの美しさに目を引かれている。秋の雲には さば雲 いわし雲 うろこ雲と特別な名前がついている。月(三日月、十三夜の月、十五夜の月、十六夜の月) 明け方の宵の明星 更に雲にも 今年の秋の空は魅力がいっぱい。
「女心と秋の空」
元々は「男心と秋の空」であったのが 近代 男女同権になったころから女性が力を付けてきて 秋の空は男心から女心に変わったという。
特に朝草オペラで、『風の中の 羽のように いつも変わる 女心――』と歌う『女心の歌』が大ヒットし 西洋文化の影響で女性が素直に意思表示できるようになり、この頃から「女心と秋の空」とも言われるようになるも、愛情に限らず、喜怒哀楽の感情の起伏が激しいことや物事に対して移り気なことを示しており、男心とは少しニュアンスが違うよう。