夕方、訪ねてきた弟(弟は自営業なのね)と共に、「ストロベリーナイト」という竹内結子主演のドラマを観たのですが、考えさせられました。
正義感と思い込みの異常に強い元刑事の父親が、罪を犯した息子を、死に追いやってしまうというストーリーだったのですが、他人事とは思えませんでした。
この父親、オレに似ている・・・。
息子には恋人がいたのですが、彼女は他の男にストーカーにあっていました。
そして、このストーカーに弱みを握られた彼女は、一度だけ肉体関係を持ってしまいます。
それは息子を守るためだったのですが、息子は結局、彼女を許せずに彼女を死に追いやってしまう。
でも遡ってみると、この息子の精神性を作り上げたのは、正義にこだわるあまり、非寛容な態度を取り続けていた父親だったのです。
う~ん。
話はちょっと逸れますが、僕のホロスコープでは木星とドラゴンヘッド(ラーフ)がコンジャンクションを形成しています。
インド占星術ではこれをグルチャンダラヨーガと呼び、伝統的な宗教や文化を表すグル(木星)が、その本来の役割を見失い、チャンダラという低俗なレベルに堕落してしまうという意味なのですが、自己認識によると、これは木星の力が不足しているからではなく、むしろ過剰だったからだと思うのです。
僕の正義感は、弱いのではなく、強過ぎるのです。
「過ぎたるは及ばざるがごとし」というやつです。
だから、僕はもっと正義についてのこだわりをなくした方がいいと思うのです。
僕のせいで傷ついた人も多いと思います。
それについては謝ります。
ごめんなさい。
これからはなるべく気をつけます。
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